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GT-Rが去って、やや寂しい感じのあったスカイラインですが・・・なんのなんの、とんでもないクルマを用意しようとしているようです。やはりスカイラインはスポーツでなきゃ!ですネ。記事はレスポンスからです。 日産自動車を代表するスポーツセダン&クーペ、『スカイライン』。その次期モデルに関して、興味深い情報が入った。 これは13日、米国の自動車メディア、『モータートレンド』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「次期インフィニティ『G』(日本名:日産スカイライン)には、最大出力530psの高性能モデルが用意される」と伝えたのだ。 最大出力530psといえば、現行『GT-R』に肩を並べるパワー。GT-Rという別格の存在がある現在、一体、次期スカイラインは、どのような方向性を目指すのだろうか。 ひとつには海外市場において、インフィニティブランドのスポーツイメージを、さらに引き上げる役割が考えられる。同メディアによると、530psの高性能モデルはインフィニティが欧米で展開する「IPL」(インフィニティ・パフォーマンス・ライン)に設定。3.7リットルV型6気筒ガソリンエンジンを2個のターボチャージャーで過給。BMW『M3』やメルセデスベンツ『C63AMG』に、本気で対抗するモデルになるという。 他にも、次期メルセデスベンツ『Cクラス』と車台を共用するとの噂もあるなど、劇的に変わることが予想される次期スカイライン。そのデビューは、2014年と見られている。
2012年04月20日
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TMS2011展示車、その名はTAKERI。走りはライオンではなくチーター・・・だそうです!次期アテンザになるコンセプトカーでは?という説もありますが・・・ 記事はレスポンスからです。 マツダが第42回東京モーターショーに出品したコンセプトカー『雄(TAKERI)』は新たなデザインランゲージである魂動(KODO)デザインを具現化したセダンである。 魂動(KODO)デザインは、これまでのデザインランゲージで得たものをベースとして、新たにより能動的な意思のある動きを表現したものだという。 では、具体的に雄(TAKERI)にはどのように表現されたのか。デザイン本部チーフデザイナーの玉谷聡さんは、「ひとつは、チーターのような陸上動物が高速で動く動きです」とう。 「クルマの中に1本軸を通したようにデザインします。これは骨格の話で、フロントグリルのセンターから後ろのテールランプまで抜けていく、3次元的な軸で串刺しにしています。その上で、キャビンを少し引き、力を後ろの方に溜めてそれをぐっと前に行くような、弾力のあるような骨格を作っているのです」 サイドにある3本のキャラクターラインは、「流麗にも見えますが、チーターの飛び出すイメージ。真ん中のラインは後輪(後脚)から前に蹴りだすスピード感をイメージ(ミラーの下からリアに流れていくキャラクターライン)。そして、フロントフェンダーのラインは、ショルダーの肉感で左右に俊敏に動く感じ。リアのフェンダーは後ろに蹴りだしていく腰の肉感というイメージなのです」。 玉谷さんは、「我々はこの筋肉感を表現するのに、同じネコ科でも、ライオンのように非常に重量級でのしのし動くというイメージではなく、本当に研ぎ澄まされ、スピードに特化しているチーターの鋭い造形のイメージがふさわしいと考えたのです」とこだわりを見せた。
2011年12月08日
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TMS2011、こちらはRENAULT車ブースからの話題ですね。FTSだそうですよ・・・ 記事はレスポンスからです。 第42回東京モーターショー会場において、ルノー・ジャポンはコンセプトカー『キャプチャー』など、ジャパンプレミアを含む6台を展示した。 同社大極COOは、「ブースのコンセプトは、“フレンチタッチ、トレンディ、スポーツ”です。これは、ルノー・ジャポンの3つのブランドキーワードで、2009年からこの頭文字をとった“FTS”戦略を軸として、事業展開を行っています」という。 そのFTS戦略を具現化した今回の展示車は6台で、そのうち1台は、新しいデザイン戦略である「ルノー2016 Drive the Change」を現実化したコンセプトモデル『キャプチャー』である。今年のジュネーブショーに出品されたこのモデルについて、大極COOは、「流麗さと逞しさを併せ持つデザインのスポーティクロスオーバー車で、“2人で世界を旅する”をテーマにした将来のロードカーのスタディモデルです」とそのコンセプトを語る。また、「エナジーdCi160ツインターボコンセプトエンジンで、ドライビングの楽しみと、パフォーマンス。そして、CO2排出量削減を両立したエンジンを搭載しています」。 次に、2012年発売予定と発表された『カングーイマージュ』は、「1997年の発売以来、全世界で290万台が発売されたルノーの人気モデル『カングー』の内外装をさらに個性的にスタイリッシュに仕上げたモデルです。エクステリアの大きな特徴は『カングービボップ』と同じデザインの前後パンパー。インテリアのデザインも専用となるスリートーンの内装が採用され、室内が一層明るくポップな印象となりました」。 同じく2012年に発売予定の『ウインドゴルディーニ』は、「フレンチレーシングブルーのボディにホワイトストライプという特徴的なゴルディーニデザインを踏襲し、個性的で洗練されたゴルディーニの世界観を、今の時代に投影した現代版ゴルディーニモデル」なのだ。 そして、もう一台、ジャパンプレミアを果たしたのは『メガーヌグラスルーフカブリオレ』だ。「先代モデルでも好評を博した全面ガラス製の全自動格納式グラスルーフはそのままに、優美なボディラインと、クローム調フロントガラスフレームはエレガントさと個性を一層際立たせています。この全自動格納式グラスルーフは開けていても閉じていてもオープンルーフの感覚を楽しむことが出来るモデル」だとし、このモデルも2012年発売に向けて導入を検討しているとした。
2011年12月07日
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TMS2011、PEUGEOT車のブースからです。この記事はレスポンスからです。 東京モーターショー11、プジョーのブースでは、『3008 HYbrid4』『RCZ』『508』の3台を展示した。 中でも最も注目はディーゼルエンジンと電気モーターのハイブリッド車、3008 HYbrid4だ。2012年に欧州発売の参考出品モデルだが、右ハンドル車を持ってきて展示するなど、日本での発売を視野に入れていることが明らかだ。 次は508。今年国内発売され、上級セダンとして高い評価を受けているモデル。日本国内ではワゴンタイプの「SW」の人気が出そうだが、あえてセダンを展示した。そして、そして、2ドアクーペのRCZもハイパワーな左ハンドルモデルの特別仕様車を展示した。 人気シリーズの『207』も『308』の展示はなく、どちらかというと玄人受けするクルマだけを並べたプジョー。206から続くお洒落、可愛いというブランドイメージを払拭しようとしているかのようだ。
2011年12月06日
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LAショー・レポート。これはWeb CGに載った新井一樹レポートです。CG自体が、ヨーロッパ車に傾斜して、ヨーロッパ車主導の価値観を描き続けてきた・・・と思います。さて、CGによるアメ車レポート、どうでしょうかね? 2011年11月16日に、ロサンゼルスオートショーが開幕。お膝元のアメリカメーカーは、そこでどんなアピールを展開したのか? どこのモーターショーでも、開催国のメーカーが奮起するのは基本というか、当たり前だ。フランクフルトモーターショーでは、メルセデス・ベンツが建物ひとつを借り切って派手な展示を行っているし、パリのオートサロンでは、ルノーがしこたまワールドプレミアを用意する。東京モーターショーでも、トヨタからスズキに至るまで日本メーカーのすべてが、たくさんのニューモデルをひな壇に飾るのが通例だ。 ところが今年のロサンゼルスオートショーでは、残念ながら、地元勢がトーンダウン気味だった。もちろん、彼らにしてみれば本番はデトロイトなのかもしれない。しかし、そうだとしても、今回の展示を見ていると「もう少し頑張ろうよ」という気になってしまう。今年のロサンゼルスオートショーの傾向としては、SUVやライトトラックによる怒濤(どとう)の攻勢は若干控えめになり、セダンやポニーカーの割合が増えていたように思う。とくにポニーカーは、「シボレー・カマロ コンバーチブル」の高性能モデル「ZL1」の追加や、「フォード・マスタング」のマイナーチェンジ、さらに「GT500」の追加など、パフォーマンスの高いクルマが多かった。日本のメーカーも、今年の東京モーターショーにはトヨタの「小型FRスポーツ」「スバルBRZ」「ホンダ・スモールスポーツ EVコンセプト」「ダイハツD-X(ディークロス)」といった新しいスポーツカーを、こぞって提案する。そのいくつかは市販も予定されている。一過性のものかもしれないが、日米問わず、“走る楽しさ”に再び目が向き始めているのは間違いないだろう。 そんなアメリカ勢のなかで、日本のユーザーにとって注目なのは、3世代目に生まれ変わった「フォード・エスケープ」だ。2007年に2世代目へと進化しているが、プラットフォームは初代のものを流用していたので、実質的には11年ぶりの“完全刷新”ということになる。 スタイリングは、2011年のデトロイトショーでお披露目されたコンセプトカーの「ヴァートレック」を進化させたもの。欧州や日本で販売されている欧州フォード製のコンパクトSUV「クーガ」にも通じるデザインだ。と思ったら、欧州や中国ではクーガの後継モデルとして販売する予定だという。 新型「エクスプローラー」もそうだが、最近のフォード系のSUVは欧州車色が強くなっている。新型「エスケープ」も同様で、アメリカ車というよりは欧州フォード車に近い意匠を持つ。ボディーサイズは、全長4524mm×全幅1839mm×全高1684mmで、ホイールベースは2690mm。全長とホイールベースは若干長くなったが、逆に全高は低い。エンジンは2.5リッター直4のほかに、2リッター直4ターボや1.6リッター直4ターボといったダウンサイジングユニットを用意。動力性能だけでなく、燃費にも十分配慮した設定となっている。 北米では「エスケープ」、欧州では「クーガ」と名乗ることになる新型だが、日本では果たしてどちらの名前が用いられるのだろうか。「クーガ」は唯一の欧州フォード製品として支持を受ける一方で、実は「エスケープ」も実用的なSUVとして隠れた人気商品。どちらも捨てがたいのが本音のはず。知名度なら「エスケープ」、クルマのキャラクターからすると「クーガ」となりそうだが……。 GMからは「シボレー・カマロ コンバーチブルZL1」のほかに、キャデラックの「DTS」と「STS」を統合したフラッグシップモデル「XTS」、さらにGMデーウが開発したコンパクトカー「スパーク」のマイナーチェンジモデルもお披露目された。 「キャデラックXTS」は、これまでの多くのアメリカ高級車が採用していた長くて伸びやかな3ボックススタイルではなく、「CTSクーペ」のようなカタマリ感のある筋肉質なワンモーションデザインを持つ。全長5131mm×全幅1851mm×全高1501mm。ホイールベースは2837mm。「DTS」よりはひと回り小さい。 コンセプトカーの段階では、3.6リッターV6直噴ガソリンにプラグインハイブリッドが採用されていた。2012年初頭には市販モデルが登場する予定だが、そのときはハイブリッドシステムを取り除いたコンベンショナルな3.6リッターV6に変更される。ただし、将来的にはハイブリッドモデルが用意されることは想像に難くない。 それにしても、アメリカの高級車もエンジンのダウンサイジングが進んだ。フルサイズのセダンといえば、V型8気筒で5リッターオーバーが当たり前だったのに、今やV6、しかも排気量は3.6リッターしかないのだから。
