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今日のウォーキングは第2829日目で8182歩だった。10:00に横井整形でリハビリを受けた。昼食は連れ合いの元同僚で、センター街で頑張って居る先生と食事をしたその前に車を短時間駐車スペースに置こうとしたところ、前の車が2つのスペースにわたって半々に止めていた。もう少し前に出してもらえないかというと、むすっとした顔でほんの少し前に出しただけで動かない。しょうが無いので、私は後続の車との間に何度も切り返して停めた。世の中、馬鹿というか根性の歪んだ奴がいるものだとあきれてしまった。近くに交番もあるので余ほど連絡しようかと思ったが、連れ合い達が待っているのも気になり、喧嘩はしなかった。向こうもこっちを見たし私も向こうを見たが、この歳では勝てないだろうとも思い、引き下がる形になった。もし之が屈強の若者で少し人相が悪ければ、さっさと車を動かしていただろう。島本の閉鎖された町にもかような輩がいるのだとあきれた。先生は多角的に事業を展開しているようで、塾として中学校の生徒30人を抱えているという。更にはは結婚相談所も成功させたいと張り切る。実に意欲的でバイタリティーに富む人だ。今日はもう1人来ることになっていた人は家庭の都合で抜けられないとのことだ。そんな折、姉から1人で病院に行ってお金を払ったら、手持ちがなくなってしまったとのことだ。話が終わってその脚で、姉のホームを訪問した。少しのお金を渡した。本来はホームの人の付添で病院に行くことなっているが場所も近いの1人で行ったようだ。ホ-ムの人は何事もないようにと祈るばかりだったとか。元気なのを喜ぶべきか付き添って貰うことを言うべきか難しいところだが、事故も考えられるので付き添って貰うように助言しておいた。相変わらず持って行ったみかんは皆取られたと、訴えるが、何度も聞いている内にそんなこともあり得ると思うようにもなった。もちろんホームの方ではあり得ないとさほどシリアスには考えていないようだ。そこまでで終わったらまだ良かったが私のパソコンのOutlookが受信しないしスマートフォンへの送信も出来なくなっていることに気づいた。ヤマダ電機の担当者にSNSを送ったところ幸運にも外回りで空きが出たので来てくれるという、診て貰うとOutlook側の容量が一杯になっていて届かないのだとのこと。郵便局側と自宅という言い方で説明してくれたがともかく郵便局側の残存メールを全部消去することにした。郵便局側のものは基本的に自宅に届いているのだから問題はないとのことだ。では郵便局側のものを消し下くださいというと、「それはお客様自らがやってください」とのこと。「データはお客さんの財産なので自分たちが勝手に消せない」という事らしい。容量をお金を出して増す方法が望まれるという。パソコンを長年いじってきた関係で、それもありかなと思うものの、とりあえずはデータ消去で対応することにした。最後に気づいたのは最悪のケースだ。姫達から買って貰っためがねをどこかで落としてしまったのか、置き忘れたのかとにかくなくなってしまった。残念至極である。少しの間ひょっこり出てくるのを待つことにしよう。
2024.11.28
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連れ合いの友人宅で昼弁当を食べた。木曽路に寄り予約していた弁当を受け取って北山通りへ向かった。途中もう1人の友人をピックアップして、北山の友人宅についたのは昼を少し過ぎていた。様々な話が飛び出したが、時間はあっという間に過ぎた。帰りに電動ノコを借りて庭の百木蓮を短くしようと考えた。4時過ぎまで居たろうか、辞去して千本出水の友人宅周りで帰途についた。そこから自宅へ一般道を通ったが車が多く若干疲れた。水無瀬に到着後、連れ合いの購入したシャツのサイズを交換してもらいに高槻阪急へ行った。帰ったら辺りは真っ暗になっていた。***昨日の続きだ。6.マッティア・プレーディ「ペスト奉納画」ナポリはペスト下で20万人を奪われ人口が回復するまでに2世紀を要したという。多くの画家もペストで命を落とした。政府はマッティア・プレーディにペストの奉納画を描くように依頼し、」7つのナポリの城門に取り付けられた。多くは風雨で破損したがサン・ジェンナーロ門のものは唯一残った。ナポリの守護聖人矢にアリウスとザビエルが無原罪の聖母に祈っている。ペストは人間の原罪の延長にあると考えられていて、無原罪の聖母はペストを防げると思っていた。7.ミッコ・スパダーロ「1656年のメルカテッロ広場」この絵は悲惨さを瞬時に伝えてくれる。ペストで多くの死者を出したナポリは死体をメルカロッテ広場(現ダンテ広場)に集められ、大穴を掘って投げ込んでいた。広場の端では死人の衣類が燃やされ、中央ではナポリの総督が馬上で指揮を執る(判読できない)中央上空には剣を振りかざすキリストと之を取りなす聖母が見えるキリストは何をしようとしているのか。8.アントワーヌ=ジャン・グロ「ヤッファのペスト患者を訪れるナポレオン」エジプト遠征で訪れた現在のイスラエルの都市ヤッファを訪れたときペストが流行り多くが犠牲になった。敵国イギリスがナポレオンは部下の病人達を毒殺して去った(之もデマだろう)との報道に。之を覆すために身を挺して病人を見舞う絵を描かせた。真偽のほどは解らないが(偽造だろう)現在でもありうる話だ。情報戦的な要素だろう。中東国独特の風景は何かなつかしい。9.アルノルト・ベックリン「ペスト」題名はペストだが19世紀はペストでなく、コレラだ。コレラは幕末の日本へも影響を与えている。スイスの画家ベックリンはコレラの惨状をペストと重ねて表現している。中央で、大なたを振り回し町を徘徊する男をペストになぞらえた。ものすごい擬人化は圧倒される。コッホがコレラ菌を発見、一方のペストは北里柴三郎が原因を確定して今はコレラは治まっている。10.エゴン・シーレ「家族」ペストでもコロナでもなく第1次世界大戦終結直前にインフルエンザは世界中を襲った。報道規制のないスペインから詳細な報告がなされた故に、スペイン風邪と称せられる。起源はスペインかどうかは不明だ。(新型コロナが中国起源であるよりはさらにあやふやだ)約5億人が罹患し5000万人以上が亡くなった。クリムト、ムンクも罹患して命を落としエゴン・シーレも28歳で没した。子供は実際には生まれていなかったが、子供の存在を世に残そうとして画いている。
2024.11.27
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今日はSMBCのホウライから電話があった。姉の保険のことで行き違いがあったようだ。いったんは止めると言っていたが、気が変わって傷害保険のみに入るとのことを伝えた。私に電話があったが、無登録には出ないことにしているので一旦放置し、電話番号から逆検索して安全とわかりかけ直した。買物と銀行により、用を済ませて連れ合いのスマートフォンが発受信できない旨相談に行くと親切な係の人が容量不足を調べてくれて、連れ合いは容量を増やすことにした。***過去の世界パンデミックにまつわる絵画の紹介だ。1. バルナバ・ダモデナ「ペストの聖母」聖母が降り注ぐペスト(矢)をマントで跳ね返している図だ。ここでペストそのものは神の主導の下に行われているので、神に祈ることは出来ず聖母や守護聖人に神への取りなしを祈ったとある。こうした悲惨なパンデミックは、皆神のも領域なのかと一体神とは何かと思わせた。2. 作者不詳「死の勝利」あばら骨の見えた馬に乗って骸骨が放つ矢はコレラだ。右側の富裕層に降り注ぎ多くを殺すが左側の死を望む貧者は何故か死なないこの絵はパレルモにある。フィレンツェやシエナ、ヴェネツィアは都市の機能を停止するほどの死者を出す。ただ、フィレンツェのような都市には未曾有の寄進があって豊かになったとか。3. グイド・レーニ「ペストの祭壇図」ペストで壊滅的になったボローニアに、終結を祈ってこの絵は奉納画として依頼された。この絵はペスト終結の感謝幟として使われた。下部にペストで死の町と化したボローニア町が見え、上部には色彩豊かな聖母とキューピッドがいる。その中央には聖ドミニクスとボローニアの守護聖人聖ペトロニウスら、多くの聖導者達がいる。4. ニコラ・プッサン「アシドドのペスト」フランスの画家がローマで製作したペストの町の状況だ。まん中に死んだ母親の乳房を求める幼児がいるこの構図は。これ以降ペスト絵画のトポス(定型表現)になる。手で鼻を覆う人は当時ペストは悪性の空気によって起こると考えられていたし、左で大きなネズミに驚く男はネズミがペストと関係があると経験上知られていたからだ。悲惨な絵だ。5. ジュスト・ル・クール「サンタ・マリア・デラ・サル-テ聖堂主祭壇」ペストが治まった後、ヴェネツィアに終結を記念して之が建てられた。ヴェネツィアにおけるバロックの幕開けだ。中央のイコンはクレタ島からもたらされたオスマン帝国終結の記念だ。中央に聖母子像、たいまつを持つ天子はペストに擬せた像を追い、左にはヴェネツィアの擬人像が掛かれている。―明日につづくー
2024.11.26
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今日のウォーキングは第2828日目で、7399歩だった。高齢者配食サービスでふれあいセンターと地域を往復した久しぶりに横井整形でリハビリを受けた。休み明けと言うこともあって、比較的混んでいた。連れ合いが急に映画を観たいと言い出し、高槻アレックスシネマに出掛けた。映画の題名は「六人の嘘つき大学生」とのことだ。就職試験で、何千人かを勝ち抜いた6人が全て採用されるという話が急転し1人しか採らないとなった。これ自身が漫画チックだが、そこから先は自分が勝ち残ろうと互いに嘘をつきあうと言った話。最後は円満に落ち着いたが、心理作戦と言うことを交えて、眠ることなく見終わった。***5Gは第5世代移動通信システムとのことで、通信速度が極めて早くなったとのことだ。このニュースは1919年のものだ)私も当初魅力を感じたが、実際にはその利点を享受することは少なそうだ。私のはまだ4Gなので5Gを使いこなしている人には笑止なことかも知れない。警備保障などで、複数のカメラを据えてそれを5Gで集中管理すれば、警備保障会社には強力な武器になるというものだ。システムの時間差がないから、受信した映像の下に駆けつけると間髪無く賊の身柄を拘束できるというわけだ。またAIの予知機能を併用し徘徊する高齢者や迷子の探知にも有効だという。しかし、こうしたデジタル化の発展はサイバー攻撃の機会を増やすことにも繋がる。時間差がなくなることから、工事現場を遠隔の地からコントロールできるとか、僻地での医療手術も中央からのオペレーションで可能になるとのことだ。遠隔土木工事は既にコマツが実用化しているという。NTTと共同して開発したようだ。之は将来130万人の人手不足に対して大きな力になるだろう。他のゼネコンも同様の開発を行っている。レストランでも客の好みのものを提案型で表示できるとのことだ。私は、あまりこのような使い方を好まない。予め思考を決められてしまうようで、自由度が削られるようでもある。然し実際に使いこなせれば、案外便利だと感じるかも知れない。医療に使う例はかなり興味深い、執刀医の周りには複数のモニターがあり、患者の患部(ここでは脳を取り上げている)には何台かのカメラが幹部の動きを追うのだ。2020年には発売を目指すとあるから4年経った現在はどこかで使われているだろう。カメラの精度も4Kから8Kへと進歩すると遠隔の手術も鮮明度が上がり、ごく楽に行えるのではないかと思われる。恐ろしいことは、こうした作業中に通信障害が起こることだ。こうした事へのリスク管理が完璧になることが必須だ。最後にスポーツ観戦について、見たい選手の動きをあらゆる方面から見られると言うことだ。サッカーの1cmの微妙な判定で日本のサッカーが救われたことは記憶に新しい。この例の中でも、是非早期に実用化して貰いたいものが医療(手術)関係かも知れない之が5Gの実感だという経験が無い私は良さが十分伝わらないのと、スマートフォンに5Gが要るのか、動画を見ない私には実感が無い。
