超重神山さんDESTINY

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第6話 フロンティアサイドの死闘 後編



アークラインの通信機で仲間との通信を試みるクレア。
しかし、帰ってくるのは雑音のみで仲間からの声は全く聞こえてこない。

「妨害されてるか・・・ったく、友軍のコロニーで遭難なんて冗談じゃないわよ」

通信機を乱暴に切り、シートに背を預けて愚痴る。
ひとまず敵の見あたらないフロンティア1の中に隠れ、味方に通信を試みたのだが妨害され繋がらない。
外に出ても、敵だらけで何処にアークエンジェルやはぐれたストライクがいるのか見当もつかない。
早い話が遭難したのだ。何処の世界に味方のコロニーで遭難する軍人がいるだろうか?
クレアはヘルメットを取り、パイロットスーツのロックを外して胸元まで開けると非常用バックにはいっている携帯用食料を取り食べる。
スティック状のこれは味がほとんど無く・・・・・・ってか、不味い。まぁ、栄養はあるし見た目のボリュームの無さとは裏腹に腹持ちするので文句は言えない。

「さて・・・とりあえずは移動かなと」

いつまでも此処にいても仕方がない。
とりあえず、今いる森の向こうに工場のような建物が見えるので其処を目指して機体を歩かせる。
其処へ行けば、簡単な補給ぐらいは叶うだろう。味方との合流はその後でも遅くはない。
が、そうはさせぬと言わんばかりのタイミングで真上の太陽光を取り込むためのミラーが割れたかと思うとミサイルの雨が降り注ぐ。

「っ!?」

機体を下がらせ、ミサイルの雨を避ける。
ミサイルの着弾による爆発で森は焼かれ、焦土と化す。

「敵!?」

「妙な電波を拾ったが・・・・これはこれは、獲物がいたか」

割れたミラーから純白の装甲に包まれた人型機動兵器がゆっくりと降下してくる。
両腕からブレードが伸びており、背中にはその細身の機体形状には不釣り合いな重武装を持つ。
その機体、ガイリーズが駆る色欲の魔王、アスモデウスがアークラインの前に降臨する。
彼は適当に見つけた連合の機体を狩っていた最中にクレアが発した通信を偶然にも傍受しアークラインを発見したのだ。

「こんな時に敵に見つかるなんて・・・・ついてないわね」

クレアは機体のチェックを行いながら悪態をつく。
左腕部は完全に動かない・・・・・・残りの武装は可変型プラズマランチャーと2連装プラズマデリンジャーのみ。
残りのエネルギーも少し心許ない、オマケに相手の性能は未知数・・・・・・状況は自分に不利な方向へと流れている。

「こんなに不利な状況に追い込んでくれて泣けてくるわね」

こんな状況では逃げることもかなわないだろう。
クレアはアークラインのプラズマランチャーを構える。

「戦うか、いいねぇ・・・そういう悪あがきをする奴は大好きだ」

ガイリーズは笑みを浮かべ、アスモデウスの右腕ブレードを中央から開く。
開かれた刀身からエネルギーが迸り、紫電が走る。

「さぁっ!!足掻け!!」

刀身から高出力のエネルギー弾が放たれる。

「っ!!」

アークラインを右に走らせ回避。マシンガンモードのプラズマランチャーを連射し牽制する。
アスモデウスはそれを避け、チャージを最小に設定しエネルギー弾を連射する。
それと同時に左腕のブレードも展開させ、エネルギーをチャージ。最大出力になった時点でそれを放つ。
クレアはアークラインの左足を軸に無理矢理に機体を捻らせそれを避けマシンガンを連射する。

「ほおっ、良い動きだな!」

マシンガンを避け、パックバックからミサイルを放つ。
発射口から垂直に撃ち出されたミサイルはホーミング性能もあるのだろう、正確にアークライン目掛けて飛来してくる。

「チッ!!ウザイ武器積んでんじゃないわよ!!」

マシンガンをミサイル目掛けて連射。いくつかのミサイルを撃墜し、残りも爆発に巻き込まれ消滅する。

「ハハハハッ!!なかなかやる、最高だよお前!!」

両肩のガトリング砲を連射しながらアークライン目掛け突撃をしかけるアスモデウス。
舌打ちし、マシンガンをライフルモードに変形させながら後退し相手の間合いから離れる。
接近戦に持ち込まれればこっちが不利だ。

