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『僕らのごはんは明日で待ってる』 瀬尾まいこを読みました。瀬尾まいこさんの新刊で楽しみにしていました。上村さんと葉山君の言葉のやりとりがおもしろくてとてもほのぼのとしながら読みきった本です。この本も結末が気になって一気読みした本です。気になった本をいろいろと読んでいても、一気読みしたいと思える本にはそんなに出合えないのにここ最近2回連続一気読み本に出合えて読書の楽しさを満喫しています。こちらの本は、目立たなかった葉山君を発掘して上村さんが付き合うのですが、こういうカップルっていいなと思う二人でした。お互いじゃなくてはだめという二人が出会えるっていいなと思いました。最後に、ちょっと悲しいことが起こるのですがその乗り越え方も二人ならではでよかったです。昨日見たドラマで条件を選んで結婚した場合、条件が欠けたときにこそ二人の真価が問われるというシーンがあったのですがこの本の主人公達のように条件とか関係なく、この人でなくてはダメだなという人に出会えて暮らしていけるってきっとものすごく幸せだなと思いました。とても好きな本で、また次回作を楽しみにしています。
2012年10月19日
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『おしまいのデート』 瀬尾まいこを読みました。5本の短編からなるお話でした。どれも、ほっこりする温かみのある素敵なお話でした。その中でも、いいなあと思ったのは「ランクアップ天丼」の教え子と先生の関係。「ドッグシェア」の年の離れた男女の関係性でした。「天丼」のほうは、教え子に最後まで病気を隠し通しながらもご飯を一緒に食べ続けた先生のエピソードにじーんとしたし、「ドックシェア」の二人も現実的につきあうとかどうなるとかは分からない二人だけれども、こういう出会い方も素敵だなと思う作品でした。短編はいろいろな話が読める楽しみもありますが次は、1冊まるまる瀬尾ワールドの本が読みたいなとも思いました。最後まで読んでくださりありがとうございます。★ランキングに参加しています♪
2011年09月18日
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『卵の緒 瀬尾まいこ』を読みました。2つの短編からなる作品でした。瀬尾さんの本は新刊が出るたびに読んでいたのですが、この作家デビュー作は読んでいなかったみたいで読み始めました。卵の緒は、母親が自分の子供だけれども1人の人として子供に接している姿そして、真実を告げる姿(実は自分の実の子供ではない)になるほどなあと思いました。その子供にそれを受け止めるだけの理解力があったからできた行為だとは思いますが子供も、1人の人として正々堂々と扱っている姿が現実は難しいんだろうけれどもいいなあと思って読んでいました。もうひとつの、7'S blood は、腹違いの兄弟がだんだん垣根を超えていくという話だったのですがそれも、なんだか母と娘の関係が、とてもすがすがしい作品でした。また、兄弟も少しづつ近づいていく感じの描かれ方が上手くてつい、こんな体験してみたいと思わせる話でした。瀬尾さんの本は、改めて設定とか登場人物が無理にくさくない動きがいいなと思いました。
2009年04月06日
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『戸村飯店青春100連発』 瀬尾まいこを読みました。瀬尾さんの本を読み終わると本当に「あー本っていいなあ」という気持ちになって今作品もそういう気持ちになりました。内容は、兄弟が軸に大阪が舞台で兄ヘイスケ視点と弟コウスケ視点で青春真っ只中の話が描かれていてとても爽やかな話でした。兄・ヘイスケの自分が家の雰囲気にあってないと思いどこに行きたいわけではなくても家を出たくて、どこかに行きたいという気持ちや行動がとても若者の悩みらしく読んでいてもどかしいけど応援したくなる感じで弟・コウスケのわかりやすいそして誰からも好かれるような明るい性格はまたかわいいなあと思ってしまうリアルな世界ではこういった人々に最近は会っていないのでなおさら爽やかでいいなあと思いました。また、今作品は大阪・関西が舞台とあってかくすっとした笑いが随所にあって見事に私はくすっと笑いながら読みました。小説は、新しい知識を得るという部分のある本ももちろん好きですがこういった、何気ない日常の本も読むと心が元気になって、やっぱり読書っていいなあと思いました。今作品は、瀬尾さんらしい優しさあふれる作品でおすすめ本です。
2008年08月23日
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瀬尾まいこさんの「見えない誰かと」読みました。小説ではなくて、エッセーでした。モバイル連載「誰かとつながる、それは幸せなことだ」とに加筆修正して、まとめたもののようです。瀬尾さん自身のこと、教師という仕事に対する愛情、迷い、友人関係などがつづられています。一遍、一遍が短いので、すぐに読みきれます。本の中で、教師論みたいなものが出てきます。テクニックに走ろうとしないで、生徒のことを一番に考えて指導する。生徒ととことん付き合える先生生徒のことが好きでたまらない。ということが一番という話が出てきます。今、いろいろと教育問題が言われていますが、本を読んでいて、そう思ってくれている先生もまだまだいるんだなと少し安心しました。
2007年01月27日
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瀬尾まいこさんの「温室デイズ」読みました。今までの作品と違い、中学校が舞台の現実味ある作品でした。いじめや、不登校、不良といった問題について描かれている作品でした。簡単に結論の出る、結果が出る問題ではないので、主人公の気持ちの変化も最後まではっきりとしたものはありませんでしたが、この年代ならではのゆれている、自分のことがうまく表現できなかったりわかっていない雰囲気はとても出ていました。 今までとかなり空気は違っていましたが 瀬尾さんらしい作品でした。
