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SUBARUレガシィでも、このクルマは価格高いです。Eye Sightが付くだけでも高いのですが、そこにSTIが付きます・・・ 記事はCar Watch松田秀士レポートからです。 マイナーチェンジによりD型へと進化したスバル(富士重工業)「レガシィ」。そのD型レガシィをベースに、STI(スバルテクニカインターナショナル)が300台限定のコンプリートカー「レガシィ2.5i EyeSight tS」を発売した。 tSモデルは2010年に「フォレスター tS」「WRX STI tS」「レガシィ2.5GT tS」が発売され、今回が4台目のtSモデルということになる。STIのコンセプトに「Sport Always!」というものがあったが、tSとはturned by STIのtとSを取ったものとなる。では、STIにおけるtSとはどのようなモデルなのだろう? それは、装備仕様をハンドリング主体に磨きあげることに傾注して、ベース車の運動性能を向上させたSTIコンプリートカーということ。エンジン等のパワートレーンに関してはベース車の仕様を踏襲し、サスペンションや装備類などで性能向上を狙っている。これに対し、エンジンも含めたフルチューニングアップのコンプリートモデルにはSTIのネームが記される。 さて、今回の2.5i EyeSight tSのトピックは、初めて運転支援システム「EyeSight(ver.2)」がSTIのコンプリートカーに採用されたことと、初めて自然吸気の水平対向4気筒DOHC 2.5リッターエンジンがラインアップされたこと。 今回の2.5i EyeSight tSは、ベースモデルと比べて車高が15mmダウンしているため、ステレオカメラで前方障害物を認識するEyeSightを調整する必要がある。この作業はスバル本社とのリレーションがなければなかなか困難なこと。3000km以上の実走テストを行ったということだが、STIならではのEyeSight導入と言えるだろう。そして、もう1つの初めての自然吸気エンジン(アイドリングストップ機構付き)の導入だが、現在スバル車を購入する人の約8割がレギュラーガソリンを使用する自然吸気エンジンをチョイスすると言う。つまり、今回の自然吸気エンジンの導入には、よりエコで経済的なSTI車に乗りたいというユーザーへの配慮があったとみてよいのではないだろうか。300台限定車であろうともそのような心遣い、勝手な読みかもしれないがユーザー目線での設定に心が温まる。 と、勝手にセンチになることはさておき、少し残念なのはスプリングやダンパーなどの細かな数値の公表は行われていないことだ。まず、前後のダンパーはtS専用にチューニングされたビルシュタインが採用されている。さらに前後スプリングはSTIのオリジナル。黄色いビルシュタイン製ダンパーに赤いSTIスプリングのセットがフェンダーの隙間から覗く図は、只者ではないSTIコンプリートカーであることを主張している。エクステリアではtS専用のオーナメントがフロント、リヤ、サイドにあしらわれるとともに、フロントアンダースポイラーとB4、ツーリングワゴンそれぞれにトランクスポイラーやルーフスポイラーが大人しめに装着されている。さらにエクステリアで注目なのは、マフラーが左右2本出しであること。スバル車の場合、自然吸気エンジンモデルは左出しの1カ所と決められているのだが、tSモデルはターボモデルと同じ左右2本出しなのだ。これには、スバル工場でのホワイトボディー製造工程から生産ラインに混ぜなくてはならず、手のかかる作業を敢えて行うことでユーザーに希少性を提供しているのだ。エンジンはノーマルだが、敢えて言うならばこの左右2本出しのマフラーによる排圧調整が行われている。一方、インテリアはSTIのロゴが刺繍された専用シートや専用ステアリングなどを装備し、人気の高いブラックインテリアが基調となっている。 ほかにもタコメーターとスピードメーターの間にあるマルチインフォメーションディスプレイが変更されているが、これもtS専用となりドアを開けると「STI Performans」の文字とともにフロントフェイスのイラストが現れ、次にライト部分が点灯し、さらにプッシュボタンを押すとtSのロゴが現れるという凝った作りだ。 ところで、STIのレガシィtSには2010年にリリースされた2.5GT tSがある。このモデルは、スバルの実験部からSTIに入社した辰己英治氏がプロデュースを担当しているのだが、今回の2.5i EyeSight tSはやはりスバルから入社した渋谷真氏が担当している。私のようなレーシングカードライバーからすれば、クルマというものは作り手によって個性が変化するものであることは常識。このようなロードカーの場合、その変化を体験することも楽しみだし、作り手の意図していることを読み取ることも快感なのである。まず走り始めて感じたことは、サスペンション全体が締まっているということ。突起を乗り越える時のハーシュなど比較的強めに感じるのだが、サスペンションを含めたボディーの振動が小さいのでそれほど気にならない。フロントにフレキシブルタワーバーとフレキシブルドロースティフナー、リヤにフレキシブルサポートリヤ、ピロボールブッシュリヤサスリンク等の、いわゆるSTI流の補強パーツが組み込まれているから絶妙のボディーバランスが達成されているのだろう。このサスペンションの動き始めの締まり感によって、ステアリングを切り始めたときの応答性がこれまでの2.5GT tSに比べてシャープ。レースの世界でいうとステアリングスピードが速いということになる。つまり、操舵初期から応答性が速く少ない舵角からよく曲がるキャラクターということになる。 最後に、STIはパーツ販売も本業としているので、今回のコンプリートカーはベース車に同様のSTIパーツを組み合わせることで同じものが製作できるのではないかと考えたが、答えはNOなのだ。それを行ったとしても80%レベルの性能にしか達しないのだと言う。では、どこに残り20%の秘密があるのか。そのうち、1つだけ聞き出すことができたので報告しよう。 あくまでこのインプレッションを読んだ私たちの間の秘密ということで。実は、レガシィ2.5i EyeSight tSではリヤのフロア剛性を上げるために、エクシーガの純正部品「ステーリアフレーム」(15cmほどの短いパーツ)をフロア下の両側に流用しているのだ。特に左側はそのまま装着できないため、レガシィ用に加工が必要と言う。こんなものの積み重ねが操縦性に効くのだから面白い。要するに、見えないところの剛性アップなど総合的なチューニングが施されているわけで、やはりコンプリートモデルを手に入れることの希少性と重要度は高いのだ。2.5i EyeSight tS は、STIコンプリートカーのこだわりである「走りの愉しみ」と「持つ喜び」をしっかり味わえるモデルなのである。
2012年12月31日
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伊ABARTH、「日本にささぐ」一台ですネ。1.4Lのこのクルマが609.5万円します。記事はWeb CG青木禎之レポートからです。 フェラーリの名を持つアバルトが再び上陸。「Tributo al Giappone(日本へささぐ)」というサブネームが示すように、今度は日本のみ50台の限定である。「アバルト500」をさらにチューンした限定モデル「アバルト695トリブートフェラーリ」。1695台の生産台数のうち、日本には150台が割り当てられたが、またたく間に完売。そこで日本だけの追加モデルとして、ビアンコフジことパールホワイトにペイントされた「アバルト695トリブートフェラーリ“トリブート アル ジャポーネ”」が50台提供されたが、これも予約受付は終了している。でも、大丈夫。間もなく、ビアンコフジに続くキョートベルデがリリースされるはずだから……というのは冗談だが、いまひとつ元気がないクルマ業界にあって、ごく限られた台数とはいえ、エンスージアスティックなブランドが人気を博しているのは、楽しいことだ。フェラーリにささげられたアバルト695は、ベースとなる1.4リッター直4ターボに手が入れられ、180ps/5500rpmの最高出力と、25.5kgm/3000rpmの最大トルクを絞り出す。1.4リッター自然吸気(NA)を積むノーマル「チンクエチェント」が100psと13.4kgmだから、8割増しのアウトプットということになる。 しかも、「フィアット500」の日本市場でのラインナップは、現在、1.2リッターとツインエアだから、スーパーチンクエチェントたるアバルト695の速さは、いやでも目につくはずだ。ちなみに、カタログモデルの「フィアット500アバルト」改め「アバルト500」は、同じ1.4リッターターボから、最高出力135psと最大トルク21.0kgmを得ており、また、昨2011年のボローニャショーで発表された「アバルト595」は、260psと23.5kgmというスペック。きっちりヒエラルキーが考慮されている。日本限定版のトリブートフェラーリの価格は、先の赤バージョン569万5000円からやや上昇して、609万5000円となった。パールホワイトの特別色と、ホイールがマグネシウムグレーに塗られたお値段が40万円ということになる。まあ、ここは695万円にならなかったことに感謝するべきだろう!? 車両本体価格の一部は、東日本大震災への復旧支援に充てられるという。「アバルト500」をさらにチューンした限定モデル「アバルト695トリブートフェラーリ」。1695台の生産台数のうち、日本には150台が割り当てられたが、またたく間に完売。そこで日本だけの追加モデルとして、ビアンコフジことパールホワイトにペイントされた「アバルト695トリブートフェラーリ“トリブート アル ジャポーネ”」が50台提供されたが、これも予約受付は終了している。でも、大丈夫。間もなく、ビアンコフジに続くキョートベルデがリリースされるはずだから……というのは冗談だが、いまひとつ元気がないクルマ業界にあって、ごく限られた台数とはいえ、エンスージアスティックなブランドが人気を博しているのは、楽しいことだ。フェラーリにささげられたアバルト695は、ベースとなる1.4リッター直4ターボに手が入れられ、180ps/5500rpmの最高出力と、25.5kgm/3000rpmの最大トルクを絞り出す。1.4リッター自然吸気(NA)を積むノーマル「チンクエチェント」が100psと13.4kgmだから、8割増しのアウトプットということになる。しかも、「フィアット500」の日本市場でのラインナップは、現在、1.2リッターとツインエアだから、スーパーチンクエチェントたるアバルト695の速さは、いやでも目につくはずだ。ちなみに、カタログモデルの「フィアット500アバルト」改め「アバルト500」は、同じ1.4リッターターボから、最高出力135psと最大トルク21.0kgmを得ており、また、昨2011年のボローニャショーで発表された「アバルト595」は、260psと23.5kgmというスペック。きっちりヒエラルキーが考慮されている。 日本限定版のトリブートフェラーリの価格は、先の赤バージョン569万5000円からやや上昇して、609万5000円となった。パールホワイトの特別色と、ホイールがマグネシウムグレーに塗られたお値段が40万円ということになる。まあ、ここは695万円にならなかったことに感謝するべきだろう!? 車両本体価格の一部は、東日本大震災への復旧支援に充てられるという。カーボン調になったBピラーにニンマリしながら695トリブートフェラーリ“トリブート アル ジャポーネ”のドアを開けると、ヘッドレスト一体型のバケットシートがカーボン製だ。