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30年前・・・ しかし、この日がホントにやって来たのですね。この記事はCar Watchからです。 NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Part1)」誕生から30周年を記念するとともに、「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Part2)」の劇中で描かれていた未来、2015年10月21日の到来を記念し、東京・お台場で「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』30周年アニバーサリー FUKU-FUKU×BTTF GO!デロリアン走行イベント」を、日本環境設計株式会社とともに実施した。 このイベントに登場したデロリアンは、BTTF(バック・トゥ・ザ・フューチャー) Part2の劇中に登場した、ごみを利用して動くデロリアンを体現。古着などの衣料品からバイオエタノールを作成する日本環境設計の技術を活用し、バイオエタノール燃料で動く仕様となっていた。実際に今回のイベントでは、イオンモールなどで回収した古着から作られたバイオエタノール燃料を使い、劇中での“未来”到達時刻である「2015年10月21日16時29分」へのカウントダウンとともに走行が行なわれた。 イベントは、映画評論家の有村昆さんがMCとなり、BTTF Part1が公開された1985年から、2015年までプロ野球の現役選手として活躍した元中日ドラゴンズ投手の山本昌さんと、山本昌さんの大親友で、山本さん同様に長く現役として活躍した野球解説者の山崎武司さんをゲストに迎えて進められた。 イベントでは、有村さんの進行により、BTTFで描かれていた“未来”の2015年の様子と、実際の2015年との違いを比べたり、2015年10月21日到来を記念して発売された「バック・トゥ・ザ・フューチャー トリロジー 30th アニバーサリー デラックス・エディション」の特典内容を紹介したりした。
2015年10月24日
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いやはや、何とも荒ぶる「13人対300人超」の決戦シーンの連続。そして、何より印象に残るのは稲垣吾郎演ずる暴君藩主の異様さ・・・見てきましたよ。映画「13人の刺客」です。この映画は、1963年に封切られた同名映画があるそうです。片岡知恵蔵、里見浩太郎、菅貫太郎といったところが演じた映画だそうです。この映画の殺陣シーンは13対53で約30分間だったそうです。今回の映画は、三池崇史監督。役所広司、山田孝之、松方弘樹、沢村一樹らが刺客役です。伊勢谷友介も熱演です。稲垣吾郎の藩主役に加えて、御用人役は市村正親が演じています。最後の役所と市村の死闘はホントに見応えがありました。まあ、ストーリーですが・・・時代は江戸時代後期。は稲垣演じる明石藩主・松平斉韻がとんでもない暴君で、またこれが将軍の異母弟で、知らない将軍はこれを老中にしようとする。そんなことがあってはならないと刺客となる藩の御目付役・島田新左衛門が役所広司。これに加勢する12人が藩主を亡き者としようとする。これに対抗して藩側は300人超の護衛で守り抜こうとする。そして、落合宿を戦場に約50分に及ぶ決戦シーンへと進んでいく・・・切腹シーンや、藩主の暴君ぶりが現れる残虐シーンが多く出てきます。PG12指定映画です。ご覧になる方は、お気をつけください。この原作は、やはり史実そのものではないそうですが、斉韻の後を継いだ松平斉宣にはいくつかのエピソードがあるそうです。 決戦の場は、中山道・落合宿となっています。実際の撮影は山形県の庄内映画村で行われたそうです。まあ、見終わって・・・見応えを感じる映画です。やはり、日本人はチャンバラ・・・時代劇ものは好きですかね。しかし、「武士」とか「君主への絶対服従」とか言われると、やはり・・・でも見応えのある映画でした。オススメですよ
2010年10月06日
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谷啓さんが亡くなった・・・ (突然の訃報にふれ)上手く言えないですが、分別のある笑い・・・を表現できる人でした。 記事はYOMIURI ONLINEからです。 クレージーキャッツのメンバーとして映画「無責任」シリーズなどで活躍し、“ガチョーン”などの流行語も生みだした俳優の谷啓たにけい(本名・渡部泰雄わたべやすお)さんが11日午前5時ごろ、入院先の杏林大学医学部付属病院で亡くなった。 78歳。告別式などは未定。10日午後6時ごろ、東京都三鷹市内の自宅の階段でつまづき顔や頭を強打、同病院に運ばれていた。 東京都出身。高校時代からトロンボーンを始め、ミュージシャンを目指して中央大学在学中の1953年、原信夫とシャープスアンドフラッツに入団。米国のコメディアン、ダニー・ケイをもじって芸名を“谷啓”とした。 その後、フランキー堺とシティ・スリッカーズを経て、56年、ハナ肇や植木等らがいたコミック・バンドのクレージーキャッツに加入。2人に続く「第3のスター」として売り出された。(2010年9月11日14時30分 読売新聞) 谷啓さんは、子どもの時期 横浜(金沢八景)暮らしです。 「釣りバカ日誌」の課長役も忘れられません。昨年3月まで、NHK教育「美の壷」にずっと出ておられました。素晴らしいガイド役を果たしていました。 合掌
