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『夢幻花』 東野圭吾を読みました。ある少年が朝顔市で少女と出会うところから話はスタートします。その後、あるおじいさんがなくなった理由を探していくことで少年の過去の疑問も解けていくというストーリーでした。この話はネタばれになりますが、黄色い朝顔の種が幻覚を起こさせる危険な花という風になっていて、実際そういうことってあるのかと思って調べてみました。しかし、そのようなことはネットでは出てこなかったので創作になるのでしょうか。その代わりにほかの花の情報があって、結構怖い副作用が書いてありました。3.11日以降に出版の本なのか、主人公の男の子が原子力の勉強をしていて就職先に迷っているというタイムリーな話もありました。最後まで、どういうストーリーでしめくられるのかと思って一気に読めたので東野さんの作品はやはり面白いなと思いました。
2014年02月19日
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『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 東野圭吾を読みました。ちょっとファンタジー入っている話でしたがおもしろかったです。ある一軒の雑貨店が悩み相談を受付したところ真剣な悩みが持ち込まれて、最初は店の主人が答えていたのですが途中で時空を超えて、児童養護施設で育った3人の青年が答えだし、その児童養護施設に関連する人々とのつながりみたいなものも上手く描かれている本でした。元々自分で答えを出していても、人に相談したいときに真剣に一緒に悩みの答え考えてくれる雑貨店のお父さんの姿がよかったです。また最後に悩みに答えていた児童養護施設で育った3人にも明るい未来が待っていそうなラストでよかったです。
2013年05月06日
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『マスカレードホテル』 東野圭吾を読みました。 久しぶりに犯人が誰だろうと思い一気読みしてしまった本です。 犯人探しまでのエピソードがよくて感動したり(その後びっくり)、ホテルのことが少しわかったりと楽しめる本でした。そしてホテルには本当にいろいろな方がいるんだなと思った本です。 新田刑事とフロントの方のこのあとも気になる展開でした。また新田刑事のシリーズものとして読んでみたい本でした。 最後の事件の動機には、少しインパクトに欠けるものがあったものの、最後まで犯人が誰だろうと思わせるストーリーに釘付けだったので楽しい読書でした。 やはりまた次回作も読んでみたいと思わせるなと思いました。
2012年10月19日
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『麒麟の翼』 東野圭吾を読みました。映画化された作品で、読みやすい本です。ストーリーは、日本橋の麒麟像の前で倒れて殺されていた男性の犯人は誰か?というところから物語は始まります。最初は、殺された青柳の会社で派遣切りにあいもっとも恨みがありそうな八島冬樹が殺された青柳さんのお財布を持っていたことから第一の容疑者として疑われます。そして、この人と一緒に施設から東京にやってきた女性、中原さんと八島二人の生い立ち、ストーリーが最近の社会問題を映しているような形でとても印象に残ります。いくら働いても厳しく、最初の就職?進路という入り口がうまくいかないとずっと苦しい暮らしになってしまいそうな社会の問題点みたいなものが描かれていました。小説を読んでいて、社会問題が身近に感じられるとたまに自分を振り返るいいきっかけになるときがあります。その後、刑事加賀さんが八島犯人説で固まりつつある中糸口を見つけて新たな犯人にどんどん近づいていきます。読んでいて、最後まで犯人はなかなかピンと来なくてわからないところがおもしろかったです。最後、犯人は意外な人物でした。そして殺された青柳さんの不審な行動もひとつの線でつながっていき、すっきりとしたラストです。読んでいて小説とはいえ、いろんな刑事さんがいると思いますが刑事という仕事は大変な仕事だなと改めて思いました。そして小説だから最後冤罪にならずに本当の真犯人がみつかったけれども、冤罪で罪をかぶされる人も現実にはいるんだろうなと思い、自分にもいつ何があるかわからないと思うと大きな力の前では怖いなと思いました。久しぶりに東野圭吾さんの本で読んでいて楽しかったなと思いました。
2012年02月26日
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『真夏の方程式』 東野圭吾を読みました。湯川さんが出てくるシリーズでした。観光客が減ってしまった町で起こった事件です。ある男性が死亡した事件から過去の事件とのつながりを湯川と刑事が探し出していくストーリーです。事件が起こった真相は、何年も前に起こった事件から始まっていて、子供ができたときから秘密が始まりその子供が事件を起こし、それを男性がかばい、そのことをある女性が隠し、その女性の夫ははっきり確かめないまま最後に罪を犯すが、真相は常に誰の口からも語られないままという複雑な物語の結末でした。簡単に結果のつかないストーリー展開でどうなるのだろうと面白く読めました。でも、シリーズ物のサスペンスではなく新しい作品も読んでみたいと思ってしまいました。最後まで読んでくださりありがとうございます。★ランキングに参加しています♪
