TOKKOの 詩的な生活

TOKKOの 詩的な生活

田沢湖 (2007/6)


甥の結婚式をきっかけに、
一週間ほど日常生活から遠ざかっていました(^0^)

中部国際空港から岩手・花巻空港まで・・・
一日2便やからかなぁ・・?
たくさんの乗客で驚きました(ごめんなさい・・笑)

花巻で予約していたレンタカーに乗り
田沢湖に向かってドライブです
お天気が良くていいスタートです(嬉嬉)

岩手に住んではる方はご存知ですよねぇ?
小岩井農場の近くに
まつぼっくりっていう手作りアイスのお店があること・・・
すごく美味しい!
って聞いてたので楽しみにしてて、
私はトマトのアイスを食べました。

おいしいーー!!

牧場が多いから、
新鮮で美味しいミルクがいっぱい入ってるんやろねぇ
ホンマに、めちゃめちゃ美味しいねん♪
家の近くにもこんなお店が欲しい!
チェーン店にならへんかなぁ・・・・って真剣に思ったくらいですよ

それから田沢湖に・・・
思ってたよりも小さめの湖で、
木立の中をグルーッと一周・・・
その途中に たつこ像が輝いてました

湖の水も透き通って、太陽が反射してきらきら・・・
周りの木立もすっきりと、木漏れ日がちらちら・・・
そんな自然感がいっぱいの景色のなかに、
金色の像っていうのは
私的にはちょっとばかり、残念な気持ちもありましたけど・・・
綺麗な景色ということは間違いないですしね

田沢湖

続きはまた・・・

田沢湖が田沢潟と呼ばれていた頃、
院内にまれにみる美しい娘、辰子がいた。
辰子はその美しさと若さを永久に保ちたいものと、
密かに大蔵観音に百日百夜の願いをかけた。
満願の夜に「北に湧く泉の水を飲めば願いがかなうであろう」と
お告げがあった。

辰子は、わらびを摘むと言ってひとりで家を出て、
院内岳を越え、深い森の道をたどって行くと、
苔蒸す岩の間に清い泉があった。
喜び、手にすくい飲むと何故かますます喉が渇き、
ついに腹ばいになり泉が枯れるほど飲み続けた。

時が過ぎ、気がつくと辰子は大きな龍になっていた。
龍になった辰子は、
田沢潟の主となって湖底深くに沈んでいった。

一方、辰子の母は娘の帰りを案じ、
田沢潟のほとりに着き、
娘が龍になったのを知って悲しみ、
松明にした木の尻(薪)を投げ捨てると、
それが魚になって泳いでいった。
後に国鱒と呼ばれ、
田沢湖にしか生息しなかった木の尻鱒という(田澤鳩留尊佛苔薩縁起より)

さて、十和田湖を南祖坊に追われ、
男鹿半島に八郎潟をつくり主となった八万太郎は、
毎年秋の彼岸の頃、
田沢湖に恋人の辰子を訪ねて冬を過ごすため、
主のいない八郎潟は凍りつき、
2人の龍神が住む田沢湖は
冬の間も凍らない湖として知られている(三湖物語より)





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