不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2011/07/15
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カテゴリ: テレビで見た感想
◇BS-P(hi)で「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本~家族編~」を録画してみました。
『にごりえ』は、1953年の日本(白黒)映画です。


第一話「十三夜」では、夫のひどい仕打ちに耐えきれず実家へ戻ったものの、婚家に帰るしかない妻。
第二話「大つごもり」では、病気のおじの借金を返すために奉公先からやむをえずお金を盗んでしまう女中。
第三話「にごりえ」では家庭ある男に入れこまれ、無理心中の犠牲となる酌婦。
明治時代の市井の片隅に生きる女性たちの悲しみを美しく描いたオムニバス作品。

監督 今井正
出演 淡島千景,田村秋子,久我美子,丹阿弥谷津子 など


短編なので、映画としては、いまいちでした。
お札になる人の話の映画化です。

女性ならではの視点というか、他の視点から見せたというのは評価できるかな?
その側面からは、あまり描かないですからね。

明治時代という設定らしいですが、それほど古い時代には思えませんでした。
近年まで、それほど人間の本質や行動は変わらないからだろ思います。

道具の進化で時代がわかるかな?


第一話は、結婚のシステム的な所ですね。
この時代は、帰ってくるなという時代ですからね。
金持ちなら尚更なのを描いています。

第二話は、少し人情話になっています。
でも、それが女中には良い事ではあるが、良い事になったかは疑問ですね。
意図しての若旦那の行動だったかはわかりませんが・・・。

第三話は、酌婦の愚痴と惑わされた男の妻の愚痴が聞けます。
今の時代でも狂わせる人はいますが、妻があそこまで付いて行こうとはしませんが・・・(笑)。

お札になる人の短編を読むのがめんどくさい人は、この映画を観てください(笑)。





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Last updated  2011/07/15 08:21:30 PM
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