2010年09月11日
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三連休の最初の日。午後から、近頃、家の近くの上大岡にできたシネ・コンへ初めて出かけて、見てきました「必死剣 鳥刺し」。 ヨメが行こう、イコーって言うモンで・・・シネ・コンは「TOHOシネマズ上大岡」というようです。今年の4月にオープンしました。ここは9スクリーンで、合計1,704席あるそうです。駅からも近くて、便利なところにあります。さて、映画ですが。藤沢周平の短編時代小説「隠し剣」の一編「必死剣 鳥刺し」を原作にした、平山秀幸監督作品で、今年の7月11日公開というものです。チケットを買って、入場して驚きました。ロビーには、ポケモンやアリエッティを観に来た子ども連れ親子でイッパイだったのですが。このスクリーンだけは、ほぼ熟年以降の夫婦が8割方を占めているのです。わが夫婦も、すっかり溶け込めました。さて、お馴染み海坂藩の中級武士、主人公 兼見三左ェ門役に豊川悦司ですね。まあ、ストーリーはどこかでご覧戴くか、実際に映画館へお出かけください。見終わって感じたこと。トヨ・エツ、やるじゃないですか。剣豪役をビシッとキメテいますね。姪っ子・里尾役の池脇千鶴。初めて本格的な映画で見ましたが、直向きな若い女性の役柄が似合っていました。それから、特筆ものは吉川晃司じゃないでしょうかね。藤沢周平原作の時代劇ものは、封建社会の不条理みたいなものが主題のような気がしますが。今回も、結局そんな刹那な時代背景を強く感じさせる作品です。何が正義で、何が悪なのか・・・ 何が誠意で、何が不義理なのか・・・ 剣豪故の、過酷な結末は見応えのあるものですが。一方で、無常さを漂わせます。見終わって出てくるときの、無常感。わが夫婦は、しばらく会話が起きませんでした。シネ・コンを出て、夏の眩しすぎる太陽に晒されて、やっと「お腹空いたね・・・」って会話に辿り着きました。
2010年07月22日
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新田次郎作品の真骨頂です。 ちょっと前ですが、この映画は見ました。むき出しの自然と荒ぶる天候、肉薄する危険・・・ 映画とは思えない鮮烈さの連続を覚えています。新田次郎作品のこの映画で、主人公の柴崎芳太郎役を演ずるのが浅野忠信ですね。ある雑誌で、浅野忠信がこの映画について。こんなことを言っています。~どんな人に観て欲しい映画ですか?「そうですね。この映画を成し遂げたってこと自体が、僕にとっても、撮影に携わった仲間にとっても大きな喜びだったんです。本当に言葉で言い尽くせないものをすごく感じた撮影だったので、僕のほうから、こんな人、あんな人に観て欲しい、と投げかけるのでなく、おのずと必要とする人に出逢って行く映画なのだと思っています」~柴崎芳太郎を演じるに当たり、工夫した点は?「役作りらしい役作りはほとんどしていません。山で撮影すると言っても、僕自身、登山の経験がほとんどない。監督が前々からロケハンで剱岳に登ったことがあるって聞いたので、撮影に向けて体力づくりとか、何かやっておくことがありますか、と聞いたら、ないね、と(笑)。結局は慣れるしかないってことで、何もしませんでした」 浅野は35歳、横浜の人ですね。この映画では、香川照之や仲村トオル、そして若い松田龍平といった俳優も実にいい演技をしていますが、やはり浅野忠信が光っていました・・・
2009年08月25日
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うーむ、土曜のレイトショーで見てきました映画「ターミネーター4」です。6月13日封切りです。うーむ、とにかく・・・ テーマ「どこで誰が、未来を変えたのか?」ですかね。最初のターミネーター(1985年封切り)から時代変遷はしっかり出来ている気がするのですが。とにかく登場人物の後先が入り混じっているので、あっしやヨメは混乱の限りです。とにかく、核戦争後、生き残った人類とこれを殲滅せんとするスカイネット率いる機械軍との全面戦争が主題であるため。襲撃、殺戮、攻撃、破壊の連続です。息つく暇なんてありゃしません。ヒトの情感を差し込む余地なんてありゃしません。あっしは息苦しささえ感じていました。レイトショーにありがちな、映画途中で一眠りなんてしている暇ありません。上映時間114分間、最初から最後まで緊迫の連続です。人類レジスタンスの部隊長、ジョン・コナーとまだ見ぬ(若かりし)父親カイル・リース救出が軸になり。ここに、敵か見方か謎に満ちた改造人間とも言うべきマーカス・ライトが絡んで、スカイネットとの最終決着をつけるべき闘いが始まる。まあ、そんなストーリーではあるのですが・・・ とにかく大変な映画でした。ジョン・コナー役のクリスチャン・ベールですかね。次作の出演も決まっているそうですが。実にはまり役です。あっ、そうだ! 今回のターミネーターの製作には前作に続いて、ジェームス・キャメロンの名がありません。この辺も、作品に情感より殺戮が前面に出た一因かも・・・