2011年12月04日
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『白銀ジャック』 東野圭吾を読みました。月刊ジェイ・ノベルで連載していたものが文庫になった作品です。経営が大変な地方のスキー場で爆発事件騒動がおきるというストーリーです。スキー場を舞台に、身代金騒動が起こります。そして、スキーの技術についていろいろ書いてあるのでスキー好き、ウインタースポーツ好きの人は楽しく読めるかもしれません。読み進めていくうちに、犯人がわかりやすいストーリー展開で難しくなくてあっという間に読める作品でした。なので、心に残る作品という感じではないです。気軽に読みたいときにいい本だと思います。最後まで読んでくださりありがとうございます。★ランキングに参加しています♪
2011年08月05日
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『プラチナデータ』 東野圭吾を読みました。国民のDNAをデータとして使い犯罪者を探し出すという刑事捜査の是非を問う作品でした。題材とともに、その過程で多少人間ドラマがありましたが、どちらかというと心に残るのはそのシステムについて書かれているところでした。現在日本では、この本の内容はフィクションだと思って読めますが、アメリカでは実際DNAまでかどうかは、わかりませんが、Eメールが読まれていたり電話内容が録音されていたりどんどん国民が管理されているみたいなのであながちフィクションだと思っていられない内容の本でした。DNAで捜査をしても、「プラチナデータ」というある一部の特権階級の人のみには、そのデータが整合しないようにしているという「人間不平等」について最後に語られていて不条理ながらも納得してしまいました。今回の本は、テーマはおもしろかったけれども、心に残る一冊という感じにはならなかったかなという印象です。しかし、また次回作も楽しみにしています。最後まで読んでくださりありがとうございます。★ランキングに参加しています♪
2011年02月13日
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『カッコウの卵は誰のもの』 東野圭吾を読みました。東野圭吾さんの本だけあり読みやすいです。自分の娘の本当の母親は誰なのか、ということが謎になって話が進んでいきます。遺伝子の話も入っていてどういった展開になっていくのかと思ったのですが結局遺伝子の話は途中であまり深く掘られないで終りました。また、ストーリー全体で人を殺したり、怪我をさせようと思っている動機の強さが納得のいくものではない結末でした。犯人が娘に怪我をさせようと思ったというのにそれに対しての父親の感情の描写はなく実行犯である手足に使った男性も依頼者が誰かと分からずに動くという設定。少し最後話を強引にまとめ上げる感じがあるなと読み終わって感じていました。そしたら、帯に2004年初出になっていて昔書いたものがあたかも最新刊のように出ていた本でした。電車のつり革広告では、キャッチを読んでおもしろそうだったので期待していただけに残念。また次回作に期待です。
2010年09月12日
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『新参者』 東野圭吾を読みました。警察官の加賀が登場するお話でした。殺人事件が、人形町でおきそれを追っている中、町の人とのふれあいもあり事件と、事件を追っているときに出会った人たちの問題も解決していくという話でした。大きく話はつながっているのですが、登場人物が変わり短編が9つある物語でした。どの話も少しほろっとさせる感動シーンがありつつ話が進んでいきます。最終的に、お金の問題で人殺しをしてしまった人ですがきっかけは子供の借金を肩代わりしてあげることで犯行に及んだという展開でした。そしてその親に真実を話させた警官が子供にとって大切なのはかわいがることではなく、正しい道に導いてあげること。それは、一時親は憎まれもということをいっていました。物語として、そつなくまとまっているなあという印象を受けましたが、ものすごくおもしろかったかというとそれほどでもなかったかと思います。短編がたくさん入っている本だと読んでいるときはいろんな雰囲気を楽しめていいのですが後で思い出すときに記憶になかなか残らないことが多いです。次は、長編を読みたいと思いました。
2010年02月13日
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『パラドックス13』 東野圭吾を読みました。現実的には起こらないような話で、テーマが地球だったので大きな話だとは思いましたが今の環境について考えるきっかけづくりや、人として何が正しいのかを考えるのにはよかった本だと思いました。地球において13秒間だけ何かが起こるかもしれないという中でその対象になった人たちだけが生きている世界でどう生き延びていくかというテーマで話が進んでいきます。1番理性的で間違いのないだろう誠也と、感情的に動いていく冬樹という兄弟の考え方の対比がありまた面白かったと思います。ただ、人は理性だけでは納得できないこともあるということも語られており本当にそうだよなと読んでいて感じました。東野圭吾さんの本としては結構珍しいタイプの本だったと思います。最初は、ちょっとテーマや物語の世界が非現実過ぎて今回はちょっと…と思ったのですが、読み進めていくうちに人間ドラマと環境問題的な要素がうまく絡まりあって楽しく読めました。
