不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2008/12/09
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カテゴリ: テレビで見た感想
◇BS-2で昼に放送されていたのを録画して見ました。
『揺れる大地 海の挿話』は、1948年の伊国(白黒)映画です。


プロの俳優は一切使わず、ロケ地であるシチリア島の漁村に住む人々を使って貧しい猟師たちの苦難の人生とかすかな希望を描く。
村の網元による不当な搾取に反発したとある一家の長男が、家財を抵当に入れて銀行から融資を受け、網元から独立するが・・・。
ベネチア映画祭国際賞受賞作。
監督 ルキノ・ヴィスコンティ
出演 アントニオ・アルチディアコノ,ジュゼッペ・アルチディアコノ,アントニーノ・ミカーレ など


悪くは無いけど、良くも無い感じです。
力強さはある映画ですが、盛り上がらないのは昔の映画なので仕方ないのかな?
副題は後で付いた題らしいので、無くてもあっても同じ作品らしいです。

結果的に、村八分の話です。
流通を変えようとしますが、本人の失敗で挫折します。
普通の話なら組織の抵抗で挫折するんですけどね(笑)。

漁師の村は無視しますが、嫌がらせはほとんどしませんでした。

日本映画ではありえませんね(笑)。

最後は苦悩の決断をします。
虚しさだけが残る映画でした。
村とか組織の恐ろしさは、あまり表現できていなかったのは観易くなった要因かな?

どの世界にもある話なので、よく似た作品では観てほしい映画でした(笑)。





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Last updated  2008/12/09 07:41:58 PM
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