2011年11月21日
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AUDIのコンパクト車、A1にスポーツグレード設定!まだ確定した報道とはなっていないようですが、しかし、これは注目ですね!記事はレスポンスからです。 アウディの入門コンパクト、『A1』。同車に最強グレードとして「RS1」が設定される可能性が出てきた。 これは13日、自動車メディアの『TopSpeed』が伝えたもの。同メディアが、ドイツ・ニュルブルクリンクで開発テストを行う「RS1」(仮称)の姿を捉えたのだ。 このRS1、A1をベースに『TT RS』や『RS3』用の2.5リットル直列5気筒ガソリンターボエンジン(ただし、最大出力は340psから250ps程度へデチューン)を搭載。アウディの4WDシステム「クワトロ」が組み合わせられると見られる。 RS1のデビューは、2012年3月のジュネーブモーターショーが有力。専用バンパーや大型ルーフスポイラーなど、「RS」を名乗るにふさわしい演出も施されるようだ。
2011年10月19日
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これは日本国内での情報です。AUDI車の中で異彩を放つオールロードクワトロ・・・ そのクワトロが再度、限定発売になるという記事はレスポンスからです。 アウディジャパンは、SUVとステーションワゴンを融合したクロスオーバーモデル、アウディ『A4オールロードクワトロ』を全国限定300台で8月29日から販売開始した。 A4オールロードクワトロは、オンロードでの快適性は維持しながら、荒れた路面や積雪路面などでの走破性を高めた。エクステリアにも専用大型ホイールアーチ、樹脂製のバンパー、前後アンダーガードなど数々の専用装備を採用する。 外装色は「アイビスホワイト」と「モンスーングレー」の2種類を設定し、アイビスホワイトの内装色はブラック、モンスーングレーの内装色はカルダモンベージュの本革シート(ミラノレザー)に、ウォールナットのデコラティブパネルを組み合わせた。 パワートレインは、2リットル直噴ガソリンターボエンジン「2.0TFSI」に、デュアルクラッチ式トランスミッション「7速Sトロニック」と、フルタイム4WDシステム「クワトロ」を組み合わた。さらに、専用サスペンションは悪路での走破性を高めるため、最低地上高を160mmとした。 A4オールロードクワトロは、2000年に登場した初代、2006年に『A6』に設定したモデルに続く、第3の「オールロード」モデル。国内では2010年11月に限定車として導入したが既に完売。今回、市場の要望に応じて再設定する。 価格は589万円。
2011年08月30日
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インフィニティとして、しかもあのロータスと組んで、小型スポーツカーの開発だそうです。心躍りますね・・・ 記事はレスポンスからです。 F1参戦中のレッドブルレーシングとの市販車共同開発計画がスクープされたばかりの日産の高級ブランド、インフィニティ。これとは別に、インフィニティが小型のスポーツカーを開発するとの情報を入手した。 これは英国の自動車メディア、『Auto EXPRESS』が報じたもの。同メディアによると、インフィニティはBMW『Z4』やアウディ『TT』をライバル視した小型スポーツカーを開発しているという。 この新型スポーツカー、現行『Gクーペ』(日本名:日産『スカイラインクーペ』)の下に位置するモデル。FR駆動の2シーター車となり、そのスタイリングには今年3月のジュネーブモーターショーで披露されたコンセプトカー、『エセレア』のモチーフが取り入れられると見られる。 注目すべきは、英国の名門とのコラボレーションだろう。同メディアによると、英国ロータスカーズがサスペンションなどのチューニング担当し、ハンドリング性能が高められるとのことだ。 このインフィニティの新型スポーツ、「コンセプトカーとして、2012年春のジュネーブモーターショーで姿を現す」と同メディアはレポートしている。 日産で、スカイラインやZカーより小さいスポーツとなると・・・昔、180SXとかシルビア・・・があったのですが・・・
2011年05月27日
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日産JUKE似のクルマ!しかし、(某国とは違い!)相手がルノーですから・・・ 記事はレスポンスからです。ルノーは10日、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーに、コンセプトカーの『キャプテュル』(CAPTUR)を出品すると発表した。 キャプテュルは、将来の小型クロスオーバーを示唆したコンセプトカー。ボディサイズは、全長4223×全幅1950×全高1586mm、ホイールベース2624mm。全長は日産『ジューク』の4135mmと大差ない。 3ドアクロスオーバーのデザインは、非常に力強いのが特徴。サイドドアは上方に大きく開き、22インチの巨大なアルミホイールが足元を引き締める。フロントマスクは、ルノーが2010年秋のフランクフルトモーターショーで披露したコンセプトカー、『ドゥジール』(DeZir)に近い。これが次世代ルノー車の表情になるのだろう。 また、ルーフはハードトップだが、電動で開閉でき、クーペとコンバーチブルが切り替え可能。室内は、ボディカラーと同じオレンジ基調とした。前席はセンターコンソールと一体設計されたフローティングデザイン。カーボンファイバーなどの軽量素材が使われ、車両重量は1300kgに抑えられる。 エンジンは、1.6リットル直列4気筒ディーゼル「dCi」をツインターボで過給。最大出力160ps、最大トルク38.7kgmを発生する。0-100km/h加速は8秒、最高速は211km/h。CO2排出量は99g/kmと、環境性能も高い。 ルノーのデザインチーフ、ローレンス・バン・デン・アッカー氏は、「ドゥジールに続くキャプテュルで、将来のルノーデザインを提示する。 キャプテュルは運転して楽しくスポーティなクロスオーバー。若いカップルに理想的な車だ」とコメントしている。 「若いカップルに理想的なクルマ」・・・そういう夢のあるクルマを作って、売らないと・・・
2011年02月12日
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メルセデスの最小モデルですね。 記事はレスポンスからです。メルセデスベンツが開発中の次期『Aクラス』と『Bクラス』。このプラットフォームを利用した派生モデルが登場する可能性が出てきた。 これは1月29日、『オートモーティブニュース』が報じたもの。同メディアとのインタビューの中で、メルセデスベンツのヨアヒム・シュミット販売担当取締役は、「我々の新世代FF車用プラットホームから、少なくとも4モデルが誕生するだろう」と語ったという。メルセデスの新世代FF車用プラットフォームは「MFA」と呼ばれ、次期A/Bクラスに採用されることが確定済み。シュミット取締役の発言は、さらに2モデルにMFAプラットホームが採用されることを示唆したものだ。 同メディアはメルセデスベンツの関係者からの情報として、「この派生2モデルがクーペとクロスオーバー」とレポート。クーペはコンセプトカー、『F800スタイル』の市販版で、「ベイビーCLS」と称されるモデル。クロスオーバーは、BMW『X1』やアウディが今年発売する『Q3』に対抗するモデルになると報告している。 新型クーペとクロスオーバーは2013~14年、デビューする見込み。プレミアムブランドのパイの奪い合いは、さらに激化すると予想される。 これも「プレミアム・コンパクト」車となりますね。
2011年02月02日
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シボレー・ソニックという新しいクルマがデトロイトMSに出ています。 これはCORISM国沢光宏のコラムからです。 デトロイトショーに出展されたモデルの中で「こら相当マズいぞ!」と思ったのがGMシボレーの『ソニック』なるコンパクトカーである。アメリカ通なら御存知だと思うけれど、これまでビッグ3はコンパクトカーのことなどホンキで考えたことなど無し! 儲からないからだ。 今までもスズキやトヨタなどからOEM供給を受けていたものの、片手間に売っていたイメージ。だからこそフィットやヴィッツは世界で大きなシェアを確保出来ている。というか、安価で完成度の高いコンパクトカーと言えば、前出2車以外も日本車ばかりでございました。 もちろんヨーロッパにもコンパクトカーは存在するものの、全て「高価」だったり、使い勝手の良いATを持たなかったするなど、ヨ ーロッパ以外じゃ通用せず。しかし! ついにGMとフォードが「もはやこれまで! 安価なコンパクトカーも作らなくちゃアカンぞ」となったらしい。 ということでシボレー・ソニックだ。サイズは全長4039mm×全幅1735mm×ホイールベース2525mmと、ほとんどフィット級。搭載されるエンジンを見ると、138馬力の1.4リッターターボ(6速MTのみ)と、135馬力の1.8リッターターボ無し(6速ATも選択可能)の2タイプ。 車重はフィットより若干重そうだけれど、絶対的な動力性能で勝ると考えていいだろう。アメリカ車の伝統なのだけれど、日本車より少し大きく、走りに余裕あってわずかに安価。平均的なアメリカ人からすれば魅力的なことだろう。しかも! コンパクトカ ーなのにアメリカの工場で生産するという。 おそらくフィットとヴィッツの2人勝ちは厳しくなるハズ。同じ価格帯にフォードも新型フィエスタを送り込んできたため、今後4つ巴のガチンコ勝負になると考えていい。やがて現代のコンパクトカーも参入してくるだろうから、5車種のバトルか? 日本車も厳しい展開になると思う。 ソニックはアメリカだけに留まらない。このクルマ、韓国の大宇自動車と共同開発されたもので、当然ながら中国や韓国でも生産されることになる。そればかりかタイのGMの工場で生産されることになる可能性大。つまり世界規模でフィットやヴィッツのライバルになるワケ。おそらく燃費なら日本勢が有利だと思うが、価格など総合評価されてしまえば強敵になる こと必至。なかでも中国市場でGMは低価格作戦を取っている。韓国の自動車メーカーと組んでいるため相当な無理も利く。日本車にとって間違いなく強力なライバルになることだろう。 けれどソニックの怖さを伝える日本のメディアは無いと思う。自動車雑誌も取り上げないだろう。「気づいたら驚異の存在になっている」という韓国車のパターンです。 だからこそこのコラムで取り上げさせてもらった。いろんな意味で日本人は甘い環境に慣れてしまっている。心配だ。 つまり、シボレーやフォードといったアメ車メーカーが、日本車の十八番だったコンパクトカー分野に本気で参入してきた!こりゃ、タイヘンだ・・・
