不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2002/09/08
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テーマ: 京都。(6234)
カテゴリ: カテゴリ未分類
大豊神社編

 哲学の道には、「銀閣寺」から「橋本関雪記念館」「法然院」「安楽寺」「霊鑑寺」「大豊神社」「若王子神社」などがあります。
 その中の「大豊神社」は哲学の道から東に少し入った所にあります。少し緩やかな上り坂になっていて、距離があるために人はあまり来ていませんので騒がしい哲学の道よりはかなり静かです。自分が行った時も人は一人もいませんでした。帰りの通り道で2人が向かっていました。

 見るメインの物は『狛鼠』です。京都には狛犬以外に変わった狛犬があります。ここはその一つですね。
 この間、NHKで狛犬の特集をしていました。6種類ぐらいに分類されるみたいですね。狛犬にも種類があるそうです。(それがどうしたと言われれればそれまでですが・・・)
 最近では花の名所にもなってる見たいです。3月頃は紅梅が有名みたいです。

   ☆☆☆ 大豊神社 うんちく ☆☆☆

 仁和3年(887年)に宇多天皇の病気平癒のために創建された。
 ユニークなことに、「古事記」の中でネズミが大国主命(おおくにぬしのみこと)を助けたという神話に基づき、末社に狛犬ならぬ狛ネズミが鎮座する。



 その大国主命(おおくにのぬしのみこと)とネズミの関係は、神話の世界の話しとなります。
 旅の途上で大国主命は須勢理比売命(すせりひめのみこと)に見初められることになります。ところが須勢理比売命の父である素戔嗚尊(すさのおのみこと)は娘を心配してか、大国主命に対して無理難題をふっかけます。
 大国社 何か、今の時代にでも転がっていそうな話ですが、その無理難題はだっだ広い野原に鏑矢(かぶらや)を射込んで、「今、撃ち放った鏑矢を拾ってこい!!!」と云うものでした。言われたとおり大国主命が野原に分け入ると、さらに素戔嗚尊は野原に火を放ちます。逃げ場を失った大国主命は絶体絶命かと思いきや、その時、一匹のネズミがほら穴の在処を知らせ、また鏑矢をくわえたネズミも表れて助けました。

◇あまり有名ではないし、見る所はほとんどありませんが、変わった狛犬を見たい人は行くべきです。歩くと上り坂なのでだいぶん疲れます。





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Last updated  2002/09/09 09:50:56 AM
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