「おっと、嫌でも接近戦をしてもらうぞ!!」

右腕の手首からワイヤー状のスタンビュートが射出される。
それはアークラインの右腕に巻き付き、拘束する。

「なっ!?」

スタンビュートが放電を開始する。
巻き付かれたアークラインの右腕は放電のエネルギーに耐えられず内部から吹き飛び破壊される。

「うあっ!!」

更に左腕からもスタンビュートが射出され、アークラインの右足に巻き付く。
今度は放電せずに、そのまま足を引っ張りあげバランスを崩させる。
為す術無くアークラインはバランスを崩し、仰向けに倒れる。

「あうっ!!」

倒れた衝撃で頭を強くうち、クレアの意識が遠のく。

「う・・・っ・・」

何者かが機体のコクピットハッチを外から開け放ち、中を覗き込む様が見えた後、彼女の意識は闇へと沈んだ。

「・・・ほぉ、これはこれは・・」

コクピットを開け放った何者か・・・・・・ガイリーズはコクピットの中で意識を失っているクレアを見て笑みを浮かべる。
動かなくなったので戦っていた白い機体のコクピットを開け、パイロットの顔でも拝もうと思ったのだが・・・・・・中にいたのは見た目、10代後半の少女だ。
顔もスタイルも自分好み、見るからに嬲りがいのある女だ。此処に来る前から感じて良い予感は見事に的中した。

「さて、仕事は一時中断・・・・・・お楽しみに入らせてもらおうか」

ガイリーズはクレアをコクピットから連れ出すと、すぐ近くにあった工場へと足を運ぶ。
此処ならば誰にも邪魔はされずに楽しめるだろうとどす黒い欲望に忠実に従い行動する。
仕方なかったとはいえ数年もの間、女の泣き叫ぶ姿で楽しんでいないのだ。誰にも邪魔はさせない。
ガイリーズの顔は、醜く下劣な笑みを浮かべていた。


ストライクとレヴィアタンの戦闘は激しさを増していた。
互いのビームサーベルがぶつかり合い火花を散らす。桁違いの出力のレヴィアタンのサーベルがストライクのサーベルを押し切り吹き飛ばす。

「くっ!!」

レヴィアタンのサーベルがストライクの装甲を溶かし、斬撃の後を残す。
キラはもはや使い物にならないであろうシールドを投げ捨てビームライフルを構え、連射する。

「当たれぇぇぇっ!!」

叫びながらビームを連射するキラ。
ミスティックはフンと鼻で笑うと全てのビームをサーベルではじき返し、胸部のビーム砲を放つ。
キラは歯がみをしながら機体を下がらせ、ビームを避ける。
ミスティックはレヴィアタンを加速させ、その勢いを上乗せした膝蹴りをストライクの頭部に決める。

「うわああああっ!!」

そのままコロニーの外壁に叩きつけられる。
ミスティックはレヴィアタンをストライクを見下ろせる位置で停止させ、落胆の表情を浮かべていた。

「弱すぎる・・・弱すぎるぞ」

ここまで張り合いがないとは思わなかった。
この程度の腕前では殺す価値すら無い。ため息をつき、ストライクに背を向ける。

「・・・どういうつもりだ?」

「その程度では殺す気にもなれん・・・興ざめだ。次に会うときまでに腕をあげておくんだな」

そう言い残し、レヴィアタンは宇宙の闇へと消えていく。
その場には呆然とその後を眺めるストライクとキラが取り残された。


「先程の戦闘で艦の戦闘力は65%にまで低下・・・・・・各機も現在、整備中。今襲われたら確実に沈むわね」

報告書に目を通しながらマリューが言う。
たった一隻と4機の戦力であの艦隊から逃げおおせれただけでも御の字だが、敵艦隊に与えたダメージに比べればこちらが受けたダメージがやはり大きい。
去り際にローエングリンのキツイ一撃をお見舞いしたと言っても与えられたダメージなど、敵の規模に比べれば微々たる物だろう。