2024.11.25
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昼食を兼ねて松坂屋で買物をした。久しぶりに友人がやって来た。トヨタで6ヶ月点検を受けるのだという。友人は脚も悪く、声も出ない状態だが、短距離の運転なら出来るようだ。ODDメーターを見れば、1300km位しか走っていない、彼は3年前と言っているが殆ど乗っていないわけだ。自分の畑で取れた親芋や小芋を持ってきてくれた。有り難いことだ。***ベルギーが抱える「南北問題」。ベルギーには国際関連の本部が置かれていたりEU統合に尽力してきた国だが、その国に南北の対立あることを知らなかった。そして国が分裂する危機があるというのだが、10年たった今はどうなんだろうか。ベルギーは豊かな北部のオランダ語圏(フラマン地域)とかつて炭鉱で栄えた南部のフランス語圏(ワロン地域)が激しく対立している。 更にはブリュッセル首都地域も独自の共同体となっている。こうした3つの共同体に別れているベルギーは、名目上1人の国王を頂いている。然し之に反対する党派は生まれながらの権力者は原則として承認できないとしている。こうした意見の第1党(オランダ語圏)のために約1年半にわたって組閣できない状況になった。そこで他の6党が連立して政権を発足させたほどだ。その後もオランダ語圏の第1党は力を増している。それというのも、ベルギーが独立した1930年以来何故かフランス語圏の出身者が中心になって国家運営がなされてきた。ところが北のオランダ語圏の人口の方がフランス語圏の人間よりも多く、かつ北の方が失業率も低いようだ。北にしてみれば自分たちが稼いだお金を何故南の方につぎ込まねばならないのだと不満が募っているのだ。大人しく静かな国のように思えたベルギーの裏事情は言葉の問題と共に立地にも問題を抱えているうだ。温暖化で北極海が航路として使えるようになって起こった新しい紛争。2012年から10倍の454件になった。之は10年前のことだから今はどうなっているのか。インド洋や、海賊被害が続く事態では北極海は魅力的な航路になる。然し、そこには世界共通の海図がない。何処に岩礁があるのか、国際的に共同で共通の海図を持つのが普通だ。もし船が座礁し油が流れ出すと、通常の海よりも拡散が酷くなる。なぜなら通常の海では微生物が油を一定量分解してくれるからだ。以前に普通の海域での座礁写真(オイルにまみれた鳥)を見たが、あれよりも壮絶な状況になると言うことだ。ロシアやカナダ、米国はそれぞれ独自の海図を持って居るが、互いに見せ合って調整することはしない。軍事秘でもあり、相互不信もあるからだ。中でも中国とロシアの動きは目が離せない。現在の両国の動きを見ても、協力して何かをなそうとする気は無く、我先に利益を得ようとするからだ。中国はシーレーンの基地としてアイスランドの土地購入を意図している。米国の介入もあって、アイスランドは土地を売らなかったが、今も虎視眈々とその気を狙っている。南シナ海などを見れば歴然だ。
2024.11.24
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町内の農業祭が開催された、楠公公園が人出あふれていた。連れ合いは、福引き券を持って並んだが、その列の凄まじく長いことに閉口したという。貰ったのははずれの小さなポップコーン1袋だった。昼食と買物で、高槻阪急まで走った。ここも駐車場はいっぱいだった。勤労感謝の日の祝日が大いに影響している。阪急でカレンダーなどの買い物をして、銀行で引き出そうとすると休みは手数料が110円かかるという。ばかばかしくて止めた。帰りに姉を訪問し、カレンダーと体温計、ペンなどを渡して帰った。***脳にAIを接続すると知能が100万倍になる。衝撃的な言葉が目に飛び込んでくる。スキャナーやシンセサイザーを発明したレイ・カーツワイル氏の見解だ。さらにまた新しいこととしてAIと脳を接続することであらゆる病気に対応できて寿命は500歳に達するというものだ。そんな馬鹿なとは思うものの、我々の身の回りにでは超驚異的な進歩が今もつづいていることを考えればあながち無視するわけには行かない。実績のある人が言うことを、ただ感じだけで生きている自分が否定など出来るわけはないからだ。しかもAI知能の伸びは人間の知能を追い越して仕舞うというわけだ。あと5年、私も之が事実かどうかを確かめられる頭脳をキープしたままでいたいものだ。そこからのAIの知能の進歩は指数学的に伸びるとされ、1945年にはシンギュラリティーが到来するというのだ。今でも部分的にはAIが人間を勝る点はあるし、人間がAIをコントロールすべきだとの話もある。しかしそういったことは全てAIが支配してしまい、人間はその考えに従わざるを得ないと言うことになりそうだ。様々な推測が出来るが、そうした世の中になったとき、一体人間の存在意義はどの辺りにあると言えるのだろうか。対話型AI(Chat GPT)が今世界を変えつつある。外国語での会話は、全て翻訳されて対話相手のそれぞれの言葉に変換されるので、意思の疎通がなめらかになる。要は外国語の勉強は要らなくなると言うことだ。あと10年は掛かるとされされていたこのようなことも2029年には事実となるだろうと言われる。最もインパクトが期待されるのはヘルスケアの分野だ。AIは治療に役立つたんぱく質を全て理解し、対応してくれるので、AIによって、医療技術は進歩を加速させ、2032年ごろには「1年ごとの寿命を1年延ばせる」事になる。即ち人間が歳を取らないというわけだ。これが500歳になるまで生きるという論拠だ。私の場合は微妙だが、もしそうなってもバウンダリーがどうなるかが大いなる問題だ。ただ長寿が人間に生きがいや目標をもたらすとは限らないわけで、ただ生きして動くだけのことならあまり意味が無いだろう。しかし、カーツワイル氏「人間は長く生きるべきだ」との考えのようだ。AIとの会話、AIとの生活はやがて人間との会話なり生活と見分けが付かなくなるだろうと言うことだ。
2024.11.23
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今日のウォーキングは第2827日目で8110歩だった。久しぶりに淀川の堤防を歩いた。連れ合いは親戚(従姉妹2人)に会うといって高槻に出掛けていった。2人とも肝臓が冒されているとのことで、楽しい話にはならなかったようだ。本当に久しぶりに梅田の阪急百貨店に出掛けた。ボジョレヌーボー買ったが、高いものが多かった。久しぶりの雑踏と、館内のイルミネーションは流石梅田だと思った。***認知症薬として次世代型の「核酸」が浮上してきた。私たちは今認知症薬としてはエーザイ・バイオジェンによるアミロイドβやタウの除去を行う薬があることを知らされている。アミロイドβの次ぎに現れるのがタウというたんぱく質だ。アミロイドβは細胞外に蓄積するが、タウは細胞内に侵入するとのことだ。タウの方がよりやっかいな感じだ。こうした蓄積していくたんぱく質を取り囲んでアミロイドβを取り除いていく方法が今のやり方で之を抗体医薬という。異物に対抗するという意味だろう。こうした同じ方法でタウなどを取り除くのがエーザイ・バイオジェンのレカネマブであり、イーライ・リリーのドナネマブだ。これらの薬は認知症の初期段階(アミロイドβやタウが蓄積される初期に有効だとのことだ。あまり症状が進むと、不要なたんぱく質が蓄積しすぎて除去がむずかくなる故だろう。さらに、この薬(レカネマブやドナネマブ)は製造コストか高い。今回発表されたのは原因物質の生成を抑制する薬だ。この方法はバイオジェンなどが治験を試みる。抗体医薬に対して核酸医薬と称する。タウなどの減らし方はDNAを用いmRNAを作成することで、核拡散医薬がmRNAに結合してタウの分解を促進させるものだ。タウの生成を防ぐものではないようだ。生産コストが低いことが上げられるが安全性や投与の方法などに注意を要するなどの課題は残っている。核酸医薬は病気の根本原因に対処できる可能性があり有望視されている。従来の抗体医薬では届かなかった細胞内にも作用するという点が着目されている。認知症の薬は世界で127種類が研究されている。2030年度を開発目標としているが、エーザイのレカネマブでも共同研究で拡散医薬を取り込んで新しい薬を開発することも試みられている。タウは細胞内に蓄積するが、近年の研究で他の神経細胞に広がっていく様子が分かってきた。エーザイはこうした知見に基づき、他の細胞に広がる途中のタウを捕まえる抗体医薬品の新薬候補物質を開発した。治験も進んでおり、約18%がアミロイドを標的とし、約9%はタウを標的としている。あとの70%はどうなのか説明にはない。この10月には遺伝的な要素を持つ患者7人を対象にして初期段階の治験で脳内タウの減少傾向が確認されたと発表した。いつも出てくる数字だが、世界の認知症患者の数は2030年に7800万人、2050年には1億3900万人に増加するという。2030年私は存在しているかどうか極めて疑問だが、2050年を待たずにこの数の中に組み込まれないとは言えないだろう。予防の方法は示されていないので、成り行きに任すしかない。薬が効いてタウが消失したときにどのようなことが起こるのか(全く正常になるのか、それ以外に何か違ったことが起こるのかは解明されていない、
2024.11.22
