220204
ウィリアム・ケントリッジ 歩きながら歴史を考える そしてドローイングは動き始めた…… (William Kentridge: What We See & What We Know; Thinking About History While Walking, and THus the Drawings Began to Move)
@ 東京国立近代美術館 (コンテ画のアニメーション。現代への疲れが生む幻覚。木曜日を休んで行ったら、ちょうどいい人の入り。週末の人出を処理しきれるとは思えぬ。)
220204
常設展 + 早川良雄回顧展 (Hayakawa Yoshio: "The Face" and "The Form")
@ 東京国立近代美術館 (早川良雄さんは大正6年、大阪市生まれ。明るい色彩感覚と軽やかな線が、アンリ・マチスを思わせる。女性の顔を描きつづけ、晩年は簡素な幾何学的フォルムの世界へ向かった。)
220204
木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン ― 東洋と西洋のまなざし (Ihee Kimura & Henri Cartier=Bresson: Eastern Eye & Western Eye)
@ 東京都写真美術館3階展示室 (木村さんが昭和10年代に撮った那覇の芸妓が、広末涼子さんのようにきれいだった。)
220204 日本の新進作家展 Vol. 8
出発 ― 6人のアーティストによる旅 @ 東京都写真美術館2階展示室 (尾仲浩二、百瀬俊哉、石川直樹、百々 武 (どど・たけし)
、さわ ひらき、内藤さゆり の個性ある作品群。ムンバイやコルカタの猥雑な路地裏を淡々と撮った百瀬さんの作; マンションの室内をゆっくりと天使のように旅客機が飛ぶ、さわ さんの "music video for small metal gods" に惹かれた。)
220213
quality of love/1: your song 2: your vision @ ミレージャギャラリー (銀座二丁目)
(39人展。スターウォーズのヨーダのような、浅原裕子さんのオブジェがおもしろい。スポットライトの交錯がおもしろい 「見えない何か」 の作者、藤沼京子さんとお話しした。近く、表参道の 「ピンポイントギャラリー」 で開催の絵本公募展にも出品するそうだ。ほかに、さとうゆし さんのフラクタルアートも小品ながら斬新に見えた。)
220326
A Vision of Philippine Art - Selections from the Purita Kalaw-Ladesma Collection @ Ayala Museum, Makati City, Metro Manila (マニラ出張の最後の30分、わが勤務先の事務所近辺のアヤラ博物館へ。3階の企画は Purita K.-L.(大正3~平成7)のコレクション展。フィリピンの美術振興に尽くしたひとだ。Fabian dela Rosa が昭和7年に描いた彼女の肖像画の気品に見とれた。 廊下では、Claude Tayag さんの“Stations of the Cross”(イエス・キリストの抽象造形)。Fernando Zobel (大正13~昭和59)の晩年の抽象画の、ボカしとカスれの速度感は若々しい。 2階の個展スペースでは26日夕方オープンのCarlos Filart展“Faith at the Crossroads”の準備ができていて、いくつかの作品を外から眺めた。)