ステッチに合わせた、赤く大きな「ABARTH」の刺しゅうがうれし恥ずかしい。標準シートより10kg軽いというそれに座ると、ゴツいサイドサポートがお尻をギュッと挟んでくれる。座面の横には「Sabelt」のタグ。目の前のインストゥルメントパネルにもカーボン調の加飾が施され、メーターナセル内の計器類はイエーガー製! クルマ好きのハートを踊らせる記号がめじろ押しだ。エンジンをかければ、4本出しの排気管から野太い音が吐き出され、運転者の心の暖気はすっかり済んだ感じだ。いざ走り始めると……アレッ!? 意外と普通かな。NAの、特に小排気量エンジンのチューンドモデルは、できるだけ高回転を維持させながら走るのがツラくも楽しい作業なのだが、ターボモデルのヌオーバ695は、少々ズボラな運転でも十分走る。 ドライバーに「アバルト」を感じさせるのは、時に下から突き上げる、アシの硬さだ。そこで、センターコンソールの「SPORT」ボタンを押してみると、ハーフスロットルでもトルクの付きが格段によくなるのがわかる。小さな白いクルマがグングン加速する。ハンドル奥のパドルを操作すれば、カタコン、カタコン、壮大な音を立てながらギアが瞬時に切り替えられ、21世紀の695がようやく「アバルト」を取り戻す。ターボモデル特有の、前方に吸い込まれるようなスムーズで急速な加速! 胸の奥で歓声をあげる。それにしても、と思う。1.4リッターの大衆車を栄光のダブルネームとスポーティーな装備で飾って、2倍の価格を付け、それなりの説得力を持たせるイタリアンメーカーの企画力は大したものだ。拍手ぅ! ニッポンのトヨタだって、例えば「iQ」をレーシーに仕立てて、「トリビュート アストン・マーティン」といったモデル名を与えれば……ゲイドンのスポーツカーメーカーに怒られちゃいますね。
2012年12月30日
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ALFA ROMEOと聞くだけで・・胸騒ぎがします。赤いアルファってなれば、なおさら・・・ 新しいスポーツカーが市販されようとしています。 記事はRESPONSEからです。 イタリアのアルファロメオが、2011年3月のジュネーブモーターショー11に出品した新型スポーツカー、『4Cコンセプト』。同車の市販モデルの登場が、いよいよ近づいてきたようだ。 これは12月21日、アルファロメオが公式Facebookページで明らかにしたもの。「アルファロメオの2013年に、失望することはないでしょう」とのキャッチコピーとともに、新型車が予告されている。 アルファロメオは明言していないが、この新型車が当初、2012年内に発表されると見られていた4Cコンセプトの市販版を指すのは、ほぼ確実。4Cコンセプトは、市販を前提とした2シーターの小型ミッドシップスポーツカー。 全長は約4000mmとコンパクトで、2007年に限定発売された『8Cコンペティツィオーネ』のDNAを受け継ぐフォルムをまとう。 ミッドシップには、1750ccの直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンが収まり、最大出力200ps以上を発揮。 カーボンファイバーやアルミなどの軽量素材によって、車両重量は850kgに抑えられ、0-100km/h加速5秒以下、最高速250km/h以上という性能を実現する。 アルファロメオは今回、公式Facebookページにおいて、新型車のアルミホイールの画像を公開。「全ての車を終わりにする車の登場は近い」と、自信たっぷりに予告している。
2012年12月29日
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MERCEDESのオープンカーモデルである、SLK55そのAMGモデルですネ。 記事はRESPONSEからです。 メルセデスベンツ日本は、2012年5月に『SLK55AMG』を追加投入した。価格は1090万円。 同社試乗会において、商品企画・マーケティング部製品広報課の嶋田智美さんは、SLK55AMGについて、「エンジンが非常に特徴的なモデルです」と述べる。「M157型の5.5リッター直噴V8ツインターボエンジンをベースに、新たに開発されたM152型の自然吸気エンジンを搭載しました」という。 このエンジンの特徴は、「AMGシリンダーマネージメントと呼ばれる気筒休止システムを備えたことで、エンジン負荷に合わせて4気筒モードと8気筒モードを瞬時に切り替えることが出来ます」とする。 これにより、「先代モデルに比べ、最高出力で約17%、最大トルクでも約6%向上しながら、さらに燃費値においては、70%以上の向上を果たし、高出力と低燃費を高次元で両立しています」と話す。 また、エグゾーストについても、「AMGスポーツエグゾーストシステムを備えており、スポーツ走行時には非常にエモーショナルなサウンド、また、クルージング時には心地良いサウンドが感じられる、独自のテクノロジーを盛り込んだモデルです」と語った。
2012年12月28日
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伊MASERATIのグランツーリズムといえば、超高級車というイメージがあります。早くも、次期型のことが話題に上ってきたようです。記事はRESPONSEからです。 イタリアの高級車メーカー、マセラティの2ドアクーペ、『グラントゥーリズモ』/『グラントゥーリズモ スポーツ』、そのオープン版の『グランカブリオ』。この3車の後継車の開発計画が判明した。 これはマセラティの親会社、フィアットが公表したグループ全体の2016年までの新型車の開発プランから明らかになったもの。 グラントゥーリズモ、グラントゥーリズモ スポーツ、グランカブリオの3車の次期型は、2015年頃にデビューすると告げられている。 ところでマセラティは、2013年1月のデトロイトモーターショー13において、新型『クアトロポルテ』をワールドプレミアする予定。 さらに、中型サルーンの『ギブリ』、SUVの『レヴァンテ』の2車種を、2014年までに発売すると宣言している。 グラントゥーリズモ、グラントゥーリズモ スポーツ、グランカブリオの3車の後継車は、これに続くもの。 マセラティは2015年までに、世界新車販売を5万台に引き上げる目標を掲げており、ラインナップの刷新で、目標達成を目指す。
2012年12月27日
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仏PEUGEOT車の最上級車、508。その試乗記ですネ。記事はRESPONSE島崎七生人レポートからです。 知人に『プジョー508』のオーナーが複数いて、そのうちセダン、SWそれぞれに前任車『407』からの“乗り継ぎ組”がいる。やはりプジョーの世界観は、ハマると心地いいらしい。 折しもインターネット上で、1st Anniversaryのキャンペーンも展開中。そんな『508』に改めて試乗してみた。乗ったのはセダンのベースグレードの『Allure』、下ろして千数百km足らずの新車。クルマを受け取った直後は、さすがに全体がまだ硬い…そう思えた。 が、走り込むに連れ、メキメキと馴染みがでてきたのが実感できた。200km程度を走ったあたりから、角が取れ、低速でもフラットでしなやかな乗り味が味わえるようになった。 もちろん大柄にも思えるボディながら山道も危なげなくこなすし、走りのポテンシャルの奥が深い。 運転席も当初は硬めと思えたが、片道1時間程度の山道の往復で、本当に1度も運転姿勢を直さなかったことで、このシートの出来のよさがわかった。 ひと頃なら3リットルのV6でもおかしくないボディに今や1.6リットルターボ(156ps/24.5kg-m)というエンジンも、依然、実用上まったく不足はない。最新技術の恩恵だ。 ドアも大きくゆったりと座れる後席、広いトランクなども見逃せない。標準装着の国産P社製オーディオ一体ナビの操作ロジックが洗練されればなおいいが、第一級のセダンとしての資質の高さは相変わらずだ、と思えた。 ■5つ星評価 パッケージング:★★★★★ インテリア/居住性:★★★★★ パワーソース:★★★★ フットワーク:★★★★★ オススメ度:★★★★★
2012年12月26日
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MERCEDESの新シリーズになるシューティングブレーク車。それも上級、CLS63AMG・・の試乗記が出ましたね。このAMG車は価格1680~1800万円します。 レポートはRESPONSE島崎七生人です。 順当に考えて、このクルマのラゲッジルームに引っ越し業者の段ボールがいくつ積めるか?などと思う人はいないだろう。 スポーツクーペツアラー。何とも耳心地のいい優雅なコンセプトで登場したCLSシューティングブレークは、確かにベースの4ドアより、さらにほどよく浮世離れしている。 特徴はバックドアを開けたラゲッジのスペースだ。試乗車はCLS 63 AMGで、50万円のオプションの「designoウッドフロア」装着車だった。なので色、質感ともにクルーザーのデッキを思わす床板が、さながらショーモデルのよう。 試しに手持ちのバッグを載せただけで走行してみたが、適度な摩擦係数を確保しているようで、無闇にバッグが暴れることはなかった。フロアのウッドは合板だが、無垢板では熱や経年変化で“反り”など問題が生じる可能性がある…といった根拠があってのことだろう。 3名着座が可能な後席は、クーペより有利なボディ形状もあり、大人でも天井に髪は触れない。 前席はAピラーこそ相当の傾斜だが、クーペと思えば問題はないし、通常の運転姿勢でフードがキチンと見渡せる。 大柄なボディながら、かつてのW124のように小回りが効く。あとからカタログを調べると最小回転半径は5.2mとなっていた。 524ps/71.3kg-mと、とてつもない性能を誇る5.5リットルV8ターボユニット+7速ATの走りは、一般公道ではその片鱗が確かめられる程度。 標準の「AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション」は、19インチの30扁平(フロントは35扁平)タイヤをダイナミックにもコンフォートにも活かし、的確に走りと乗り味を切り替えてくれる。 ■5つ星評価 パッケージング:★★★★ インテリア/居住性:★★★★★ パワーソース:★★★★★ フットワーク:★★★★★ オススメ度:★★★★★
2012年12月25日
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これは2013欧州イヤー・カー選考ですネ。ナルホド!と思わせるクルマ・・の中にBRZと86が入っている・・・ 記事はRESPONSEからです。 欧州カーオブザイヤー主催団体は12月17日、「カーオブザイヤー2013」のファイナリスト8台を発表した。日本メーカーからは、トヨタ『86』/スバル『BRZ』が最終選考に進んでいる。 欧州カーオブザイヤーは、今年で26回目。ロシアを含む22か国、58名のジャーナリストが、2011年夏以降にデビューし、2012年内に欧州市場で発売予定の車を含めた新型車の中から、最高の1台を決定する。 条件は、少なくとも欧州5か国以上で販売され、年間販売台数が5000台以上。少量生産のスーパーカーなどは、除外される。 欧州カーオブザイヤー2013の最終選考8台は以下の通り。 ●フォード・B-MAX ●ヒュンダイ・i30 ●メルセデスベンツ・Aクラス ●プジョー208 ●ルノー・クリオ(日本名:ルーテシア) ●スバル・BRZ/トヨタ・86 ●フォルクスワーゲン・ゴルフ ●ボルボ・V40 日本車では唯一、トヨタ86/スバルBRZが最終選考に駒を進めた。2012年10月の最初のノミネート発表時点では、日本車からはホンダ『CR-V』、マツダ『6』(日本名:『アテンザ』)、三菱『アウトランダー』、三菱『ASX』(日本名:『RVR』)、スバル『インプレッサ』、スバル『XV』、トヨタ『オーリス』、トヨタ『プリウスPHV』、トヨタ『プリウス・プラス』(日本名:『プリウスα』)の9台がリストアップ。 しかし、これら9台はファイナリストに残らなかった。 また欧州メーカーでは、BMW『3シリーズ』やアウディ『A3』、メルセデスベンツ『SLクラス』、ポルシェ『ボクスター』などがリスト落ち。欧州カーオブザイヤーは2013年3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー13で発表される。