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昨夜遅く姫と婿殿からLINE電話が来たようだ。私は既に寝ていたので、状況を捉えるのに時間が掛かった。お祝いの花を贈ってくれた件だが、忙しい中細やかな心遣いをしてくれる。今日のウォーキングは第2826日目で8003歩だった。行事の最初は高齢者特定健診をかねて定例の血液検査となった。木曜日は副院長(院長の息子)が対応することになっている。別の部屋では院長の声も聞こえる。毎年の手順通り検査が始まったが、採尿を終えて診察処置室に入ると、つづく患者が女性だとのことで順番を変えて私は先ずX線検査から始まった。そこから心電図の計測になり、つづいて腹囲の計測を受けた。後は身長と体重そして採血となる。身長は若い頃に比べて4cmは縮んでいるようだ。脊柱管狭窄背前傾になっている癖が付いているのも影響しているのかも知れない。身長を聞く度に「あー、終わりが近い」と考えるのは自分だけだろうか。計測する看護師は、クールに淡々と計り、記録するだけだ。いろいろな人が居るので、個々の事情など気にしていられないと言うことか。「皆さん身長は縮み、体重は増えておられます」と言っていた。計測を終えて血圧計測に入ったが、矢張り何故か高い値しか出なかった。之も看護師は淡々と記録していくだけだ。診察室に戻って、副院長がX線と心電図をチエックした結果問題がなさそうだとのことだ。そんなところで引っかかっては居られないけれど、ほっと安堵した。何時何が起こってもおかしくない歳なのだから問題なさそうだという言葉は心強い、前回からジェネリックで構わないと返事していたが、再び先発品にしてくださいとお願いした。豹変も良いところだが、北摂文化大での天野篤先生の講演や千里山の小川先生の意見、さらには読売新聞のジェネリック医薬品が43%の品目で定められた製造手順との相違があったという記事などを元に、再変更(先発品)に戻すお願いをした。院長はAG(オーソライズドジェネリック)は大丈夫ですという。なにやら、議論になりそうもない。差額さえ払えば、先発品になりますよと素っ気ない。友人の場合は医師の要求でということになっていて余分のお金は必要無いと聞いている。もしそうなら不公平も甚だしい。それなら結構ですと言って近くの開業医に鞍替えすることは実際的でない。先発品の単価とジェネリックの単価の4分の1が自己負担だという。私の試算によると、3種類で590円が自己負担額になる。こうなれば言いたい放題で言おうと、オパルモンを止めて良いですかと聞いた。前に何か減らせる薬はないかと効くとオパルモンの名前が出たからだ。止めるというと、急に脚のしびれやむくみなどが出たら、再開しましょう的な話になった。オパルモンのジェネリックはリマブロストアルファデで30日で1000円程度だ。経済的には先発品に変えたこととペイする、と考えた。浅はかだが、出来るだけ薬に頼らない自己免疫力を信じる哲学には沿っていると思った今日まで我慢していた肉を食いに桂川イオンの雨明にいった。いつもより脂身が多い方を頼んだのは失敗だったかも知れない。最後に姉のホームを訪問し障害が保険の継続をすることを決定した。新しくは入れないだろう保険で、安心料にはなるだろうとの話になった。最後に花屋さんでコーヒーを飲んだが、今までの疲れがどっと出てそそくさと店を後にした。
2024.11.21
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今日も横井整形でリハビリを受けた。その脚で高槻阪急に出てお歳暮の手配をした。***斎藤元彦兵庫県知事については、パワハラ、おねだり、、パレードのキックバック疑惑など、多くの問題が提起され、職員が自殺するなど全く以てけしからんといった空気が蔓延していた。こうしたことに何らの反省もないような斎藤の態度は、全国民のひんしゅくを買った。少なくともその時点では皆そう思っていたはずだ。片山副知事がいち早く辞任するなどは自分にとばっちりが来ないうちに早々に手を切ったようにも見えた。兵庫県議会は全員一致で斎藤知事の辞任を求めた。之で終わって、新知事登場となるはずだったが、再選挙までの60日間の戦いは事態を想像外の方向に持っていった。斎藤知事が再選。しかも圧勝となった。最初の選挙時の得票数を大きく上回って返って支持を強固にしてしまった。まるで想像外の出来事だ。マスコミもこぞって斎藤辞めるべしの論調だったが、結果は逆転した。ではマスコミにこうなった責があるのだろうか。県民の多くは新聞やテレビに依る限られた媒体よりもSNSや動画サイトを優先していた。新聞やテレビが正しくなく、SNSが正しいと言えるのか。それは違うと思う、SNSは責任や証明と言ったことを示さないで、局部的な同情なりを拡大してみせることが出来る。その内のわずかな考えに反応し、拡張され、拡散されて、あたかも真実のように捉えられたのではないか。東京都知事選も石丸伸二が蓮舫を上回ったのはSNSの故だ。選挙前には石丸伸二は新聞などでは泡沫候補扱いだったがネットが逆転を許してしまったのだ。これからの世の中、選挙に関してもこうしたSNS大きく影響することは必至だ。SNSが間違った情報を流布すれば、確実に間違った方向に進むと思われる。米国のトランプの当選などもその部類になるのか、それとも米国国民自身が狂ってしまったのか、にわかには結論が出ないだろう。新聞やテレビが間違ったことを言っているとは思えない。若者達はそれより身近にあるスマートフォンを常時見ているのだ。別の見方和すれば、斎藤が大阪府庁で財務課長を務めていたときの「元上司」でもあった大阪府知事の吉村洋文「維新」だ。維新はかつて推薦した斎藤の支援を見送った。個人的な好き嫌いは別として維新が斎藤から離れたことで、逆に斎藤を哀れむ声が広がったのではないか。大阪は今回の衆議院議員選で殆ど総なめしたものの他県では後退を余儀なくされている。もう少しうがってみると、自殺を指定は職員は単位パワハラだけではなく(元片山副知事による)何かがあったのか、自身が弱かったのか。ふと、明石市長だった泉房穂の部下に対する暴言を思い出す。また豊田真由子の「この、はげ!」なども、相手が極めて能率が悪かった故に起こった事かも知れない。(想像だけど)
2024.11.20
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今日は朝からベランダへのドアを新替した。昨今の強盗事件などを鑑みて、より強固で破られにくいものにしたのだ。今日は九人会のゴルフコンペのようだが、私には連絡が来ない。コーナンに洗剤などを買いに出掛けた。***103万円の壁の解説があった。働き過ぎると税金や保険料などが取られるために手取りが減ると言ったことだと漠然と思っていた。夫が働きに出て、妻がパートで働くと言った家庭を想像すれば良い。パートで働いて年収が増えると、年収が100万円を超えると住民税が掛かり、103万円を超えると所得税が掛かるのが現行の法律だ。所得税は基礎控除が48万円、給与所得控除が55万円あるため合計額の103万円までは税金がかからない。之が103万円の壁と呼ばれるものだ。それ以上働けば全くの働き損ではないが、ともかく手取りががくっと減る(実際に急減するのは年収106万円だとのことだ)ことになり働き過ぎないように時数を調整して仕舞う傾向にある。103万円を超えると企業が配偶者手当を打ち切るケースが多く、世帯収入が減るのを避けようとするためだ。之が130万円を超えると企業規模に関係なく住民税や所得税の他、社会保険料も払わなければならなくなり。ぎりぎりで頑張っている身には保険料が返ってくる可能性もあり良いではないかという風にはならない。ともかくも現在の手取りがどうなるかが最大の関心事になる。年収が増え、150万円を超えると夫の配偶者特別控除からも厳格されるために、こうしたいくつもの壁が存在するのだ。そこで国民民主はこの「103万円の壁」を見直そうと提言し(公約し)選挙で大躍進した。これに対して政府の試算によると財源として総額7.6兆円が必要になるとしている。この財源をどうするのかという話になるが、国民民主は税収の上振れや予算の使い残し。外為資金特別会計の余剰金を使えば良いとしている。国民民主の玉木は財務官僚であったことから政府の手の内をよく知っているとのことから、政府にとってはやりにくい相手と言える。最低賃金は1.73倍も上がったので、之に併せて引き上げ額(壁)を決めなければならないとしている。少数与党になった自公故に、単独で押さえ込むことが出来ない状況だ。国民民主の案を入れて壁の上限を178万円に引き上げると言う方向で合意うしたようだ。太郎君の過程もこうした制約の下に暮らしているようなので、早く是正して貰いたい。壁がある故に働く余力があるにもかかわらず時間を区切って止めてしまうことになっているわけで、この壁が178万円(之が最適解なのはこれからの判断だろう)取り除かれれば、もっと制限無く仕事が出来る範囲が広がれば、人手不足を解消することにもなるだろう
2024.11.19
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今日のウォーキングは第2825日目で6661歩だった。昔のカラオケ仲間とで、食事会を持った。場所は同じ枚方木曽路だ。参加者は我々2人と友人ら5人だ。友人と社長をピックアップして枚方大橋経由で行った。食事後はカラオケを数曲歌った。スマートフォンにいちいち曲名を記録していたのだが、何故か消えてしまっていた。全くスマートでない。帰りは逆コース友人を高槻に降ろし、途中横井整形でリハビリを受けた。***マイナ保険証でどう変わるかを絵解きしていた。先ず、現在発行している紙の保険証は12月2日で発行されなくなる。しかし紙の保険証も有効期限が来るまで使える。私の場合後半年は使えるようだ。では何故政府はマイナ保険証に統一したがるのか、そうしたメリットを書き連ねている。先ずマイナカードによると過去に処方された薬の履歴を医師や看護師と共有できるとある。之って患者側からすれば、あまりメリットとは思えない。医師や看護師が楽になるであろう事は、分厚い診療記録を探さなくて良くなるだろう。然し、機械がすることで、なにがしかのずれが生じた場合の最終判断までは出来ないだろう。むしろ弊害になる。確かに旅先で初めての医者に掛かるときは手続き上はスムーズかも知れない。医療費についてもマイナカード所有者の個人的サイト「マイポータル」で確認出来る。支払った金額が年間原則10万円を超えれば、確定申告が簡単にできるとある。自分で計算しなくてもデーターから算出されると言うことか。高額医療も支払免除の手続きが不要になる。之など、そんなに難しい手続きでもないだろうし、高額医療を受けること自体が希有だとすれば、誇大な宣伝だと思う。対象者は何人くらい居るのだろうか。マイナンバーカードを保有している人は75.2%になるという。これだけとれとれと言われれば、そうなることは十分理解できる。しかし、マイナンバー保険証を登録している人は上記の81.2%だという。全体の6割強だ。そしてマイナ保険証の利用率はさらに上記の18.1%(全体の10%強)でしかない。政府が言う膨大なメリットを受けていない人が9割方いることになる。どう見てもメリットは政府側にあって個人にはないのかもしれない。その後に申し訳のように書いてあるのはマイナ保険証を使ったデータミスなどのトラブルがあるという。矢張り完璧とは行かず、時に大きな不利とか、薬だと大変な間違いも考えられるということもあろう。何故河野太郎はそこまで急いだのか、国のDX化が極端に高まるとでも考えたのか。極めつけの3つのポイントは、マイナ保険証も5年で有効期限が切れ、何らかの更新作業が必要になる。マイナンバーカードが無い人はという特例が書いてある。紙の保険証は1年ごとに医療機関から更新され送られてくるがマイナ保険証が無い人は黙っていても「資格確認証」が届き5年間は保険証の代わりに使えるとのことだ。私はそのとき、85歳もはや訳がわからなくなっているかも知れない。立憲民主の紙の保険証の延長使用をということになって欲しい。
