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超重神山さんDESTINY
第9話 夜襲 後編
「サリアァッ!!」
エーギルの目の前で破壊されたディープワングが海底へと沈んでいく。
「クソッ」
腰のアンカーをディープワングに巻き付け引き寄せる。
「おい、大丈夫か!?」
接触通信でサリアに呼びかける。
『うっ・・・・つ・・・マグナ?』
「サリア、無事か!?」
『なん・・とかね・・・いっつ・・・』
音声しか届いていないがどうやら無事のようだ。
マグナはホッと胸をなで下ろした。
『とりあえず、これで助けて貰った借りはチャラだからね』
「ヘイヘイ・・・動けるか?」
『無理・・かな・・・・あちこちやられてる』
「マジかよ・・・こっちも相当ヤバイんだがな・・・」
そう言ってキラーハンターへと視線を移す。先ほどからこちらをじっと見ているだけで動く気配を見せない。逆にそれが不気味であった。
「そろそろ、トドメと行くか」
ジャウルクが呟きキラーハンターが突撃する。
「きやがった!!」
「ッ!!」
エーギルのスクリューをフルパワーで回すがディープワングをアンカーで機体に巻き付けているためスピードが出ない。
「スピードが出ない!!」
キラーハンターはカッターを向けエーギルとディープワングを切り裂こうと向かってくる。
「くうっ!!」
「あぁ・・・・」
カッターが二人の目前にまで迫ってきた。
しかし、その刃が二人の命を奪う事はなかった。真横からの魚雷がキラーハンターの邪魔をし二人を助けたのだ。
「なにぃ!?」
見ると友軍のディープワングが5機、魚雷を撃ちながら向かってきていた。
「友軍機?」
『お前達、何をしている。ここは我々に任せアトランティスへ戻れ!!』
ディープワングのパイロットが二人に通信で退避を促す。
「すまない!!」
マグナは礼を言ってアトランティスへとサリアのディープワングを巻き付けたまま戻っていく。
「逃がさんぞ」
キラーハンターはエーギルの後を追おうとするがディープワングに阻まれる。
「チッ・・・邪魔な連中だ」
「あ・・・うあ・・ぁ・・・」
シャイルの口から弱々しい声がもれる。ジューディスに拘束され首を締め上げられている状態が数分続いている。
右腕の自由が奪われ左腕で首を締め上げているジューディスの腕を振りほどこうとするが力が出ない。
「そろそろ、はいてくれないか?ディスクはどこに隠した?」
「だ・・れが・・・・何を・・・隠したって?生憎・・・覚えがないわね」
「そうかい」
首を絞める力をさらに強める。
「が・ぁ・・・・ぁ・・・くっ・・・」
シャイルは足下に転がっているナイフに気がついた。それを足で蹴り上げ左腕で取りジューディスの左足を突き刺す。
「ぐっ!!」
痛みに拘束がゆるんだ隙に抜け出しジューディスの顔を蹴り上げる。
「がはっ!!」
床に倒れ込んだジューディス。シャイルは落ちていた銃を拾いジューディスに向ける。
「形勢逆転ね」
「テメェ・・・」
「一つ、教えてあげる・・・・私がどこの人間かって聞いたわね。私は・・・・・」
デッキエリアでは砲戦装備のヴァハとフォルセティがティターンと戦闘を繰り広げていた。襲撃してきたティターンの数は全部で 10機。すでに二人で3機撃墜したので残りは7機だ。
フォルセティのマシンガンがティターンの足を撃ち抜き動きを止める。ヴァハも小回りのきくチェインガンでティターンを一機、蜂の巣へと変える。
「残り5機!!」
ゲイルが叫ぶ。ヴァハのチェインガンから弾丸が連続して放たれティターンを撃ち抜こうと飛んでいく。ゲイルが狙ったティターンはそれを避け両腕のマシンガンで牽制。ビームナイフを構えて接近戦を仕掛けてくる。
「接近戦は御法度だぜ!!」
