北信越ブロック商工会議所青年部連合会
元北陸信越ブロック商工会議所青年部連合会会長(第24代) 松原勝久
皆さんの御蔭で北陸信越ブロック連合会長としての役目を果たさせて頂きました事に心より感謝の意を込め御礼申し上げます。本年度は昨年度築いた北陸信越地区そして全国に結んだネットワークを生かし地元の会長として地域力増進を目指した活動を展開して行きたいと考えております。現在、商工会議所青年部は親会の青年部という立場の他にＹＥＧ（ヤングアントレプレナーズグループ）青年経済組織という別名称を持つ組織です。そして地域経済の発展を図り地域の向上を目指すという目的があります。それを踏まえ会員個々も経営者として一人の人間としてもより多くの知識を蓄え大きく成長し、豊かで住みよい郷土づくりに貢献出来る果敢な地域のリーダーとして育って頂きたいのです。年頭の株価は珍しく上がり基調でした。しかし本年も財政や政策の方面から援護はまず期待出来ない状態です。国内的にはまだまだ問題を抱えていますので、他力本願型、つまり米国の景気動向に日本経済は左右される筈です。そしてイラク問題の動向やスマトラ沖地震の津波被害からも無論影響を受けます。これは既に世界にドル安の形で影響が出ています。日本の場合も、自身の黒字が大きいだけに進展によっては、円高不況を誘発する可能性を持っています。米国の双子の赤字が大きい事と併せ、激しい国際経済の波乱の波が中小企業を抱える地方にも押し寄せることになります。又昨年も多発した地震と共に人類が招いたともいえる地球温暖化影響の水害や異常気象による災害などはまだまだ増長する傾向にあります。従って未来を背負う我々は、一人一人がアースコンシャスもしっかり考慮していくことが当然の義務であると考えます。それらを鑑みると官民一体の未来都市構想が益々必要となるのです。その為に我々も行政と共に地方の財源や力を確保する方策や地域力増進を考えていくべきです。又市民の先導に立って行動するには、糧である生業の事業経営も先を読む力を磨き時代の波に飲み込まれないように自己研鑽を重ねて行くと共に、郷土をベースにした共存理念を持たなければなりません。そして今や資金の少ないベンチャーに投資するのはベンチャーキャピタルだけではありません。商社や金融機関、政府などがベンチャー投資専用ファンドを創設して成長前のビジョンある企業に資金を出す動きが序所に広がっています。既存の企業の成長力に陰りが見え始め、次代の経済を支える新しい発想の若い企業を育てていかねばならないという危機感がようやく出てきたのです。第二のホンダやソニーは必ずＹＥＧから育つ筈です。このようなビジョンで行動するYEGこそ地域に無くては成らない重要な存在なのです。以上ご理解賜りYEG全員で、地域向上の為、そして未来の子供や子孫の為に、未来に夢と希望が持てるような効果的活動を推進してゆきたいのです。最後にもう一度スローガンを口ずさんで下さい。Nothing venture, nothing have(ナッシングベンチャー、ナッシングハブ)この意味するものは、行う前から行動する前からあきらめないでほしい。行動しなければ何も起こせないということです。目的と夢を持ち続けながら一歩ずつ進めば、そのすべては必ず叶うものなのです。以上ご理解賜り会員の皆様と関係各位には、より一層のご支援ごと協力をお願い申し上げます。合掌
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● 高市早苗さん(現大臣)と事業打合せ 霞ヶ関 経済産業省にて
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