不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2009/04/13
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カテゴリ: テレビで見た感想
◇地上波で放送されていたのを見ました。
『レッドクリフ Part I』は、2008年の中国映画です。


曹操軍に追われる劉備軍は孫権軍と同盟を結ぶため、軍師の孔明を孫権のもとに遣わした。
しかし孫権軍では曹操に脅威を感じているものの非戦を唱える臣下が多く、同盟は容易に成立しそうもない。
そんな中、孔明は赤壁で孫権軍の司令官・周瑜と出会い、そのカリスマ性に魅了される。
監督 ジョン・ウー
出演 トニー・レオン 金城武 チャン・フォンイー チャン・チェン ヴィッキー・チャオ フー・ジュン 中村獅童 など


どの人々に見せたいのかが疑問な映画でした。
内容が薄いので、三国志を知っている人には物足りず、知らない人には意味がわからないと思います。
ジョン・ウー監督は、最近ではアクションばかりで内容がいまいちなのが多いですね。

長坂の戦いぐらいから始まります。
それなのに張飛の一喝や劉備が阿斗を投げないので名シーンが台無しです。
中国の三国志と日本の三国志は内容が違うのかと思いました。

意味はあるが長すぎるので馬の出産と音楽は邪魔くさいです。

中途半端に遠慮したのが、飽きさす原因ですね(笑)。

後半の戦いは、見せかけだけですね。
前半の戦いに及ばなかったですね。
光で誤魔化す作戦は、面白いとは思いましたが、その後の決め手がなかったですね。
太陽を背にされるべき戦術はとらないほうが良いんですけどね。

距離の感覚がまったく無かったですね。
そんな簡単に移動できるほど中華は狭くないですよね(笑)。

呉の孫権が一番良かったです。
呉のファンが増えたと思います。
魯粛の雰囲気は弱気な感じが良かった。
劉備は良い所なく、いまいちです。

曹操も女狂い扱いになっているが、小橋が綺麗には見えない。
大橋と小橋の話は、これからなので良いのかな?
孫向香の馬の話は邪魔だが面白かった。

BS『熱中夜話』の中国の三国志の史跡の写真を思い出しました(笑)。
婦人の飛び込んだ井戸、阿斗の捨てられた銅像、檀渓(だんけい)の谷などです。

中国は、過去の歴史を処分しているのが多いですからね。

「三国志」は吉川英治と横山三国志しかしりません。
人形劇や「すいーと三国志」も観ていますね。
現実で考えれば劉備が良い人のはずは無いですからね(笑)。

他の三国志を見て予備知識を持って見た方が良いですね。
それから映画を観ながら、酒の肴にして突っ込んで観てほしい映画でした(笑)。





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Last updated  2009/04/13 08:31:07 PM
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