2009年06月21日
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12月21日にBS2でオンエアされた ブラザーズ・フォア東京コンサート。アメリカン・フォークの元祖「ブラザーズ・フォア」結成50周年のアニバーサリーツアーの模様 ブラザーズ・フォアは1957年の結成だそうです。あっしが高校生の頃(1966年前後)、カレッジ・フォークソングが大ブームとなったのですが。本家アメリカ・アイビーリーガーズの大学生として脚光を浴びていたのが、ブラザーズ・フォアなのです。ボタンダウン・シャツにコットンパンツ・・・ ケネディ大統領の就任式で唄ったり・・・あれから50年ですか。オリジナル・メンバーはベースを弾いている ボブ・フリック一人だけとなっていますが。歌声は、相変わらず 素晴らしいです。 このギター三人(一人はバンジョーも弾く)にウッドベースというクワルテットが一世風靡したのです。そうです。SEVEN DAFFODILS(七つの水仙)を歌っていました。実は、録画しておいて。昨夜、仕事から帰ってから一人で観たのですが。これはもう、実に泣けましたですね・・・ ブラザーズ・フォアでした
2008年12月23日
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三連休の最後の日、何気なくテレビ見ていたら この番組に遭遇した NHKBSHi「スポーツ大陸~世界を変えた"浩一ダッシュ"」 以前にも見たことがあるが、競輪選手 中野浩一の世界選手権10連覇の記録だ NHK番組紹介は、世界でもっともメジャーなスポーツといわれる自転車競技。そのスプリント種目で今後破られることはないといわれる10連覇を達成した日本人選手がいる。プロ競輪選手、中野浩一だ。欧州が本場の自転車競技で、日本の競輪選手として「注目されるまで世界選手権に出続けて連覇してやる」と決意し、参戦し続けた中野。父が競輪選手だった中野は子どものころ、父親の職業を「競輪選手」と書けなかった。競輪に暗いイメージがあったからだ。少年時代は、野球、陸上競技を経験したが、結局中野は父と同じ世界に進む。親から受け継いだ柔らかく爆発力を秘めた筋肉は、やはり競輪にむいていたのだ。またたく間に第一人者に上り詰めた中野の世界参戦は、競輪の暗いイメージをぬぐい去った。そしてその戦いは、日本の競輪だけでなく、世界の自転車競技を新たなステージへと引き上げる多大な功績を残すことになる。番組では世界の尊敬を集める中野の10連覇を追う。 「ミスター競輪」と呼ばれる中野浩一であるが やはり、野球の長嶋茂雄や王貞治らと比べると、認知度は低いと思う (はっきり言うと、あっしもそれほど知らなかった・・・ ) しかし、自転車競技がポピュラーなヨーロッパなどでは その名が今でも轟いているという 中野浩一の紹介はWikipediaの冒頭だけ中野 浩一(なかの こういち1955年11月14日 - )は元競輪選手・自転車競技選手。現在は競輪解説者・日刊スポーツ競輪担当評論家・スポーツコメンテーター・タレント・JKA特別顧問として活躍。2006年春に競輪選手出身者では初の紫綬褒章受章。 夫人は歌手のNAOMI(小久保尚美)。1977年から1986年まで10年間、世界選手権自転車競技大会のプロ・スプリント種目に10連覇した その偉業は、幾多のライバル 多くの困難の果てにあるもので 大いに賞賛されるものであろう この国では、マイナーなスポーツ『ケイリン』に生涯を、全存在を懸けた中野浩一 その姿を描いた番組 なかなか見ごたえのなるものでした。見終わって、まだ興奮しています
2008年11月24日
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今夜は、やや早く帰れた 家で飯を食い、TVを見ていた テレビ・タックルが選挙前のワイド特番とやらで、与党と野党 それに政治評論家が加わって、大々タックル・・・その中で、(あっしにとっては)民主党の長妻昭が やたら光った存在だった この長妻のサイトを見ていたら 好きな言葉に「かけた恩は水に流せ、受けた恩は石に刻め」ってのがあった 他にもあって、「人を責めるがごとく自分を責めよ。自分を許すがごとく人を許せ」とか 「最悪は最善への道 最善は最悪への道」 短い言葉ばかり、コピーしたが 「政治とは、情熱と判断力の二つを駆使しながら、堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくり貫いていく作業である」「現実の世の中が-自分の立場からみて-どんなに愚かであり卑俗であっても、断じて挫けない人間。どんな事態に直面しても『それにもかかわらず!』と言い切る自信のある人間。