2009年10月03日
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『ガリレオの苦悩』 東野圭吾を読みました。『聖女の救済』を読むときに、順番がよくわからなくて迷ったのですが、こちらは、短編集でした。5つの短編があって、それぞれの事件を解決していく刑事草薙と、刑事内海薫と湯川教授が登場する話でした。落下るは飛び降り自殺のトリックを考えていたら結局は、自殺だったという話。不倫していた男性は、遊びだったのに、女性が本気になってもつれた話しでした。操縦るは元大学助教授が自分の学んできた学問の力を使って普通の人では考えられない方法で、自分のダメな息子を殺害する話。そのダメな息子を殺す理由は、自分のためだけではなくて現在足が不自由な自分のことを看病してくれる義理の娘に看病を開放させてあげるため、そして自分は長く牢屋につながれるためという人間ドラマもある話でした。密室るは自分の妻と弟がもしかしたら殺人をしたかもと思った湯川の旧友が、方法を知りたくて頼み、最後は、やはりよくない予感が当たり自首を進めることを考える話。指標すは子供がダウンジングという方法を使って自分の母親の恋人のやった殺人を発見する話。乱すは昔学会で自分の研究の至らない点を湯川に質問されたせいで思うような就職が出来ず将来が狂ったと考えた元研究者が湯川に科学で挑戦し、人を殺し、最後には湯川によって犯人があばかれる話。どれも、短編でしたが読み応えはありました。でも、難しくないのでさらさらと読めてしまいます。おもしろいけれども、もう少し!って印象もこのシリーズにはだんだん持ってしまいます。全く新しい登場人物での新作を期待したいです。
2009年07月07日
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『聖女の救済』 東野圭吾を読みました。探偵ガリレオシリーズの湯川教授が出てくる作品でした。ちょうど、その前に「ゴールデンスランバー」を読み終えたばかりだったので、あまりの読みやすさに、びっくり。一日で読みきってしまいました。物語は、妻がだんなを殺したのだろうということがある程度分かった状態で進んでいきます。どのように殺したのか?というのがこの話の主軸になるわけですが、それに関して言えば、最後本当に時間をかけて行われていた殺害方法だったため、なかなかわかりづらく、日常生活にかなり支障をきたすので、その根性がすごい!といわざるを得ない方法でした。しかし、ミステリーというか、犯人は誰なんだろう?と思わせるところももう少し楽しませて欲しいと考えるとするならば最後犯人は別人だったというオチがほしかったかなとも思います。まあ無理そうでしたが。ストーリーは、不倫しただんなを殺す妻という図なのでいたって読みやすく、どのように殺したかに焦点が当たった作品というのはわかりますが、もうすこし、読者を面白がらせて欲しかったと思ってしまいました。
2009年07月06日
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『探偵ガリレオ 東野圭吾』を読みました。東野圭吾さんの著書はいろいろ読んでいると思っていましたが、この最初を読んでいなかったので、今更ですが読みました。テレビドラマでも話題になっていましたね。ちなみにこれがシリーズ物?というのを知らなかったのですが、「容疑者Xの献身」はこのシリーズだったんですね。湯川はかなりキャラが作られているなあと思いながら読んでいました。この本は、短編だったけどやはり長編で「容疑者Xの献身」みたいにじっくり読ませてくれるほうが面白いですね。それに、あまりにも難しい科学の説明ばかりだとついついめんどくさくなって軽く飛ばして読んでしまうので、じっくり1冊構成のほうがいいです。いつになったら、新刊が読めるのか?ですがゆっくり待とうと思います。
2009年04月03日
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『流星の絆』 東野圭吾を読みました。ドラマも話題でしたが、原作を読んでからにしたかったので、我慢していました。原作を読んだ今、二宮君のやった、お兄ちゃんが気になります。もうDVDも予約が始まっているようですね。発売は、4月のようですが。久しぶりにおもしろくて、一気に読んでしまった小説でした。ちょっと「白夜行」に似ているところはありますが(女性が男性をだますところとか)最後の犯人は、予想もつかなかった人物でおもしろかったです。最近、時効についてどうするかということも新聞でたまに記事にしますが、この話のように、たまたま時効前に事件が解決するなんて本当に物語の中だけのことかもしれませんね。ストーリーは、親を子供の頃に殺されてしまった兄弟が力を合わせて、時効前になんとしても犯人を挙げるというストーリーです。兄弟は、生きていくためとはいえ途中で詐欺に手を染めていくのでよくないことではあるのですが、最後に、その罪を償おうという展開になったので少し登場人物が救われたかなと思います。妹は、それでいいのか?と思いますが。久しぶりにおもしろいエンターテイメント的な小説を読んだと思います。
