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2017.02.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
夢の世界にも、時が流れていた。

小高い丘陵にあった{墓地}の様な、奇妙な物体は全て取り除かれ
掘削とブルトーザーによって宅地化されようとしていた。
何故、その場所へ車を進めたのか、理由があったはずだが思い出せない。
行きどまりの様な所へ車を停めて歩き出した。
季節は春の様だった。
周りに住宅が細々と自分のテリトリーを必死で確保している。
猫もいたなあ。

老人が話しかけてきた。
「ここにあった墓地は」と、わたしの表情を眺めながら話し続ける。
「これは、昔、遼の国へ行っていた人の墓だそうです」
「何故、此処に墓が設けられたのですか?」
「わたしも、それは存じません、あの石碑に名が刻んである人の故郷では
無かったのでしょうか、それぞれの故郷からは忘れられた人々だったのでしょう」
「骨は?」
「ア、其れも残っていたそうですが、全部一緒にして焼却したそうです」
「ゴミですなあ」
「生きてるものの心次第でしょう」
心を全く見せない老人の顔に、寂寥感が漂っていた。


まるで廃車の様な有様で、右側の車がない。
「この車なら2つで十分走れるから」と作業員風体の男が言う。
キレルまでは普通の温和な人間に見えるわたしなので、あゝそうですかと
ハンドルを握って発進した。
所が、進む方向の道路がわからない。

ついに立ち往生して、その場にいたオヤジと口論になる、と言う所で
目覚めた。
夢の中でもいさかいは嫌なわたしらしい。





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最終更新日  2017.02.14 14:03:35
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