そういう人間だけが政治への『天職』を持つ」 マックス・ヴェーバー『職業としての政治』 なんて、あっしにとっては懐かしい言葉もあったこの人、どんな人かな・・・ Wikipediaによると 長妻 昭(1960年6月14日 ‐ )は、日本の政治家。衆議院議員(3期)。東京都練馬区出身。東京都立練馬高等学校、慶應義塾大学法学部を卒業後、日本電気の営業職(汎用コンピューターの営業を担当)を務め、その後日経ビジネス記者となり、金融、行政、政治などの分野を担当した。1995年、第17回参議院選挙に平成維新の会公認候補として立候補するも落選。その後、新党さきがけを経て旧民主党結党に参加した。1996年、第41回衆議院選挙・東京10区に立候補、小林興起(当時自民党)に完敗し新進党現職鮫島宗明にも後塵拝し落選した。2000年6月、東京都第7区に立候補していた第42回衆議院選挙において自民党の現職・粕谷茂を破って初当選、衆議院議員となった。まだ続くが、この辺で・・・ この人を有名にしたのは、年金記録問題 民主党の、次の内閣 年金担当大臣 何しろ、民主党の無派閥ってのが よろしいのでは・・・ 「父親・謙三郎はかつて世田谷警察署長を務めた。」 ですって こういう人は、政治家の中でも 信用できそう・・・
2008年10月06日
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NHK-Gで沢田研二の歌番SONGS Part2を見た (って言っても録画した、30分もの・・・ ) まず、Wikipediaで沢田研二の紹介から沢田 研二(さわだ けんじ、本名:澤田 研二、1948年6月25日 - )は、鳥取県生まれ、京都市出身の歌手、俳優、作曲家。ニックネームはジュリー。妻は田中裕子。1960年代後半のグループサウンズ全盛期から1980年代にかけて、斬新なヴィジュアルと独特の楽曲群で20年に渡り第一線で活躍し、日本の音楽界に影響を与えた。うーむ、やはり絶頂期のジュリーを知る一人としては 還暦を迎えた顔は、やはり歳相応だし フルスペックの42インチ テレビで見ると・・・ あれだけ細かった体も、やや横に広がって見える でも、歌声は昔のままを維持していますね 昔より、深みが増した気がしますPart1では、「60歳になったら、言いたいことをコソッと言うのもいいかな、と。いま憲法は、改憲の動きの前でまさに『窮状』にあるでしょう。言葉に出さないが9条を守りたいと願っている人たちに、私も同じ願いですよというサインを送りたい」って『我が窮状』を歌ったり あっしの好きな「君をのせて」を歌ったりしたが 今回は、 「時の過ぎゆくままに」「危険なふたり」「海にむけて」「君だけに愛を」「LONG GOOD-BY」 といった曲を歌っている 若い人は、興味ないようだが あっしの世代は、やはり一世風靡した御仁と思っている (うちのヨメは、大好きだったそうで 大喜びして見ていた・・・ )
2008年09月25日
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二日続けて、早起きした しかも、仕事早く帰れない・・・ 遅い夕飯食べながら、見たNHK 「プロフェッショナル~仕事の流儀 攻めの泳ぎが、世界を制した」「男が信じたのは、目の力だった。12年前、水泳コーチ・平井伯昌(のりまさ)は、中学2年生の少年の目を見て、この子とオリンピックを目指そうと決めた。持ちタイムが特に抜きんでていたわけでも、身体能力がずば抜けていたわけでもない。 しかし少年は、その後、アテネ五輪、そして今年の北京五輪で、連続2冠という偉業を成し遂げる。日本水泳界の至宝・北島康介である。 今年、平井は自らが手塩にかけて育てた3人の選手とともに北京五輪に臨んだ。そして北島の金メダル2つに加え、背泳ぎの中村礼子を銅メダルへと導き、コーチとして圧倒的な存在感を示した。 撮影が始まったのは6月始め、栄光のメダルへとたどり着くまでの平井と選手たちの勝負の2ヶ月間に、カメラは密着した。 次々と起こる不測の事態、五輪の本番ギリギリまで続いた泳ぎの改良、そしてレース直前、平井が、選手に授けたある秘策とは・・・。 コーチの一つの判断が、ときに選手の、その後の人生さえ左右する。その重責を常に背中に背負いながら、選手をひっぱり続けたコーチ平井の熱い夏を追う。」うーむ、番組紹介からして 惹きつけられるドキュメンタリー その番組を見てしまいました 眠い目を、擦りながら・・・ しかし、見ごたえのある番組です あっしたちが、子どもの頃の「鬼コーチ」とは違う 理論的・科学的な指導法で 人の心、選手の気持ちをつかむカウンセリン・マインドに満ちた、コーチ像が そこにあります この人なら、多くの若者が魅せられ ついていくな そんな気にさせる人物像です 平井コーチの現役時代 早大水泳部で芽が出ず、マネジャーに回ったとのこと そんな若いときの経験も、この人の人物像につながっているのかな と思わせました久しぶりに、見ごたえのあるスポコンもの 見ました
2008年09月02日
