飲む鬱飼う?いいえ。呑む飲むのむです。陽気な飲兵衛日記

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東亜細亜賤主権(赤青戦)

日記とは別の味付けでお送りしたいと思います。いちお、観戦記っちゅうことで。
東亜細亜大会っていったいなんなんでしょう。亜細亜大会はあるし、アジアCLだってちゃんとある。なのになんでわざわざ設定したのか?
試合後にあらためてそんなことを感じてしまうような試合でありました。
もともとは5月末から実施のはずだったのがSARSの影響で無期延期。それが今月になって行われたということで、かなり無理があったのでしょう。無理があったらやめておけば良かったのに・・・。ていうか東亜細亜サッカー連盟なんてあったんだ・・・。会長:岡野俊一郎?川淵元椅子男に日本サッカー協会会長を譲ったと思ったらこんなところで生きていたか・・・。

出場国 

韓国 日本 中国 台湾 香港 マカオ グアム モンゴル(北挑戦は今回不参加)

ッスか・・・うーん、あまり実施する価値がないような・・・・。

と、思いながら寒い寒いなか観戦して参りました。横浜国際競技場。ここに来るときはろくでもない事が多いのだけれど、今日は何事もなく、入場。キックオフまで40分と言う時間に入ったのだけれど、会場内はマータリとしている・・・。席が7000円もする指定席だったからかもしれないけれどさ。あ、ホーム側、アウェイ側両方のゴールにもブルーの集団が陣取って、猛烈な応援のエールを交換しあっておりましたがね。妙にずれているのが気になりました。デーハンミングのサポーターははアウェイのゴール裏で分割されて、ちょっと気の毒でした。

キックオフは定刻。赤のデーハンミングのユニフォームが妙に明るい赤で、目にちらちらと焼き付く。ここに来る前に飲みながら先輩と、

「今日こそは違う布陣で来るんだろうな。」

と話をしていたのですが、全く変わりない布陣でありました。やれやれ。
前半はまだ試合として機能していたような気がするんですよ。誰々がこのポジションについて、ココからコイツに球をだして、攻撃していくっていう・・・。しかし、それも大久保の累積退場で壊れました。簡単にシステムの変更が利かない今の日本代表。そういえば、アルトゥール・アントゥネス・コインブラは大久保退場になったときに前に出て布陣の変更の指示・・・していたっけ?この話も会場入りする前に先輩と今期のジェイを振り返って、

「セレッソの暴れん坊大久保は退場王だよなぁ・・。まさか代表戦でもやるんぢゃ・・。」

と冗談交じりに話していたらホントの話になりました。ははは。でも目の前でみちゃうと笑えない・・・。
こうなるとアグレッシブな攻撃が売りの韓国に一方的に攻められるのみ・・・でしたが、韓国チームも決定力が皆無で、打ち上げ花火が多い。11-10で圧倒的なのに、枠に入っていかないと言うのはどういうことだ?楢崎君ボールをはじいてそのボールを取られそうになるというお茶目ぶりは、グランパス戦での姿そのままである。見ていて呆れを通り越して微笑ましい。

前半は日本側全くダメダメ。臨機応変にシステムの変更が出来ないのは、指導者の存在感なのか?それとも主体性のなさなのか?見ていて辛い。勝たなければ優勝できない試合なのに、なぜ守備的布陣なのか?ここの国の監督は何を考えているんだろうと真剣に思う。チャンピオンシップ唾吐き野郎であるコイツをおいらは就任当初から信用していない。2006年一次予選であたるオマーンが強敵?強敵になってしまうのはオマエの指導力のなさだろ。ブォケ!(´Д`;)ハアハア・・・いかん、熱くなってしまった・・・。

前半がこうだと後半も見ていて辛いだろうなぁと酒に手を付け始めた後半。本山と藤田を投入。それまで防戦一方だった試合にちょっとずつ変化が見られはじめる。縦パス一本でしか得点機を出してこなかった日本だがワントップでは限界・・と思っていたのが三都主がポジションを変えたのか、少しずつ攻撃に厚みが出てくる。ていうかデーハンミングの選手やる気なさすぎ・・・。考えてみれば韓国は今の段階で得点差があって引き分けでも優勝できるのだ・・。そんなに冒険しなくても守ればよい・・と言う指示が出てたかどうか知らないけれどとにかく韓国、やる気が感じられない。国技をサッカーとするこの国では情熱と体力と少しのXXXXがこの国のプレイスタイルだと思って結構気に入りはじめていたのだが・・・。それにシュートとか精度悪すぎ・・・・。安貞桓君のシュートで惜しいのもあったけれどどう見ても

「枠をはずして打っている」

ようにしか見えない。これぢゃオウンゴールでも誘発しない限り得点できないよ。むぅ、ひょっとしてそれが狙い?凄い作戦だ・・・。

後半2人が入ってからはシステムも変更して、それなりに攻撃が出来るようになってきたのかなと思いきや、やっぱり一人少ないハンデはキツイらしく、なかなか形になってこない。でも韓国の拙攻に助けられ、なんとか持ちこたえている。あぁ、またカウンターかよ。いつの日からこんな縦パス一本のサッカーをするようになったのだろう。それもこれも

「中盤のインターセプト」

が多すぎるせいである。なんだかねぇ・・・。韓国も足が止まっているし・・・。スペイン戦で延長30分間含めてアグレッシブに動き回っていたその姿は皆無でありました。

結局試合終盤は両者入り乱れてのカウンター攻撃の応酬で、もうどういうシステムになっているんだかさっぱり分からない。全員攻撃、全員守備。とにかくボールを持ったモノが前に進むという、昔中学の時にやっていた草サッカーを彷彿とさせる試合内容でありました。おいらは7000円も払ってこんな草サッカーを見にきたんぢゃ無いのになぁ・・・。金返して欲しい、いや、マジで、さもなくば東アジア退会なんてのはさっさとやめて、親善試合でも増やしたらどうだろうか・・・。

あと、今日の試合のキーパーソンとして、審判を上げておく必要もあるでしょう。シンガポールの審判、ナガリンガム(敬称いらない)大久保の退場は100万歩譲ったとしても後半に報復行為を見逃したり、いらぬところで黄色いカードを出したりと、やりたい放題。前半と後半でジャッジが違うのは、最近の流行ですか?線審もゴールキックをCKと旗だしていたりして、見ていないこと請けあい。かつての6/17のゲームで見た今村亮一(審判資格剥奪希望者多数)にも勝るとも劣らない試合の壊しっぷりでした。もしもこの東アジア退会が急遽決定して、こんな審判しか集められなかったというのであれば、真剣な話、こんな退会。もうやらなくてもいい。アルトゥール・アントゥネス・コインブラと両代表、それに審判には全ての財産をなげうって、この日の観客一人一人に返金をしてもらいたいものである。




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