目の 盲
ひて 幽
かに 坐
しし 仏像
に 日なか風ありて 觸
りつつありき
盲
ひはてて なほし 柔
らと ます 目見
に 聖
なにをか 宿したまひし
唐寺
の 日なかの照りに 物思
はず 勢
ひし夏は 眼も 清
みにけり
み眼は閉ぢて おはししかなや 面
もちの なにか 湛
へて 匂
へる 笑
を
(大伴旅人 万葉集巻 8-1639 )
(泡のような雪がはらはらと降り続くと奈良の都のことが思い出される。)
この歌碑は、秋篠川沿いの自転車道を走る際には何度となく目にして居り、この歌碑の前で歌を解説したという記憶も一度ならずあるのだが、そういう際の記事写真としての掲載は見当たらず、意外にも下記の<参考>記事の写真としての掲載があるのみでありました。 (<あをによし>奈良の都にたなびいている天の白雲は、見ても見飽きないものだなあ。)
万葉集巻15の冒頭145首は遣新羅使一行の人々が詠んだ歌である。
<参考> 銀輪万葉・奈良県篇の過去記事は下記をご覧ください。
銀輪万葉・奈良県篇
銀輪万葉・奈良県篇(その2)
飛鳥川銀輪散歩(下) 2024.11.11 コメント(4)
飛鳥川銀輪散歩(上) 2024.11.10 コメント(2)
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