2011年01月14日
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うーむ!AUDIの躍進ぶりを伝えるニュースです。記事はレスポンスからです。 アウディジャパンは、2010年のアウディの新車登録台数が前年比4.2%増の1万6854台となり、1967年のアウディ正規輸入開始以来、過去最高になったと発表した。 これまでの最高はバブル期でヤナセが輸入販売していた1990年の1万6691台で販売記録の更新は10年ぶり。アウディの販売が前年を上回ったのは4年連続。 2010年はニューモデルを6モデル投入し、アウディ『A3スポーツバック1.4 TFSI』などのエコカー減税対象車などの販売が好調だったほか、大都市圏での正規販売店網を整備してきたことなどが奏功した。また認定中古車の販売も好調に推移、2009年の4943台を上回る5030台を達成した。 2011年は、『A8』『A7』『A6』といったハイエンドモデルの投入や新型コンパクト『A1』によって4000台を上積みし、2万台の新車販売を目指す。 新装成った港南台店のことや、新年早々に販売開始となったA1のことを考えると、AUDIの躍進ぶり。2011年も続きそうな予感がします。
2011年01月12日
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一度読んだくらいでは、どういう関係か?わからないところがありますが・・・ 記事はレスポンスからです。ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、店舗のサービスの質の向上やセールススタッフの業務プロセス効率化のため、BMWとMINIの全国の正規ディーラー全店舗に、ソフトバンクモバイルが販売する『iPad』を導入すると発表した。 MINIの正規ディーラーには10月末まで、BMWの正規ディーラーについても今年末までに導入する予定。銀座にあるMINIの店舗「MINI GINZA」のショールームにはiPadを輸入車業界で最初に導入しており、専用のコンテンツなどを開発して来場者にサービスを提供してきた。 今回の店舗へiPad導入に伴って、BMW、MINI用にiPadで確認することができるカラーリングシステムや専用のカタログ、製品の動画コンテンツなどを開発、店頭でのコミュニケーションツールとして活用する。同社では今回のiPad導入により店舗への来場者に提供するサービスの質を向上を図り、顧客満足度の向上を図る。 今後、全国のBMWとMINIの正規ディーラーで活用されている営業活動支援ツールや、新製品導入時の教育ツールもiPad専用に開発することも計画している。セールススタッフの業務プロセスの効率化を図る。 今度一度、MINIかBMWのお店へ行って、何が変わったのか見てこないと・・・それでも、解らないかも・・・
2010年11月07日
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これは毎日jpの記事です。 毎日の記事は、こと車に関して余り当たっていない・・・外した記事が出て来ることがあります。そんな気になる・・・毎日jpからです。トヨタ自動車が、既存車種に高性能部品を使うなどして走行性能を高めたスポーツタイプの特別仕様車を次々投入している。エコカー人気で燃費の良くないスポーツ車市場は縮小気味だが、手ごろな価格で運転を楽しめる車をそろえ、車離れが進む若者などの需要掘り起こしを図る。 「販売台数にとらわれず、『トヨタは面白い』と思われるような乗って楽しい車を増やす」。内山田竹志副社長は3日、「面白みにかける」とも言われるトヨタのイメージを返上する決意を記者団に語った。 トヨタは6月、豊田章男社長の肝いりで、ミニバン「ノア」「ヴォクシー」の足まわり性能などを高めたスポーツモデル「G SPORTS」(略称「ジーズ」)を発売。通常モデルとの価格差を30万~60万円程度に抑えたのが特徴で、来年以降、ハイブリッド車「プリウス」などでも同様のモデルを出す。ジーズ以上に性能を高めた限定販売のモデル「GRMN」も順次投入する方針だ。周囲の声に左右されず、独創的なスポーツ車を開発できるよう現場重視の特別体制を敷く。1月に発足させた「スポーツ車両統括部」に一定の予算を与え、予算内で自由に計画立案させる。 国内自動車メーカーはここ数年、エコカーなどの売れ筋モデルの開発に経営資源を集中したため、走りを楽しめる車が減り、若者の車離れを招いたとされる。安全基準の強化などで新型車1台当たりの開発費が高騰しており、スポーツ車を大量投入するのは難しいが、内山田副社長は既存車の改良などで「ファンの期待に応えたい」と意欲を見せた。 「世界のTOYOTA」と「スポーツ」がどうしても結びつかないのです。あっしの持論は、「スポーツ」を極めるのであれば「世界一」を捨てる位の覚悟で臨まないとできない分野だと思っています。フェラーリやポルシェのクルマ作りの姿勢だけとはいいませんが・・・ TOYOTAはやはり「世界一」にこだわった方がよいのではないか、というのがあっしの意見ですけど。
2010年09月04日
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TOYOTAとHONDA。記事は株価の動きですが、あっしのクルマ評ではとっくに順位は逆になっています。 記事は、Asahi.Com愛車からです。2日の東京株式市場で、ホンダがトヨタ自動車の株価を逆転した。終値ベースでは2006年にホンダが株式分割をして以来、初めて。ホンダは2日連続して値上がりして前日比52円高の2859円、トヨタは4日連続の下落で同7円安の2850円。 11年3月期の連結営業利益予想ではホンダ4500億円に対して、トヨタは3300億円。急激な円高で両社とも業績に影響を受けているが、トヨタの想定為替レート90円に対して、ホンダは87円と厳し目に設定している。投資家はホンダに対する円高の影響は限定的とみているようだ。 日興コーディアル証券の橘田憲和ストラテジストは「ホンダは新興国で中型や二輪車が好調で勢いがある」とも分析する。 ただ、発行済み株式数をかけた時価総額では2日現在、トヨタが9兆8267億円に対して、ホンダは5兆1788億円で、約4兆6千億円の差が開いている。 ただし、これでHONDAが守りに入ってしまうようだと、つまらないクルマばかり売ることになりそうですが・・・
2010年09月03日
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「景気回復」基調!なんですかね・・・ 実感を伴わない、景気回復がどこかで進行しているようです。記事はAsahi.Comビジネス・経済からです。国内の自動車生産に持ち直しの兆しが出てきた。2010年度は自動車大手12社のうち9社が前年度より生産を増やす計画で、全体の生産台数は3年ぶりに増加に転じそうだ。08年秋以降の不況から抜け出してきた北米向けなどで、輸出の回復を見込んでいるためだ。 09年度の国内生産は前年度比11.4%減の886万台。2年連続の前年度割れで、31年ぶりに900万台を下回った。各社の計画をもとに推計すると、10年度は900万台超が確実だ。ただ、08年度まで7年連続で維持した1千万台の大台には届かない模様だ。 10年度はトヨタ自動車、富士重工業、ダイハツ工業の3社以外は増産を計画している。前年度に比べて国内生産を約7%増やす日産自動車は、国内向け販売は約5%減の60万台と見込む。米国の販売見通しを約15%増の94万5千台とみるなど、輸出増を計画している。 国内生産を約11%増と見込むホンダも、国内販売は約1%減の65万5千台と横ばいだが、米国での販売を約10%増の127万台と見込み、輸出が増える見通し。スズキは国内生産で約5%増を計画しており、2年ぶりに100万台を回復する。日野自動車などトラック4社も増産の見通しだ。いずれも輸出の回復傾向を織り込んだ計画だ。 国内生産を0.2%のマイナスとするトヨタも、輸出台数の予想は約14%増の187万台。北米向けは約15%増の79万台、中近東向けも約7%増の28万台を計画している。 海外での生産計画では、日産が265万台で約17%増と、伸び率は国内生産を大きく上回る。トヨタも約3%増の420万台の計画。両社とも中国で増産を続け、インドで年内に新工場を稼働させる。マツダも昨秋に立ち上がったタイ工場の操業を本格化する。トヨタの新美篤志副社長は「新興国では、販売増に応じて供給能力を現地で増強していく必要がある」と話す。 やはり大勢は国内、ではなく。米国や中国、インドに依存した回復基調なのですね・・・
2010年05月16日
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テレビでもラジオでも、とても大きなニュースとなっていますね。これはAsahi.Com愛車の記事からです。トヨタ自動車の北米リコール問題で、同社は欧州でも最大200万台規模のリコールや自主改修を実施する方針だ。過去に北米と同じアクセルペダルの部品を使っていた。ただ、現在の部品は「北米と違う」(広報部)ため、欧州での販売・生産は続ける見通しだ。 今回のリコールは、世界で最大430万台規模となる。対象にはカムリやカローラなど主力車種が含まれ、回復途上にある業績への打撃は小さくない。下請け企業にも影響が広がる恐れがある。 北米で販売・生産を一時中止する異例の対応をとる背景には、昨年のリコールで高まったトヨタへの不信感を払拭(ふっしょく)する狙いがある。 リコールは通常、交換部品の準備ができて発表する。ところが、昨年のリコールで、トヨタは「フロアマットを適切に使用すれば暴走は発生しない」と、車の欠陥を否定。品質向上のための自主改善としてリコールを実施した。だが、こうした姿勢に批判が集まり、「トヨタ車の暴走」を問題にする報道が相次いだ。 今回は迅速な対応を取ったことで、社内に「風当たりが弱まってきた」(幹部)との見方が浮上。当面は、新たな問題が起きた場合も、今回同様に「異例の対応」を取る可能性が高い。 さてっさて、世界のTOYOTA。この大きな逆境を脱却できるでしょうかね。
2010年01月28日
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HONDAの話題を取り上げようと思います。今年、増産の方向を打ち出すということのようです。記事はAsahi.Comの愛車からです。ホンダが2010年度の世界生産台数を、09年度見通し(338万台)より6%増の359万台で計画していることが8日、わかった。中国など新興国での販売増に加え、米国販売の回復で3年ぶりに前年度を上回ると見込んだ。世界同時不況で激減した自動車生産の回復が明確になりそうだ。 既に部品メーカーに伝えた。ピークだった07年度(395万台)には及ばないものの、08年度(357万台)並みの水準に戻る。北米生産は11万台増の129万台、国内生産は7万台増の98万台を計画している。為替や市場の状況などを見極めた上で、正式に決定する。 HONDAの量販車といえばフィット(昨年度量販2位)、インサイト(同 5位)、フリード(同 7位)、それにステップワゴン、ストリームあたりですかね。かってNSXを筆頭に、S2000、シビックやインテグラのRシリーズ。そして、プレリュードなんてかっこいいクルマを売っていたメーカーとは全く変わってしまったように思いますが・・・