2009年01月10日
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『ダイイング・アイ』 東野圭吾を読みました。読後の感想としてはイマイチでした。そして他の人の感想も知りたくなってアマゾンの書評を読んでいたら1999年に書かれていた作品だったようで多少納得。前半から、途中までは交通事故の謎と記憶喪失の部分の謎解きで面白く感じていたのですが、後半になって理由があきらかになってくると瑠璃子がどうしてあのような行動をとっているのかの説明も少なくて意味不明な感じでした。東野圭吾さんの作品はすごく期待してしまっている分がっかりでした。誰かも書いていましたが東野作品として記憶には残らない作品だと思います。
2008年03月29日
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『夜明けの街で』 東野圭吾を読みました。読んで早々、なんでこんな題材?なんでこんなありきたりなお話なわけ?という感想を持った本です。不倫をしている男女の話なのですが、東野さんお得意のミステリー部分は本当にちょっとで、不倫の男女の仲の進行部分のほうが多かったような本です。不倫なんていう題材を使わないでももっとおもしろい話が書ける作家さんだけにそして、いつも期待して読んでいる作家さんなだけにすごく残念な本のないようでした。はっきりいっておもしろくもないし、最後にどっきりもしない。アマゾンのレビューの最初の人も書いていましたがこの作家さんの本来の本ではないような気がします。次に期待。作家の方も、たまにはあきてくるので違ったジャンルも書いてみたいのでしょうが今作品は失敗作だと思いました。
2007年12月22日
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『使命と魂のリミット』 東野圭吾を読みました。お話は、医療の現場が舞台でした。かつて自分の父親を癌の手術の結果亡くした主人公が医療ミスか?故意のミスかを確かめたくて医者になり、その病院が犯罪の舞台にもなったお話でした。犯罪を犯した人は、自分の恋人を自動車の欠陥から巻き添えをくってなくしてしまい、その復讐を会社の社長にするという話でした。大きな企業ではきっとあるだろうことまた、自分の知らないうちに人をどこかですごく傷つけているということもあるということがすごく描かれていました。ストーリーの中に、犯人が最初は犯行の為だけに近づいた女性がいるのですが、最後にはその人ともつながりが出来たり、主人公も最後には家族と父親とのもやもやした思いがすっきりとする感動的な場面があったりと感動もあり、どうなるのか?という少しの緊迫感もありとても面白い本でした。
2007年06月05日
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東野圭吾さんの「赤い指」読みました。読後の感想は、東野さんの本はやはり期待を裏切らない!!という感想です。最初、認知症の老人や、ゲームばかりする切れやすい子供といった登場人物に作家の方が注目するのはわかるけれども、このテーマが多いので少々東野さんの本もかと思っていたのですが、最後まで読んで、全くそのようなことは気にならなくなりました。最後に、ある事実が発覚するのですが(事実は2つ発覚します!!)その部分は読んでいて、もともと私は涙もろいのですがすごく読みながら涙が出てきました。ぼけていると思っていた母親が実はぼけていなかったという落ちなのですが、なんともいえないこれからの老後社会の一面を見たような気がします。団塊の世代が一気に退職、少子化ということもあり介護や老人のことを改めて考えていくこと親のことなどすごく読後の考えさせられました。
2006年10月17日
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東野圭吾さんの悪意読みました。 ある殺人事件が起きてその犯人がなぜそのような犯行にいたったのかという内容で話は進んでいきます。 結果とっても複雑な犯人の心理状態が明るみになりその原因は幼少時代の経験からということが最後には判明しました。 この本を読んで、原因は幼少時代のいじめから始まる悲劇なのですが、いかに幼少時代の心の傷というものの深さをあらためて思いました。 殺人犯が自ら犯行の動機を脚色するという一風変わったストーリーで話が進んでいきました。
2006年03月24日
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東野圭吾の短編集。 毒笑小説読みました。 笑を目指した作品が短編で載っており、とっても楽しめました。 12編あり、その中の、手作りマダムや警察の話はとっても面白かったです。 なんでも、手作りで迷惑な主婦とそれに気づいていないマダム。 マニュアル通の警察の人々。 ちょっと題名通り、毒がありさらさらーと読めました。 また、トップにある誘拐事件を企てた大物たちの金持ちっぷりにもなんだかはーーとおもしろい。 東野圭吾さんの本で、短編集ってそんなにないのではないかな? とってもおもしろいのでお勧めです。
2006年02月26日