2012年12月24日
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英BENTLEY車、やはり好きですネ!憧れますね。彼の国の自動車文化の粋を感じさせるクルマ、なのであります。 記事はRESPONSEからです。 英国の高級車メーカー、ベントレーは1月2日、米国で1月14日に開幕するデトロイトモーターショー13において、『コンチネンタルGTスピード コンバーチブル』を初公開すると発表した。 同車は、2012年6月に発表された新型『コンチネンタルGTスピード』のオープンバージョン。 コンバーチブルボディに、クーペと同じパワフルなエンジンを搭載する。 コンチネンタルGTスピード コンバーチブルの心臓部には、クーペと共通のツインターボで過給された6.0リットルW12気筒ガソリンエンジンが収まる。最大出力は625ps/6000rpm、最大トルクは81.6kgm/2000rpm。ベントレーの量産車として、史上最強のパワーは健在だ。 トランスミッションはZF製の8速AT、「クイックシフト」。コンチネンタルGTスピード コンバーチブルは、0-100km/h加速を4.4秒で駆け抜け、最高速は325km/hに達する。 これはクーペに対して、それぞれ0.2秒、4km/h劣るだけ。 ベントレーは、コンチネンタルGTスピード コンバーチブルの325km/hの最高速について、「世界最速の4シーターコンバーチブル」と自信たっぷりに説明している。
2012年12月23日
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BMWのZ4。乗りたいクルマ!欲しいクルマ!です。そのエントリー仕様となれば・・・なおのこと。記事はRESPONSEからです。 BMWは12月18日、『Z4』の2013年モデルの概要を明らかにした。実車は2013年1月、米国で開催されるデトロイトモーターショー13で初公開される。 現行Z4は2世代目にあたり、2009年1月のデトロイトモーターショー09でワールドプレミア。デビューから4年を経た今回、初の本格改良が施される。 エクステリアは、ヘッドライトを小変更。LEDのライトリングのデザインを見直し、新鮮さを醸し出す。 17インチまたは18インチのアルミホイールも新デザインだ。ボディカラーには、バレンシアオレンジなど新色3タイプが設定された。 インテリアは、中央の空調やiドライブの操作系周辺をハイグロスブラック仕上げとして、クオリティを向上。 新設定の「デザインピュアトラクション」パッケージでは、ブラックのレザーシートにオレンジのストライプが添えられるなど、特別な演出が施される。 2013年モデルには、エントリーグレードとして、「sドライブ18i」グレードを追加。 2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最大出力は156ps、最大トルクは24.5kgmを発生。0-100km/h加速は7.9秒、最高速は221km/hの実力だ。
2012年12月22日
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ウーむ!欲しいし、乗ってみたいし!しかし、MINIで460万円します。存在としては遠い彼方ですが・・・ 記事はCar Watchからです。 ビー・エム・ダブリューは、「MINI ジョンクーパーワークスGP」を200台限定で12月18日から国内発売する。 2012年のパリ・モーターショーで公開された、全世界2000台の限定生産モデル。 MINI ハッチバックのホッテストモデル「ジョンクーパーワークス」をベースに、直列4気筒DOHC1.6リッター直噴ターボエンジンの最高出力を5kW(7PS)高めて160KW(218PS)とし、乗車定員を2名とすることで軽量化した。 さらに専用のサスペンションやホイールのほか、スポーツブレーキ・システム、ストラット・ブレース、GPモード付きDTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)を備える。0-100km加速は6.3秒、最高速度は242km/hで、同社は「MINI史上最速」としている。 ボディ・カラーには専用色のサンダー・グレーを採用。 ルーフをシルバーに、ミラー・キャップをチリ・レッドに、ボンネット上のエア・インテークの縁とフロント・バンパー内のフレーキ・ダクトをミラー・キャップと同色のチリ・レッドに、ターン・シグナル・ライトをホワイトとした。 また大型のカーボン・リア・ウイングとディフューザーを装備し、GP専用の17インチ・ホイール(7.5J×17)にスポーツ・タイヤ(215/40 R17)を標準装備。 フロント・シート後方にはインナーバーを装備し、ボディー剛性を高め、荷室の荷物が前方に倒れるのを防ぐ。このほか専用レカロシート、レッド・ステッチ入りの3スポーク・レザー・ステアリング・ホイールなどを備える。
2012年12月21日
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LAMBORGHINI車・・・これも既報ですが。場所は東京・青山通りに面したクリスマス・カフェですネ。記事はイズム・コンシェルジュからです。 11月末に開幕したロサンゼルスモーターショーにてワールドプレミアが行なわれたばかりのランボルギーニ製最新オープンスーパースポーツが、早くも日本に上陸を果たした。12月14日、東京・青山を舞台にランボルギーニ・ジャパンが展開する期間限定クリスマスカフェにて、アヴェンタドールの最新バリエーション「アヴェンタドール LP700-4 ロードスター」の国内初披露イベントが実施されたのだ。価格は4660万3200円と発表された。 アヴェンタドール LP700-4 ロードスターは、すでにコンシェルジュでもその詳報をお伝えしている通り、超軽量のカーボン製デタッチャブルトップを備えたスーパーオープンスポーツである。専用にデザインされたルーフトップは2分割式となっている。 ルーフパネル1枚あたりの重量はわずか6kgほどと超軽量で大人一人で軽々と持ち上げることができ、また装・脱着も簡単に行なうことができる。また、ルーフからボディ後部のエンジンフードにかけて、ロードスター専用のデザインとカラーリングが与えられるほか、足もとにも新たに軽量タイプの新型アルミホイールが装備される。 パワーユニットは、気筒休止システム及びスタート/ストップ(アイドリングストップ)機能を備える最新世代の高効率・高出力型V型12気筒エンジン。 の最高出力と、350km/hの最高速度を誇る。なお、同クリスマスカフェにおけるアヴェンタドール LP700-4 ロードスターの展示は、12月14日の1日限り。翌日以降よりカフェオープン最終日までの間は、あらためて新型ガヤルドLP560-4の展示が実施される予定だ。
2012年12月20日
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これも既報ですが・・・”スポーツクーペの理想形”です。独AUDI車の中でも、プレミアム・スポーツといえる一台であります。記事はWeb CGサトータケシのレポートからです。 “スポーツクーペの理想形”をかかげる、アウディの4シータークーペ「RS 5」に試乗。その走りは、どのようなものなのか? 2年前に登場した「アウディRS 5」は、マイチェンを受けてさらに煮詰まっていた。狭い道に入ると意外と横幅があることに気付くけれど、スーパーカーとしては扱いやすいサイズのボディー。低回転域では裏方仕事をしっかりこなし、回せば華やかなスターの役回りも演じる4.2リッターのV8エンジン。荷物置き場としてではなく、きちんと座席として使える後席。フルタイム四駆システム。 こうやって要素を挙げていくと、どうしても「ポルシェ911カレラ4」と比べてしまう。 値段はRS 5(7AT)が1222万6000円で、カレラ4(7MT)が1265万円。0-100km/h加速の公表値はRS 5が4.5秒で、カレラ4が4.9秒。 30歳代のクルマ好きと話をしていると、実はアウディRS 5とカレラ4で悩んだりはしないようだ。「RS 5もクールだけれど、新しい『ゲレンデ』もゴツくてインパクトがある」的な比較検討がイマ風らしい。でも、旧世代なのでどうしてもRS 5とカレラ4のどっちにしようか、的な視点から試乗してしまう。 とは言いつつ、自分の場合は憧れのクルマがポルシェ911なので、以下、×1.4ぐらいの“ポルシェ係数”をさっぴいてお読みください。 ここで外観を比べるのはアウディがちょっとかわいそう。約50年の時間をかけて磨きこまれたポルシェ911のあの形は、カッコいいとか好き嫌いという次元を超えた存在感がある。ただしアウディRS 5のデザインには、街中で気配を消せるという長所がある。カレラ4だとどんなにクルマに興味がない人でも「あっポルシェだ」と思うだろうし、同時に「羽振りがいいすね~」的な視線にさらされる。 けれど、アウディRS 5の場合は、「クワトロGmbHが……」と言ってもわかる人にしかわからない。クルマに興味がない人の前にRS 5と「A3スポーツバック」を並べて“どっちが高いか当てクイズ”をやったら、正解率は70%ぐらいではないか。「RS 5」というロゴが刻まれた、RSモデル専用の滑らかな手触りのレザーシートに腰掛けると、インテリアもこの種のクルマにしては控え目だということがわかる。「どないだー!」と高性能や豪華さをアピールするのではなく、落ち着いたデザインとクオリティーの高いパーツで黙って勝負するタイプだ。 走っていると、NA(自然吸気)のV8エンジンにシビれる。市街地では、2000~2500rpm程度の低い回転数からじわじわとタイヤに力を伝える。このぐらいの回転域だと、ドロロッというV8っぽさもかすかに感じさせる。ところが回転を上げるにつれ「ドロロッ」は消え、カッキーンと金属的な手応えとともに突き抜けるように回る。そんなはずはないのだけれど、「カッキーン」を際だたせるためにわざと「ドロロッ」を感じさせる演出なのではないかと勘ぐりたくなるほどだ。 最高出力450psは、8250rpmという超高回転で発生する。こんなに回る自然吸気の大排気量V8エンジンはこれからどんどん減るはずだから、在庫があるうちに買いだめしておくのも手かもしれない。 ワインディングロードで少しヤル気を出す程度だと、オン・ザ・レールでコーナーをクリアし続ける。ここでつい、「オン・ザ・レール=乗せられているようでツマラン」と考えてしまうけれど、RS 5の場合は違う。自分がきっちりドライブしているから狙い通りのラインを走っているのだ、と思えるのだ。しっかりとインフォメーションを伝えるステアリングフィール、強力かつリニアに効くブレーキ、ノーマルの「A5」より20mm車高を低めたスポーツサスペンション、レスポンスに優れるパワートレインなどが相まって、「オン・ザ・レール=クールで新しいファン・トゥ・ドライブ」だと感じさせる。 そう感じる裏では、ハイテクがフル稼働している。クワトロシステムは、通常だと前40%:後60%のトルク配分になっている。それが状況によっては前70%:後30%から前15%:後85%にまでトルク配分を変える。また、内輪にブレーキをかけることで状況に合ったトルクを4輪に配分するエレクトロニック・トルクベクタリング機能や、左右後輪間でトルクを配分するリアスポーツディファレンシャルも、“楽しめるオン・ザ・レール”の実現に貢献しているはずだ。ということで、見て乗って走ってみると、アウディRS 5はいろんなところで「こっちのほうが新しいかも」と思わせるのだった。スーパースポーツの新人類でしょう。