2010年01月08日
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こんなニュースがAsahi.Comの愛車に載っていました。販売ではなく、生産ですが。何となく上向き傾向に転ずるんですかね・・・国内自動車8社11月の国内生産台数は、前年同月比1%増の計82万9千台で、昨年9月以来1年2カ月ぶりに前年を上回った。エコカー減税などで国内販売が持ち直したのが一因だ。ただ、比較対象の昨年11月はすでに世界同時不況に伴う減産が本格化した後。今年11月を07年11月と比べると19%減で、水準は低い。 各社が22日発表した。トヨタ自動車、日産自動車、ダイハツ工業、富士重工業の4社が前年を上回った。トヨタの前年超えは1年4カ月ぶり。「レガシィ」などの販売が好調な富士重工業は10.9%増で、主力の登録車は11月としては過去最高を更新した。 一方、11月の海外生産は全8社が前年を上回った。成長が続く中国やインドなど新興国での増産に加え、円高対策で日本からの輸出を抑え、現地生産を優先しているためだ。国内外を合わせた世界生産台数は、ホンダとマツダを除く6社が前年を上回った。 えっ、って感じですが。SUBARUの新型レガシィが売れ行き好調なんですか・・・
2009年12月21日
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これは、朝日の愛車に出ていた記事ですが。 やはり驚きますね。中国の勢いはBRICsの中でもずば抜けていいます。中国自動車工業協会が8日発表した1~11月の新車販売台数は前年同期比42.4%増の1223万台だった。2009年年間では1300万台突破が確実な状況。米国の1~11月の新車販売台数は約940万台にとどまっており、09年は、初めて「世界一」になる中国市場の独走に終わりそうだ。 中国の11月単月の新車販売台数は前年同月比96.4%増の134万台と、これまで過去最高だった9月(133万台)を上回った。9カ月連続で月間100万台を超えた。 販売回復のきっかけとなった排気量1600cc以下の小型乗用車を対象とした減税は年末で期限を迎えるが、来年以降も継続されるとの見方も出ている。また、減税が打ち切られても「中型以上のクラスも販売台数が伸びており、影響は一時的」(日系メーカー幹部)との見方が強い。 何か、もうBRICsには加えないで・・・ 世界一は世界一なんだ! と言う勢いです。
2009年12月11日
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しかし、まあトヨタは商売がうまいのか。それとも、ニーズにあったクルマづくりに徹しているのか。本当に、次々とヒット作が続きますね。やはり、世界のトヨタです。 記事はCarViewからです。トヨタは、10月20日に発表した新型ハイブリッドカー『SAI(サイ)』の受注状況を発表した。 それによると、発表後1カ月間の受注台数は、約1万4000台に上り、月販目標台数の4倍以上。12月7日の発売前にもかかわらず、好調な立ち上がりをみせている。 主な好評点としては、“ハイブリッド専用の高級セダンであること”、“コンパクトカーに相当する低燃費”、“338万円からの魅力的な価格と、環境対応車普及促進税制による、約24~28万円の減税”などが挙げられている。 『SAI』は、トヨタブランドのハイブリッド専用車第2弾として登場。先に発売されているレクサスブランドの『HS250h』と兄弟車となり、プリウスよりも高級志向が強く、排気量も2.4リッターにまで拡大されている。 「338万円から」が魅力的な価格設定かどうか、別にして。このSAIが売れれば、プリウスで無理して下げた値段分も十分に回収できそうです。やりますね、トヨタさん・・・
2009年11月25日
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東京モーターショー衰退との比較ではなく、自動車販売世界一の国・中国の広州モーターショーとして見ましょう。記事は、朝日の愛車です。広州モーターショーが23日の報道公開で始まった。中国は今年「世界一」の自動車市場となる。今月上旬まで開かれた東京モーターショーでは出展を見送った欧米大手も顔をそろえ、「重要度で『東京』を超えた」との声が出るほど。買収や再編で規模拡大を目指す中国メーカーの存在感も高まっている。■展示面積、東京の3倍 「東京モーターショーは、北京、上海だけでなく、広州にも抜かれた」日系メーカー幹部は、こんな感想を漏らした。03年に始まった広州ショーは今年、展示面積約15万平方メートル、出展社数約670社で、ともに過去最大。世界5大ショーの一つとされ、41回の歴史がある東京に比べ、面積は3倍近く、社数は約6倍だ。30日までの予定。 東京への出展を見送った米ゼネラル・モーターズ(GM)、独フォルクスワーゲンなど主要メーカーも勢ぞろい。中国の今年の新車販売台数は1300万台を超え、来年は1500万台に達するとの見方も出ている。 独BMW系の「宝馬汽車貿易」の許智俊・副社長は「どの車種もとても好調。特に最高級クラスは、世界で中国の右に出る市場はない」と自信を見せる。1~10月の販売台数は、前年比36.7%増。すでに08年を上回り、過去最高を更新した。同社は50億元(約650億円)を投じ、新工場も建設する。 GMの合弁会社「上海通用汽車」も高級車キャデラックの新型を発表。今月初訪中したオバマ米大統領の公用車のブランドと紹介し、高級感を前面に出した。独メルセデス・ベンツも過去最大級となる22台を展示した。 トヨタも今回、最大規模の3800平方メートルに新型のクラウンやプリウスなど45台を展示。レクサスの大型SUV「GX460」を世界に先がけて公開した。 今年の販売台数が中国一の「F3」を持つBYDオート、吉利汽車など中国勢も、売れ筋車種を一挙に展示。展示規模は海外ブランドと肩を並べた。日産の合弁会社「東風汽車」の中村公泰社長は「政府が成長を後押ししており、大変な脅威だ」と話す。 ■中国メーカー、技術向上ねらい再編 中国地場メーカーの吉利汽車は、米自動車大手フォード・モーターが傘下のスウェーデンの高級車ブランド「ボルボ」を売却する先として有力になっている。広州ショーでの新型高級車の発売式典で、司会の女性がボルボ売却で優先交渉権を得たことを紹介。持ち株会社の王自亮・副社長は「各ブランドの運営などを通じ、年200万台生産・販売という目標達成を確保したい」と強調した。 いまの中国メーカーにとって「200万台」「100万台」という数字には特別な意味がある。中国政府は今春、100社以上が乱立する国内業界を再編し、年間生産・販売台数200万台超の2~3社、100万台超の4~5社に集約する方針を打ち出した。規模拡大を通じて自主開発能力を高め、技術を海外大手との合弁会社に頼るメーカーが業界上位を占める現状を打ち破る狙いだ。 「再編で、長安汽車の業界での影響力や地位は向上する」。中国自動車第4位の長安汽車のブースでは、徐留平会長がこう語った。フォードやマツダ、スズキと提携する長安汽車は今月10日、中堅の江西昌河汽車など5社との事業統合を発表した。統合後の長安汽車は東風汽車を抜いて第3位に浮上。年産能力は220万台まで拡大する。 ホンダやトヨタと組む中国第6位の広州汽車も5月、中堅の湖南長豊汽車に29%出資して筆頭株主になった。広州汽車の曽慶洪社長は「自動車産業の構造調整に積極的に参加し、戦略的再編をさらに深めていく」と話した。
2009年11月24日
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気になったニュースです。VWがスズキを取り込もうというニュースは、やはり気になりますよね。記事は、朝日の愛車からです。ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)がスズキへの出資を検討していると、独自動車専門誌「アウトモビールボッヘ」が伝えたと独各紙が20日、報じた。 同誌などによると「今年中にも基本合意に達すると見込んでいる」と、フランクフルトで開催中の自動車ショーに参加したスズキ幹部が話した。VWのピエヒ会長もスズキに関心を寄せていることをほのめかしたという。 VWによるスズキへの出資はドイツで度々報じられてきた。スズキはVW側の技術に、VW側はスズキのアジアの拠点やオートバイ部門に興味を示しているとされる。VW広報は「憶測にはコメントしない」としている。 ということで、まだVWから発表と言うことではないようですが。大きな動きになりそうな記事です。
2009年09月22日
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またまたフランクフルトショーの記事です。記事はレスポンスから。フランクフルトモーターショーにおいて、プジョーは新しいハイブリッドカーのコンセプト『Hypbrid4』を発表した。Hybrid4テクノロジーは、グループ企業の技術統合、パラレルアーキテクチャ、インテリジェントレイアウトの3つの要素からなるもので、同社のディーゼルエンジンと電気自動車技術を4WD方式で融合させたものとなっている。 グループ企業の技術統合については、まず熱変換効率の高いディーゼルエンジン「HDi FAP」エンジンと、1万台以上の実績のある電気自動車、そして電子制御6速マニュアルミッション(BMP6)といった既存技術を高度に結集させて製作するハイブリッドカーであるとのことだ。パラレルアーキテクチャは、内燃機関であるエンジンとバッテリーによるモーターという2つの構造を組み合わせることだという。エンジンとモーターの切り替え制御には、同社の「STOP & START System」技術によって、エンジンの停止、再始動などを効率よく行う。 最後のインテリジェントレイアウトは、ハイブリッドカーの走行モードに4WDを加え、シティコミューターとしての電気自動車から高速道路、SUVのようなオフロード性能を実現することだそうだ。Hybrid4では、ディーゼルエンジンはフロントにBMP6とともに搭載され、このエンジンはフロントタイヤを駆動する。リアサスペンションリンケージ上部には高性能バッテリーとモータが搭載され、後輪を駆動する。前輪と後輪は電子制御され、走行モードには4つパターンが用意されている。 「オートモード」は、通常のハイブリッドカーとして、走行状態によって最適な駆動方式を自動的に切り換えてくれるモードだ。「ZEVモード」はゼロエミッションカーとして、電気自動車として都市部などを走行するときのモードだ。そして「4WDモード」は、悪路や雪道などで威力を発揮する電子制御によるエンジンとモータのハイブリッド4WDとして走行するときのモードだ。「スポーツモード」はハイブリッド4WD走行時に、電子制御マニュアルトランスミッションを含めて、スポーツ走行重視の制御を行うモードとなっている。 会場では、Hybrid4搭載モデルとして『3008 Hybrid4』と、コンセプトカーの『RCZ Hybrid4』が公開されている。