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(ネタばれ注意) 直木賞をとった東野啓吾さんの「容疑者Xの献身」を読みました。石神という天才キャラクターと湯本という助教授の掛けあいがなんともいえずに良いと思いました。 なぜ、そこまでしてあの親子を助けるのだろうか?とやはり疑問に思っていましたが、最後にその理由が明かされます。 最後まで、謎解きで話が終わってしまうのかなと思っていましたが、それだけではなく人間らしい部分が最後に現れて感動する作品だった思います。 今まで東野さんの作品はよく読んでいますが、いままでとはまったく違った作風でした。
2006年02月21日
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最近賞を取ったのもあり東野啓吾さんの本がよく本屋さんに並んでいて読んだことがない本があったので手にとって読んでみました。さらに、映画化になる?なっているようで好きな女優さんの蒼井優さんだったので読んでみることにしました。 (ネタばれ注意) 気のちいさい青年がいて、絵を書き画材屋さんで働く彼女がいるという生活の中で、家を借り替えようとある不動産屋さんに行きます。そこで、事件に巻き込まれピストルで頭を打たれてしまいます。 そのときに、病院では秘密裏にその犯罪者の脳が適応したために脳の交換をしてしまいます。 しかし本人にはその事を知らせずに、様子をみていったのです。最初は医学的には脳を取り替えても、人格までは変わらないという前提で交換の手術をしたのですが、次第に人格が変わっていきます。 そんななか、本来の自分とあとから入った脳の人格のなかで本人は苦しみます。 彼は元に戻らないのであればと、死を覚悟し最後に一度は彼のもとを去った彼女が最後まで彼を看病します。 本当にこんなことはあるのかな?と思う内容でしたがフィクションのようでノンフィクションのような話に一気に読み勧めてしまいました。 映画を見てみたいと思いました。
2006年02月21日
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東野圭吾さんのトキオ読みました。 (ネタバレです!) 実際には起こらないような(あるのかな?)話ですが、トキオと拓実のやりとりには何度も涙を流してしまいました。 生死をさまよっている息子がタイムトラベルをして、親の若かったころに登場します。そのころの、親(父親)はだめ男なのですが、その彼を勇気付け、励まし、まともな人間にしていきます。 だめな拓実なのですが、トキオというえたいのしれない彼の話だけは素直に聞き、彼は少しづつ変わっていきます。 最終的に、あの時会った彼は息子のトキオだったのではないか?妻も思い当たる節があります。 実際にはこんな話あるのかなっていう話ですが、とっても暖かい話です。 泣かせようという気が見えるわけではないので、ついつい涙してしまう、そんな話です。
2006年02月09日
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この本は、最近よくある子供が犯してしまった犯罪事件に対して、日本の法律というか体制を考えさせられる本でした。 内容は、長峰絵摩ちゃんというまだ高校生になったばかりの女の子を同じ年代の定職にもつかず、高校も中退してしまった未成年が車で拉致して、薬品で意識をなくならせてから、強姦、レイプの果てに死なせてしまい、その遺体を捨て、事件になってしまったことから始まりました。 父親の、長峰は奥さんをなくし今は絵摩だけが生きがいでした。 父、長峰はある電話がきっかけで、犯人の居場所を知り、絵摩の身に起こった悲惨な光景を犯人達が撮ったビデオで見てしまい、その若者達に復讐することを心に決めます。 ちょうど、そのときにひとりの犯人の若者が、自宅に帰ってきて長峰はその青年を殺します。 その後は、もうひとりを殺すために逃亡します。 この作品では、娘にひどいことをされて、我慢できない親が青年を殺してしまい、被害者の父だったものが、一気に加害者になって、加害者になってしまった長峰は、成人のために、重い罪になるのですが、一方、若い子をレイプし、殺してしまった青年は、未成年だったという理由だけで、何年か服役後、社会に戻ることができます。 被害者のほうはどうなるのか?未成年というだけで加害者を更生させる日本の法律はどうなっているのか。その加害者が殺した被害者は戻ってくることはないのになぜそんなに未成年というだけで甘いのか。 被害者の気持ちはどうなるのか?ということが、本当に鋭く書かれていました。 また、この本には実際自分の身に起こらないと、そうはいっても人事であるという残念ながらも真実もかかれてありました。 私も、テレビで事件を見ることにふれ、そのときは感じることがあっても、深く考えるまでにはなかなかいたりません。 しかし、この本を改めて読み、最近の少年犯罪の数の多さを考えると、少年法をもっと厳しくしていくことは必要なのではないかと考えさせられました。
2005年02月03日
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新刊が出たと手にとって見たら、エッセーでした。主に表紙にある通り、スノーボードの話題でした。ここで、やっている人なら納得できたり面白く感じたのかもしれませんが、私はかれこれ雪山から離れて8年。結局スキーを2回やっただけで全くのウインタースポーツオンチ。残念でしたが、おまり読むことなく本を閉じてしまいました。 好きな人なら楽しめるのかな?