2012年12月19日
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伊MASERATI車。フェラーリの乗用車版がマセラティと思っていいですネ。現行のクアトロポルテは、価格1460~1757万円します。 記事はRESPONSEからです。 イタリアの高級車メーカー、マセラティが2013年1月、デトロイトモーターショー13で初公開する新型『クアトロポルテ』。同車のエンジンの詳細が判明した。 これは12月13日、マセラティが明らかにしたもの。これまで、ベールに覆われていた新型のエンジンラインナップが公表されている。 新型クアトロポルテには、2種類のガソリンエンジンを設定。 3.0リットルV型6気筒ツインターボ、直噴3.8リットルV型8気筒ツインターボだ。現行型にはないV6を用意する点に、欧州で主流のダウンサイジングトレンドへの対応が見て取れる。 3.0リットルV型6気筒ツインターボは、最大出力410ps、最大トルク56.1kgmを発生。 現行クアトロポルテの「スポーツGT S」グレードの、4.7リットルV8自然吸気ユニットを上回るトルクを獲得する。その効果で、0-100km加速は4.9秒、最高速は285km/hの性能だ。 3.8リットルV型8気筒ツインターボは、最大出力530ps、最大トルク66.3kgmを引き出す。 オーバーブーストモードでは、最大トルクは72.4kgm。0-100km加速は4.7秒と、現行のスポーツGT Sグレードよりも、0.3秒速い。最高速は307km/hと、スーパーカーの領域に到達する。
2012年12月18日
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MERCEDESのEクラスは、プレミアム系の高級セダン車ですネ。現行型で価格が595~1530万円します。記事はRESPONSEからです。 ドイツの自動車大手、ダイムラーは12月13日、欧州において、メルセデスベンツ『Eクラス』の大幅改良モデルを発表した。 現行Eクラス(W212型)は2009年1月、デトロイトモーターショー09で発表。デビューから約4年を経ての改良は、初の大がかりな内容だ。なお今回の改良は、セダンとステーションワゴンが対象で、クーペは含まれていない。 改良新型のハイライトといえそうなのが、フロントマスク。新デザインのヘッドランプやグリル、バンパー、ボンネットが与えられ、表情を一新した。このヘッドランプには、デイタイムランニングライトを組み込む。 クラス初のフルLEDヘッドライトも、オプションで選択できる。 また、『Cクラス』同様、Eクラスとしては初めて、フロントグリルのデザインも2種類を設定。「エレガンス」仕様やベースグレードは、細めの横メッキ3本を配したデザインで、スリー・ポインテッド・スターはボンネットフードにレイアウト。 一方、「アバンギャルド」仕様は、太めの横メッキ2本を採用し、スリー・ポインテッド・スターはグリル内に配された。 リア周りでは、テールランプが新デザイン。ヘッドランプ同様、LEDを組み込んだデザインとした。 バンパーの形状も新しくなっており、フロントと合わせた全体で、大きくイメージを変えること成功している。 インテリアは、素材の見直しにより、クオリティを向上。ダッシュボードのトリムパネルは、ウッドとアルミの2種類から選択できる。ダッシュボード中央部のデザインが変更され、新たにアナログ時計がレイアウトされた。
2012年12月17日
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山陰の旅は続きます。三日目の朝は、まず鳥取砂丘へ向かいます。 見てください、この雪景色! 砂丘センターのリフトに乗って、砂丘へ向かいます。普通なら、砂漠のような・・・らくだが似合うような景色が見れる・・・これが砂丘です。単なる雪の平原ですネ。東西16kmに及ぶ、日本三大砂丘の一つ鳥取砂丘は雪の中でした・・・ 三日間の山陰方面の気温は、ほぼ0℃から3℃くらい。寒さ対策はしていったとはいえ、寒かったですが、この三日目が最も寒かったですネ。 次に訪れたのは出石(いずし)です。 兵庫県豊岡市に属する出石は、かっての出石城の城下町。碁盤の目状の街並みから小京都と呼ばれる街です。応仁の乱に際して、山名宗全が出兵した地であり。江戸時代、但馬の雄藩だった仙石氏によるお家騒動。幕末には彼の桂小五郎が潜伏していた地。歴史を紐解く鍵が幾つも残る地なのだそうです。 出石名物、城下大手門脇に立つ 日本最古の時計塔といわれる「辰鼓楼(しんころう)」です。 この街で、ヨメが最も気に入ったのが、出石永楽館という芝居小屋です。 明治34年に開館したという永楽館。近畿最古の芝居小屋です。寂れていたようですが、平成20年に44年の時を経て蘇ったそうです。 これは花道の上から舞台と客席を眺めていますが、廻り舞台や奈落を備えた舞台裏も見学してきました。短い時間でしたが、出石滞在は記憶に残る立ち寄り先でした。 出石から天橋立に移動する間に、その前後、バスガイドさんがこの辺りにはコウノトリがいる、と話してくれていました。カメラには収まりませんでしたが、一瞬、低い空に舞うコウノトリにお目にかかれました。ツルによく似た鳥です。絶滅の危機にある鳥です。車内、やや感激の一時でした。 そして、天橋立です。 天橋立は、京都府宮津市にある日本三景の一つです。ツアーで行ったのは、北側の傘松公園側です。麓からケーブルカーでパノラマランドまで登り、「斜め一文字」天橋立を観ます。 のぞき台という台の上に立って・・・覗いて見ると 逆さに見える、「斜め一文字」はこんな具合。全長3.6km。幅は20mから最長170mだそうです。いにしえより奇勝・名勝として知られる天橋立です。 やはり天気がイマイチ・・・遥か山の麓が宮津市内ですが、手前の街も宮津市の飛び地だそうです。家々の屋根には雪が積っている・・ さて、二泊三日山陰をめぐる旅は、ここ天橋立までです。この後は、舞鶴若狭自動車道~中国自動車道を使って、一路 大阪空港へ。 大阪空港発19:30のJAL機で羽田空港に到着したのは20:35分。空港第二ターミナル駐車場までバスで戻って、マイカーに乗り 帰宅いたしました。無事、横浜へ帰還いたしました。
2012年12月16日
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山陰の旅は・・・島根県、松江市内散策の続きです。 名城 松江城のお堀になる、松江堀川です。ここを船でめぐる、堀川めぐりがコースにもなっていましたが、あっしらは街並み歩きを選びました。 そして、城下の武家屋敷街です。 ここは長屋門や塀が続き、松江の街並みでも最も城下町らしい面影があります。 この道路の反対側に、菓子老舗「風流堂」がありますが。ここの銘菓「山川」は茶の湯の日本三大銘菓に数えられていますネ。しっとりと口当たりの良い落雁です。 松江藩藩主だった、松平冶郷公は江戸時代を代表する茶人でありました。不昧(ふまい)を号とし、自ら茶道の不昧流を建てました。 そんな不昧公の遺功が残る街、松江であります。 この後、松江から程近い、中海の大根島(だいこんじま)へ向かいました。ほとんど知られていないのでは・・・この島は火山の島だそうです。火山灰の土壌なので、牡丹や高麗人参といった特産品が出来るそうです。 ここの「由志園」へ行きました。ここは、「牡丹の花と高麗人参の里」なんて、呼ばれているようです。1万坪の敷地がある日本庭園があります。 なぜ、この大根島に立ち寄ったのか?後で解ったのですが、ツアーで乗ったバス会社の車庫がこの島にあって、さすがに地理に詳しい・・・ようでした。さて、日本庭園といえば・・・そうです、あの足立美術館へも行きました。 松江市内を離れ・・向かうは 島根県安来市古川町にある足立美術館です。 10年連続、日本一の庭園といわれる足立美術館の庭園です。 「最も訪れてみたい美術館」のNo1でもあります。 四季折々に美しさを描き出すようですが、この日は霙、雨に近い霙でありました。でも、うっとり・・・しばし見入ることとなりました。 枯山水庭、白砂青松庭、池庭・・・など6つの庭園が、5万坪に及ぶ敷地に整えられています。 ここは庭園ばかりが有名なようですが、美術館としてもなかなかなもので・・・あの横山大観の作品だけで130作品に及ぶそうです。訪れた日も、大観の作品が数多く展示されていました。広々した展示室が幾つもあり、それはそれはコレクションの多さにも圧倒されました。 これが正面玄関ですが、道路をくぐる地下道で別館ともつながっている、大変に大きな美術館であります。 二日目の行程は、一応ここまで。足立美術館から山陰本線沿いの国道9号線で鳥取県に入ります。この辺りは、天気が良ければ あの大山(だいせん)が見えるところです。標高1,729m、中国地方最高峰、日本四名山の一つ 大山。しかし、この日は全くダメ。大山見たかった、ヨメはしょ気ていました。 二日目のお宿は、三朝温泉「岩崎」でした。 三朝温泉 「依山楼 岩崎」です。大正9年創業の老舗旅館です。宿に着くころには、辺り一面 雪景色です。12月初旬に鳥取県でもこれほど雪が降ることは、それほどないと宿の方も仰っていました。 一晩中、雪だったようです。朝の宿内の景色を、部屋の窓から写しました。 途中ですが・・・その3にさらに続きます。
2012年12月15日