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家に帰って、何の気なしに見たテレビが「四つの嘘」です 何てことはないかも知れませんが、同級生女四人の ちょっと、他愛もないドラマでしょうちょっと調べました 高島礼子は、横浜出身 県立野庭高校卒43歳 羽田美智子は茨城県出身39歳 永作博美は茨城県出身37歳 一番若い、寺島しのぶは京都府出身35歳この四人が41歳の同級生役を演じるのです Wikipediaは早くも、あらすじを書いていますかつて私立の女子校で同級生だった、詩文、満希子、ネリ、美波の4人。 高校卒業後、長年会うこともなかった4人だが、ニューヨークで暮らしていた美波が、元彼の河野とフェリー事故で亡くなる。そのニュースを見た満希子は2人の不倫関係に思い至り、残された3人の人生が再び動き始める。 淫乱さ、狡猾さ、醜さを持つ女たちの生々しい現実を描いた物語。ある意味、41歳女性は 微妙な年代なのかも知れませんが・・・ 仕事も、男も「女盛り」なのでしょう・・・ それにしても、二人の人が死んでも 暗さや悲しみの情景がなさすぎるドラマ 多分、次回以降は見ないかもしれませんが・・・ 新しい、木曜九時ドラマのスタートです
2008年07月10日
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クルマに関わる映画っていえば 昔の映画ですが、フランス映画「男と女」を思い出しますクロード・ルルーシュ監督映画と思ったのですが、クロード・ルルーシュは製作、脚本のほか撮影までした作品で 1966年製作となっています 1966年っていえば、あっしは高校二年生ですから その年には、見ていません この映画は、1968年に大学へ入って 目黒の小さな場末の映画館で見た記憶があります この頃、あっしはフランスにやや被れていて 映画も、フランスものを よく見ていました しかし、この映画は強烈に印象に残っています 18歳の男には、まだ理解しがたい部分もありましたが・・・クロード・ルルーシュが描くのは、大人の恋愛映画 大人とはストイシズム その美学そのものです 画面は、ドラマチックな展開はありません スタントマンの夫を事故で亡くした脚本家のアンヌは、娘を寄宿学校に預け、パリで一人暮らしをしていた。ある日、娘に会うために寄宿学校に行った帰り、パリ行きの列車を逃してしまう。そんなアンヌにジャン・ルイという男性が車で送ると申し出た。ジャン・ルイも同じ寄宿学校に息子を預けており、また、妻を自殺で亡くしていた。 男と女がクルマに乗っている 供に伴侶を亡くした二人、だから一瞬に生きている お互いにふれてはいけないところに気をつける男と女 それでいて逢瀬を重ねる 大人の会話が続く会話のやり取り、男の表情 それから動き そしてファッション そしてフランシス・レイの音楽・・・ そんなすべてが、脳裏にこびりついている この映画の、男性主人公はレーサーなのである ル・マン24時間レースやモンテカルロ・ラリーが画面に登場する それが、華やかに描かれている訳でもない 一連のストーリーの中に、それこそさりげなく登場する スポーツカーに乗る男女を描くフランス映画といえば 1968年、ミシェル・ボワロン監督 ナタリー・ドロンが主演した「個人教授」がある タイトルは何ともエロっぽいが、フランス青春もの映画 これも音楽はフランシス・レイ 男の主人公は18歳の哲学を学ぶ学生 年上のナタリー演じる女性に魅かれていくストーリーだが この映画でも、ナタリーの愛人はレーサーだった人生の重なりでは「個人教授」のほうが魅かれたが フランス映画とクルマ ということでは「男と女」に強く影響を受けた
2008年04月29日
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横浜は、またしても雨の日曜日を迎えています 今日、明日は雨又は曇り空のようです 春の天気は、こんなものですかね ご覧になりましたか 昨夜の「出没!アド街ック天国」は「春の鎌倉」でした 早くも、オンエア・サイトにはアップしていますので 見ることができます この番組、地元ネタ(野毛、以来かな)は久しぶりのような気がします 何と、オープニングからエンディングまで ほぼ完璧に、ヨメと二人で見てしましいました全体の印象ですが、店で言うと甘味系、スウィーツ系が多かったな 鎌倉にだって、夜の呑み屋系もあるのに・・・ ベスト5のうち、「海の見えるレストラン」が入っていましたが これは、もう少し店が多い 今の鎌倉は、海の見えるレストランだけでも十分通用している もっと上位でもいいかな まあ、しかしベスト5は順当かな・・・ 「蕎麦の名店」とか「建長汁(けんちんじる)」を紹介しているのは、よろしいと思ったあっしが行った事なかったり、知らなかったのは まず、15位の「天金」 若宮大路、八幡宮の近くにあるのですが、入ったことはありません 余りに、有名で人が沢山入っているような気がして・・・ あと、18位の「稲村亭」って精肉店 これは知りませんでした あとは、23位「笹の葉」、28位呉服屋「みやもと」、そして30位、人力車「有風亭」 ですかねいずれにしても、新旧の鎌倉紹介 バッチリです また、鎌倉の街に人出が増えるのでしょうか・・・ では、その鎌倉へ行ってきます