2006年08月27日
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強運の持ち主 読みました。瀬尾さんの作品の空気感が好きで、新作が出るたびにチェックしている作家さんです。この作風、今のロハスが注目されている時代にあっているのでは?今回は、占い師のルイーズが、占いをしながら占う相手と共に少し変化していくといった内容のお話でした。ルイーズ、と彼そして、占いに登場してくる人みんながほんわか優しくて、現在ハードワークな日々を過ごしている自分は癒されました。なにげない時間を大切に生活できるってことは何よりもすばらしいと感じました。
2006年08月05日
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瀬尾まいこさんの本読みました。 この人の本はとても私の好きな空気のある方の本なので 期待して読みました。 3編からなる本でしたが、 内容はどれも心にほっと届く とても気持ちの良い内容でした。 優しい音楽は、彼が彼女にとっても優しくて タイムラグは佐菜ちゃんに深雪が優しくて 佐々木さんに章太郎とはな子が優しくて とっても優しい本でした。 読書は私の中のとっても大事な心の栄養分です。
2006年04月17日
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規則正しく朝食を取り家族仲良さそうだった家族ですが、実は少し崩壊?していた。という話でした。しかし、表面的には明るくて、父が、かつて犯した自殺未遂から、家族の中でいろいろと歯車は狂っているのですが、一見大丈夫そうなのですがあやうくて、繊細で神経質な緊張感の漂う中で話が進んでいきました。 しかし、この話の中でとっても明るくて、ほほえましくてかわいい恋を中原佐和子ちゃんがします。 彼がまた、とっても真面目素直一直線の子で、なんともやりとりがおもしろおかしく、すごくこんな恋っていいなあと思わせるような純粋なものを感じました。 佐和子ちゃんが、学級委員になって合唱コンクールで悪戦苦闘するところなどは、とっても細かく書かれていて、そうだったそうだった今思えばたいしたことのないような事件でも、そのときはすごく一大事件で中学生や子供の頃を思い出しました。 最後に、なんと彼がびっくりな展開になってしまい、え!って思いましたが、泣けました。 佐和子ちゃんは、死というものに対して考えさせられる立場にいる子なんだ、まさか家族の中のことをわからせるために彼が登場したのかわかりませんが、とってもかわいそうでした。お兄ちゃんの直ちゃんも途中から恋を知ります。なんとも、パワフルガールですが、ハートはいい子という感じの子で直ちゃんの様子は今後気になるって感じでした。 父、母もいい味がでていて端から見ると愉快そうな家族でした。 家族の問題を捉えながら、ほんわかとした恋もあり、微妙なバランスを持った本でした。
2005年03月13日
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この人の本は、前回「天国はまだ遠く」を読んだときに、すごく好きなかんじの本でした。今回も、最初の1ページ目から、読み進めていくとやはりすごく好きな空気の本で、いい本読んだあ!すごいすきなかんじの本だ!と思いました。 主人公は、不器用なほどまっすぐな先生と、繊細な弟と、文学好きな高校生と、不倫相手のおかしなお菓子教室の先生のでてくる、田舎の話でした。 最後に垣内君がいった、高校生の主張のような言葉が忘れられません。「文学を通せば、何年も前に生きていた人と同じものが見れるんだ。見ず知らずの女の人に恋をしたり、自分の中のものをきりだしてくることだってできる。とにかくそこにいながらにして、たいていのことができてしまう。のびたはタイムマシーンに乗って時代を超えて、どこでもドアで世界を回る。マゼランは船で、ライト兄弟は飛行機で新しい世界に飛んでいく。僕は、本を開いてそれをする。」というコメントをした、垣内君は、本当にかっこいいと思ってしまいました。 私も、本が好きで好きで読んでいると、違った世界を知ることができて、なんて文学っていいのだろうと本当に思っているので、垣内君の言葉を聴いたときは本当に納得というか、感動してしまいました。 きっと、この本の著者の瀬尾さんの、思いなんだろうなと思って、この人の書く本は読み続けたいと思ってしまいました。
2005年01月25日
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ある雑誌で本の紹介文を読んで、読んでみたいと思っていました。 話は、自殺しようとしていた女の子が北の奥地まで行って自殺を図ってみたのですが、失敗に終わりそこで周りを見ながら、また宿の若旦那とのふれあいながら、自分を少しずつ取り戻していくお話でした。こう書くと、どしりと暗いイメージの内容かなと思いますが、主人公の女の子がマイペースで、宿のだんなもとてもおおらかな人で、まったく暗い内容ではありませんでした。 伝えたいメッセージのようなものはなんとなくわかるようなかんじで、重くないし、意外にほっこりと、心温まる内容だったと思います。 主人公の女の子は、すごい不思議ちゃんではなく、好感持てる女の子でした。 こんなかんじの空気の本を私は、好きです。他の本も読んでみたいと思いました。
2004年12月23日
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