2024.11.18
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今日は切った庭木の枝を袋に入れた。一旦終了としていたが、矢張り気になるところもあり、植木屋さんのようには行かない。ついでに庭に散って溜まっていた葉も一緒に袋詰めした。頼まれていた葉書や便せんを持って姉を訪問した。みかんを取られたと言ったことを再び言い出したがその他は特に変わらない。体温計の電池が切れたので、買って欲しいとのことだった。***1. ジェームス・アンソール「仮面の中の自画像」ベルギーの近代画家。スーラやクノップフらの台頭に反発して、表現主義を予告するような作品を生み出した。周りを無機質な仮面が取り囲む中、女性用の赤い帽子を被ったアンソールだけがこちらをにらみつけるように見ている。自分だけが特別な存在だと言わんばかりの表情だ。2. レオン・スピリアールト「イーゼルに向かう鏡の前の自画像」彼もまたベルギーの画家。病弱で不眠症だったという。示された絵の中にそういった雰囲気を感じる。自分自身の顔も眼窩が黒く骸骨のように画かれている。自分自身を「氏」と重ねているとのことだが、それほど身体が弱かったのだろう。画面の手前に鏡があり後方の鏡と重ね鏡になっている画家はその鏡の中から抜け出せないという暗示的な画面だ、3. エドゥアルド・ナランホ「「自画像『私は七月に犬の頭蓋骨を画いている』」スペインの画家。是も初めて知る画家だ。カンバスが途中で切れているのは鏡を使って画いているためだ。画家が自画像を描くとき鏡を使うのは一般的だ。自画像と言いながら犬の骸骨を手前に置いている。または本人は全裸で、一物までもリアルに描いている。画家は元気そうだが骸骨に象徴される死が感じられる。4. 鴨居玲「蛾」薄暗い陰気な絵だ。画家は左方に画かれ、その口からは蛾がはき出されている、画家によれな、蛾はしゃべることの空しさを象徴する。長崎県の高校でこの絵を解説したとき、ある生徒から蛾を虫、画家を我と置き換えると蛾となると指摘され意表を突かれたとのことだ。口から蛾を吐く意味がわからない。5. 鴨居羊子「終演」鴨居玲の姉だ。下着デザイナーとして有名だ。サイケデリックなピンクをあしらった公演を終えたダンサーなのか。あまりコメントはしたくない。6. ケーテ・コルヴィッツ「正面からの日画像」ドイツの版画家だ。自分の子を殺された母親として戦争の絵画を彫ったという。この自画像は数多く描かれたものの1つで、彼女が56歳、戦争で従軍し18歳で戦死した次男を忍んで9年後に制作されたものだ。見ているだけで周りの悲惨さが想像できる感じだ。7. フリーダ・カーロ「いばらの首飾りとハチドリの自画像」メキシコの画家。自画像を多く描いた。なにやら尋常でない絵の背景は病気と事故で痛めつけられた身体と、夫ディエゴ・リベラとの複雑な感情が内在する。米国人の愛人ニコラス・ムライとの愛人関係をも終わり、こういった一連の自画像を描いている。本作品はムライに送られ。ハチドリは昔からメキシコでは縁結びの御利益があるとされる。周りの茨のネックレスや蝶、黒猫や黒いサルが何を意味しているのか解らない。8. グラック「自画像」英国の画家。裕福な家に女性ととして生まれ、短髪に男性服をまとい女性と恋愛した。あごを少し上げ、唇を切り結んだ夏央は男性を思わせる。父親とは不仲だったが、一族の財産で不自由なく暮らした。この自画像は47歳のもの、第2次世界大戦中に自宅が予備消防隊に挑発された頃のものだ。9. クリスチャン・ボルタンスキー「滑稽寸劇:嬉しいな。今日は僕の誕生日」フランスの画家。画家とは言いがたいか。自分の誕生日を祝う姿を寸劇的に描いた。背広を被るのは本人だが、帽子(父)と花(母)は確認出来ない。他にも様々子供時代の想い出を描いているがそれらは全て架空のものだという。10.ジェームス・アンソール「悲しみの人」キリストの顔を画いたものだという、とてもそう思えない。顔中血だらけ、頭に茨の冠と言われるとそうかも知れない気がするが、どうみても鬼の表情だ。画家自身をイエスになぞらえることが多く、キリストになぞらえた自画像を最も多く描いた画家だという。
2024.11.17
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今日は歩かないので朝から庭木の剪定を行った。主に金木犀に集中し、サツキなども少々手を加えた。松の剪定を植木屋にやって貰って、見違えるようになったが、金木犀などは枝が入り組んでいてあまりすっきりしない。脚立は危ないし、高枝切狭では枝が切れない太さになってた。何とか切る前よりもすっきりした感じになった。切った枝葉4袋程度になっていた。明日以降は他の木に挑戦しようと思っている。反核人権フェスティバルが人権センターで行われ、連れ合いが誘われていたので、私も同行した。子供達によるエイサー踊りや、各種子供向けのゲームが用意されていた。私はボッチャというゲームを始めて知った。***新聞にはいろいろなコラムがある。一口申し述べたいと言った形で、世相を斬っている。老々相続について書いてあった。経済財政白書によると被相続人の内80歳以上が72%を占めている。相続人の52%が60歳以上となっている。高齢の相続人は自身の老後を心配して相続資産の消費に消極的になりがちだ。それは道理だろうと思う。潤沢な財産を相続するなら、一部を消費に回して経済を動かすことを考えるかも知れない。然し経済は政府が考えることで、目の前の相続資産は出来るだけ温存したいというのが一般的な人の考え方であろう。このように膨張していく相続資産は被相続人が居住する地方から相続人が居住する都会へ移る。そして相続資産は税法上有利とされる土地や保険に資金がシフトしていく傾向になる。(有価証券は不利らしい)解決策2つが述べられている。1つは60代の地方都市移住の促進だ。これは簡単なことでないことは東京1極集中がさらに過密になることを見れば明らかだ。そこで、」高齢者の移住促進策ととして高齢者の生活費を削減するだけでなく、この措置で、資産保有層の地方移住で、資金が環流すると読んでいる。そのことで若年層を呼び込む機運を創出するとみている。もう1つは高齢者の消費の喚起だ。試算がなくなったらどうしようと心配するあまりどうしても消費を抑制してしまうことになりがちだ。まだ温泉などへの旅行なども行きたいと言った希望もあろう。ここでは資産持ち続け消費を抑制することから、資産を使い切るとのスタイルに転換すことが求められる。この考え方は、潤沢な資産を有しているものを対象にすれば可能かも知れないが、一般的には無理があるだろう。自分がいつまで生きるかさえ解らないのに使い切った後の生活は誰が保証してくれるのだろうか。上記の論点のポイントは資産運用をすることで、人生後半の使い切って良いお金を捻出しておくことだと言う事らしい。あまりに教科書っぽい考えではなかろうか、資産運用は考えたこともあったが、必ず資産が増えるとは限らず、破産の憂き目に遭うとこともゼロではない。参考になるようで、現実味が薄いと思われる。
2024.11.16
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今日のウォーキングは第2823日目で7373歩だった。同じ百山公園を往復しても8000歩に大幅に届かなかった。金木犀の残りを剪定していたが知人が通って話し込んだため完成までは至らなかった。残しておいた大手毬の道路への突出分を思い切って切った。ご機嫌伺いで姉を訪問したが連れ合いが電話で話していたとおり元気なので安心した。葉書と封書などを買ってくるように頼まれた。ついでにみかんも買うことになった。かつやでのテイクアウトを始めいろいろと寄って買い物した。連れ合いを家において横井整形でリハビリを受けた。***経済オンチは誰かという日経記事があった。私など理系に進んだ身には。今の経済用語の反乱について行けない。従って、政治家の誰が真っ当なことを言っているのか、即ちおそらく財務省の役人が正しくデータを与えているのか、(之は対与党)経済新聞が十分うがって報道しているかに掛かってくる。我々国民にとっては物価が上昇し賃金(私の場合年金)がそれに伴っていないという事を身を以て感じている。失われた30年と言うが、30年間不況が続くのは日本だけとれいわ新撰組の山本太郎が言うとおりだ。その間安倍晋三の政権下であったことを考えると一体彼は森・加計などに始まって統一教会など日本のために何をやってきたのか。韓鶴子に裏金献金をしていたのではなかろうかとまで思ってしまう。相当前からデフレ脱却、会社が儲からないから給料が上がらず依って買い物は控えられると言った意味のことを唱えてきた。(企業の内部留保は膨れ上がっている)安倍晋三は金融緩和に際して、「日銀で輪転機をぐるぐる回したお札を刷って貰う」といったことを言ったとか。なにやらジンバブエのムガベ大統領と同じレベルの頭だったのかと、今更ながらに驚嘆する。デフレ目標とした物価高2%アップについては昔から腑に落ちないのだが、この2年半渡って物価は2%を越えて上がり続けているのだ。この明らかな矛盾をどう説明するのかつっこみもしていない。日本で、経済学者や経済を学んだ人はどれ位居るのだろうか。一向に生活が改善されていないではないか。「経済」とは「経世済民」といい、世の中をうまく統治して、民を苦しみから救い出すことを意味しする。元より政治家が之をなすべきであることは間違いない。実質賃金は労働者が実際に受け取った給与(名目賃金)から物価上昇分を除いたもので、購買力の実態を示す指標だ。このことから、現在の国民の惨状がこの定義にぴたりと当てはまっているのだ。「ガソリンの補助金」「電気代の補助金」など政府はバラマキ的な方法で切り抜けようとしている。経済の本質が見えていない(オンチ)なのかも知れない。国民新党の玉木雄一郎は、103万円の壁突破とか、こうした自民党の政府(官僚)を理論突破しようとしている。スキャンダルは別として、こうした旧弊を理論的に打破していって貰いたい。ただ1つ高市早苗は「ネット(差し引き)でみたら日本の財政状況はG7の中でカナダに次いで2位だと主張し問題ないとしている。この人、国民の方を見ているのか、データの用い方取り方が間違っているのか、経済人でない私には解らない。
