幻の童謡詩人
大正末期~昭和初期の幻の童謡詩人
金子みすずさん
きっかけは、息子の国語の本に載っていた詩。
最近・・・どんどん金子みすずさんの詩に入り込んでいます。
わたしと小鳥と鈴と
わたしが両手をひろげても
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥はわたしのように
地べたを早くは走れない
わたしが体をゆすっても
きれいな音は出ないけれど
あの鳴る鈴はわたしのように
たくさんな歌は知らないよ
鈴と小鳥と それからわたし
みんな違って みんないい
そうだ・・・・皆違って、皆いいんだ~~~。
金子みすずさん・・・
長いこと従兄弟だと思っていた弟・上山正祐さん
26歳の短い生涯を自ら閉じた金子みすずさん
少し調べて金子みすずさんの詩を読みました。
綺麗な詩で、何故か涙も・・・。
子供の時にちょっとだけ思った事、
子供だったから上手く言葉にできなかった事、
それが、詩にふんわり入っているような、
懐かしい気にもなりました。
こころ
おかあさまは
おとなで大きいけれど
おかあさまのこころはちいさい
だって、おかあさまはいいました、
ちいさいわたしでいっぱいだって
わたしは子どもで
ちいさいけれど、
ちいさいわたしのこころは大きい
だって、大きいおかあさまで、
まだいっぱいにならないで
いろんなことをおもうから。
詩で学ぶことが沢山ありました。
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