PR
カテゴリ
コメント新着
フリーページ
カレンダー
サイド自由欄
キーワードサーチ
三連休の最初の日。午後から、近頃、家の近くの上大岡にできたシネ・コンへ初めて出かけて、見てきました「必死剣 鳥刺し」。 ヨメが行こう、イコーって言うモンで・・・
シネ・コンは「TOHOシネマズ上大岡」というようです。今年の4月にオープンしました。ここは9スクリーンで、合計1,704席あるそうです。駅からも近くて、便利なところにあります。
さて、映画ですが。藤沢周平の短編時代小説「隠し剣」の一編「必死剣 鳥刺し」を原作にした、平山秀幸監督作品で、今年の7月11日公開というものです。
チケットを買って、入場して驚きました。ロビーには、ポケモンやアリエッティを観に来た子ども連れ親子でイッパイだったのですが。このスクリーンだけは、ほぼ熟年以降の夫婦が8割方を占めているのです。わが夫婦も、すっかり溶け込めました。
さて、お馴染み海坂藩の中級武士、主人公 兼見三左ェ門役に豊川悦司ですね。まあ、ストーリーはどこかでご覧戴くか、実際に映画館へお出かけください。
見終わって感じたこと。
トヨ・エツ、やるじゃないですか。剣豪役をビシッとキメテいますね。姪っ子・里尾役の池脇千鶴。初めて本格的な映画で見ましたが、直向きな若い女性の役柄が似合っていました。それから、特筆ものは吉川晃司じゃないでしょうかね。
藤沢周平原作の時代劇ものは、封建社会の不条理みたいなものが主題のような気がしますが。今回も、結局そんな刹那な時代背景を強く感じさせる作品です。何が正義で、何が悪なのか・・・ 何が誠意で、何が不義理なのか・・・ 剣豪故の、過酷な結末は見応えのあるものですが。一方で、無常さを漂わせます。
見終わって出てくるときの、無常感。わが夫婦は、しばらく会話が起きませんでした。シネ・コンを出て、夏の眩しすぎる太陽に晒されて、やっと「お腹空いたね・・・」って会話に辿り着きました。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」劇中… 2015年10月24日
映画「十三人の刺客」を見てきた 2010年10月06日 コメント(4)
谷啓さん突然の死、78歳(記事) 2010年09月11日 コメント(4)