2024.11.15
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今日のウォーキングは第2822日目で7403歩だった。神内西の方に向かいガードをくぐってビラを貼り付けた看板をチェックする形で帰ってきた。月2回あるという町長席(町長との直の懇談会)に連れ合いに付いていった。もう1人ビラ貼りを依頼されている人も同行した。我々はただ家の前の道に街灯をお願いしているのだがその後の状況を効きたいためだった。役所内部でも話が進んでいるらしく、どうやらつけてもらえる方向のようだ。同行の人は文化祭に関する話をしていた。わずか20分ほどの面談だが、今回は得るものがあった。ついでに西国街道の一部に道路が凹んでいるところがある。府道だが何とかならないかと言ってみた。帰って庭の剪定で矢張りさるすべりの残りを切った。金木犀も7割方整えたが、隣の車があるので、なかなか難しい。***マイナ保険証の実施時期が近づいた。従来の紙の保険証が発行されなくなるのだ。この問題は、IT化の後れを取りもどさんがためにほとんど事情がわかっていない河野太郎のごり押しで決まった感がある。あちこちで問題点が発覚しても、決めたことで、ミスは何につけはじめには起こりうるという態度だった。石破茂は首相になる前は現行保険証との併用もやむなしといっていたが、首相になってら手のひらを返すように法律に則って粛々と進めるとの方向転換をしてしまった。のっけからこうした豹変(あまり悪い意味では使わないのだが)されたのでは、直接選挙ではないと言いながら大きく議席を減らした根源を考えて欲しい。然しこの法案に賛成したのは、自民は元より公明、維新と国民民主の各党だ。いずれも政権に寄り添ってあわよくば大臣の椅子を手に入れたい党だ。公明も維新も大きく票を減らした。ざまを見ろという感じだが、国民民主は躍進した。マイナ保険証の推進を望んでいるとしたらその件だけは残念だ、マイナ保険証のトラブルや不具合が7割の医療機関で起こっているという。それでも河野は産みの苦しみとはねてしまうのだろうか。現在マイナ保険証の利用率は一般で13.87%だという。それが何と国家公務員に至っては13.58%と低いのだそうだ。自分たちはそこのけで、国民に使用を押しつけているのは何か訳があるのだろうか。立憲民主党は健康保険証廃止延期法案を提出したようだ。最も世相に沿っていると思う。今の保険証の試用期間を延ばせと言っている。実施する条件として「マイナ保険証」による資格確認が安全かつ確実に行われること」、「高齢者や障害者などに支障を及ばさないことなどが確認できるまで」と至極自然な要求をしている。ひとたび顔認証トラブルがあると、本当に迅速な処置が必要な人が医療を受けられない状況が現場で起こっている。病気になっても診てもらえないのはおろか、無保険扱いで全額支払うことになりかねないのだ。政府の方針では、廃止後も有効期限が残っている保険証は最長1年間使うことができるほか、マイナンバーカードを持たない人には保険証の代わりとなる「資格確認書」が配布されることになっていると一種の逃げを打っている。少なくともこの措置で、実質的なトラブル無しで、医者に掛かりたいものだ。
2024.11.14
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朝は横井整形でリハビリを受けた。昼食を採ってから連れ合いの従兄と昔のカラオケ仲間の夫人と4人でお茶(星乃珈琲)することになった。従兄は東京での公演帰りだがとても元気そうに見えた。夫人は今年の初めに夫を無くしているが、少し元気を取り戻されたようだ。話し始めるとマシンガントークになり、主に相手をした連れ合いは相当に疲れたようだ。従兄さんは米寿にもかかわらず、東京でのトークショーで2回しゃべったとか、ことのほか元気だ。星乃珈琲では自らが経験したことを話しながら数奇な運命であったことを述懐していた。映画界に入るきっかけも、望んでなったわけではなく、本当に偶然なっていたとの話だ。石井輝男の知遇を受け、多くの映画に出たとのことだが、今年は石井輝男の100周年との位置づけでのトークショウだったようだ。帰って剪定した庭木を明日のゴミの日に出すため袋詰めを行った。ゴミ袋5袋分くらいになった。***中国では日本人を始めアメリカ人など対象にした殺傷事件がよく起きる。こう言った行き場のない怒りを一般に向けたもので「社会性報復」と言うようだ。日本人学校が襲われた事件でも、日本政府がドタバタしている内に彼らは日本人はどうなろうと大事にはならないと思っているのかも知れない。「厳重に抗議する」などと言った決まり文句であまり深く追求していないのではないか。今回は車が暴走し多数の人をはねた事件だ。事件の概要は62歳の容疑者が車で体育施設のランニングコースに侵入して次々と人をはね35人が死亡し、43人が負傷したという事件だ。負傷者の数もそうだが、死者の数を見て驚愕した。戦争やミサイルが飛んできたわけではないのに、あまりに多すぎるに死傷者の数に驚かされた。中国は人口が多いが、そのためでもない、人が参集する施設を特に狙ったもののようだ。常識的には数人を轢けば、車もそれ以上進まなくなる気がするのだろうが、今回はそうではなかった。この犯人は事件後車内で刃物を使って自殺を図っている。しかしまだ死んでは居ないようで、治療中だ。この事件に対し習近平は「今回の事件は悪質。けが人の救助に全力を尽くし遺族のケアに辺り犯罪者を厳しく処罰する」との声明を出したようだ。之に対し、処罰の刑を決めるのは司法であるべきなのに、習自らこのことに言及しているのは中国が完全な独裁主義の国家であることを示している。というものの習近平がおそれるのは批判の矛先が政府であり、共産党に向けられることだ。そうならない前に火消しをしておこうとの意図が強いようだ。然し考えてみれば、日本でも、中国より少しましかも知れないものの、政治家(安倍晋三)が介入して数々の違法行為を不問に付してきたことを考えると、あながち日本も完全な民主主義国家とは言えないかも知れない。アメリカのトランプも完全な民主主義の枠を逸脱して、自らの刑をチャラにしようとしている。民主主義国家と称しながら首相や大統領と言った立場なら、何とでもなるという所かも知れない。韓国は大統領を退くや訴追され獄に付いた例は多くある(少ない方が珍しい)。世界でも民主主義国家は3割程度しかないとのことが報道されていたが、これからの世の中、自然環境もだが、政治関係も見通しが付かないようだ。中国は今経済的にも悪い状態が続く市民の怒りが満ちてくると、由々しきことになるかも知れない。どんな細かなことでも一旦政府へ向けられると、とてもやっかいになる。政府は早期火消しに躍起だ。
2024.11.13
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今日は定期のグルメ便が来た。冷凍庫はいっぱいになっている。午後から頼まれていた島本プラザの張り紙をして回った。連れ合いもつきあってくれたが、3500歩程度の歩行になる。掲示板にはほとんど満杯で貼り付ける場所がないが、中には期限を切れた掲示物もあり、それを動かしてその後に貼り付けさせて貰った。***認知症という言葉に敏感になってきた。エーザイが認知症薬を出し、売上高163億円との記事が目に付いた。その後には欧州では承認に壁とある。日本の独りよがりなのか、アジア系の人種と、欧米の人種間の問題なのかいろいろ考える。アルツハイマー病治療薬の名前は「レカネマブ(製品名レケンビ)」という。この間、日本のMeijiがコロナの治療薬「レプリコン」を出して、今のところいい話は聞かない、私はコロナではファイザーを8回受けたが、それが効いたのか、それとも元々セーフだったのかは解らないが今も正常だ。経済新聞だから、経済的側面から見ているようだが、エーザイ自身の決算は減少して純利益が前年同期比6%減の216億円だった。これに対し、アルツハイマー病治療薬「レケンビ」の世界売上高は163億円と、前年同期(4億円)より大幅に増えた。ところが、どんどん使われていると言うほどでもないようだ。特に欧州では医療保険での使用に否定的な見解を出しているとのことだ。しかし、エーザイは強気で、レケンビの売上高を2026年度に2900億円、2032年度に1兆3000億円となる予想をしている。現在も社長は「日米中で発売し、まさに市場導入の真っただ中にある」と強調している。本当なのか。米国では約6000人の待機患者がいるとのことで、それら待機患者をすべて受け入れられる体制を確保して見通しは明るいと言っている。通院せずに自宅で投与できる皮下注射剤などもあるようだ。糖尿病のインシュリン的感覚だろうか。レケンビはエーザイが米バイオジェンと共同開発した新薬だ。認知症患者、2050年に1億3900万人に増えるとされている。2030年には7800万人と増加の傾向は変わらない。しかしながらレケンビの売り上げは鈍く、あまり使われていないようだ。株価も思うようには上がっていないのは矢張り欧州での懸念がブレーキを掛けているからだ。私などの当時者になるかもしれない人間にとっては、日本でも治験結果などを真摯に公表して欲しいと思っている。欧州がブレーキを掛けているのは、まさか日米に後れを取った故ではないだろう。それなりの見解があるのならその問題点を公表すべきである。欧州医薬品庁(EMA)では承認に対して否定的だ。イギリスでも8月に医薬品として承認されたものの、医療保険での使用に対して「推奨しない」と判断している。事実上、全額自己負担となる自由診療でしか使用できない。真意は何処にあるのだろうか。もし本当に聞くのなら国から少しでもアルツハイマーが無くなれば良いはずなのにとも思う。EMAの評価委員会「費用対効果は決して高くない」「脳出血などのリスクが、治療メリットを上回る」などという意見も出ており、全くの否定的見解だ。加えてEMAはレケンビのライバル薬である米イーライ・リリーのアルツハイマー病治療薬「ドナネマブ(製品名ケサンラ)」にも同様の懸念をしめしているようだ。本当に駄目なのか、認知症を救う救世主なのか、早く結論を出して欲しい。