「ふぅ・・・アークラインとストライクはまだ見つからないの?」

「はい、レーダーはジャミング酷く・・・・・・通信も妨害電波が飛び交っており繋がりません」

「状況は最悪だな・・・泣けるぜ」

マリューの横に立っているフラガがため息混じりに言う。
何時出撃となるかも解らない状況であるためパイロットスーツのままブリッジに上がっている。

「フラガ大尉、ドラグナーの三人は?」

「ブリーフィングルームで休ませてる。今は休める時に休んでおかないとな・・・と言うことで、今の状況も聞いたことだし、俺も一眠りしてくるよ」

そう言い、フラガは手を振りながらブリッジを後にする。
こんな状況でも一眠りするという当たり、かなり図太い神経をしていると言うか、肝が据わっているというか・・・・・・・。

「しかし艦長・・・・・・これからどうするのですか?レナード少尉とキラ・ヤマトを探すにしても長くとどまればこちらが沈みます」

ダグラスが言う。
彼の言うとおり、長居をしているとこちらが敵にやられ、沈んでしまう。
本来なら二人を見捨て、フロンティアサイドから逃げるべきなのはマリューにも解っているが二人を見捨てるという事に引け目を感じ、決断できずにいる。

「とりあえず、このままでいるのはどのみち危険ね。まだ生き残っている友軍が何処かにいるはずよ、それとの合流をまずは最優先に行動するべきね。二人の捜索と並行して友軍との合流を目指します」

「了解」

マリューの指示に従い、友軍との合流を目指しエンジンを始動させるアークエンジェル。
友軍との合流前に敵襲を一度でも受ければ一巻の終わりという危険な宙域の航海が始まる。


同時刻、アークエンジェルより少し遅れてフロンティア4を脱出したスペースアークの格納庫では一人のパイロットが愚痴を漏らしていた。

「たった一隻、オマケに練習艦で逃げ切れるのかよ・・」

そのパイロット、ビルギット・ビリヨはミネラルウォーターの入ったボトルを飲み干し格納庫を見渡す。
練習艦であるこのスペースアークの格納庫に搭載されているMS二機のうち戦力となるのはたったの一機、彼の乗る時期連合軍主力候補MS、ヘビーガンだ。
先月ロールアウトしたばかりの機体で性能も良いが、たった一機だけではどうにもならない。
オマケにスペースアークの武装は貧弱そのもの・・・・・・これほど素晴らしく悲劇的な状況が他にあるだろうか。

「頼みの新型はパイロット未定のままときたもんだ・・・・・いいねぇ、こういう状況」

皮肉を言いながら格納庫の奥で寝かされているメンテナンスベットを見やる。
その上に固定されているのは、白い装甲に身を包んだ新型、F91というコードネームのMSだ。
モルゲンレーテが開発しているという新型MSに対抗しサナリィが総力を挙げて開発した機体らしい。
その開発には15年前、連合が開発した最強のMSガンダムのデータを参考にしたとか聞いている。すでに完成はしているが肝心のパイロットが未定なのだ。
パイロットのいないMSなど、ただの鉄くず人形でしかない。スペースを無駄に取る邪魔なガラクタだ。

「ん?」

ふと、一階の出入り口から格納庫に入ってくる民間人の少年が目に入った。
整備員達は仕事で忙しく気がついていない。民間人の格納庫の出入りは禁止となっている。
「やれやれ」とため息を突きつつ、壁を蹴って少年に近づく。

