さて、本日も銀輪もみぢ散歩であります。
奥山に もみぢ踏みわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき
(猿丸太夫 古今集215 小倉百人一首5)
まあ、銀輪散歩でありますから、奥山とは参りませぬが、従って鹿の鳴く声なんぞも聞こえませぬが、道の辺、山の辺のもみぢは、なかなかなものにて、森閑とした中に、独りもみぢなんぞを眺めて居りますと、やはり何やら「かなし」となるのは日本人であるということです。
鹿の鳴く 声は聞こえね もみぢ葉の 下照る道も 秋はかなしき
(偐家持)
(紅葉)
では、しばし美しき紅葉をじっくりご覧下さいませ。
生けるもの かなしからずや 秋山の
いづれ散り行く もみぢなりせば (偐家持)
ちょっと、歌がいけませんですな。どうも「散る」方に思考回路が繋がってしまったようです(笑)。
散る時し 今とぞ知りて 輝ける もみぢこそよし 人もかくあれ
(偐家持)
やっぱり、これもいけません(笑)。
こういう日は、歌を作らない方がよさそうです。
ということで、下手な歌はここまで。
お口直しに、未だ散らずある美しい紅葉の写真をもう一枚どうぞ、であります。
ちょっと、網膜が夕焼色になってしまいましたので、「お色直し」に青い実をどうぞ、であります。
青い実で少し網膜を休めていただきましたので、再び赤い色・・と言っても紅葉ではなく「赤い実」であります。
この実は以前のブログに「不明」として掲載しましたが、未だ名前が判明していません。以前(9月30日掲載)は未だ緑色だった実でしたが、2カ月程でこのように赤くなりました。
<参考> 銀輪花逍遥・穂向きの寄れる
2013.9.30.
銀輪花散歩・リュウゼツラン、キンエノコ… 2025.10.19 コメント(4)
銀輪花散歩・平城宮趾公園&佐保川畔 2025.03.27 コメント(4)
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