2024.11.12
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今日のウォーキングは第2821日目で8655歩だった。最近歩く時間が遅くなったので、周りは明るく、大勢の人がそれぞれ歩いたり走ったりしている。ボランティアのお弁当を受取る。100円でおいしい弁当がいただけるのは有り難い。先日無くなった連れ合いの年下の従姉妹の弔問に伺った。夫は葬儀当日憔悴しきっていたが、幾分回復して見えた。その夫は生前亡くなる時に、生まれ変わってもまた結婚してくれるかと言った問いに、妻は「元気で居たら」と言った意味のことを言ったとか。病気になったことを申し訳なく思っていたとのことだ。その後連れ合いの運転免許証を高槻警察署に受取りに行った。そのつもりが発行までにはまだ半月は掛かるとのことだ。マイナ免許証については言及がなかったようだ。帰って連れ合いを家に置いて1人で横井整形のリハビリを受けた。2日に1回程度にしようかと思っている。夕食はさくらで外食した。食堂と言うよりは飲み屋だ。サバの塩焼きはおいしかった。刺身も新鮮でぷりぷりしていた。孫が下校時間なので、連れ合いがメールでやりとりしていると、病院に居るという。心配したが、自宅のマンション前であったときには、成長痛でないかとのことだ、まだまだ大きくなるらしい。***大学の学部4年間では足りないとのコラムが日経にあった日本の衆院選では幼児から高校生への経済的支援などが掲げられたが、大学教育はほぼ触れられなかった。高校まで学費免除という話題に当事者は、もしそうなれば良いのにとの話でその先は考えていない。ともかくも大学に入ることが最終目的な気分を引きずりながら、塾などに通わせると行った風潮は変わっていない。そういった記事を見て、なるほどと共感した。様々な改革が行われているようだが、基本、学部教育の原則4年制をかたくなに守っている。4年間では十分な大学教育を行える時代ではない。その1つに今の大学生は3年生になって早々から就活を強いられ、本来の勉学に集中できない。教養時代には、高校で習ったこととはかけ離れた、極めて難解な講義が続く。もちろんそうした学問を知り、理解することは重要だが、あまりに一方的であり、教授側にとって言えばノルマ的だ。私は造船学科を志望したが、学部での勉強内容は専門学校的なことだった。レボリューショナルな事は無く、実社会で即戦力になることを主に学んだ気がしている。幸い3年から就活する必要は無かったが、卒業して久しい今は造船という名の学問(?)はないのではないか。もちろん実社会で、韓国に負け、中国に負けた今、日本に造船があるのはかつての重工系企業以外の所だ。もう少し、経営や社会情勢どうやったら勝ち残れるかなどを真剣に学ぶ必要があったと思う。造船は、追求すると多岐にわたる総合的な物理現象を扱っているのは確かだ。然し、当時は無かったとは言え、AIやデジタル化の教えを実際の問題として扱って欲しかったと思う(当時はまだ発達していなかったとも言えるが)この間学会で、修士課程を1年博士課程を2年飛び級した人がいた。こうした極めて天才的な人は別として、一般の学生にも工学部であれば電気や光、運動、化学変化、半導体などの理系知識の基礎を元しっかりと学ばせるべきだ。それには矢張り4年じゃ足りない。そうした中から次のステップが現れてくるので無かろうか。平均寿命が伸び、就業年数も長くなっている。今の制度の導入時には50歳程度を想定していたが、今や80歳まで伸びている。70代でも仕事を続ける人が増えているのだ。20代前半までの学部の4年間で教育を終わらせてよいとは思えない。このように長寿化に伴って、長く働ける人は多くなり、一方では、定年で給料はがくっと下がる。その一方で日本はこれから少子化が現実的に人手不足になって現れる。リスキリングと簡単に言うが、早い段階でオプションとして取り組まない限り、仕事で使えなくなったからリスキリングで学び直せというのは体裁だけのものになってしまう。
2024.11.11
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九人会の友人が京都観世会館で能をやるという。演じるのは「藤戸」だ。源平の戦い時、備前の児島で源氏の武者佐々木盛綱が地元の漁師から浅瀬を聞き出し、そこを伝って手柄を立てようとした。その事が他に漏れないようにとその漁師までも殺すのだ。恨みを述べる母親と、漁師の亡霊をシテとして友人が演じた。ゆっくりした動きを見ながら、能とはこうしたものかと思った次第だ。時折居眠りしていたらしく連れ合いに横からからつつかれた。九人会の友人達も我々を含め8人くらい観劇していたようだ、***トランプがアメリカの大統領に決まった。「もしトラ」が現実になった。私などは「まさかトラ」と思っていたので、驚愕に似たものを感じる。4年前の敗戦が気に入らず、ごねて、議事堂を襲うように扇動したなどあってはならないことに関与しているのだ。そのほかにも罪状は山積みで、34の罪で起訴されているとのことだ。元ポルノ女優に対する不倫の口止め料の支払いもその1つだが、国民民主の玉木代表も似たようなことで物議を醸している。もちろんトランプは全て無罪を主張しているとか。ここで、選挙に勝ったのだから、もはややりたい放題で、全てもみ消すなり恩赦で自分自身を解放するだろう。もはやアメリカは完全な民主主義の国ではないといえる。アメリカの選挙は単純ではなく州毎に選挙人が選ばれ、選挙人が1人でも多かったら州の選挙人を総取りするシステムのようだ。之はこれで機能していたのかも知れないが、完全な直接選挙とは言いがたい。そういった意味ではスイングステートと呼ばれる、民主か共和かが安定的でない州の全てをトランプが制したことが大きい。トランプは選挙人を277人確保したのに対しハリスは224人と大きく離されたようだ。早速に敗北宣言をして、矛を収めている。もし選挙人1人差でハリスが勝っていたら4年前のトランプ劇場が再来していたかも知れない。選挙人総取り方式でない場合のことはあまり書いていないが、案外ハリスが勝っていたかも知れない。81歳のバイデンが間際で立候補を降りて、売りがなくなった78歳のトランプだが、ハリスの政策は、従前のバイデンのものと同じく斬新さに欠けたようだ。然し、私なら、だからといって、狂気にも似たトランプを選ぶ気にはなれない。彼は「再びアメリカを偉大に」というものの、他の国がどうなろうとそんなことは関係ないと言わんばかりだ。ウクライナの戦争を1日で終わらせるとしているが、ウクライナからロシアへ領土を割譲して非武装地帯とするくらいのことを考えているのだろう。同期の1人がそれに似たことを言い、戦争が無くなれば良いとの見解だったが、ウクライナ人の尊厳はどうなるのかと言った懸念が残る。ハマスとの戦いは、ガザの全滅になるかも知れない。イスラエルへの肩入れは大きくなり、下手をするとイランとの全面戦争(まぁ無いだろうが)も視野に入る。不法移民は締め出し、トランプの壁は堅固になるだろう。そのうち人手不足により国内の混乱が起こることは実施だ。アメリカの白人がどれほどの気位を持って居るのか、汚れ仕事をも不平を言わずにやるのか、人手不足は目に見える。対中関税60%、極端には100~200%というのまである。対中関係の変化は必至だろう。あおりを受けた我が国はもちろん関税も掛けられるし、駐留米軍への思いやりもより多く要求されるだろう。日本は何時までも対米追従一辺倒ではなくグローバルサウスで存在感を高め、日本独自の意見が言えるようになって欲しい。核使用のことも気なるが、4年後彼は82歳。おかしな風にならねば良いが。
2024.11.10
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今日は連れ合いのいとこ(実質兄)を京都駅に送る事になっていて、自宅に迎えに行った。東京でトークショーを頼まれて出掛けるのだという。京都駅からはファンの人が付き添ってくれるので、京都駅まで送ることになったのだ。新幹線はもちろんグリーン車のようで、実は私はグリーン車というものに乗ったことがないのだ。之もまた彼が映画スターだった故のことかと思った。トークショーと言えば無料ではないわけで、88歳という歳で、未だに声が掛かるのかと、之も驚きの1つだ。私の場合は、姫の計らいで、小倉まで行きアルバイト料を頂いたが、元映画スターの謝礼(ギャラ)は桁が違うだろう。それまでも何かと聞いていたが、「吉田輝雄」の名で「愛染かつら」等の作品に80本以上主演出演している超1流の映画スターだったのだ。邦画をあまり見てこなかった私にはそれほどのインパクトは感じなかったが、ファンの間では根強い人気があるようだ。時に、美空ひばりや江利チエミと呑んだ話や、江利チエミの夫高倉健は全くの下戸で、矢張り口数が少なかったなどの話が飛び出してくる。こうした話を取りませながら東京ではトークショーをするのだろうと想像した。88歳になるが、声もはきはきしているし滑舌がなめらかだ。加えて記憶力は抜群で、之には脱帽せずにおれない感じだ。脚は細く、弱くなったというものの背広姿は行き交う人よりもきりっとしている。風貌も頭こそ白くなったものの、それはそれで良い感じに似合っており、京都駅で別れる際も88歳とは思えないきりっとした姿に、流石だなぁと感じた。最近加藤登紀子がテレビかで歌っていたとき歌詞を間違えて2番と3番を同じように歌ったとのことだ。後で断りを入れたそうだが、そうなったのならもうTVに出ない方が良いのになどと思ったとのことだ。美空ひばり曰く、紅白などで賞を貰ってアンコールに応えるとき、うれしさと感動(であろう)で歌えなくなるのは最低だという。それではプロではないというのだ。美空ひばりの場合は涙は流しそれなりの風情は見せるものの歌ははっきりとお客様に聞いてもらえるものをしっかりと歌うとのことだ。流石プロだ。さらに彼女は歌詞の1番、2番、3番はそれぞれ違った情感であるはずで、メロディーは一緒でもそれぞれの情感を出すべきだなどと言ったことだ。その彼女は早世したが、吉田輝雄の1歳下だったとのことだ。見送って、次は連れ合いの友人宅で昼食会と言うことになった、弁当近くの白龍に取りに行ったのだが、友人達は打撲や腰が痛いとのことだし、比較的健全な連れ合いが取りに行くことになり私が付いていった。腰が痛いこともあって、重い水のカートン2箱と、お米を運んであげたのだが、それにも倍して多くの土産を貰って帰ることになる。友人宅の話は、大学時代の合唱仲間と言うことで、さらにざっくばらんで、とにかくよく話し、時折私も参加させて貰った。あまり他の人と話す気概がない私にとっては3人の会話を聞いているだけでも健康になりそうな気がしてくる。1人は生涯独身、1人は大学の同級生と結婚したが、今はあまり良好な感じではないなど、おそらく昔の女友達故の話が飛び出してくる。そんな時私は、単に路傍の石として、聴いているだけだ。楽しいときは瞬く間に経ちお別れして、もう1人の友達を千本通りまで送って、帰途についた。連れ合いは寝不足もあったが、家に着く頃は疲れた様子で、補助席で仮眠を取っていた。
