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両親学級

ひとりめのときは里帰り出産をしたのだけれど、今回は里帰りせずこちらの病院で出産することにしたので、出産する病院での両親学級に参加してみることにした。

全部で4回、2回目までは中期に行われる。出産のお話だったり妊婦体操だったりといった感じでママだけが参加する。そして3回目4回目は両親学級でパパも参加できるのだ。内容は、お産の進み方のお話とか、院内見学、赤ちゃんのお世話のことなど。
3回目は、10組くらいのうち2人だけがママだけの参加だった。うちのパパも参加できた。
内容は、出産の進み方についてのお話しとビデオ。パパの役割についてのお話し。院内見学。
ビデオは、出産シーンが出てくるのだけど、それがまたきれいな出産でびっくり。こんなにきれいなものじゃないよぉ～！ 出てくるママは叫びもしなければうなりもしない。ちょこっと顔をゆがめるくらいで、じょうずにいきんでじょうずに産んじゃった。生まれた赤ちゃんも血すらついていないきれいな赤ちゃんで、本当にこんなふうにきれいに生まれることがあるの？ってくらいな感じ。
こんな出産ができたらラクだろうな～、って思いながらビデオを見てた。

そして、院内見学。母親学級に申し込んで一番期待していたところ。わざわざふたりめで母親学級、参加することもない。今回この病院で出産することを決めて、事前に見ておきたいと思ったからなのだ。
緊急外来の受付からまわって病棟へ。新生児室、分娩室を見学した。
母子同室を取り入れているので（昼だけ）、新生児の面会は夜のみ。ガラスごしで指名して出してもらうというのだそうだ。こんな感じってことでひとり赤ちゃんを出してくれて見せてくれた。わぁ、ちっちゃぁ～い！かわいいぃ～！こんなにちっちゃかったっけ？
ぐる～っと回って陣痛室、分娩室があるところへ。ここへのドアは厳重なドアで足でハンドルをあけるようなすごいドア。入ると、まず陣痛室。使用中だったので中を見ることはできなかった。
（実は私はもうすでに入ったことがあるのだ。前の妊娠中、最後の検診で病棟でNSTを取ってきて、と言われこの部屋で取ったのでした。そして今回も緊急外来で行ったときもNSTのためにここを使ったのでした。）普通のベッドがカーテンで区切られた中にあるだけの部屋なんだけどね。この病院は陣痛室は夫と実母のどちらかひとりだけ入室できることになっている。前回の出産の病院は誰も入れてもらえなくてつらかったから、パパだけでも入れるのは良かったな～。
陣痛室の先に分娩室。入ると大きなベッド型の分娩台が。うぉ～！広い！なんでも最新型らしい。そして、その向こうにもう一台分娩台。こちらは普通の感じ。私が前の出産のときに乗ったのもこんな感じだったなぁ～。そして、一番向こうに座位分娩台。はじめて見た！椅子に足を乗せるところがついていて、下があいているような形で怖い感じ。
空いていれば、どの台で分娩するのか選べるらしい。ただ新しいものは背の高い人でないと大変だそうで、、、背が高くない私は使えないかもなぁ～。

こうやって事前に病院の中を見せてもらえるのはすごくいいと思う。前の出産のとき、いきなり陣痛室にひとりで入れられてはじめて見る分娩台にびっくり・・・って経験しちゃったので、今度はそういうことがないようにって考えたのだ。

4回目は赤ちゃんのお世話についてなど。参加していたパパのひとりが大張り切りで赤ちゃんのお人形のお世話をしていたりしてちょっと楽しかった(^^;。
最終日だったので、全体をとおして質問ということで、いろいろ聞いてきた。
この病院ではお産前の処置として浣腸、剃毛、会陰切開は必ずやるのか？と質問した人がいたのだが、それに対する回答は、必要がある場合はやるけれど、ほとんどやっていな、とのこと。当たり前のようにやるものだと思ってたので、意外な答えでびっくりした。会陰切開は傷の治り具合を比べても1ヶ月単位（1ヶ月検診まで）での治り具合は変わりがないので必要がなければやらない方針なんだそうだ。その場で必要に応じて、というのが良いなぁ～と思った。
この病院、昨年あたりから母子同室を取り入れているので、私も母子同室を希望している。昼間だけ赤ちゃんが病室に来て、夜は新生児室で預かってもらえる。別室を選んでも昼間は授乳で新生児室に通うことになるので、同室のほうがずっといっしょにいられていいな、と思ったのだ。けど、対応できる部屋は一部屋しかないのだそうだ。もしかしたら空き待ちとかになる場合もあるかもしれないとのこと。
3年半前の上の子のお産のときと病院が違うので、いろいろ比較できる。病院が違うこともあるけれど、3年半という年月が過ぎてるのでいろいろ変わってきてるのかもとも思う。
病院のこと、お産のこと、いろいろわかってきて、この両親学級に参加して良かったと思う。

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