2009年09月17日
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うーむ、いつも想うのですが、この前年対比です。昨年八月って言えば、リーマンショックの始まりの月です。そこと比較して・・・ とも想いますが、まずは記事をご覧ください。記事は朝日の愛車からです。8月の国内新車販売台数(軽自動車除く)が27日時点で前年同月比4%増だったことがわかった。残り営業日も堅調に推移すれば、1年1カ月ぶりに前年同月を上回る。環境意識の高まりを背景にハイブリッド車(HV)を持つトヨタ自動車とホンダが好調。エコカー減税と新車購入補助金も販売を押し上げている。 27日現在、軽自動車を除く登録車の販売は約12万7千台。このうちトヨタは、HVの新型「プリウス」やミニバンの「ウィッシュ」の販売が伸び、約6万1千台で前年比で11%増。1年1カ月ぶりに前年同月を上回る勢いだ。 ホンダは約2万3千台の16%増で、5カ月連続で前年を上回る勢い。HVの「インサイト」が好調だ。 そのほかの各社の多くは前年割れのペースで推移している。ただ減少率は1割前後にとどまっており、3、4割の大幅減となった今年上半期と比べると、国内販売の回復基調は鮮明になってきている。 27日時点の軽自動車を合わせた総販売台数は約19万4千台で前年をわずかに割り込む状況だ。 ただ、HVや減税・補助金対象車以外は「全く売れない」(都内の大手自動車販売店長)という。補助金は来年3月いっぱいで終わる予定で、「需要の先食い」を心配する声も根強い。 そうだと思いますよ。話は少しずれますが、今週、富山県へ出かけてみて感じたことは。軽自動車の多いことです。市街地を外れると、走っているクルマがほとんど軽自動車だったですね。あとはプリウスとインサイトです・・・ 結局、売れているクルマはどこも同じです。普通自動車、セダンなんか買うかい!買うのは軽かプリウス。自民党なんか入れるもんか!入れるのは民主! なんか地域性とか、エリアのこだわりを感じさせない傾向が。この国全体に漲っているのでしょうか。
2009年08月31日
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クルマの最大市場は中国になっている。そのことを実感させるニュースです。記事は読売です。中国の2009年上半期(1~6月)の新車販売台数が前年同期比17・7%増の609万8800台となり、半期ベースで米市場(約481万台)を抜いて世界最大の自動車市場になった。 日米欧の主要市場で販売不振が長引く中、日本のメーカーも急成長する中国市場の開拓に本腰を入れている。 中国政府は今年1月から、小型車を対象にした自動車取得税の減税や、農村部での購入補助金の支給など乗用車の販売促進策を次々と打ち出した。上半期の販売台数では、特に小型車を中心とする乗用車が前年同期比25・6%増と大きく伸びており、政策の後押しが大きいようだ。 また、日系メーカー幹部は「自動車ローンが先進国ほど普及していないため、金融危機の影響が小さかった」と指摘する。米国などでは、金融機関が自動車ローンの審査を厳しくしたことが市場を冷え込ませる大きな要因となったが、中国では9割以上が現金取引で、「金融危機の影響は心理面だけにとどまった」(北京の販売店)という。 その消費者心理も、株価や不動産価格、個人消費などの指標が上昇するにつれて回復しており、業界内では下半期の販売にも強気の見方が広がっている。 日本の自動車大手も中国での事業強化を急ぐ。 現地資本の第一汽車、広州汽車とそれぞれ提携するトヨタ自動車は、3月以降、スポーツ用多目的車「RAV4」など2車種の現地生産を始め、投入車種を増やしている。日米では今年上半期の販売台数が前年同期比で2けた減となったが、中国では前年同期並みに回復。6月に就任した豊田章男社長も今月6~8日に現地を訪れ、「中国重視」の姿勢を示した。低価格の小型車投入も検討中だ。 日産自動車も現地大手の東風汽車と03年から提携。08年の中国での販売台数を前年比18・9%増の54万台と世界販売台数(約370万台)の7分の1にまで伸ばした。経済発展で先行した沿岸部の販売を中心とするトヨタやホンダに対し、日産は内陸部の販売網整備にいち早く取り組んだ。小型車の商品ラインアップを充実させたため、政府支援の恩恵も大きい。販売台数を12年に80万台まで引き上げる計画だ。このほか、富士重工業も現地生産の検討を始めるなど、日本勢の「中国シフト」が加速している。(2009年7月10日 読売新聞) クルマって言えば、アメリカ! そんな考えを払拭させてしまう中国の勢いです。
2009年07月11日
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こういうのを「気になるニュース」って言うんですよね。記事はレスポンスからです。ホンダ『インサイト』とトヨタ『ブリウス』、それぞれ新型のデザインは似ているか。モデルチェンジの順でいうとインサイドが先だが、車の開発期間を考えると新型インサイトを見てから新型プリウスを開発した訳ではない。先代プリウスは3ボックスセダンの先々代からモノフォルム・ハッチバックへと姿を変えている。先代インサイトを起点に言うとプリウスのデザインがインサイトに寄ってきているが、インサイトのモデルチェンジはその間中断していた。では新型インサイトのテザインはどのように決まったのか。まずホンダは、新型インサイト(=ハイブリッド)を「普及車」にする意図があった。そこで5人乗りファミリーカーにするという企画が立った。普及には価格も大切だ。ホンダによると、ハイブリッドカーの価格は価格帯181万 - 210万円以下になると「買ってもいい」という人が過半数になる。同時に、同クラスのガソリン仕様車と比べてハイブリッド化による価格上昇は「25万 - 30万円」で「買いたい」という人が多い。これで価格が190万円前後に設定された。『フィット』やひと昔前の『シビック』にプラス30万円だ。乗車定員と価格で、およその車体寸法が決まってくる。その全長で、先代『アコード』並みの居住空間と“使える荷室”とを組み合わせ、そのままルーフラインを引っぱり空気抵抗の少ない形にすると、いま見るような側面図が決定した。そのラインが新型インサイトのデザイン開発の出発点となった。インサイト、プリウスとも似たような商品企画で開発し、技術性能をギリギリまで向上させ、スタイリングで差異化を図る余裕がなかった、ということか。 ですよね。でも、トヨタとホンダ、真っ向勝負している・・・ ですけれどね。
2009年07月10日
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ちょっと長いので、少しカットしましたが。なかなか惹かれる記事です。出典はレスポンスからです。メルセデス・ベンツの新型『Eクラス』、BMWの『5シリーズ』、そしてアウディ『A6』。永遠のライバルと言われるこれらジャーマンプレミアムセダンだが、それぞれの伝統を反映したキャラクターやメカニズムには明確な違いが見て取れる。ここではそうした各車の方向性を、日本仕様のラインナップから詳しく見てみよう。◆Eクラスは5シリーズより全体に60万~85万円高め新型『Eクラス』は現在のところ、以下の4グレード構成。変速機は全車7速AT「7G-TRONIC」だ。・「E300」(730万円) 3リットルV6(231ps、30.6kgm)・「E300 アバンギャルド」(780万円) 3リットルV6(231ps、30.6kgm)・「E350 アバンギャルド」(850万円) 3.5リットルV6(272ps、35.7kgm)・「E550 アバンギャルド」(1080万円) 5.5リットルV8(387ps、54.0kgm)一方、BMW『5シリーズ』(セダン)のラインナップは、以下の4グレード構成。変速機はすべて6速ATとなる。・「525i」(645万円) 2.5リットル直6(218ps、25.5kgm)・「530i」(780万円) 3リットル直6(272ps、32.1kgm)・「540i」(920万円) 4リットルV8(306ps、39.8kgm)・「550i」(1020万円) 4.8リットルV8(367ps、50.0kgm)価格はエントリーグレードではEクラスの方が85万円高く、トップグレードでもEクラスが60万円高い。ただしエントリーグレードはEクラスが3リットル、5シリーズがそれより小さい2.5リットルなので、実質的な価格差は少ないとも考えられる。ただしEクラスのスタートプライスは絶対的には高いため、来年にも4気筒ターボエンジンの国内投入が予定されているようだ。一方、トップグレードはEクラスが「E550」、5シリーズがそれより60万円安い「550i」。名称からはいずれのエンジンも5.5リットルのように見えるが、実のところ「550i」は4.8リットルとなる。ということで、これも実質的な価格差は少ないと見ていいだろう。◆「530i」と「E300 アバンギャルド」は780万円で並ぶ排気量でも価格でも互角の勝負となるのが、同じ3リットルの6気筒を積む「E300 アバンギャルド」と「530i」だ。いずれも価格は780万円だが、「530i」の方が最高出力や最大トルクの数値でライバルを上回るあたり、いかにもエンジン屋のBMWらしい。なおシートはいずれもレザー仕様だが、「E300 アバンギャルド」には前席にベンチレーターを備えた「コンフォートパッケージ」(31万5000円)が用意される。標準タイヤは「E300 アバンギャルド」が245/45R17となり、さらにオプションで前245/40R18・後265/35R18(19万円)も選択できる。「530i」の標準は225/50R17のランフラットタイヤで、Mスポーツパッケージ(29万9000円)を選択すると245/40R18の同じくランフラットとなる。◆Eクラスはダイレクトセレクト、5シリーズはフロアシフト新型『Eクラス』を語る上で欠かせないのが、新しい操作系や装備に関する項目だ。まず運転操作に直結するものでは、ステアリングコラム右側の電子制御シフトレバー「ダイレクトセレクト」が挙げられる。この言わば「21世紀型コラムシフト」は現行『Sクラス』(2005年)と同じもので、レバー先端をプッシュすれば「P」(パーキング)、上げると「R」(リバース)、下げると「D」(ドライブ)となる。加えてステアリングにはパドルシフトが装備される。 一方、BMWはこれと似たセレクターレバーを早くも2001年に『7シリーズ』に採用しているが、他のモデルには今のところ展開していない。5シリーズに関しても2007年のマイナーチェンジでレバーの形状や操作スイッチを一新したが、位置そのものはフロアのままだ。あくまで5シリーズはスポーツセダンであるというBMWのメッセージがここからも読み取れる。なお現在、欧州の高級車ではパーキングブレーキが電子制御化される方向にあるが、新型Eクラスと5シリーズのパーキングブレーキは従来通りの機械式となっている。すなわち新型Eクラスは足で踏んでオン、手で引いて解除というもので、5シリーズはセンターコンソールにハンドブレーキを配したタイプだ。『A6』だけが電子制御パーキングブレーキを採用している。