2024.11.09
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早朝から植木屋2人が来て庭に植木を植えてくれた。さざんかともう1本は聞きそびれた。私も計画はしていたもののなかなか時間が取れず、連れ合いが業を煮やしたものだ。手早くさざんかを植え、おまけの木も植えて帰って行った。植える前に土を掘ったところころごろごろした根が出てきたという。地下の状態はかなり過密のようだ。今日はゴミ箱の当番で紙類やペットボトルなど綺麗に持ち去ってくれたので、箱はたたんで収納するだけで良かった。連れ合いを楠薫堂に連れて行った。薬を貰うだけだが、最近は診察(といっても2,3言葉交わすだけだが)を受けねばならないとのこと。医者は儲かるようにどんどん変えて行くようだ。昔ゴルフ仲間であり月1くらいで朝のコーヒーを飲む会などをしていた知人達と吹田に出来た新しいにぎりの長次郎で昼食会を行った。長次郎自身は昔の場所から移転したとのことで、友人宅に行きもう1組の少し年配の夫妻(K夫妻)をピックアップして長次郎に着いた。正午の予約なので、人も少なかった。友人の車に付いていったので、正確な位置は覚えていないが、高槻の高台の長次郎の方が店の中は明るく眺望も良いように感じた。位置的には千里山が近いようで、昔は竹藪だったところが吹田万博を機に開発されて、家が建ち並んでいるので様変わりだ。何でも道路の向かいには高級老人ホームが建設中だ。温泉も付いた豪華なホームだとのことだ。世の中は変わった。友人夫妻とK夫妻は互いに住居も比較的近いのでたまにあっていたようだが、私たちはずいぶんのご無沙汰である。K夫妻の夫は我々よりも年配で、一時期認知症を疑われ、私たちもそう認識していたが、どうやら脳に水が溜まる病気だったようで、もし認知症ならば、水を抜くことが出来ないなどと言った宣告を受けたらしい。幸い認知症ではなかったようで、物忘れの範疇だとのことだ。そう言われれば私も物忘れをするので、あまり偉そうには言えないが、ともかくもその点がクリアできたので、脳の水を抜くことが出来たとのことだ。話していても、言葉数が少なくなったように感じるものの応対はまともだった。やれやれという感じで、男と女のテーブルが別れた形でおしゃべりしながら食事を楽しんだ。K夫妻の夫はにぎりがことのほか好きなようで、移転前には夫妻で良く旧店に通っていたようだ。その後、女性間の話では、K夫妻の奥さんの方が大病だったらしき大腸の3分の1を切除するほどの疾患だったようだ便通が悪く、あるとき食べたものを7度戻すという状態にまで陥って、救急で搬送された病院から吹田病院高に転送され、手術して事なきを得たとのことだ。この夫妻は、夫のKや、ましてK夫人の件が続いたときには、もう誰とも会いたくないと言った閉鎖的な心境になったとのことだ。なんとなく解る気がする。連れ合いも互いに会わなかった間に、様々な困難に直面していたが、明るく振る舞ってくれていたのは有り難いことだった。長次郎は2時間制限というのがあるらしく、機も良いので、場所をガルル(元の長次郎の向かい)に移して、おしゃべりすることになった。政治談義やジェネリック薬品の話も少々あったが、総じて他愛のないことで、快活に笑うことが出来た。他人と話す事が大事なことと思った。結構長く話して、その場でお別れした。
2024.11.08
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今日のウォーキングは第2820回日目で8309歩だった。姉を伴って、銀行周りの用事を済ませた。お定まりのスターバックスでお茶を飲んで、AUで携帯電話の契約を解約した。固定電話があるし、最近携帯はほとんど使っていなかったので、妥当だと思う。横井整形でのリハビリを受けたが、これからは1日おきくらいにしようかと思っている。***6年前の記事だ。ニッポンの革新力と銘打っている。最初はノーベル賞を受賞した本庶佑氏の話。日本なの大学などの研究論文がどこかのビジネスの特許に結びついているかの調査結果は米国の比率が4割を超すとのことだ。日本(25.2%)は研究開発力の低下が言われる中、国内の目をどう見いだすかの目利き力が問題であるという。本庶氏と言えばがんのオプジーボだが共同研究的にやってきた小野薬品のことを暗に揶揄しているようだ。日本の大学には良いシーズがあるのに、外国の研究所にお金を出しているという。がん研究時点でもいったんは小野薬品から協力を断られた経緯がある。仕方なく稼働か米企業に共同研究を打診したところ慌てて小野薬品が方針を変えたというのだ。日本には世界をリードする研究者が多いという。然し日本での引用論文数は米国のものが多い。日本の特許を米国が使うと言った構図になっている。日本には将来有望な研究に対する目利き力が弱いとのことだ。(要するに見る目が無い)たんぱく質の質量分析の技術開発でノーベル賞を受徴した田中耕一氏だが、受賞テーマが会社の事業に結びつくまでは16年という歳月がかかっている。しかも最初に手がけた質量分析装置は米国で1台しか売れなかった。然し島津は研究者に自由に学会に出席させて社外の理論を推奨している。小野と島津が逆転していれば、田中氏の功績は残らなかったかも知れない。基礎研究は大学が担い、企業が実用化するというのが理想という。青色発光ダイオード(LED)の製品化に成功した中村修二氏だがかれもノーベル賞を受賞している。しかし、母体である日亜化学工業と発明の対価で揉め、和解はしたが本人はアメリカに渡った。ノーベル物理学賞を得た小柴昌俊氏やリチウムイオン電池の開発で毎年ノーベル化学賞の候補に挙がる吉野彰氏など日本には優れた頭脳が居るのに何故か実を結ぶケースが少ない。企業のあり方が問題なのだろうか。東京都の麹町中学は従来の中学と授業スタイルが異なる。生徒達はタブレットとタッチペンだけで黒板は使わない。しかの今は定期試験や宿題が無い。AIを駆使した教材で効率的に知識を覚え、余った時間を企業や専門家など外部の力を活用し自主性や創造性をはぐくむという。前にもゆとり教育という話があって、ばかげた結果が生まれてしまったが、それぞれの生徒のレベルをよくよく考えないと一般に通じるものでは無いと感じる。中には、IT教材を用いて答えを先生が教えるのでは無く自分たちが調べると言った中学校もあるようだ。少子化の中1人1人の個性を磨いていくしか無いとの考えのようだ。博士という肩書きを持ちながら営業担当と打ち合わせたり、業務提携先荷の調整役を担うなどの人も居る。博士号をとっても世間で通用しなければ意味が無いと言うことだ。通常の研究室を「たこつぼ」と称し、そこから脱出することを意図している。大学院に居て、単純に教授の指示の下動くのでは意味が無い。全てのテーマ決定も研究の進め方も全て自分が決めるという所に部署を移したという。亀田製菓で柿の種を売り出した経緯を述べているが、私にはあまりに飛躍的でよくわからない。パナソニックで人工知能(AI)の研究をする傍ら立命館大学の教授を務めるという異種の人材もいる。アクセンチュアやNECが集積するITの梁山泊に変貌しつつあるとの説明もあった。イノベーションを行うには人の「るつぼ」化が必要だとか。
2024.11.07
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今日は連れ合いのいとこの告別式だ。場所は昨日と同じ高槻葬儀センターだ。いとこ夫妻を迎えて葬儀場に向かった。斎場まではつきあったが、その後我々は失礼した。連れ合いの提案で、夕食を兼ねた遅い昼食はステーキの宮迄行った。***最近認知と言う言葉に敏感になった。認知症を意識するからだ。日経の記事もそうなのかと読んでみたら、全く違った経済の問題だった。そして、経済音痴の私には、何が書かれているのか正直解らなかっ解ったところをつまみ書きすると、近年、人間の認知的資源は有限であるとのことだ。こうした研究が認知科学・心理学・神経科学・人工知能(AI)研究などの分野に広がっているる。こうしたことを総称して「資源合理性」の分析という名称も提唱されている。このことから発展して経済学において資源合理性が貨幣バブル(デフレ均衡)などに影響を与えるとのことだ。人間は期待形成や意思決定をする際、限られた情報収集能力・時間・思考力などの制約を受ける。これらの認知的な能力や持ち時間を「認知的資源」と呼ぶ。人間はこの有限な認知的資源をもっとも合理的に使おうとする。なんとなく解る気がするが、言葉が難解だ。認知的資源の有限性を初めて強調したのは、米プリンストン大学のクリストファー・シムズ教授だ。この中に「合理的不注意」の理論がある。人間は有限の注意力を有効に使えるよう、注意の対象を限定するため、完全合理性からのずれが生じるのだという。米コロンビア大学のマイケル・ウッドフォード教授も、人間は有限の認知的資源を最適に使おうとするため、主観的な事前予想(参照点)と実際の結果との差に反応するようになると論じている。その結果、人間の行動に「参照点依存性」が生じるという。参照点依存性とは例えばコップが空の状態を参照点とすると、コップ半分の水は「多い」と感じられるが、満杯の水を参照点とするとコップ半分は「少ない」と感じられるという効果である。なにやらこの辺りはなるほどと納得できる気がする。初期に与えられた情報が、人の頭の中で、スタンダード的な思いになってしまうのだろう。自分も直接そうした経験は思い出せないが、この理論に左右された経験はある。論者は省くが、未来における価値を現在よりも割り引いて評価する時間割引が、不完全情報や認知的能力の有限性によって説明できると言う論理もある。本当は未来の価値を割り引く性向を持たない人でも、遠い未来ほど予測の情報に混じるノイズが大きくなるため、結果的に未来を割り引いているのと同じ行動を取るという。将来のことは解らないにもかかわらず、長期間を考えれば多様な思考が出現して本来の帰結点を狂わすことになると言うことだろうか。元々見たこともない将来のことを現時点で論じることは、既になにがしかの不完全な論点を有していることになるのだろう。途中を省略して、取引の回数が有限の経済では、最後の回に紙幣を受け取った人には、次の取引のチャンスはない。だから最後の回に紙幣を受け取る人はいない。そのことが分かっているから、最後から2番目の回にも紙幣を受け取る人はいない。最後の回に紙幣を渡す相手がいないからだ。最後から2番目の回に誰も紙幣を受け取らないなら、最後から3番目の回にも紙幣を受け取る人はいない。このような連鎖を続けると「紙幣を受け取る人は最初から誰もいない」という状態になり、紙幣は流通しなくなるのである。解ったような解らないような、なんとなく気になるフレーズだ。