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12月9日から11日まで、二泊三日 クラブツーリズムの旅。タイトルは『出雲大社・天橋立・足立美術館・石見銀山3日間』です。今回も、ヨメと二人での参加でした。一日目は、朝まあゆっくり起きて、午前九時に家をクルマで出発。快調に首都高・湾岸線で羽田第二ターミナルP3に駐車しました。第二時計台前に集合、今回のツアー参加者は40名。年齢層はやはり同年齢が多いようで、夫婦が多いですかね。後は姉妹や女友達二人組又は三人組・・・羽田ANA、1030発。萩・石見空港行きは約2時間のフライトです。 この便、石見空港の悪天候で羽田へ引き返すフライトがあったと、ツアーコンダクターが言っていました。そして、萩・石見(いわみ)空港に着陸する寸前、機体は右旋回中。窓越しにパチリ 羽田は快晴でしたが、やはり山陰は幾重にも雲が重なっており、この時点ではまだ曇り空でしたが・・・この後、霙(みぞれ)から雪に変わっていくのです。最初に、世界遺産「石見銀山」へ行きました。何って、人の少なさに・・・やや驚きました。このバスで、今回の二泊三日山陰ツアーを巡りました。空港から空港まで、総距離731km、時間にして15時間21分のバスツアーでした。 石見銀山は、世界の銀の3分の1を産出した日本最大の銀山だそうですが、今日では閉山しています。日本を代表する鉱山遺跡として2007年7月に、世界遺産(文化遺産)として登録されています。 間歩(まぶ)と呼ばれる坑道跡が多く残っているようですが、一見して解りにくい遺構・遺跡だということで、間歩めぐりは止めました。その分、石見銀山資料館や世界遺産センターのある街並みを歩いたのです・・ こうした街並みが残っています。このとき、ケッコーな霙か雪が降り始めていました。これが午後3時41分の様子です。街並みには、観光客はわれわれのツアー以外誰も見ませんでした。石見銀山のある辺りは、昔の石見の国 島根県大田(おおだ)市です。大田のそばに津和野があります。 津和野、津和野町が島根県と知りませんでした。つい「萩」と「津和野」をセットで考えていました。今回に、津和野へは行きませんでしたが、萩は山口県、津和野は島根県にあるとしっかり知りました。 石見銀山から宿までバスの移動は、ケッコーな時間がかかりました。島根県も石見の国から出雲の国に移動してきたのです。 着いたのは、もう午後七時近くになっていました。一日目のお宿は、玉造温泉「紺家」さんです。 山陰を代表する温泉、玉造温泉は松江市内にあります。ここは、この宿のように数寄屋造りの高級な宿が多いようですが、いわゆる歓楽街はないそうです。 玉造温泉は、出雲の国です。紺家は「出雲神々縁結びの宿」だそうです。部屋も食事もそして風呂も、良かったですネ。風呂ですが、あっしは足や腕の痒いのに悩まされています。ウソではないのですが、玉造温泉の湯に浸かってキレイに無くなりました。 第二日目は、紺家さん宿の皆さんのお見送りを受け出発。バス・コースは少し西に戻ります。宍道湖の向こう側、出雲大社を目指します。 出雲の国一宮、出雲大社(いずもおおやしろ)です。 今回のツアーでは、いわゆる正式参拝をさせていただきました。二拝四拍手一拝の作法をお教えいただき、厳かな参拝をさせていただきました。 大国主大神、縁結びにもご利益のある神様だそうで、ヨメはひたすら息子たちの縁結びを願ったそうです。果たして、ご利益はめぐってきますでしょうか? さすがに、ここは人が多かったですネ。 大社(おおやしろ)を名乗る神社は、明治期まではここだけだったそうですが、今ではあちこちに30ほどあるそうです。出雲大社を後に、一度山陰道に乗りますが、もうすぐに降りて向かうは松江市内です。めざすは松江城。ヨメは、今回のツアー 最も愉しみにしていたのはここです。松江市内は、まず松江城に向かいます。 1611年(慶長16年)築城の城は、明治時代の廃城を経てなお、天守が現存する、国の重要文化財であります。 旧松江藩、松江城。お城の中にも入りましたが、やはりここからの眺めが最も美しいようです。小泉八雲による「人柱にされた娘」伝説の残る、松江城の天守閣です。お城を後に、松江市内散策に出ますが、お堀の北側 塩見縄手という辺りは江戸時代、侍町であったそうです。街並みは、「日本の道100選」にも選ばれています。 その塩見縄手にある、小泉八雲邸です。 ここを運営している「NPO法人松江ツーリズム研究会」は、あの松江城の運営もしているそうです。 明治期の日本研究家、パトリック・ラフカディオ・ハーン 小泉八雲が実際に松江に滞在していたのは一年ちょっとの間だったそうですが、八雲はここで日本人女性・小泉セツと結婚しています。二人が暮した邸跡です。途中ですが、以降続きは、「その2」に掲載します。
2012年12月15日
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英JAGUAR車、2013年モデルが国内登場ですネ。価格は595~1825万円です。記事はCar Watchからです。 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは11日、フラッグシップサルーン「XJ」とミドルクラスサルーン「XF」の2013年モデルの仕様と価格を発表した。 XJ、XFともに、パワートレーンに直列4気筒2リッター直噴ターボとV型6気筒3リッター直噴スーパーチャージドーエンジン、8速ATを採用した。 3リッタースーパーチャージャーを搭載するXFとXJ、V型8気筒5リッタースーパーチャージドエンジンを搭載する「XJ 5.0 スーパースポーツ」と「XFR」にはアイドリングストップ機構「ジャガー・インテリジェント・ストップ・スタート・システム」を搭載した。 これにともない、V型6気筒3リッター、V型8気筒5リッターの自然吸気エンジンは廃止される。 直列4気筒2リッター直噴ターボエンジンは、オールアルミニウムで重量138kgを実現。。低慣性ターボチャージャーやツイン可変バルブタイミング機構により、240PS/5500rpmの最高出力、340Nm/2000-4000rpmの最大トルクを発生する。 V型6気筒3リッター直噴スーパーチャージジドエンジンは、ルーツ式のツインヴォルテックススーパーチャージャーを採用。やはりツイン可変バルブタイミング機構を備え、最高出力340PS/6500rpm、最大トルク450Nm/3550-5000rpmを発生する。 ジャガー・インテリジェント・ストップ・スタート・システムは、停車の300msec後にエンジンを停止させることで、燃費を5%改善できるとしている。このほか、英国のハイエンド音響メーカー、メリディアンの音響システムを導入し、ブラインドスポットモニターをオプションで用意した。 ボディーカラーは、クラレット、ベイパーグレイ、キアナイトブルーを廃止してカーネリアンレッド、サテライトグレーを追加した。
2012年12月14日
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英BENTLEY車、コンチネンタルのオープンカーですね。この記事はAsahi.Com愛車Web CG今尾直樹レポートからです。 超高級グランドツアラー「ベントレー・コンチネンタルGTC」のV8モデルが日本に上陸。晩秋の八ヶ岳で、その走りを試した。 ベントレーのようなイギリスの超高級ブランド車に試乗すると、ダンディズムとかジェントルマンシップとか、『007』ジェームズ・ボンドとかを思わないではいられない。男の胆力、女性でしたら人間力というものが問われるような気がしてしまう。じいさんの代から乗っていた、というような自家製の物語のある方は別にして。「コンチネンタルGTC V8」は、575ps、6リッターの12気筒モデル「コンチネンタルGTC」、2640万円に対して、4気筒と2リッターと68ps少ない分、およそ10%、260万円こころやすいモデルである。 12気筒との差額で「MINIクーパー」がほぼ(1万円値切るだけで)買える。邦貨2380万円。これが安いのか高いのか、1%のお金持ちの世界は99%の小市民の想像力を軽々と超える。こういうことをウダウダ書く人がいるから、日本は世界第2位の富裕層数を誇るにもかかわらず、お金持ちほどひっそりと白い「トヨタ・マークII」に乗っていたりするのかもしれない。すびませんねぇ。ベントレーによると、コンチネンタル・シリーズの8気筒は、12気筒の単なるディフュージョンにあらず。ほぼ同等の性能を維持しつつ、燃費が40%も優れている、環境フレンドリー大使なのだ。たとえば、ベッカムがGTCの12気筒から8気筒に乗り換えたりすると、「彼も環境のことを考えているんだな」と思われたりするわけである。仮にMINI 3台分の燃料消費量が2台分になり、お値段が10台分から9台分になった。燃費の比喩ですが、より正確には、欧州の複合燃費で、リッター6.7kmから9.2kmに改善された。素晴らしい話ではないか。もっとも、既存の12気筒オーナーは今のところ12気筒のゴージャスな魅力にあらがえないらしい。過ぎたるは足らざるに勝る、そこは安土桃山時代なのである。 試乗会の基地のリゾナーレ八ヶ岳にたたずむテスト車は、豊富なカラーリストの中から選ばれた、まるで50年代のカニ目(オースチン・ヒーレー スプライトMk1)のような軽やかな水色のボディーカラーをまとっていた。内装はボディー色にあわせた濃淡2色のブルーで、ウッドパネルはタモ・アッシュ、というプロ野球選手にぜひとも乗っていただきたい、さわやかな組み合わせである。単に木製バットの材料がタモの一種だというだけの話ですけど。パワートレイン方面でクーペのV8との違いはない。アウディと共同開発した4リッターV8ツインターボは、「S8」用と基本的に同じで、ベントレー独自のチューニングが施されている。最高出力を控えめにして、中低速トルクを重視しているのだ。重い12気筒より、8気筒はエンジン単体で60kg軽い。ただし、12気筒が6段ATであるのに対して、8気筒は新たに8段ATがおごられている。その分重くなることもあって、早晩12気筒も8段化されるが、現状の比較では25kg軽いだけだ。でも、人間というのは不思議なもので、その25kgが主にフロント部分で軽くなっていることがわかる。12気筒のフロントノーズに、昔の綿のふとんが12枚積み重ねてあるようだとすれば、それが8枚になったような軽さである。だから、ぜいたくのあまり、ふとんを積み重ねすぎてバランスが崩れた感が魅力の、私の記憶の中の12気筒と比べると、淡泊でさらりとしている。12気筒は車重2.5トンを怒濤(どとう)のトルクで羽毛のように走らせたけれど、8気筒はそれを静かな海のまま走らせる。3000rpmを超えるとV8らしい咆哮(ほうこう)が轟(とどろ)くけれど、そのあたりで私的には十分満足な速度に達していて右足を緩めてしまうのですが、いまはプロレスラーに転じた曙みたいな人が曙じゃないみたいにドッカーンと走ったのが12気筒コンチの魅力だとすれば、8気筒は曙みたいな人が白鵬みたいにサラッと走って、タイムはほぼ同じ、という感じなのです。ケレン味がない。 それが8気筒独自の魅力といえる。 たぶんワインディングロードは8気筒のほうが、少なくともスムーズに走ることができる。コンチネンタル・シリーズ2代目にして採用された40:60の後輪駆動寄りの前後トルク配分も、いっそうハンドリング面で効いているに違いない。乗り心地は、電子制御のサスペンションとスーパーヘビー級の重量のおかげで、荒れた八ヶ岳周辺の路面でも硬めだけれど、素晴らしく快適である。なにしろオプションの巨大なタイヤを履いている。275/35ZR21である。そして、いまになって明記しますが、コンバーチブルボディーである。屋根が布でできている!おまけに4シーターで、布屋根の下のボディーは、缶切りで蓋を開けた缶詰の空き缶のように、ガバチョと穴が開いている。それが、巨大なタイヤ&ホイールの上下動でユサユサ揺すられる。にもかかわらず、ボディーはミシリともいわないのである。オープンボディーの解析技術の進歩によるものであろう。フォルクスワーゲン以前、ロールズ/ベントレー時代は、フツウに走っていてミシミシ、革のシートがこすれる音がしたもんぢゃ。 「ターボR」はそうでもないけれど。いつの話をしているのですか、おじいさん。八ヶ岳は雪が舞った。オープンにしていると、やっぱりさぶかった。自然と時に闘うあらぶる魂。それこそがオープンカーの醍醐味なのだった。なお、幌(ほろ)自体は初代と同じカルマン製で同じだそうである。いまどき開閉に25秒もかかる。スターが登場するには、ゆっくりゆっくり幕が開く。観衆の期待を前にして、ドライバーズシートに座る主役には、男であれ女であれ、尋常ならざる胆力が求められる。それは8気筒でも12気筒でも違いはない。ノーブレス・オブリージュを担えるモダンジェントルマンは、ためらうことなく乗るべし。 快男(女)児を、クルマ好きに限らず、ニッポンは待っている!