「おい、民間人の格納庫への出入りは禁止だぞ」

「あ、すいません。暇つぶしにぶらついてたら迷っちゃって」

「まぁ、暇なのはわかるがこっちも忙しくてな。避難民に宛われてるスペースは其処の階段をあがった四階だから・・・」

ビルギットが少年に道を教えていると、艦中に警報のサイレンが鳴り響いた。
それと同時にアナウンスが流れる。

『総員第一戦闘配備、パイロットは出撃準備願います』

「マジかよ!!オイ、お前はとっとと艦の中央に避難しろ!!」

こんな練習艦の一隻ぐらい見逃せよと心の中で悪態をつきながら自分の機体であるヘビーガンのコクピットへと潜り込む。
中に放り込んだままのヘルメットを被り、コクピットハッチを閉じると同時にブリッジにいるレアリー艦長代理から通信が入る。

『敵はMS5。偵察中の部隊のようだが油断するな』

「たった一機で五機も相手にしろってのか!?』

『こちらからも援護はする。逃げ切れれば良い』

「無茶言ってくれる」

ヘビーガンを起動させ、ビームライフルとシールドを手に持ちカタパルトへと移動する。

「ビルギット機、出るぞ!!」

カタパルトからヘビーガンが射出され出撃する。
すぐに敵機を確認、ジェニスが二機と新型らしきランサー型武器を持つ機体、デナン・ゾン二機にベルガ・ギロスが一機。
新型とは言え量産型でしかないヘビーガン一機で何とか出来る相手では無いのは明らかだ。

「チッ、俺もついてねぇな!!」

牽制の意味も込めビームライフルを放つ。それをデナン・ゾンがビームシールドで受け止める。
そして、ジェニスがヒートホークでヘビーガンに襲いかかり、デナン・ゾンとベルガ・ギロスがスペースアークへと迫る。

「抜かれた!?くっ!!」

シールドでヒートホークを受け止めジェニスの腹部を蹴り飛ばす。
もう一機のジェニスがヒートホークを振り上げ襲いかかる。それを機体を下がらせることで避け頭部バルカンで牽制し間合いを取る。

「チッ!!此奴らっ!!」

二機のジェニスにビルギットが手間取っている隙に二機のデナン・ゾンとベルガ・ギロスはスペースアークへとショットランサーに内蔵されているマシンガンの銃口を向け、引き金を引いた。


3機のMSのマシンガンの応酬が容赦なくスペースアークを襲う。
激しい振動により、艦内の人々は悲鳴をあげ備品が飛び散る。

「うわっ!!」

格納庫にいた少年、シーブック・アノーは振動によりバランスを崩し壁に背を打ち付ける。
さっき出たパイロットは何をやっているんだ、このままではこの戦艦は沈んでしまう。
ふと、メンテナンスベットに固定された白いMSの姿が目に入った。このMSは出撃する様子がない。

「そこの白い機体は出ないんですか!?」

思わず近くにいた整備員に問いかける。
整備員は怒気を含んだ声で言い返す。

「パイロットがいないんだよ!!うおわっ!!」

再び襲いかかる振動。
シーブックは壁にもたれかかり舌打ちする。

「こんな所で死んでたまるか!!」

次の瞬間、シーブックは白いMSのコクピットへと向かっていた。
誰も乗らないのなら自分が乗って動かしてやる。何もしないまま死ぬよりはマシだ。

「おい、お前何してる!!」

整備員が止めるのも聞かず、コクピットに潜り込む。
シートの上に置かれていたマニュアルを開き、それを読みながら機体を起動させる。
ハッチを閉じ、計器に火を入れていく。

「このMS、F91って言うのか・・・行ける・・・動かせるぞ!!」

レバーを引き、固定器具を引きはがしながら立ち上がらせる。
完全に立ち上がり、アイカメラに光が灯る。

「よ・・よし、行くぞ!!」

ぎこちない動きでカタパルトへと向かい、壁に掛けられていたビームバズーカを手に取る。
そして、そのまま格納庫の外に続くカタパルトの上へと出、甲板を蹴り宇宙へと飛び出した。
出撃したF91に気がつき、3機のMSがマシンガンを構え向かってくる。