2008年04月13日
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昨日のNHKスペシャル 見ましたか ~ミラクルボディー~ 世界最強のスイマー マイケル・フェルプス ですん、まー オドロイタ いまから40年以上前に 水泳の選手だった、あっしらの時代とは クロールそのものが、ターンが、飛込みが、水中の腕かきが・・・ 無縁の現代水泳の世界です 番組のウェブ・サイトから、紹介文を載せます人間は、どこまで速く走れるのか、どこまで高く跳べるのか...。人間の限界に挑戦する世界のトップアスリート。その美しい肉体と精緻な技を最先端の特撮映像技術で徹底解剖する「ミラクルボディー」。 第2回は「泳ぐ」。北京五輪で最も注目を集める水泳選手が、マイケル・フェルプス(米国)。去年の世界水泳でも7つの種目で優勝、そのうち5種目で世界新記録を更新した世界最強・最速のスイマーだ。今回番組では、ハイスピードカメラでの水中特撮を敢行、フェルプス泳法の徹底解析に挑んだ。その結果、「泡のでないストローク」「腹で蹴るドルフィンキック」など、通常のカメラでは捉えることのできなかった泳ぎの特徴が浮かび上がってきた。フェルプスはなぜ誰よりも速く泳げるのか。斬新な特撮映像を手がかりに世界最速泳法のメカニズムを解き明かすとともに、それを可能にする肉体の秘密に迫る。しっ、しかし ハイスピードカメラってのにもオドロイタ けど、365日一日も休まず、7年だか、泳ぎ続けている この人物は、一体なんだ King of Lazy Swimmers 見たかね!!!
2008年03月17日
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そうですかね 個人的には、例年になく映画、見にいったんですけど・・・ ニュースソースは時事通信です◎昨年の国内映画興行収入は2.2%減=邦画低調で再び洋画優位に-映連日本映画製作者連盟(会長・松岡功東宝会長)は31日、2007年の国内興行収入が前年比で2.2%減の1984億4300万円になったと発表した。年末の「正月興行」が不振だったことなどが原因とみられている。06年の興収は、21年ぶりに邦画が洋画を逆転したが、07年は邦画が前年比12.3%減と低調で、再び洋画優位となった。興収全体では減少だったが、松岡会長は「映画館の入場者数は1%弱しか減少しておらず、映画への投資熱も冷めていない」と話した。 でも、あっしが行く横浜のMOVIX本牧は、やはり相当空いています だから、行くようなもんで 混んでいて、並んで見るようなことはしたくありませんが・・・
2008年01月31日
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この間の三連休、最終日に親子三人で観にいきました まず、Wikipediaで映画のあらましをご紹介します『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』(洋題:National Treasure: Book of Secrets)は、2007年公開のアメリカ映画。2004年に公開された映画『ナショナル・トレジャー』の続編である。 リンカーン大統領暗殺事件の犯人、ジョン・ウィルクス・ブースの日記が見つかり、そこにはベンの祖先が暗殺事件にかかわっていたという記録が残されていた。汚名を晴らそうとベンは再び冒険に出る。前作と、主な出演者は同じです ニコラス・ケイジ - ベン・ゲイツ(歴史学者、冒険家) ジャスティン・バーサ - ライリー・ブール(ベンの親友、敏腕ハッカー) ダイアン・クルーガー - アビゲイル・チェイス(公文書館責任者) ジョン・ヴォイト - パトリック・ゲイツ(ベンの父親、暗号学者) ハーヴェイ・カイテル - セダスキー(FBI捜査官) ヘレン・ミレン - エミリー・アップルトン(ベンの母親、言語学者) ここまでが、同じでエド・ハリス - ジェブ・ウィルキンソン(トレジャー・ハンター) ブルース・グリーンウッド - アメリカ合衆国大統領 ジョエル・グレッチ - トーマス・ゲイツ(ベンの祖先) ら、となっています ただし、登場するシーンはだいぶ前作よりグレードアップしている NYとパリの自由の女神、ロンドンのバッキンガム宮殿、ホワイトハウスなどお馴染みの観光名所 そしてラシュモア山 そして、アメリカ合衆国大統領が大いに登場します 主人公ベンに誘拐されたりして・・・ このあたり、ナショナル・トレジャーの名に違わぬ作品になっているのでしょうか あっしは、こういう単純に楽しめる映画は好きですね 観客は、あまり史実とどうか 追いかけなくてもいいのでは・・・ しかし、アメリカって国は本当にタブーがないんでしょうか 前作で、フリーメイスンやテンプル騎士団を出し 今回は、リンカーン暗殺の謎 二作に共通するのは国家的財宝 これでもか、ってくらい国家のタブーに肉薄しているのではないでしょうか そこが見どころって言えば それまでですが 史実に現代先端科学を使って、迫ってみたり ノンストップなスリリングシーンが続いてみたり 残酷描写がないからカップルでもファミリーで楽しめる。この誰もが楽しめる、これこそが本シリーズの醍醐味 何か、ハリウッド映画の新しい方向を示す作品のような気がします本当に、楽しく観ました 観られる方は、前作をビデオでも観ておいてから、観た方がいいと思います