2012年12月13日
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F1シンガポールGPの折に、見たPORSCHEカップ!それはソレハ、迫力あるレースでした。GT3の新車を用意するようです。 記事はRESPONSEからです。 ポルシェのドイツ本社は12月8日、ドイツ・バイザッハの研究開発センターで開催されたモータースポーツイベント、「ナイトオブチャンピオンズ」において、新型『911 GT3カップ』を発表した。 同車は、7世代目となる新型『911』(「991型」)をベースに開発された初のレーシングカー。 2013年シーズンのワンメークレース、「ポルシェモービル1スーパーカップ」に投入される。 3.8リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンは、最大出力460ps/7500rpmを発生。先代モデルよりも最大出力は10ps引き上げられた。トランスミッションは、新開発のパドルシフト付き6速シーケンシャル。 ポルシェによると、RR駆動のカップカーとしては、パドルシフトの採用はポルシェ初だという。 レース用のブレーキシステムも、さらなる耐久性向上を目指して新開発。フロントのローター径は380mmで、キャリパーは6ピストン。リアには、4ピストンのキャリパーを装備する。 タイヤはミシュラン製のレーシングスリック。タイヤのトレッドは、先代比で前輪がプラス20mmの270mm、後輪がプラス10mmの310mmへと拡大させた。 安全性も重視され、室内には新設計のセーフティケージやバケットシートを導入。911 GT3カップのドイツ価格は、18万1200ユーロ(約1940万円)と公表されている。
2012年12月12日
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SUBARUレガシィのインプレ。現在、Web CGのインプレ記事 アクセス数No1記事です。 記事はWeb CG熊倉重春レポートです。 スバルテクニカインターナショナルがチューニングを施したコンプリートカー「レガシィツーリングワゴン/B4 2.5i EyeSight tS」の魅力を味わった。 富士重工の特殊部隊「STI(スバルテクニカインターナショナル)」が放つ特別なコンプリートカーの最新作は、「レガシィ」の「tS」。最近は「フォレスター」や「エクシーガ」にもtSがあるが、この記号の始祖はレガシィで、今回はその第二弾。最初に総括すると「成熟を極めたレガシィ」。じっくり醸されたレガシィ風味の良いところを、これ以上ないほど丁寧に磨き上げた一品と言うしかない。 “Confidence in Motion”の旗印は本当で、誰でもステアリングを握った途端、まるで運転がうまくなったように思えてしまう。例によってボディータイプはツーリングワゴン(368万5500円)とB4セダン(352万8000円)の2種類で、それぞれのベース車(2.5i EyeSight Sパッケージ)より70万円近くも高価だが、クルマや運転の本質を見抜く眼力の持ち主なら納得するはず。酸いも甘いもかみ分けた大人向きだ。基本構成はチューニングの基本通り。サスペンションは10mmローダウンされ、フロントスタビライザーが少し細くなっている。ダンパーの銘柄はベース車と同じビルシュタインだが、スペックはSTI専用。このサスペンションを十分に生かすため、フロント(ストラット上部)とリア(左右ロワーアーム間)にフレキシブルバーを追加、フロント下部にも補強メンバーが組み込まれている。「そういう部品を取り付けただけでは80%。あと20%がSTIならではの『隠し味』なんです」(渋谷真・実験部長)。 2.5リッターの水平対向4気筒はノーマルのまま(NAで173ps)。これまでターボが多かったSTI仕様だが、実はエンジンに手を加えていないところに、新しいレガシィtSの魅力が宿る。ドカ~ンと背中をどやしつける爆裂力はないものの、2.5リッターだから加速力に不足はない。それどころか、低回転からムム~ンと滑らかに持ち上げ、3500rpm あたりからヒュルルルルッ………と際限なく伸びそうな気配。それも不快な身震いゼロでやってのけるのは、60年代の「1000」から連綿と受け継がれたスバル・エンジンならではで、それを味わう楽しみのため、わざわざ必要以上に加減速をくり返したくなってしまう。 高効率CVT(リニアトロニック)にはパドル操作による6段疑似マニュアルモードも備わるが、全体の制御が緻密なので、余計なことを考えずDレンジに任せっぱなしの方が良さを生かせる。「今回NAを選んだ背景には世相もあるでしょうね。レガシィのお客さまの80%が、レギュラーガソリンのNAですから」と、商品企画の大和正明部長は説明している。それより特筆大書したいのは、限りないバランス感のあふれた走行感覚。ガシッと逞(たくま)しくコーナーをひっつかむのとは違い、曲がろうと思ったら自然に曲がれてしまう。スッと切り込むと同時にノーズが反応し、しっかり前輪の踏ん張り感が伝わって来るのは、フロントのスタビライザーを細くした効果だろう。「スタビライザーが頑張りすぎると、独立懸架の良さを阻害しますから」(渋谷部長)というのは、とても正しい判断だ。だからといってロールが過大なわけでもなく、ヒラリと鋭く身を翻せるのに、しっとり落ち着いた直進安定性も、ふと気付くとそうなっている。つまり、「さあ、乗るぞ! 走るぞ!」の気負いなど関係なく、スラッと走れてしまう。あまりにも優等生なので、なんだか肩透かしを食らった気分でもある。 ここで胸にしみるのは、ベースとなったレガシィそのものの素性の良さ。駄目なクルマは、いくらチューンを工夫しても駄目。細部を念入りに見直すだけでこんなに高い完成度に到達したこと自体、もともと絶大な潜在性能を秘めていた証しだろう。その筋を的確に読んだSTI の手腕もさすがだが、その裏には、かつて世界ラリー選手権を荒らしまわった豊富な経験も脈打っている。そのうえで熱く限界を追うのではなく、「普通に乗るクルマ」としての目配り気配りを行き届かせたから、こういう結果も生まれた。馬力を上げたり脚をガンガン固めるだけがチューン(tune)ではない。本当の意味は「調律」で、そこを正確に射抜くには、戦いの頂点を経験したからこそ可能な仕事。そういえば、クルマの隅々まで作り手の心の余裕も感じられる。そこまで味わったうえで贅沢(ぜいたく)を言わせてもらうなら、ベースのレガシィをこそ、このように作ってほしかった。 今回の新型tSはワゴン、セダンを合わせて300台のみの限定販売だが、それは特別なボディー(排気管を左右から2本出すために、右側用のステーを追加する)を量産ラインに混ぜて流すという、メーカーにとって最も面倒くさい段取りがあるから。でも、量産車がこうなっていれば余計な配慮は不要だし、それをベースとして、STIはさらに高水準の仕事に挑戦できるのではないだろうか。その意味で新型tSは、やがてレガシィが到達するに違いない新境地への、プロトタイプと解釈しておきたい。
2012年12月11日
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12月9日から二泊三日で、山陰の旅に出ていました。また、ゆっくり日記をアップしますネ。取りあえずは、クルマ日記の続きです。中国・広州でのモーターショーです。それでも、いろいろ話題はあるようですが・・FERRARIの話題からです。記事はRESPONSEからです。 広州モーターショー12では、高級車ブランドのブースは一般のメーカーがプースを構えるホールと分かれて出展されていた。 フェラーリを初め、マセラティ、ランボルギーニなどの高級車ブランドについては一つの巨大なホールにまとめて集まっており、来場者が殺到した。
2012年12月10日
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AUDIのRS6、まさにプレミアム・スポーツ・ワゴンです。現行車ではS6アバントが日本では価格1210万円します。この新型はどうでしょう・・・記事はRESPONSEからです。 アウディのドイツ本社は12月5日、新型『RS6アバント』の概要を明らかにした。新型『A6アバント』をベースに開発された『A6』シリーズ最強モデルである。 2007年に発表された現行RS6アバントは、直噴5.0リットルV型10気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。最大出力580ps、最大トルク66.3kgmを引き出し、0 - 100km/h加速4.6秒、最高速280km/hの性能を誇っていた。 新型RS6アバントは、欧州各社の最近のトレンドに従い、エンジン排気量を1.0リットル、気筒数を2気筒ダウンサイジング。新開発の4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」ユニットを搭載する。 このエンジンは3993ccの排気量から、最大出力560ps/5700-6700rpm、最大トルク71.4kgm/1750-5500rpmを発生。現行型に対して20psパワーダウンしているが、最大トルクは5.1kgm、新型が上回る。 トルクフルなエンジンを得た新型RS6アバントは、0-100km/h加速3.9秒、最高速305km/hの実力。それでいて、低負荷時に4気筒を休止する気筒休止システム採用の効果もあり、欧州複合モード燃費は10.2km/リットルと、500psオーバー車としては異例の燃費性能を実現している。
2012年12月09日
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MERCEDESのCLSシューティングブレークですネ。美しいクルマ・・です。 記事はRESPONSEからです。 メルセデスベンツが10月に発表した『CLS シューティングブレーク』。『CLS』で「4ドアクーペ」という新たなジャンルを示したメルセデスベンツが、今回、同車で「スポーツクーペツアラー」というスタイルを提案する。 「シューティングブレーク」とは、1960年代にイギリスの貴族が、クーペスタイルの乗用車に余暇を楽しむための広いラゲッジスペースを設定した車両をそのように読んだことに由来する。 CLS シューティングブレークは、5名の乗員スペースと最大1550リットルのラゲッジルームを確保。また、CLSクラス初となるフルタイム4輪駆動システム搭載モデルも設定している。 また、高性能モデルとして、5.5リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載したCLS63 AMG シューティングブレークもラインナップされる。 価格は970万円から1680万円。
