本日は、偐万葉シリーズ第186弾、ふぁみキャンパー篇(その7)と致します。
<参考>過去の偐万葉・ふぁみキャンパー篇は コチラ
からどうぞ。
ふぁみり~キャンパー氏のブログは コチラ
からどうぞ。
偐家持が越後湯麻呂に贈りて詠める歌17首併せ俳句1句
仕事にし あれば
術
なみ 我が背子は
いそぎ大仏 のみをぞ見しか (偐奈良麻呂)
八千種
に 花は咲けども あぢさゐは
がくあぢさゐぞ たちまさりける (
集真藍諸兄
)


(ガクアジサイ) (ジェラート)
酒もよし 大福もよし わが背子は 月の丘にし ジェラート
食
むや
(じぇじぇ麻呂)
鉋かと 思ひしカンナ 花なれば さく木もなかり 木も削れまじ
(神奈川カンナ)
(注)さく=「咲く」と「裂く」の掛け詞。
上記歌は偐万葉掲載に当たり一部修正しました。
五月蝿
なす スパムコメント 堪へ兼ねて
われも今日より 画像認証 (除虫菊家持)
背子が
家
の エノコログサを われは知る
しか言ふ背子の ブログ見たれば
(本歌) 勝間田の 池はわれ知る 蓮
なし
しか言ふ君が 髭なきごとし
(万葉集巻16-3835)
湯めぐりの 旅も果てむや お帰りと
越後の夕日 われにしいへる (偐湯麻呂)
蚊の馳走 だけは変らぬ 幻住庵 (筆蕪蕉)
(元句)わが宿は蚊のちいさきを馳走也 (芭蕉)
能なしを 案山子と呼ぶは 誰やらむ
鳥追ひ町を 起こすはわれぞ (
山田案山子麻呂
)
(注)「かかし」は元々は「かがし」即ち「嗅がし」で、獣肉を焼き焦がした
ものを串に刺して田圃に立て、鳥追いに使ったのがその原形。
「案山子」は、北にあって一番高い山を「主山」と呼び、その左右に
連なる山を「輔山」と呼び、主山から離れてその南側にあり、山頂
部が机のように平になっている低山を「案山」と呼び、低山の間に
は田畑が耕作されるのが通常で、鳥追いの人形が立てられるの
はこの低山の麓ということになるので、その人形を、「案山の子」
という意味で案山子と呼んだことに由来する。
わがブログの
三朝
温泉 見しきみの
コメはかくしか 湯のことなれる
(本歌)わが 屋戸
の いささ 群竹
ふく風の
音のかそけき この 夕
かも
(大伴家持 万葉集巻19-4291)
有馬山 猪名の笹原 風吹かば
出で湯のことは 忘れやすらむ (藤原愚子)
(本歌)ありま山 猪名の笹原 風吹けば
いでそよ人を 忘れやはする
(大弐三位 小倉百人一首58)
(注)大弐三位=紫式部の娘、藤原賢子のこと。正三位太宰大弐
高階成章の妻となったことから大弐三位と呼ばれ
た。
「ありま山猪名の笹原風吹けば」は「そよ」を言い起こすため
の序。
(有馬温泉)
うつろひを とどめばやとて ひとはみな
うたよみゑなど かきもするなれ (にせやかもち)
うつろひて こそうつくしき ものはみな
あきこそまされ もみぢもひとも (にせやかもち)
名は裏見 なれど裏行く 道のなき 裏見の滝の ここだ恨めし
(面見の滝)
(裏見の滝)
コスモスの 楚々たる花に 囲まれて
わが鶏頭は 四面楚花なり
(注)1.鶏頭は「系統」とも掛けている。ここでは「わが系統」は大伴
氏。コスモスは藤原氏。
2.「四面楚花」は「四面楚歌」の駄洒落。
清正の 槍にやらるは 是非なけど
鯉にやられし 我が虎
無様
(虎キチ)
(熊本城)
はち
あはせ
はち
と
はち
とで
むし
なれば
むし
は
はち
なり
はち
の
はちまき
(蜂の鉢麻呂)
高松の 苔に残せる 名はそれと 知るも浮世を まだ渡りかね
(本歌)浮世をば 今こそ渡れ もののふの
名を高松の 苔に残して (清水宗治・辞世)
<脚注>掲載の写真は全てふぁみり~キャンパー氏のブログからの 転載です。
偐万葉・ひろみ篇(その18) 2025.10.03 コメント(6)
偐万葉・若草篇(その30) 2025.08.10 コメント(15)
偐万葉・龍の森篇(その6) 2025.07.15 コメント(4)
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