◆ギア比可変ステアリングはEクラスと5シリーズに標準走行状況に応じてパワーアシスト量を調整する「パラメーターステアリング」は先に『Cクラス』等で採用されているもの。さらに新型Eクラスではステアリング舵角に応じてギア比を変化させる「ダイレクトステアリング」を全車標準としている。 これは言うまでもなく、BMWが2003年に5シリーズで採用した「アクティブステアリング」(こちらも全車標準)で先行したもの。いずれも高い直進安定性、シャープなハンドリング、低速時における取り回しの良さの両立を狙ったステアリングシステムだ。挙動が乱れた際にはカウンターステア制御をおこなうなど、安全装備としての機能を併せ持つことも特徴だ。◆比較を終えて…各車の本質が見えてくるここでは装備やラインナップという点から、3台のドイツ製ミドルクラスセダンを比較してきたわけだが、そこからも各車の本質のようなものが見えてくる。例えば新型Eクラスはさすがにブランニューモデルらしく最先端の装備を投入することで快適性や安全性を確保しようという、高級車の王道とも言うべきクルマ作りが感じられる。またA6では、新型エンジンの投入に代表される旺盛な技術開発力が印象的だ。もちろんクワトロをはじめとする全天候型オンロードカーという提案にも強い説得力がある。 一方で5シリーズから受けるのは「駆けぬける歓び」というブランドフィロソフィーに象徴されるブレのなさだ。エンジンやシャシーといった「素材」にこだわり、磨き抜くクルマ作りは、装備や車種設定の分野でも当然のように反復されている。時代を経ても変わらないことで、いつの時代も新鮮な感動を呼び覚ます。その独自のエンジニアリングは、5シリーズのどの部分を切っても存在すると言えるだろう。 いずれにせよ、狙う本質の異なる3台のクルマ。互いにライバルであり、また良き見本となって違いが鮮明になっていきます。長い時間をかけて、今日に至った3台のクルマ。これからも良きライバル関係で生き残っていくのだと思います。そこがアメ車との違いでもあります。日本車も、こういう高い次元で競い合ってほしいものです。
2009年06月22日
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エコカー! 人員削減! 無理ムリ。だって、クルマ自体が売れないんだから・・・ まあがんばってみてください。記事は、朝日の愛車から。経営危機に陥っていた米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は1日午前(日本時間同日夜)、日本の民事再生法にあたる米連邦破産法11条の適用をニューヨーク連邦破産裁判所に申請し、経営破綻(はたん)した。法的管理を経て、米国の新車市場の縮小に合わせてリストラを加速、再生のカギとみる環境車に力を注ぐ。GMは「60~90日で新生GMとして再生する」と表明した。 3月末時点でGMの負債総額は1728億ドル(約16兆4千億円)、資産規模は822億ドル(約7兆8千億円)。米破綻企業の資産規模としてはリーマン・ブラザーズ、ワシントン・ミューチュアル(いずれも08年)、ワールドコム(02年)に次ぐ。破産法申請にともない、GMはニューヨーク証券取引所の上場が廃止されることが1日決まった。 オバマ大統領は1日昼(日本時間2日未明)に演説し、「際限なく税金をつぎ込むことはできなかった」と再建の過程でGMの破産法申請を容認した背景を説明。さらに、「国有化」する理由について「GMは実行可能な再建策を策定した。実現にはかなりの額の資金が必要でそれを提供できるのは政府だけだった」と語った。 ケント・クレサGM会長は同日、「多大な努力にもかかわらず、この方法が必要になったことを残念に思う」とのコメントを発表した。ただ、北米以外の事業は今回の破産法申請の対象に含まれない。GMによると、裁判所の管理下で優良資産を受け継ぐ「新GM」と、不採算事業などを引き継ぐ「旧GM」に分離。 全社員が新GMに移る。4月時点で北米の全従業員6万900人を10年末までに4万人に減らすとしていたが、北米の事務系従業員は現在の3万5100人から09年末までに約2割にあたる7900人削減する。生産拠点は08年末の47から10年末に34、さらに12年に33と、約3割削減する。 UAWは新GMに役員を1人送り込む権利を得た。加えてUAWからの要請を受け、新GMは米国内での生産比率を現在の66%から70%に上げることも約束した。 さらに米政府の新燃費規制に見合うようにすることを約束し、プラグイン電気自動車「シボレー・ボルト」は予定通り10年に発売。12年までに14種のハイブリッド車を投入する。これとは別に14年までに生産する自動車の65%を、植物から作ったバイオエタノールとガソリンの両方を燃料として使えるフレックス燃料車にする。 一方、4月末に米連邦破産法11条の適用を申請したクライスラーは1日、同社の資産を2分割し、優良資産を「新クライスラー」に引き継ぐことを米連邦破産裁判所が承認したと発表した。これで再建手続きをほぼ終え、近く破産法下から脱却する見通しになった。 じゃあ、新型インフルに絶対利く薬開発するとか、99%ウィルスを防ぐ安いマスクを売り出す方が、そのほうが儲かるんじゃないですか・・・
2009年06月02日
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この記事の持つ意味は・・・ 底知れぬ、自動車産業の凋落ぶりが明らかになりますね。記事は、読売です。トヨタ自動車の2009年度の国内生産台数が280万台前後になる見通しであることが20日、明らかになった。国内生産の300万台割れは1978年度(約289万台)以来31年ぶりだ。景気悪化を受けた世界的な新車販売不振で、ピーク時の07年度(約426万台)より3割以上落ち込む。トヨタは「国内生産300万台」を国内正社員の雇用維持に必要な水準と位置付けているだけに今後、正社員の雇用に影響が及ぶ可能性もある。09年度の海外生産台数は340万台前後と想定、国内・海外合計の世界生産台数は約620万台を見込んでいる。トヨタの1日当たりの国内生産台数は4月現在、約8000台と前年同月より半減している。在庫圧縮が進み、5月以降は1万台以上に回復する見通しだが、採算ラインとされる1万2000台への回復は10月以降にずれ込むと見られる。今秋以降も本格的な生産回復には至らず、来年3月も1万3000台程度にとどまると予想している。トヨタは5月以降、工場を休止する日を設けず、操業時間の短縮などで国内の減産体制を続ける考え。焦点となる正社員のリストラについて、トヨタ首脳は「将来の生産回復に備えて現時点では手を付けない」と強調する。しかし、300万台割れが長期化すれば国内生産体制の見直しを迫られ、正社員(約6万9000人)の雇用維持が困難になる懸念もある。他の自動車大手も09年度の国内生産台数が大きく落ち込む見通しだ。 ひぇアー!31年前の水準ですぞ! ピークの3割減ってことは、人も3割は要らなくなる・・・ まあ、そう単純ではないにせよ。大変なことになりそうです。これは、トヨタだけのことではないですから・・・
2009年04月21日
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やはりクルマが売れないっていう話題です。でも、08年は、いわゆる世界不況は後半からですから。09年度は、もっと売れないことになるのではないでしょうかね。まずは、レスポンスの記事から。日本自動車販売協会連合会が1日発表した2008年度の新車登録台数(軽自動車を除く)は前の年度にくらべ15.6% 減の289万1901台と6年連続のマイナスとなり、37年ぶりに300万台を下回った。乗用車は前年度にくらべ15% 減の252万393台、貨物車が同20.2%減の35万6535台といずれも2ケタのマイナスだった。08年度は上半期は前年同期にくらべ2.9%減だったが、下半期は米国発金融危機による世界同時不況の影響で販売が大きく落ち込んだ。 同じ発表を、朝日の愛車から。08年度の国内の新車販売台数(軽自動車を除く登録車)は前年度比15.6%減の289万1901台だった。下落率は統計を開始した68年度以降で最大。6年連続の減少で、70年度(285万9847台)以来、38年ぶりの低水準だった。日本自動車販売協会連合会が1日、発表した。37年ぶりに300万台を割り込み、ピークだった90年度(590万341台)のほぼ半分の水準に落ち込んだ。メーカー別では、トヨタ自動車が前年度比14.9%減の133万653台、日産自動車が18.6%減、マツダが17.3%減になるなど軒並み落ち込んだ。フィットなど小型車が堅調だったホンダは6.1%減にとどまった。自販連の伏見剛理事は「新車への買い替えが促進されるような政策に期待を込めている」と話し、4月から導入された環境対応車向けの優遇税制に加え、新たな補助金の実施を求めた。一方で、全国軽自動車協会連合会が同日発表した08年度の国内の軽自動車販売は、前年度比4.4%減の180万8883台で2年連続の前年度割れだった。3月は前年同月比13.8%減。軽自動車でも販売不振が加速している。軽自動車を含めた新車全体の08年度の販売台数は前年度比11.6%減の470万784台。日本自動車工業会は09年度の新車全体の販売台数を32年ぶりの低水準となる前年度比9%減の429万7600台と見込む。 ということです。ジャーナリズムを含めて、クルマ関連産業全体の凋落といった感がひたひた伝わってきます。
2009年04月02日
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いよいよ3月28日ですね。まずは、朝日の記事から。高速道路の値下げが28日、ETC搭載車限定で全国で始まった。民主党が掲げる「高速無料化」に対抗し、政府が経済対策を表看板に打ち出した2年間だけの割引だ。観光地や利用者にとってはありがたい話だが、料金システムはいたって複雑。渋滞多発の可能性もはらんでいる。今回の値下げでは、首都高速と阪神高速▽大都市近郊▽地方部に分け、それぞれ休日と平日で異なる割引にしている。売り文句の「どこまで行っても最高千円」は土日・祝日に地方だけを通った場合だけで、首都高や大都市近郊を通れば別料金が加算される。高速会社幹部は「全国一律の分かりやすい料金体系が望ましいが、今回の値下げで投じられる国費は2年で5千億円。最大限の効果を狙った結果、複雑になった」という。 料金体系が分かりにくいことから、高速各社には照会や問い合わせが相次ぐ。中日本高速(愛知)のホームページは、アクセスが殺到してつながりにくい状況だ。東日本高速(東京)は3月に入り、値下げに関する電話の問い合わせが急増し、1日約900件と通常の3~4倍に上る。政府が急いで値下げに踏み切ったため、料金徴収システムの対応も追いついていない。地方→大都市近郊→地方と乗り継ぐケースは地方分を1度しか徴収しないはずだったが、4月下旬までは2度徴収することになる。渋滞も懸念材料。各高速の渋滞の「名所」は、土日の夕方を中心に拍車がかかるとみられている。 続いて、読売はこういっています。ETC(ノンストップ自動料金収受システム)を装着した普通車やオートバイを対象に、地方の高速道路で土日祝日の料金を上限1000円とする新料金割引が28日午前0時に始まった。高速道路各社は「28、29日は全国的に大型連休並みの混雑になるのではないか」とみている。28日午前0時過ぎ、東北道の佐野サービスエリア(SA)で休憩していた神奈川県平塚市の会社員千葉貴久さん(29)は「岩手県の実家に帰省しますが、新割引で田舎が少し近くなったような気がする」と笑顔で話した。高速道の利用時間に土日祝日が含まれていれば、日付をまたいでも新割引が適用される。20日から「上限1000円」が先行実施された東京湾アクアラインと本州四国連絡高速道路では、20~22日の通行量が前年同期比でそれぞれ22%、62%の大幅増となっている。「上限1000円」は首都高速など大都市圏を除く地方区間での適用。システムの改修が遅れているため、「地方―大都市圏―地方」のルートで走行した場合、当面、地方区間の料金は2回分の2000円を徴収されることになる。1000円で済むのは4月29日から。(2009年3月28日 読売新聞) さてさて、みなさまは。いかがお過ごしでしょうか・・・