2012年12月08日
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イズム・コンシェルジュのプレミアムカーにMERCEDES車の頂点、SLS AMGそのGTが載りました。ウツクシすぎる!クルマです。 メルセデス・ベンツは11月30日、スーパースポーツモデル「SLS AMG」のラインナップに、走行性能により特化したエボリューションモデル「SLS AMG GT」(クーペ/ロードスター)を追加設定し、同日より販売を開始した。 「SLS AMG GT」は、スタンダードモデルのAMG 6.3リッターV型8気筒エンジンにさらなるチューニングを加えた専用ハイスペックエンジンを搭載。最高出力は15kW(20ps)の上乗せとなる435kW(591ps)に達する。 またトランスミッションも変速時間の短縮がはかられたGT専用スペックの「AMGスピードシフトDCT」が組み合わされる。動力性能の強化に合わせ、サスペンションも専用品が奢られる。よりスポーツ走行に重点が置かれた専用チューニングの「AMG RIDE CONTROL パフォーマンスサスペンション」(スポーツ/スポーツプラス 2段階モード切替式)が標準装備となるのだ。 内外装も特別仕立てだ。エクステリアでは、専用デザインのポリッシュ/マットブラックペイントAMG10スポークアルミホイールをはじめ、AMGレッドブレーキキャリパー、ダークティンテッドヘッドライト&リヤコンビネーションランプ、専用「GT」エンブレムを装備。またインテリアに目を移せば、レッドステッチ入りステアリング&AMGスポーツシート、同じくレッドステッチ入りドアトリム、専用ブラックメーターパネルなどが与えられており、スポーティなキャビン空間を演出する。 SLS AMG GTは、2012年のフォーミュラ1シリーズにおいてオフィシャルセーフティカーとしての任務を遂行したことでも知られる。 サーキットトラックの性能をそのまま公道に持ち込んだかの如き走行性能が最大の長所と言えるが、SLS AMG GTとの時間をラグジュアリーに彩りたいというカスタマーのためには専用インテリアオプション「designo エクスクルーシブスタイルレザー」(60万円)が用意される。美しいダイヤモンドステッチを大胆に配した仕上げが特徴となるカスタマイズプランで、SLS AMG GTのインテリアにこのうえない上質感をもたらしてくれるものだ。 価格はクーペモデルの「SLS AMG GT」が2650万円、オープンモデルの「SLS AMG GT ロードスター」が2750万円。デリバリーは2013年3月頃よりスタートする予定だ。
2012年12月07日
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AUDIの中型SUV車、Q5です。記事は「趣味」ではなく、プレミアム!なのです。なんせ、プレミアム揃いの記事を載せるイズム・コンシェルジュですから。 アウディジャパンは11月21日、プレミアムSUV「アウディ Q5」のアップデートモデルを発表した。出力と燃費性能をともに向上させた新しい2種類のパワーユニットの採用を筆頭に、全方位性能をバージョンアップ。価格は579万円から。 2009年のデビューから4年目を迎えたアウディQ5。 今回の改良における大きな魅力となるのが、新パワートレインの採用だ。エンジン本体はダウンサイジングコンセプトをベースに、小型軽量過給器の採用を始めとした手入れが実施されている。この新ユニットに、スタートストップシステム(アイドリングストップ機構)や新型8速ティプトロニック・トランスミッションを組み合わせた。こうした高効率パッケージの徹底により、動力性能・環境性能をともに向上させているのだ。 「Q5 2.0 TFSI quattro」に搭載される新開発2.0リッター直列4気筒直噴射ターボエンジンは、従来型エンジンから10kW(13ps)のパワーアップとなる165kW(224ps)の最高出力を獲得。また同時に燃費性能の改善も実現しており、JC08モード燃費性能は従来モデルから約12%の向上となる、12.5km/Lに至っている。「Q5 3.0 TFSI quattro」は、従来のV6ユニット(3.2リッター)から200ccのダウンサイズされた新エンジンである、3.0リッターV型6気筒スーパーチャージャーユニットを搭載する。従来型エンジン比2ps/70Nmの性能向上となる最高出力200kW(272ps)、最大トルク400Nm(40.9kg-m)の性能を誇ると同時に、JC08モード燃費性能については約15%改善となる11.1km/Lを達成している。 改善となる11.1km/Lを達成している。 また、内外装デザインのブラッシュアップも注目ポイントだ。エクステリアでは、LEDポジショニングランプがほぼ全周にわたり配置されたスタイリッシュなデザインの新ヘッドライトが採用されるとともに、フロントバンパーやフロントフォグライトなどのデザインも一新。さらにアウディのアイコンであるシングルフレームグリルも、最新スタイルが取り入れられた6角形型グリルとなった。 インテリアでは、ステアリングホイールが新形状の3本スポークタイプへと改められたほか、各コントロールスイッチに繊細なクロームリングが与えられるなど、キャビンの各部にわたりより上質なディテールが与えられている。 高効率の新型パワーユニットを武器に、より洗練されたプレミアムSUVへと進化したアウディQ5。価格は「Q5 2.0 TFSI quattro」が579万円、「Q5 3.0 TFSI quattro」が673万円となる。
2012年12月07日
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新型PORSCHEケイマンがロス・ショーに登場しました。昔、プアマン’ズ・ポルシェなんて言葉がありましたが・・・これはちょっと手が出そうなポルシェ(あっしはチョッと無理ですが・・)。記事はRESPONSEからです。 ポルシェが11月28日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー12で初公開した新型『ケイマン』。同車の日本国内価格が判明した。 これは11月29日、ポルシェジャパンが明らかにしたもの。新型ケイマンの国内価格を発表すると同時に、12月18日から全国のポルシェ正規販売店で予約受注を開始することがアナウンスされたのだ。 標準の「ケイマン」グレードは、2.7リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力は275ps/7400rpm、最大トルクは29.6kgm/4500-6500rpmと、新型ボクスターよりも10psパワフルになった。 「スポーツクロノパッケージ」は、0-100km/h加速を5.4秒で駆け抜ける。最高速は266km。 欧州複合モード燃費は、PDK仕様が13km/リットル。ベース価格は6速MTが612万円、7速PDKが659万円。 高性能版の「ケイマンS」グレードは、3.4リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力は325ps/7400rpm、最大トルクは37.7kgm/4500-5800rpmと、新型ボクスターに対して10ps強化。現行型との比較でも、5psパワフルだ。 スポーツクロノパッケージは、0-100km/h加速4.7秒の実力。最高速は283km/hに到達する。欧州複合モード燃費はPDKが12.5km/リットル。ベース価格は6速MTが773万円、7速PDKが820万円となる。
2012年12月06日
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MERCEDES車。頂点のさらに上へ!こうきたら、観たくなる。それが人情ってものです。記事はRESPONSEからです。 11月28日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー12。メルセデスベンツのブースの主役は、ワールドプレミアとなった『SLS AMGクーペ ブラックシリーズ』が務めた。 イエローの派手なボディカラーが、会場の視線を集めた同車。 ブラックシリーズとは、AMG車の高性能を究極レベルまで昇華させたハイパフォーマンスモデルを指す。『SLS AMG』をベースに、6208ccのV型8気筒ガソリンエンジンに、モータースポーツから得たノウハウを注入して、専用チューニング。 最大出力は60psプラスの631ps/7400rpm、最大トルクは1.5kgm プラスの64.8kgm/5500rpmを獲得する。 車両重量は、1550kg。これは、カーボンファイバーやCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を積極的に採用したことにより、70kg軽量化したことが大きい。トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「AMG スピードシフト DCT 7」で、シフトチェンジ時間を短縮。 その結果、0-100km/h加速3.6秒、最高速315km/hという世界屈指のパフォーマンスを実現した。 まさに、頂点のさらに上を行くSLS AMGクーペ ブラックシリーズ。米国では2013年の初夏、発売されるとアナウンスされている。
2012年12月05日
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伊LAMBORGHINI車。アヴェンタドールのオープンカーですネ。長年にわたり、フェラーリとライバル関係にあるランボルギーニは、敢えてドイツ・AUDI傘下にいると思われます。記事はRESPONSEからです。 ランボルギーニ・ジャパンは12月14日、『アヴェンタドール LP700-4 ロードスター』を日本初公開した。同車には、ランボルギーニが誇る往年の名車1968年型『ミウラ ロードスター』を連想させる新色が追加される。 新色は、「アズーロ・テティス」と呼ばれるメタリックブルーで、光線の角度によって微妙に色調が変化する。 同社では「1968年型ミウラ ロードスターの美しい色彩を連想させ、アヴェンタドール ロードスターの流麗なラインを視覚的にアピールするとともに、一層の力強さとダイナミズムを付け加える」としている。 アヴェンタドール ロードスターのボディカラーには2トーンカラーが採用され、ウィンドウピラーや2ピースのルーフセクション、フィンを含むリヤウィンドウ周りは光沢のあるブラックに塗装される。 アヴェンタドール ロードスターの価格は、4660万3200円。