「く・・来る!!」

シーブックはビームバズーカを構え、トリガーを引く。
バズーカから放たれたビームは真っ直ぐにデナン・ゾンへと伸びる。
デナン・ゾンはビームシールドを展開するが、その出力を受け止めきれずに左腕がビームに飲み込まれる。

「F91だと、誰が乗ってる!?」

ジェニスと戦っていたビルギットはスペースアークの側で起きた敵機の爆発と起動しているF91を見て驚く。
確か、あの機体はパイロットが決まっていないはず。それにスペースアークにいたパイロットは自分だけのはずだ。
ビルギットはジェニス二機に向けビームライフルを適当に連射、牽制しながらF91へと近づく。

「おい!!F91、誰が乗ってる!!」

「その声、さっきのパイロットの人ですか!?」

「お前、さっきの民間人か!?何でそれに乗ってる!!」

「話は後でしょう!!俺だってこんな所で死にたくないんですよ!!」

そう言ってシーブックはビームバズーカを放つ。
それは見事にジェニスを捉え、その機体をビームの奔流に完全に飲み込み破壊する。

「後で話は聞かせてもらうからな!!」

ビルギットもビームライフルを撃ち、ビームシールドを失ったデナン・ゾンの胸部を撃ち抜き破壊する。
ぎこちない動きながらも見事にF91を操縦するシーブックの腕に目を見開きつつビルギットは彼のフォローに回る。
F91がジェニスに向けビームバズーカを放つ。それを避けたジェニスに向けヘビーガンのビームライフルが放たれ撃ち抜き破壊する。

「よし、残り二機!!」

「逃げ切れればいいんだ!!無茶はするなよ!!」

その時、レーダーが新たな反応を捉える。
何事かとレーダーを見ると敵機らしき反応が十数ほど、レーダーに映し出されていた。

「敵の増援・・・クソッ!!」

敵の応援、戦艦2隻にMS12機の大軍。
いくらなんでも圧倒的すぎる戦力差だ。完全に勝ち目も、逃げ切る事も出来ないだろう。

「ここまでか・・・」

レアリーが諦めの言葉を漏らす。
もはや打つ手は無い。今からでは逃げ切る事も不可能だ。
クルー全員に絶望感が漂い始めていた時、一方的な通信が入る。

『そこの戦艦、衝撃に備えてください』

「な・・何?」

その通信はヘビーガンとF91にも繋がっていた。

『そこのMS二機は下がってください、巻き込まれますよ』

「何!?」

「一体どういう・・・」

二人が思考しつつも言われるがまま機体を下がらせた直後、敵艦隊の真横から突如として莫大なエネルギーの奔流が放たれた。
それは敵艦隊を飲み込み、一瞬にして撃墜。全滅させる。

「なっ・・・」

目の前で起こった出来事に声を失い唖然とするシーブック。
そんな彼らの前に一隻の戦艦が姿を現した。白と青のカラーリングが施された独特の形状をしている戦艦。
それは連合軍ではあまりにも有名な戦艦。

「あれは・・・・・・ナデシコBか」


「敵部隊の全滅を確認しました。友軍は無事です」

「そうですか、すぐに合流しましょう。格納庫の二人にはそのまま機体で待機していてもらうよう言っておいてください」

ナデシコBのブリッジでオペレーターの少年の報告を受けた艦長席に座る銀髪の長髪をツインテールにまとめた金色の目の少女がすぐに指示を出す。
少女の名はホシノ・ルリ。電子の妖精と呼ばれる16歳の連合軍最年少艦長。


続く


次回予告

友軍との合流を目指すアークエンジェルは遂にナデシコとスペースアークと合流を果たし、キラも合流する。
一方、ガイリーズに捕らわれたクレアは脱出しフロンティア1の市街地に身を潜める。
そんな中、カロッゾは新兵器バグのテストを始めるためフロンティア2へと向かっていた。

次回 スーパーロボット大戦エヴォリューション 第7話「バグ」

灼熱の嵐、巻き起こせワイバーン!


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