2009年03月28日
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いよいよ、インサントVsプリウスの決戦舞台が始まるってことですかね。プリウスのモデルチェンジ情報記事は、朝日からです。トヨタ自動車は、5月に全面改良して発売を予定するハイブリッド車「プリウス」の最低価格を、205万円程度とする方針を固めた。現在のプリウスの最低価格より30万円近く安い。ホンダが2月に発売したハイブリッド車「インサイト」が低価格を売りに受注を伸ばしており、価格戦略を見直して対抗する。トヨタは新型プリウスの排気量を現在の1.5リットルから1.8リットルに増やし、車体もやや大型化。2.4リットル車と同程度の走行性能を実現しつつ、燃費も現行型(1リットルあたり35.5キロ)を上回る38キロ程度に向上させる。市場では、新型の価格が、排気量増や性能向上によって250万円前後になるとの見方もあった。実際には、現在の233万1千~334万9500円を下回るだけでなく、インサイトの189万~221万円に迫り、最低価格の差は15万円程度に縮まる。新型プリウスは、インサイトと違ってCDなどオーディオ機器も標準装備するため、「実質的な価格差はほとんどない」(販売店関係者)との見方もある。新型は、97年発売の初代の価格215万円(税抜き)も下回る。トヨタは、新型の発売以降、現在のプリウスを法人向けに200万円以下で販売する方向で検討中。装備は簡素化するという。 トヨタが値下げに踏み切る背景には、世界的な新車販売の低迷の中で、後発のインサイトの販売が好調に推移していることがある。インサイトは排気量1.3リットルと小型で、装備も絞り込み、割安感から発売後約1カ月の受注は1万8千台に上った。また、もともとトヨタ社内に、環境車のプリウスを大型・高級化することへの疑問の声もあった。一方、新型の価格は、設計時点の想定価格を下回っている可能性が高く、利幅も想定を大きく下回るとみられる。ホンダとの販売競争が激化し、値下げ合戦に発展すれば、トヨタの業績回復の妨げになる恐れもある。 一気に30万円下げるのですから、トヨタも必死です。しかし、まあ、あれだけ売れている現行プリウスに乗っている人々は。この30万円、どう思うでしょう・・・
2009年03月12日
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ただし、サブタイトルで「環境奨励金31万円で」が付いています。いまどき、新車の販売台数が伸びるなんて・・・ と思っていたら。記事は、読売の愛車からです。ドイツの2月の乗用車の新車登録台数が前年同月より21%以上増えた。多くの国が販売不振に苦しむ中、先進国では唯一のプラス成長だ。秘密は、ドイツ政府が景気と環境対策の一環として1月から始めた31万円の環境奨励金。自動車王国ドイツでの“異変”は、注目を集めそうだ。フランクフルト市内で新車と中古車の販売を手がけるジム・コベルトさんは上機嫌だった。「1月終わりぐらいから売れ行きが伸び始めた。新車は、12月は数台しか売れなかったのに、2月は10台以上売れた。3月も好調が続いているよ」自動車販売店を見て回っていたバセットさん夫妻は「昨年から新車購入を検討してきた。いまこそ買い時だ」と言葉を弾ませた。奨励金は、9年以上経た中古車を、環境対応の新車に買い替えると1台あたり2500ユーロ(約31万円)が支給される。追加景気対策の目玉として、1月27日に制度導入が決まり、1月14日の購入分から、さかのぼって適用された。年内販売分が対象で、奨励金がもらえるのは60万台までだ。さらに、政府は、自動車税の課税基準を、排気量から二酸化炭素の排出量に変更し、排出量が少ない車ほど自動車税を安くする改革案も同時に公表した。7月から実施する方針で、環境対応の新車購入者には二重の恩恵となる。独自動車工業会(VDA)によると、奨励金の効果が浸透してきた2月の新車登録台数は27万台を超え、2月としては、この10年で最高を記録した。1日あたりの奨励金の申請件数は、1月末の約2000件から、2月末には8倍の1万6000件に急増し、3月6日までに申請件数の合計は18万件を超えた。早い者勝ちのため、政府が定める対象台数の約3割が早くも埋まった。奨励金フィーバーは当面続きそうだ。フランスやイタリアなども年内までの環境奨励金の制度を始めている。ドイツの成功で導入の動きが広がる可能性がある。 ドイツに、フランスやイタリアも始めているのです。この国も、何かしないと・・・ って思うようになるのですかね。やはり、クルマは国の経済水準を決める指標です。
2009年03月10日
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遂に、そういう時代になりましたね。新車が売れない、だから中古車ですよね。まあ、記事をご覧ください。記事は、読売@CAR’sから自動車メーカーが、中古車を徹底的に整備して販売する「認定中古車」制度を導入したり拡充させたりする動きが相次いでいる。中古車の販売価格は高めになるが、購入者は安心して購入できる。メーカーにとってもブランド価値を高め、新車販売が不振な現状を乗り切る狙いがある。日産自動車は2月26日、スポーツカー「GT―R」の現行モデルに認定中古車制度を導入した。日産がGT―Rを下取りし、新車同様に整備して系列店で販売する。すでに導入していた外車メーカーは、制度を拡充させている。メルセデス・ベンツ日本とアウディ・ジャパンは認定中古車の購入者に1年間、無償修理する保証を付けていたが、ベンツは2月から保証期間を2年に延ばし、アウディは、約6万~14万円を支払えば保証期間を2年に延長できるサービスを始めた。認定中古車制度の拡充で、中古車価格の値崩れを防ぐことを狙う。すでにホンダやトヨタのレクサスなどでも導入されており、ほかのメーカーでも導入や拡充の動きが広がりそうだ。(2009年3月5日 読売新聞) ということですが、まあ、そのいろいろ売らなくてなりませんが。かといって、中古車ばかりが売れるとは思いませんが・・・
2009年03月05日
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ホンダの組織に関するニュースが二つ、入ってきていますね。それぞれレスポンスの記事からです。まずは、社長交代の記事。ホンダは福井威夫社長(64)の後任に伊東孝紳専務(いとう・たかのぶ=55)の昇格を内定した。6月下旬の株主総会後に正式就任する。伊東専務は1978年に入社。2000年取締役、03年に常務に就き本田技術研究所社長も兼務した。福井社長は03年に社長に就任、業容を大きく拡大させるとともに、環境技術の強化にも力を入れてきた。世界的な自動車市場の急落を受け、昨年にはF1からの撤退なども決断。次の「100年」に向けた再生と事業強化を、かねて社長候補として有力視されてきた伊東氏に託す。ホンダの次期社長に内定した伊東孝紳専務は23日、東京の本社で福井威夫社長とともに記者会見した。席上、伊東専務は「100年に1度といわれる大変難しい時期であり、いかにスピーディーに柔軟に対応していくかだ。将来の圧倒的な競争力につながる効率的な体制をつくりたい」と抱負を述べた。伊東専務は『インサイト』を引き合いに出しながら、「お客さまが求める商品、技術を求めやすい価格で出すことはホンダの持ち味」と指摘。そうした商品を「もっとスピードを上げて出していくのが私の課題」と述べた。また、厳しい経営環境のなかでは「世界の従業員のベクトルを合わせること」が重要とし、「従業員の夢や志を大切にする経営を引き継いでいきたい」と語った。 一気に9歳若返りですか。世代交代の波を感じますが、新社長は技術畑の出身だそうです。この時代、世界のホンダの舵取りを担います。そして、ホンダは、4月1日付で組織改正を実施すると発表した。今回の組織改正では、「日本営業本部四輪営業統括部」、「日本営業本部四輪営業統括部CS・販売部」、「日本営業本部四輪営業統括部NR推進室」、「日本営業本部四輪営業統括部東日本営業部」、「日本営業本部四輪営業統括部西日本営業部」、「日本営業本部四輪営業統括部ユーカー販売部」、「日本営業本部宣伝販促部」、「日本営業本部営業IT室」を廃止する。代わって「日本営業本部四輪営業部」、「日本営業本部四輪営業部販売業務室」、「日本営業本部四輪営業部企画業務室」、「日本営業本部四輪営業部軽事業室」を新設する。また、「日本営業本部四輪営業統括部インターナビ推進室」を「日本営業本部インターナビ事業室」に名称を変更。「日本営業本部アフターマーケット統括部」、「日本営業本部アフターマーケット統括部アフターマーケット営業部」、「日本営業本部アフターマーケット統括部アフターマーケット品質部」は廃止し、新設する「日本営業本部四輪品質サービス部」に集約する。「カスタマーサービス本部部品調達部」は廃止し、「カスタマーサービス本部部品技術部」を新設する。さらに「生産本部浜松製作所二輪工場」は廃止する。「生産本部浜松製作所四輪工場」も廃止し、「生産本部浜松製作所トランスミッション工場」を新設。「生産本部浜松製作所汎用機工場」を廃止し、「生産本部浜松製作所船外機工場」を新設する。「生産本部鈴鹿製作所ミッション工場」を「生産本部鈴鹿製作所トランスミッション工場」に名称を変更する。このほか「購買本部二輪・汎用購買企画室」、「購買本部二輪原価企画室」を廃止し、新設する「購買本部二輪・汎用新機種推進室」に集約する。「購買本部国際業務室」を廃止し、「購買本部四輪新機種推進室」を新設する。 何やら漢字のやたらと多い記事ですが、社長を代え、組織を改め。新年度に向うホンダの動き。やはり注目していかなければなりません。ホンダが勢いを増せば、クルマの勢いもまします。
2009年02月24日