接近戦武装を持たない砲戦装備のヴァハでは格闘戦に持ち込まれると不利だ。ゲイルは後ろにさがりながらチェインガンを連射し狙う。
ティターンはチェインガンを避けながらヴァハとの間合いをつめる。
「しつこいんだよ!!」
ゲイルは後ろにさがるのを止め、前に出る。砲戦装備の機体が間合いをつめてくるとは思わなかったティターンのパイロットは一瞬驚き隙を見せる。ヴァハはティターンを殴りつけ体勢を崩し至近距離からのチェインガンで粉砕する。
「中々やるようですね・・・・」
ティターンの一機に乗っていたマウラークが呟く。ティターンのビームライフルをヴァハに向けるがフォルセティのビームキャノンに邪魔され狙えない。
「くっ!!」
ビームライフルでフォルセティを狙い撃つ。それを上空に逃れて回避しながらマシンガンで牽制する。
「この敵・・・やる・・・・ん?」
マウラークの乗るティターンに暗号通信が入る。その内容を聞いて彼女は顔をしかめる。
「潜入部隊全滅・・・・くっ・・・・全機、撤退します」
残りのティターンを率いてアトランティスから引き上げる。それを追う事はせずフォルセティとヴァハはデッキエリアで動きを止める。
「引き上げた?」
「中に潜入していた敵もいたようだが殲滅できた。そっちが失敗したからだろうな・・・」
「うわあああああっ!!!」
キラーハンターの刃にディープワングが真っ二つに切断される。5機のディープワングはキラーハンターに一矢報いる事もなく全滅した。
「余計な時間をくったな・・・・」
そこへマウラークからの通信が入る。
『作戦は失敗です。引き上げてください』
「失敗・・・か・・・・わかった。」
作戦が失敗したという事は潜入した部下は生きてはいない。ジャウルクはキラーハンターを操作し撤退していった。
格納庫まで逃げ切ったエーギルとディープワングがメンテナンスベットに固定される。
「酷くやられたな・・・・」
「ディープワングは使い物にならん。エーギルの修理を優先しろ」
整備員が忙しく動き回る。マグナとサリアは格納庫の隅の椅子に腰掛けていた。
「はぁ・・・・逃げ切った・・・」
「なんだったのあの鮫みたいな機体?」
「俺が知るかっての。できれば二度と会いたくないな・・・お前が助けてくれなきゃ死んでたよ。ありがと」
さりげなくマグナはサリアに礼を言う。
「え・・あ・・・うん。どういたしまして」
サリアもそれに答える。
「そういや、ケガとかしてないのか?」
「ああ、平気よ。見ての通りピンピンしてるわ」
「そうか・・・なら、いいか・・・・」
そう言ってマグナは椅子から立ち歩き出す。
「何処行くの?」
「部屋戻って寝る。眠たくて仕方なくて・・・・ふぁぁ・・」
「隊長に報告は?」
「あ~・・・明日って事で。んじゃ」
それだけ言うとマグナは格納庫を出た。
「ったく・・・・・もぉ・・・・」
サリアは呆れたようにため息をついた。
「大丈夫だったか?ケガは?」
「ええ、平気よ」
シャイルの部屋では3人の自衛軍の軍人が敵の遺体を片づけていた。彼らが駆けつけた時にはジューディスを含め全員が死亡しており銃を片手にベットに腰掛けているシャイルの姿があったのだ。
「とりあえず、この部屋で寝るのは嫌だろう。別の部屋を用意させたからそっちにうつってくれ」
「わかったわ。手間掛けさせてすまないわね」
そう言ってシャイルは用意された部屋へと向かって歩き出す。
その途中でポケットから一枚のディスクを取り出す。
「なんとか・・守りきれた・・・・」
そう呟き窓の外。夜の海を見る。
「・・・・・・もう少しで・・・帰るから・・・」
誰にも聞こえないように彼女はそう呟いた。
続く
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