本日は第4回目のナナ万葉の会がありましたので、高安古墳群めぐりの記事はお休みして、万葉の会の記事をアップすることとします。
万葉の会の本日の参加者は男性2名、女性4名の6名。
今回は、今年1月11、12日のブログ記事で取り上げた八尾第一万葉植物公園にある歌碑の歌を鑑賞・解説することと致しました。喫茶ナナから山側へ少し行くと恩智城跡があり、その一角にこの万葉植物公園があるので、地元の方がこの公園に立ち寄られた際に、今日の解説や資料が参考となって、この公園の歌碑に興味を持って戴けたら・・という意図で、このような選択をした次第。まあ、ブログ記事があるので手っ取り早いか、という手前勝手な理由も少しありましたが・・(笑)。
講義資料もズボラをして、ブログ記事をコピーし、現代語訳と注記を加え、それぞれ歌われている花の写真を添えたもので代用させて戴きました。
<参考> 万葉歌碑・八尾第一万葉植物公園
2014.1.11.
万葉歌碑・八尾第一万葉植物公園(続)
2014.1.12.
補足で付け加えて取り上げたその他の歌は下記の4首です
夏まけて 咲きたるはねず ひさかたの
雨うち降らば 移ろひなむか(大伴家持 巻8-1485)
天雲を ほろに踏みあだし 鳴る神も
今日に益りて 恐けめやも(県犬養橘三千代 巻19-4235)
いにしへに 恋ふらむ鳥は ほととぎす
けだしや鳴きし わが思へるごと(額田王 巻2-112)
わが君は わけをば死ねと 思へかも
あふ夜あはぬ夜 ふた走るらむ(大伴三依 巻4-552)
わが園の 李の花か 庭に降る
はだれのいまだ 残りたるかも(大伴家持 巻19-4140)
午後2時開講。
3時に途中休憩。ケーキを出して戴いて珈琲ブレイク。30分ほど雑談。
3時半から後半の講義。午後4時40分頃終了。
次回(第5回)8月27日開催予定の万葉の会で取り上げて欲しいテーマが何かあるかと、希望をお聞きした処、男性の畑〇さんからは、神のことを詠った歌を紹介して欲しいとの希望があり、また、女性からは今回は花や木の歌であったから、動物の歌を、との要望が出ました。ということで、来月27日は神のことを詠った万葉歌を取り上げることとなりました。歌の数に余裕があれば、動物の歌も取り上げることとします。
はてさて、どんな成り行きになりますやら、小生も少し勉強しなくてはなりませんかな(笑)。
本日は、恩智川沿いの道ではなく、山側の道から近鉄大阪線恩智駅前の喫茶ナナへと向かいましたが、途中、高安山が正面に見える場所から高安山を撮影しましたので、それを掲載して置きます。この山は気象レーダーが目印であるが、これが無ければ、どの山がそれとは分かり辛い、山の姿であります。
小生が卒業した八尾高校の校歌には「高安山に照る月を長瀬の川に映す時・・」と高安山が歌われているのだが、長らくどれが高安山とは気付かぬままに居ました。
<参考>喫茶ナナ関係、ナナ万葉の会関係の過去の記事は コチラ からどうぞ。
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