2012年12月04日
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フムフム・・・なになに。TOYOTAとSUBARU、86とBRZを通じて実に急接近であります。 記事はCar Watchからです。 11月25日、毎年恒例となった「トヨタ ガズーレーシング フェスティバル 2012」(以下、TGRF)が富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催された。3万2000人(主催者発表)ものファンがさまざまなジャンルのモータースポーツの楽しさを満喫した。 オープニング時は富士スピードウェイのレーシングコースを来場者に開放。ホームストレート上で思い思いのメーセージを書き込んでもらうメッセージドローイングが行われイベントはスタートした。 富士の長いストレートはチョークで書き込まれたファンからのメッセージやイラストで埋め尽くされた。 さまざまなメッセージで彩られたレーシングコースをオーナーズクラブパレードランが行われ、往年の名車トヨタ2000GTやトヨタスポーツ800等のトヨタ車、そしていすゞ117クーペもパレードに参加。コース上での走行イベントの幕を切った。 TGRFはレーシングコースのほか、ショップの販売やトークショーが行われるパドック、ジムカーナコースやドリフトコース、特設のラリーコースと、広大な富士スピードウェイの施設をフルに使用し、多様なジャンルのモータースポーツを楽しめるイベントとなっていた。その幾つかを紹介しよう。 コースを走るレーシングカーの中を観光バスが走行し、観客席では決して見ることのできない視点でレーシングカーの姿を満喫する、SUPER GTなどでも行われている人気イベント。レーシングドライバーが務める努めるバスガイドのトークも人気の秘密。 ダカールラリー参戦車輛への同乗体験プログラム。ドライバーはダカールラリーやファラオラリーでのクラス優勝経験を持つ三橋淳選手。大きなランクルのジャンプシーンは圧巻。またランクルよりはるかに大きな日野レンジャーのダカール参戦車輛も展示されこちらは搭乗体験ができた。 ニュルブルクリンク24Hレースにチャレンジし続けるGAZOO Racing のLFAや86、スバルWRX、日産GT-Rのデモンストレーションラン。 デビュー間もないながらもモータースポーツの世界ではすっかりお馴染みとなった86(ハチロク)。今回TGRFに集まったマシンを紹介する。 86パフォーマンスショーでは3台の86による華麗なドリフトショーの後、豊田章男社長自らがホームストレート上でドリフト、ドーナツターンを披露し大勢の観客から喝采を浴びた。ほかにもTRDラリーチャレンジの車輛やD1車輛等様々な86がイベントに参加。また来年開催予定のワンメイクレース「GAZOO Racing 86/BRZ」に向けてすでにリリースされている86のほか、STIから発売予定のスバルBRZのワンメイク車輛が初公開された。それに伴い今回のイベントでも86/BRZのワンメイク・スペシャルレースが開催されたが、中嶋一貴選手をはじめ立川祐路選手、大嶋和也選手、新田守男選手らトヨタのトップドライバー勢を抑えワンツーフィニッシュを決めたのが、なんとSUPER GT 300クラスでBRZを駆る山野哲也選手、佐々木孝太選手の2台の青いBRZワンメイク車輛。トヨタの名を冠したイベントでスバル勢が2012年のSUPER GTの鬱憤を晴らすようなアグレッシブな走りを披露。商品のお米“86kg”を獲得した。イベント終盤に行われたSUPER GTスーパーバトルではGT500クラス、6台のSC430勢同士の争いを制したのは中嶋一貴選手。GT300クラスはプリウス、IS350、BRZの三つ巴となり、制したのはワンメイクレースに続き山野哲也選手。 往年の名車から最新のレースマシンまで一同に集まり、トヨタをはじめとするさまざまな自動車メーカーが多くのモータースポーツにチャレンジしてきた歴史を感じ、そして最新のレースの迫力をギュッと凝縮して楽しみ、そしてドライバーやチーム関係者、レースクイーンとファンとの交流を楽しみながら過ごす1DAYイベント「トヨタ ガズーレーシング フェスティバル 2012」は今年も大盛況に幕を閉じた。家族連れの来場者も多く見られ、普段、生でモータースポーツに触れる機会の少ない人にも楽しめる、まさに見所満載のイベントだった。
2012年12月04日
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LAMBORGHINIのファッションショー。実は、この日 南青山を散歩していたヨメがつい出くわしたそうで・・・さっそく写メール、して来ました。記事はRESPONSEからです。 ランボルギーニ ジャパンは11月30日に南青山にて、期間限定の「クリスマスカフェ」をオープン、あわせて新たな『ガヤルド LP 560-4』を日本初公開した。 披露イベントでは、ランボルギーニのアパレルラインのファッションショーも行われた。 クリスマスカフェは、新ガヤルド LP560-4の日本初披露を記念として、2012年11月30日から12月28日までの約1か月間オープンする。 「ピュア・イタリアン・ライフスタイル」をコンセプトとした空間では、新型ガヤルドを眺めながらイタリアンスタイルのフードメニューやコーヒーからドルチェまで楽しむことが出来る。 ファッションショーでは、ランボルギーニアパレルラインの2012-2013年秋冬コレクションを纏うモデルたちが新型ガヤルドの前でポーズをとった。公開されたアパレルは店内で限定発売も行われるとのこと。
2012年12月03日
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独MERCEDESの最上級スーパースポーツ!とくれば、見逃す訳にはいきませんネ。このクルマ、価格は2650~2750万円します。 メルセデス・ベンツ日本はスーパースポーツカー「SLS AMG」の高性能バージョン「SLS AMG GT」を追加し、30日に発売した。納車は2013年3月頃から。クーペとロードスターが用意され、価格はクーペが2650万円、ロードスターが2750万円。 ステアリング位置は左のみ。 SLS AMGはAMGが専用モデルとして開発したスーパースポーツカー。フロントのV型8気筒6.3リッターDOHCエンジンで後輪を駆動する。 SLS AMG GTでは、エンジンの最高出力が420kW(571PS)/6800rpmから435kW(591PS)/6800rpmに高められ、アクセルレスポンスを向上。トランスアクスル方式のSLS AMG専用の7速デュアルクラッチトランスミッション「AMGスピードシフトDCT」は、GT専用制御とシフトダウン時のダブルクラッチ機能などにより変速時間を短縮した。 足まわりも、2モード切替式の電子制御サスペンション「AMG RIDE CONTROL パフォーマンスサスペンション」が、サーキット走行を含めたスポーツドライビングに重点を置いたGT専用チューニングを施されている。 外観は、GT専用にダークティンテッドヘッドライト&リアコンビネーションランプと、レッドペイント仕上げのAMG レッドブレーキ・キャリパーを装備。ラジエーターグリルのクロスフィン、ドアミラー、ボンネットフィン、フェンダーフィンは、グロスブラック仕上げになり、ポリッシュ/マットブラックペイントのAMG 10スポーク鍛造アルミホイールを備える。 さらにトランクリッド右側のAMG エンブレムには「GT」の文字が添えられる。 インテリアは、ブラック基調にレッドステッチをあしらったGT専用デザインで、シートバックと座面の中央部にアルカンターラ素材を使用し、ヘッドレストにAMG アファルターバッハエンブレムをエンボス加工したスポーツシートを採用。センターコンソールとドアパネルライニングのトリムはハイグロスブラックとした。 フラットボトムのAMGパフォーマンスステアリングホイールはグリップ部をアルカンターラ仕上げとし、12時の位置に赤でマーキングを施されている。インストゥルメントクラスターはブラックのフェースプレートを備え、上部にLED7個によるシフトインジケーターを備える。 このほかGT専用オプションとして、「デジーノ エクスクルーシブ スタイル レザー」インテリアを用意。デジーノレザーを随所に用い、シートやドアトリムにはコントラストカラーのダイヤモンドステッチを施す。
2012年12月02日
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仏CITROENのDS3、そのレーシングです。まさにコンパクト・スポーツです。試乗記はRESPONSE諸星陽一レポートからです。 乗りたい乗りたいと思っていたシトロエン『DS3レーシング』にやっと試乗することができた。DS3レーシングは、DS3をベースにWRCマシンの開発などを行った、ワークスファクトリーのシトロエンレーシングがチューニングしたモデルだ。 1.6リットルのターボエンジンは207馬力を発生。ミッションは6MTが組み合わされる。低速からしっかりとトルクフルな特性で、アクセルペダルを踏んでいくと、グイグイとボディを引っ張っていく感覚を味わえる。 ミッションはシフトストロークこそ長めだが、しっかりと確実に入るもので、スポーティな走りにもってこいの設定。 高速道路に入り、巡航モードになるとしっかりと動く足まわりによってスポーツモデルとは思えないゆったりとしたクルージングが可能だ。 ダンパー、スプリングともに固められ、トレッドも拡幅されているのに、まったく乗り味を損なっていない。これにはかなりビックリさせられた。 さらに驚愕を覚えたのがジャンクションでのコーナリング性能。長く巻き込んだ、横Gがグーッとたまるタイプのジャンクションでも、タイヤは路面をピターッとつかみまさにオンザレール感覚でコーナリングしていく。 FFコンパクトスポーツを極めた走りを味わうことができた。 新車価格は360万円だが、世界限定3000台ということもあり、中古車になっても価格ダウンは少なそう。これはかなり魅力的なクルマに仕上がっていると言って、間違いない。 5つ星評価 パッケージング:★★★ インテリア/居住性:★★★ パワーソース:★★★★★ フットワーク:★★★★★ オススメ度:★★★★★
2012年12月01日
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