2004年09月16日
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白夜行を読んだ後に絶対読んでみたいと思っていた本でした。しかし、期待しすぎた為に少しがっかりした本でした。 前回の本では女側の犯罪をやるほうが描かれていて、今回は男性側ということでしたが手口というかやり方が全く前回と似た形、警察の出方やその他の設定が同じような形で読んでいて新鮮さがなく、最初の百夜行のように衝撃的だと思えませんでした。 しかし、一気に読んでしまうところや同じようだとわかっていても読み進めていってしまう面白さはあります。前回の本に似ているだろうも、もっと新たな展開や、内容を求めてしまっっていた為私はがっかりでした。 しかし、今回の登場人物の雅也という男性はやはり美冬のために命までかけ、美冬という女は、最後まで本当の感情が見れませんでした。前回主人公(桐原)のときはやはり甘いというかそういった感情がわかったのは最後だったけれども、今回女性(美冬)のときはそういったものが書かれてなくて、女性の主人公ならではの描かれ方であったのかなと思いました。(切り替えのよさとか?)
2004年09月04日
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なんとも、悲しい結末というか、亮司と雪穂のやったことはやはり犯罪でとても許されることではないということがわかってはいてもそうせざるを得なくなっていってしまった二人のことを考えると、悲しい話だったなと思います。 亮司は雪穂のことを守るために生き続けていて、雪穂もまた亮司とともに歩き続けているのに、一緒になることはできないということがなんだかとても悲しくかんじられます。 子供のころに、RYというイニシャルの入った小物入れを雪穂が作り、亮司が持っている場面はなんともいえず心に残ります。 亮司のやってきた仕事や、雪穂の渡り歩いてきた人生がいつも二人を連想させるだけではなくそれぞれのストーリーとしても面白く読み応えがありますが、最後に一気に事件の解明と、関係が深いところでつながってくるのがわかってくると話が一気に広がりをもって結末にむかっていきとても、読み応えがありました。 悲しいけれども、現実にも起こっていそうな話だなと思い心に残りました。
2004年06月10日
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子供の頃にちょっと金持ちだった田島和幸と倉持が子供の頃から大人になるまで田島は付き合いたくないのになぜかつい付き合っていってしまう話でした。倉持は田島が、やっと幸せに近づくと現れて足を引っ張ります。そんな関係がずっと続いて最後に倉持が他の男に刺されたところで、いろんなことが判明します。 題名にあるとうり、殺人について主人公の田島はずっと考えるのですが、彼はとうとうその門をくぐる事はありませんでした。どんなタイミングで人はその門をくぐってしまうのか?といったテーマでずっと話が続いていきました。 あと、怪しい商売について詳しく書かれていました。そんなところは、からくりがわかって為になりました。
2004年01月29日
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佐久間と樹里のゲームから始まった誘拐が実はそれも利用されていたという、とても面白い小説でした。映画は藤木直人と仲間由紀恵の主演ということですが、小説を読んだ今とても興味が出てきました。佐久間と藤木直人のキャスティングは合っていると思います。 ただ、小説はラブの部分なんて少ししかないのに、映画は多くなるようです。なくても面白いと思うのですが、そうなっているようです。しかし、こんな話よく考え付くなあとほんとに思うくらい、どんどん読んでいってしまう本でした。
2003年11月14日
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