2008年01月19日
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三連休の最後の宵、クリスマス・ケーキもそこそこに食べ 家族三人で映画を見に出かけました 「椿三十郎2007」です まず、ご紹介です黒澤明と三船敏郎の黄金コンビによる傑作時代劇を、織田裕二主演でリメイク。黒澤らの手によるオリジナル脚本を基に、森田芳光監督がメガホンを取る。 上級役人の汚職を暴くため、社殿で密議を行っていた9人の若侍。ところが逆に黒幕が仕掛けた罠にはまり窮地に陥ってしまう。そんな彼らを救ったのは、偶然そこに居合わせたひとりの浪人だった。椿三十郎と名乗るその男は、若侍たちに協力することになり...。三十郎の好敵手・室戸半兵衛役に豊川悦司。 製作総指揮が角川春樹ということです まあ、見終わって「中型映画の中では、なかなか面白かった」って感想ですかね 森田芳光監督、原作にある意味忠実なツクリをしたのではないでしょうか もう少し、現代風に、ややコミカルに仕上げてくるのかと思いきや、である 椿三十郎の登場に仕方は、やや不自然であるものの 結構、スジに観客は吸い込まれていく・・・ 織田裕二は、徹底的に主役にコダワッテいるな 豊川悦司の方が、強そうだ あと、印象に残ったのは松山ケンイチと佐々木蔵之介がいい 最後の対決場面は、もう少し盛り上げて欲しいような、実はあのくらいあっさりの方がいいような・・・しかし、こうした人たち(あっしから見れば若い人達)が時代劇を本気で芝居する まんざら、時代劇の将来は暗くない そう感じた映画です 織田裕二がデビュー20年 椿30郎 観客40人・・・
2007年12月24日
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「風林火山」が、山本勘助の死で、完結しましたねわが家では、今年の1月に新しいテレビに変えました 42インチのテレビです そんなこともあって、日曜の夜、八時からの大河ドラマが夜六時から、BS3チャンネルのハイビジョン放送で見るようになりました 最初は、それまでのブラウン管テレビ、普通の放送を左右が曲がったような画面で見ていたのがウソのような、ハイビジョン放送をオドロキでみていましたが それも、すっかり慣れましたところで、「風林火山」が大河ドラマ46作目となるんだそうです 第1作は1963年4月から始まった「花の生涯」 あっしは中学二年生のときです 井伊直弼を尾上松緑が演じていました これは、実はそんなに印象無いのですが その次の年、「赤穂浪士」ですね これは、よく見ました このドラマから1月に始まって、討ち入りが丁度、12月に放送されました 高校受験勉強の頃なのに すっかりよく見ていました大河ドラマの原作者は、司馬遼太郎や海音寺潮五郎、吉川英治、山岡荘八といった人の作品が多いようですが、以外ですが、井上靖の原作は今回の風林火山が始めてのようです出演者では、緒方拳の印象が強いですよね 第3作の「太閤記」に始まって、本当によく出ています 緒方拳も、もう70歳になるはず 若い! 1969年制作の、映画「風林火山」でも出ていたのですね 今回も、上杉側の宇佐美定満役、本当に存在感がありました Gacktの上杉謙信役、最初は少し心配しましたが、なかなか非凡な存在感で好演していたんじゃないですか さて、山本勘助役の内野聖陽ですが、これはもう安心して見ていられましたよね 武田信玄役の市川亀治郎も同様ですよね あと、忘れられないのは板垣信方役の千葉真一ですよね 今までの千葉真一のイメージを大きく変えました この人は、大役者です よく知らなかった俳優に、弟・信繁役の嘉島典俊がいます この人の武田信繁は、よかったのではないでしょうか いや、信繁の存在を、おしあげたのではないでしょうかいずれにせよ、山梨県と長野県を大いに有名にさせた風林火山 完結です
2007年12月16日
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BSフジで、映画「ホワイト・アウト」を放送していて ついつい、見てしまった 紹介はWikipediaから『ホワイトアウト』は、真保裕一のサスペンス小説。日本最大のダムを占拠したテロリストから人質を救うべく立ち上がった青年の活躍を描く。織田裕二主演で映画化され、ヒット作となる。タイトルの「ホワイトアウト」とは、激しい吹雪により視界が奪われ、自分の位置が全く分からなくなってしまう事を言う。あらすじ 日本最大の貯水量を誇る新潟県奥遠和ダム。冬のある日、ダムの運転員富樫は遭難者救助のために猛吹雪のなかを出発するが、ホワイトアウト現象に見舞われ、同僚であり親友の吉岡を亡くしてしまった。それから2ヵ月後、吉岡の婚約者であった平川千晶が奥遠和ダムに訪れるが時同じく、テロリスト集団「赤い月」がダムを占拠した。