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訳して、「レガシィ20年の遺産」あるいは「レガシィ20年の歩み」となります。
そうなんです。SUBARUレガシィが誕生したのは、1989年1月。この国の元号が、昭和から平成に変わったその年でした。『レガシィ』(英語で遺産・祖先伝来の品)というネーミングは、「SUBARUの伝統的な技術を受け継ぎながら、それを新時代に向けて熟成・集大成したクルマ」という意味がこめられていた。20年を経た今、レガシィはSUBARUブランドを代表するクルマとして世界各地を走り、その存在そのものがSUBARUにとってレガシィになりつつある。そこには、20年間にわたって積み重ねられてきた技術・技能に加え、次世代のSUBARU車が受け継ぐべきクルマづくりの思想がしっかりと刻みこまれているからだ。
これは、SUBARU発行のPR誌「CARTOPIA」2009年1月号に載っている文章です。
実は、詳しく言うと。レガシィは1989年1月23日発売発表です。2月1日から発売しているようです。これが初代レガシィ、BC(セダン)とBF(ツーリングワゴン)ですね。広告のコピーは「もっとクルマになる」です。
CMは、ポッケリーニ作曲の小五重奏曲「マドリッドの夜警隊の行進」をBGMに。しっとりと走るレガシィ・セダンをフロントから俯瞰撮影。「磨いてきたのは走りです」、そして「もっとクルマになる」のナレーションが入りました。
「ドライバーの意志に忠実に応える高度な運動性能とゆったりとした安心感ある重厚な乗り心地をハイレベルで両立させる」ため、新設計の水平対向エンジンEJ型とフルタイム4WDを全てのモデルに設定している。
衝撃的だったのは、発表に先駆けて行われた「10万Km世界速度記録チャレンジ」。1月2日に米国アリゾナテストセンターで始まった3台のレガシィ4WDセダンRSターボ車は、1月21日に。全車が10万Kmを完走し、平均車速223.3Km/hという新記録を樹立したこと。この記録は、2005年にメルセデスE320CDIにより破られるまで15年間保持された。
ここに、レガシィ20年の歴史のスタートがあると思います。常に「世界一のモノづくり」、「世界一のグランドツーリングカー」づくりを目指す。レガシィ20年の歩みは、「人こそクルマづくりに欠かせない財産である」の言葉に裏打ちされて磨かれ、継承されてきたのです。
なお、初代レガシィはセダンとツーリングワゴンが発売されますが。レガシィ・ツーリングワゴンが本格的にブレイクするのは二代目になってからでしょう。そして、セダンがB4と名乗るのは三代目になってからです。初代レガシィは、まだまだSUBARUアルシオーネ(1985年~ )の影響が濃いクルマです。セダンが軸となっているのです。今では、レガシィ・セダンはほとんど死語です。「レガシィにセダンがあるの?」なんて尋ねる人さえいるのですから・・・
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