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クルマ社会が、これからどうなっていくのか。あっしにとっては、興味が尽きないことです。「明日」と言っても、そんな遠い未来でなく。今年の年末から新年へ、そして来年の前半とか・・・ 。そんな明日の、クルマ社会を見通す記事を幾つか拾ってみました。記事は、すべてレスポンスです。◎年末年始の旅行、ガソリン価格下落で国内旅行が増加JTBは、12月23日から2009年1月3日までの「年末年始に、1泊以上の旅行に出かける人の旅行動向の見通し」をまとめた。それによると、国内旅行は前年並み。海外旅行は年始の出発組が減少、海外旅行人数は前年よりも減少する見込み。ただ、国内ではガソリン価格が下落しているため、年末年始は車利用による遠出の増加が見込まれる。また、海外旅行では円高を背景に、韓国、台湾、グアムなどの近隣地域やヨーロッパが人気となっている。今年の一般的な年末年始の休みは、12月31日 - 1月4日の5日間で昨年より1日少ないものの、12月29、30日を休めば昨年と同じ9連休となる。普段まとまった休みを取れない人たちにとって9連休は魅力的。ただ、年始は4日までの休みとなるため、海外旅行・国内旅行ともに年末の出発のほうが多い傾向にある。米国のサブプライムローン問題に端を発した金融危機の影響を受け、冬のボーナスは6年ぶりに前年を下回る模様で、年末年始旅行に与える経済的、心理的マイナス要因は例年になく強いとしている。◎【株価】トヨタ、ホンダが安値更新、日産300円台割れ(12月4日)全体相場は反落。米国株高を受けて買い先行で始まったが、国内外の景気悪化懸念が重しとなり下げに転じた。主力株を中心に売りが相次ぎ、平均株価は再び8000円台割れ。円相場が1ドル=93円台に上昇したことも嫌気され、自動車株は全面安となった。トヨタ自動車が前日比100円安の2700円、ホンダが112円安の1685円と続落し、連日の年初来安値更新。日産自動車も20円安の292円と反落し、300円を割り込んだ。 ◎道交法施行令改正…酒気帯びでも免許取消し、欠格2年に警察庁は4日、道路交通法施行令の改正案を一般に公表。パブリックコメントを求める。「悪質・危険運転者対策」と「高齢運転者対策」の2つの側面から規制強化を推進する。悪質・危険運転者対策で、従来と最も違うのは酒気帯び運転者の行政処分だ。呼気1リットル中のアルコール濃度が0.25mg以上検出された場合は、それだけで免許取消し。それに伴う欠格期間は2年間になる(違反点数13点→25点)。また、同0.15mg以上0.25mg未満でも、免許停止90日相当に引き上げられる(6点→13点)。一律5年だった危険運転致死傷の免許取消し後の欠格期間は、結果の重大性に応じて5年から8年の間で処分を決定。酒酔い運転・麻薬等運転は原則2年を3年に引き上げる。さらに、上記の悪質違反に救護義務違反(ひき逃げ)が重なった場合は10年の欠格期間になる。これまではひき逃げを重ねても2 - 3年しか加算されなかった。危険運転致死傷、酒酔い運転・麻薬等運転など悪質・危険な違反を行った運転者について、昨年6月の道路交通法改正で、免許取消し後の欠格期間の上限が5年から10年に引き上げられたことに伴う措置だ。◎道交法施行令改正…75歳以上に認知機能検査警察庁が4日発表した道路交通法施行令は、「悪質・危険運転者対策」とともに「高齢運転者対策」も強化する。75歳以上の運転免許更新に認知機能検査を導入する。免許更新時に認知機能検査を受けた高齢運転者の中で、検査結果が一定の基準に当てはまる運転者を対象として、専門医による臨時適正検査(診断)を実施する。臨時適正検査を受ける義務が生じる高齢運転者は、更新期間満了日の1年前からさかのぼって次回の更新までに「基準行為」となる交通違反があった人だ。「基準行為」とは認知機能が低下した場合に起こしやすい行為のことで、以下のような違反が含まれる。この政令改正の中で定める。信号無視、通行禁止違反、右側通行などの通行区分違反、通行帯違反、進路変更禁止違反、転回・後退等禁止違反、踏切不停止、遮断踏切立入り、一時不停止、交差点優先車妨害など15の行為。 ◎11月車名別販売台数、トップ4は軽自動車11月の車名別新車販売台数ランキングによると、1位がダイハツの『ムーヴ』、2位がスズキの『ワゴンR』、3位がダイハツの『タント』、4位がホンダの『ライフ』となり、1 - 4位までを軽自動車が占めた。5位がトヨタの『カローラ』、6位がホンダの『フィット』、7位がトヨタの『ヴィッツ』、8位がホンダの『フリード』、9位がトヨタの『プリウス』で、10位がダイハツの『ミラ』だった。トップ10は全て軽自動車とスモールカー、ハイブリッドカーで、排気量2リットル以上のモデルは1車種も入らなかった。景気低迷によるダウンサイジング化が鮮明になっている。以上です。いかがでしょうか。 ところで、ガソリン価格ですが レスポンスのリアルタイム・ガソリン価格はいつも極端を行っているような気がしますが。12月5日朝現在、レギュラー111.9円 ハイオク122円となっています。実勢価格よりは少し低い気がしますが。まあ、下がり続けていますよね。
2008年12月04日
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幾度か、日記に書いてきましたが この国の、クルマ離れは深刻ですね なんで、こんな国になってしまったのでしょうか 記事は、毎日のクルマからです◎自動車保有動向:平均車齢7.23年 販売不振、最高を更新--3月末時点自動車検査登録情報協会がまとめた08年版の「わが国の自動車保有動向」によると、今年3月末時点で新車(軽を除く)の登録時からの平均経過年数(平均車齢)は7・23年と、統計を取り始めた75年以降の最高を更新した。新車の販売不振などが原因とみられる。平均車齢が伸びたのは16年連続。98年の5・33年と比べると2年近く"高齢化"した。 新車登録から登録抹消までを示す平均使用年数も11・67年と過去最長となった。 07年の国内の新車販売台数は3年連続前年割れの535万台と、ピークの90年(777万台)から約3割減った。同協会は「若者の車離れのほか、若年層が減っているのも響いている」と分析している。不景気に伴う購買意欲の減退、ガソリン高、とりわけ若者の格差顕著など、いろいろあるとは思いますが クルマ自体のもつ魅力が相対的に低下しているのでしょうね 憧れのクルマ クルマのある暮らし クルマといつまでも・・・ クルマ好きにとってはタマリマセン ですね
2008年10月19日
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アルファロメオって、独特な響きがします 甲高い音を残して、走り去るクルマ ってイメージがしています そのアルファから、Bセグメントの新車発表です 「ベイビー・アルファ」と紹介されています 記事は、レスポンスからですフィアット・グループ・オートモビルズは6月19日、かねてから話題となっていたアルファロメオの新型コンパクトハッチバック『MiTo』を発表した。MiToは、現行アルファ147よりもワンクラス下に位置づけられるモデル。プラットフォームは、さきに発表された新型ランチア『デルタ』がフィアット『ブラーヴォ』用を流用しているのに対し、MiToではワンサイズ下のフィアット・グランデプントのものを採用している。全長×全幅×全高は、4.06×1.72×1.44mで、アルファ147と比較すると全高は同じだが、全長で16cm短く、全幅で1cm狭い。空気抵抗係数はcd0.29である。サスペンションも他の多くのフィアット系と同様、前マクファーソン・ストラット独立、後トーションビーム式半独立だが、耐ロール性向上などの各種チューニングが施されている。ステアリング・ギア比も12.9と、よりクイックな味付けがなされている。制動性能は大径ディスクによって向上が図られ、100km/hから停止までの制動距離は34mと公表されている。特筆すべきは、アルファD.N.A.と名づけられた電子制御システムだ。ドライバーが高度な運動性能(Dynamic)、市街地(Normal)、あらゆる状況における安全性(All weather)の3モードから選択することにより、車両がエンジン、ブレーキ、ステアリング、サスペンション、変速機を総合的にコントロールする。同時に、電子制御ステアリング制御システム"DST"や、従来からあった電子制御LSDシステム"Q2"も装備する。当初用意されるエンジンは、ガソリン仕様が1.4リットル・ターボ155馬力と、1.4リットル78馬力、ターボディーゼルが1.6リットル120馬力の3種である。1.4ターボの最高速は215km/hで、0-100km/h加速は8秒。変速機は6段手動のほか、"デュアル・ドライクラッチ・トランスミッション"と名づけられた2連クラッチ式シーケンシャルシフトも用意される。イタリア国内価格は、事実上ベースモデルとなるであろう1.4ターボ155馬力が1万7950ユーロ(約301万円)。1.4・78馬力は1万5300ユーロ(約257万円)に設定されている。ただし、イタリアは早くも長い夏休みシーズンに突入しかけている。自動車販売は、「死んだ月」といわれる時期に突入する。したがって街でその小粋な姿を目撃するようになるのは9月以降になりそうだ。 アルファロメオの新型コンパクトカー『MiTo』のスタイリングは『8Cコンペティツィオーネ』の意匠を継承したもので、ブランドゆかりの地アレーゼのスタイリングセンター主導で作業が進められた。これは量産モデルとしては2000年の147以来である。また今回の発表イベントもフィアットグループの本拠地トリノではなく、ミラノ中心部のスフォルツェスコ城を舞台にして行なわれた。フィアットグループはMiToで、近年のアルファロメオ高級化で離れていった若いアルフィスタの掘り起こしを図る構えだ。とくにイタリア市場ではBMWグループ『MINI』に流れてゆく顧客を食い止める持ち駒を、ようやく手に入れたといえる。なお、『147』の後継車となる5ドア小型車は2009年発表の予定だ。ちなみに、アルファにしてはあまりに非力な78馬力仕様が用意されたのは、以前も報じられた「車重1tあたり出力が50kW以上の車両は、免許取得後1年間運転できない」というイタリア新道交法に対処するため。同法は当初の7月施行予定が2009年1月まで延期されたが、そのために1バージョンを用意するあたりにも、メーカーによる若者への強いラブコールが感じられる。 イタリアでは「ミート」と発音される。イタリアの自動車ナンバーの略号、Mi(ミラノ)とTo(トリノ)にかけたネーミングだ。アルファロメオゆかりの地ミラノと、イタリア自動車産業の中心地トリノにちなんだものである。MiToは開発が明らかになった当初、ファンの間でコードネームである「955」や「ベビーアルファ」の愛称で呼ばれていた。やがて新名称は、往年のアルファロメオにも使われたことのある「ジュニア」という説が有力となった。しかし2007年10月、アルファロメオは世界5か国の自動車誌上で、ネーミングコンテストを実施。結果として同年11月には上位12候補(アジェア、エノス、エヴェルソ、フィーラ、フリオーザ、ミーロ、モッド、ソレア、スパーヴォ、ヴェルヴェッタ、ヴェントゥーラ)が発表された。その中でも、イタリア国内投票で最上位だったフリオーザ(Furiosa。怒り狂った、荒れ狂ったを意味する伊語)になるのではという憶測が飛んだ。だが2008年3月、メーカーは新型車の名称を「Mi. To」と発表。その段階では「Mi.To」と、Mi の後に「.」ピリオドがあったのだが、6月19日の正式発表時点ではピリオドがとれてMiToとなった。イタリア語の「mito」(神話)を想起させることも意図したと思われる。思えば、2003年に現行フィアット『パンダ』が発表された前も、当初「ジンゴ」になる予定だったが、発売直前でルノーから『トゥインゴ』と混同されやすいとの抗議を受けて、パンダに改めた。フィアット系のネーミングは、最後までわからないといってよい。ワカモノ向け ってか・・・ でも、立派に御ジさんも欲しくなる クルマです
2008年08月12日
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