テログループは政府に50億円を要求、拒否すれば人質を殺害しダムを破壊すると通告。ダムが破壊されたら20万世帯は一瞬にして水没してしまう。タイムリミットは24時間。偶然テロリストから逃げおおせた富樫は人質となっているダムの職員、そして平川千晶を救出すべく単身テロリストに戦いを挑む...。興行的に成功した一方で、アメリカのアクション映画である『ダイ・ハード』と『クリフハンガー』を足して割ったような映画だと評される事も多い。なお、主人公が最初に敵を倒す方法が『ダイ・ハード』にほぼ同じで、これは同作へのオマージュとも取れる。もう7年前の映画なのですね 42億円の興行収入だそうです スピード感のある画面展開、息をつかせぬストーリー展開です ただ、日本の国の場合、やや非現実的な設定です・・・ 「ダイ・ハード」も「クリフハンガー」も見ている、あっしとしては、最初からそういう目で見てしまうのですが、それは仕方ないこと・・・ 織田君の映画は嫌いじゃないが、何も、ここまで似せなくてもいいのでは というのが、率直な感想です でも松嶋奈々子は、ヨイデスね
2007年11月06日
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BS朝日、土曜日の18:00(これは結構なゴールデンタイム)に放送されています まあ、よくある音楽番組なのですが、それはそれとしてJAZZファンとしては、たまたま見た、というだけじゃ拙かろう ってんで、昨日、見ました見た感想ですが、昨日はナット・キング・コール特集だそうですので、少し落着いて見ることができました 聴きなれたNKCの曲、しかいアレンジが、思ったとおりジャズっぽくない・・・ それは、特集以外でクイーンの曲なんかアレンジして演じるんだけど、やはり、フュージョンよりもっとロックそのものって感じなのです・・・土曜日のゴールデンタイム 若い人向けの、面白おかしく、明るいジャズ番組、なんですかね
2007年10月28日
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土曜日のレイト・ショーで観て来ました、映画「オーシャンズ13」 前回は、やたらとブラッド・ピットの出番が多かったのですが、今回はオーシャン、ジョージ・クルーニーの出番が、役割が大きかったです 相変わらず、マット・デイモンは、存在感が薄いですが、いい男役はやっています 前作まで、だまし続けた、ベネディクト(アンディ・ガルシア)と手を取り合ってまで、手を組むと言ってルーベンを裏切ったラスベガスのホテルやカジノを経営するバンクス(アル・パチーノ)に報復をする、というストーリーですかね このシーンは、ラストシーンですね 主役三人、してやったりの瞬間です すっかりラスベガス映画の花形映画となったシリーズです まあ、大した作品ではないのですが、お盆休みの家族鑑賞には、まあまあですかね・・・しかし、オーシャンズ、11、12、13と続いています 幾つまでいくのでしょうか・・・
2007年08月11日
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ゴールデンウィークに一度くらい映画観ましょうよ、ってヨメが言うもんで。観てきました「バベル」です。うーむ、映画は愉しむもの。と決めているもんで、観終わって、やや重たい空気が夫婦の間に流れた映画でした。一般的な紹介文は、モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に、ブラッド・ピット、役所広司らが演じるキャラクターが、それぞれの国で、異なる事件から一つの真実に導かれていく衝撃のヒューマンドラマ。『アモーレス・ペロス』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、言語、人種、国などを超え、完成度の高い物語を作り上げた。名だたる実力派俳優たちが名演を見せる中、孤独な少女を演じ、海外のさまざまな賞に名前を連ねる菊地凛子の存在感のある演技に、目がくぎ付けになる。「世界スケールのヒューマンドラマ」ですし、大人の役を演ずるブラピ、菊地凛子の存在感にも驚きます。映像点滅問題が話題となった映画でもあります。 あっしとしては、見終わって、重たい空気の中で、「不条理」と「心が通わない」現代社会を描いた作品である、と強く感じています。人々が、予期せぬ出来事に見舞われ、しかも望まぬ事態に追い込まれていく・・・ 不条理としか言いようの無い事実。それが現代社会なのでしょう。Wikipediaによれば、バベルとは旧約聖書の創世記第11章にある町の名。町の人々は天まで届くバベルの塔を建てようとしたが神はそれを快く思わず、人々に別々の言葉を話させるようにした。その結果人々は統制がとれずばらばらになり、全世界に散っていった。映画ではこれを背景として、「言葉が通じない」「心が通じない」世界における人間をストーリーの行間から浮き上がらせていく。
2007年05月05日
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