2024.11.06
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今日はホームの付添で姉は花田医院を訪れた。特に異常は無いとのこと。私も午前中に横井整形でリハビリを受けた。連れ合いのいとこの通夜式が行われた。高槻迄連れ合いのいとこ夫妻を迎え高槻葬儀センターに向かった。清潔な良い感じの部屋だった。親族だけのしめやかな通夜であった。***病気を治す手段として遺伝情報の一種RNA(リボ核酸)を改変する「RNA編集」を使う医薬品が実用化されようとしている。遺伝性の難病や肝臓がんを対象にした臨床試験(治験)が進んでいる。残念ながら海外の新興企業での話だ。遺伝子本体のDNAを傷つけないことから、安全性が比較的高いとされる。既存の低分子医薬品などで治療できるのは、現在知られている病気の2割程度にとどまるとされる。之は一般に投与される医薬品のことであろう。之に比べて遺伝子に働きかける遺伝子治療は、治療の幅を広げる。特にDNAを改変するゲノム編集治療は病気の原因となる遺伝子に作用し、根本から治療できる。2023年に初めて実用化されている。画期的な技術である一方、DNAは改変すると元に戻せない。DNAの狙った場所以外を意図せず変えてしまうリスクが残る。簡単に書いてあるが、治そうという急所のDNAと思って、そこを改変してしまうと、酷いことになると言うことだろう。こうしたリスクを回避するために、注目されるのがRNA編集だ。ゲノム編集と異なりDNAには手を加えないため、より安全だとされる。ヒトの体は数十兆個の細胞からなっている。そしてそのそれぞれの細胞が同じDNAを持つ。細胞内でDNAの一部がコピーされてメッセンジャーRNA(mRNA)ができる。そのmRNAによってタンパク質が出来る。このタンパク質が正常で生命活動に必要なものであれば良いが、もし異常なタンパク質だと病気の原因になる。いとも簡単に書かれているが異常なタンパク質にならない方法は無いのだろうか。これに対し正常タンパク質を作る事を試みているアメリカの新興企業もある。何故、日本ではこうした企業が起こらないのか、今の政治家の金の使い方を見ればあきらめざるを得ないのかも知れない。アメリカの企業はmRNAの一部を改変する酵素に注目し、mRNAの狙った場所に酵素を寄せ集めて変質を修正する薬剤を開発している。カナダではRNA編集治療を進めた結果、時に有害な物質から肺を守るたんぱく質の形が遺伝子変異によって異常になり正しく働かなくなるのだという。また、別のスタートアップは網膜の中心にある黄斑の視細胞が壊れる「スターガルト病」やその他の網膜の病気を対象とする治療薬の治験を始めた。RNAの編集はゲノム編集と比べて臨床試験が進めやすかったり、投与量を調整して効果の強さを制御しやすいという利点もある。専門家では無いの、正しく理解できたかどうか疑わしい。
2024.11.05
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早朝姫と婿殿を京都駅まで送った。姫の調子がイマイチのようで、心配だ。然し運転は自分がするという。昼過ぎ亡くなった連れ合いのいとこの家を訪れた。明日通夜を主なうようだ。***新しい会社という意味だろうか。新聞の見出しは時として不明なことがある。と言うか、古い人間にはついて行けないのかも知れない。ノルウェーのオスロで中国のEV電池が7割を占めているという。之に挑む企業がある。その技術の中枢を総べるのが日本人(川口竜太氏)だ。フレイルバッテリーというのが企業名だ。川口氏は日産などで、EV電池を手がけた技術者だ。日産が米テスラや、中国との競争に敗れたため日産ではEV電池を続ける意味が無くなったようだ。図に依るとEV電池のシェアは中国が66.0%で次ぐ韓国は26.4%だ。日本はと言うとたったの7.6%しか占めていない。脱中国を計ろうとすると、EV産業自体が成り立たなくなる。そこで、主要国は巨額の補助金を出して企業の誘致や育成を競い合うことになる。欧米にとってフレイルはそんな対象の企業だ。日本人の頭脳で、何とかコストで勝負する中国に打ち勝ってほしいものだ。世界の工場と言われた中国は、世界のノウハウを短期間に入手し、自国の安いコストで突き進んできた。そろそろ突っ込みどころも見えてきたのでは無いだろうか、中国外しと言うよりはフレイル辺りが成功してシェアを伸ばして欲しい。ソニーグループは1つの製品で世界を席巻することを目指さないという。論理の展開が飲み込めないが、ソニーは、かつてガラパゴスと呼ばれた日本の特異分野で、今まで普遍的であったものが行き詰まったときにガラパゴスが力を発揮すると言うことのようだ。1つの例としてiPhoneは生成AIの機能搭載が中国や欧州向けで劣っていることから、生成AIに特化した製品が有利になると言うことだろう。ただ、中国でも外国製の生成AIは事実上禁止されている。NIDECは工作機メーカーのTAKISAWAをM&Aした。稲森流のプロジェクトが始まった。改革2期目までは営業利益率は低下したがその後上昇し再成長を果たしているという。M&Aを成功させるか、単に会社が1つになるといった結果で終わるのか、経営者の識見と手腕だろう。何時誰が同意無きM&Aを仕掛けてくるか解らない。NIDECのように成功しなかった例もあるようで、買収された側が納得しているか否かに依るのかも知れない。部下を管理するか自由にさせるかにつぃて述べていた。当然管理すべきだと思うがどうなのか。最近は管理をしすぎると部下のやる気が落ちる。在宅勤務などの働き方改革では管理から自由に切り換えた。アメリカでは熱心に働かない社員が5割いるという。最近は出社を再開する企業が増えたのは単にコロナだけのことでは無いのだろう。社員は働いた分だけ正しく評価されることを求めていると言うことだ。休暇についても日本はまだ遅れている。日本の有給取得率は63%で、世界11カ国で最下位だった。最後に高時給企業は収益性が高いという結果が示されている。残業が少なく時給が高い企業と日本の平均採用企業を比較すると前者は利益率は1%増えたのに対し日本では2%近く低下するという結果だ。
2024.11.04
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学会を終えた姫と婿殿を島本駅に迎えた。今日は泊まって明日少年へ帰宅することになる。姉にみかん届けた。3度の食事以外にはみかんしか食べないようで、みかんを届けると喜んでくれる。夕方、連れ合いのいとこが逝去したとの電話が入った。明日お宅を訪れることになった。***2016年の記事だ。外国人や自国の人達が、アジアで活躍する様子を書かれている。バンコクで、22のホテルを経営するホテル王は元米国人ながらマレーシアなどを経てタイ人になった。創業は18歳、築いた個人資産は約1400億円だ。何でこんなことが出来るのか。タイの人脈を大切にし、タイで起業した。29歳の時にベトナム戦記に米兵の保養地として開発されたパタヤの小ホテルを買った。親の金か自ら貯めた金なのか出所は書いてない。そこは王室がらみの土地で、一旦頓挫したが、何故か、そこにホテルを次々と建てることになったのだ。タイの軍事クーデターやプーケットのホテルを津波で失うなどしながらも今やアフリカなど24カ国で運営するホテルは125あるとのことだ。この人の真似は一寸出来そうにない。インドネシアで起きた大量虐殺事件を映画にしようとする人だ。ナチスのホロコーストを幼い頃に父親に聞かされていた。映画の内容はインドネシアの事件では何人もの加害者にコンタクトを試みたが、スマトラ島で、41人もの人を殺戮した側の男にインタビュー、主人公に据えた初老の男は何百人も殺したと得意げに語るのだ。現政権も軍の圧力で、謝罪はしていない。殺戮側も殺される側も人間なのに。こうしたことは「不都合な記憶」として忘れ去られるのだ。この映画監督は警鐘を鳴らす。カンボジアのポル・ポトの仕業など世界中にこうしたことがみちみちている。サムスンの副社長は硬直した階級制度を打ち破った。社員が自由に対話や意見を交わすことで想像に結びつくというものだ。英国のオックスフォード大卒がサムスンを選んだのは勃興するアジアのハイテクに関心があったからだという。優秀な才能を持ち合わせて自らの方向を定められる人材。私には考えつかないが、今の日本の学生にこうした人材がいるだろうか。香港の不動産で成功した男だ。当時の行政長官から香港海洋公園の会長を依頼されている。そこの経緯はわからない。ドイツ生まれのユダヤ系カナダ人だが19才で医療ビジネスを起業して次々と事業(レストランバーなど)を成功させていく。海洋公園にはディズニーを模倣するのではなく、クラゲの展示館を立ち上げるなどユニークだマレーシアの女性。イスラム教徒が自らの伝統服(ケバヤ)や髪を覆うヒジャブをファッションとして売り出し好評を得た。この女性は日本人の父と英国人の母を持つ。イスラム教徒は、酒も飲まずパーティーにも顔を出さない。何が楽しみなのだろうかと思ったようだ。私などもそうした禁欲生活がよく出来るものだと感じていた。彼女はコーランの訳書を読み、信仰の意味を知って、やがてミニスカートでは無くムスリムの衣装をファッション化したのだ。今では世界に広まり、ムスリムでは無いが着てみたいという女性(イタリア人)も出てきたとか。日本でインバウンドの着物を着たいという心理に似ているかも。最後の男性はインド人で、印大手ランバクシー・ラボラボラトリーズの薬品開発上の知見データ改ざんを告発した人だ。ランバクシーは米国に540億円を和解金として支払わされた。日本なら隠蔽などと言うことになるかも知れないが、この男は違ったようだ。会社の中にも、不正に絶えられない人もいるだろう。然しインドでは正義は正義と割り切れない面も垣間見える。インドの関係者の「内部告発者に敬意を表する。だが、そこに愛国心はあるのか」の言葉に言いようのないものを感じた。
2024.11.03
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今日は北摂文化大学講演の最終回(本年度))だった。講師はテノール歌手の秋川雅史氏だ。「夢のある人生」で目標を持って努力し達成するを、繰り返すと言った話は当たり前のようだが改めて感じるものがあった。歌手だけに「千の風に乗って」他6曲(アンコールも含め)を聞けてラッキーだった。***今のミャンマーは様変わりしているが、ルーツは同じだ。ミャンマーには134の少数民族がいる。これらをとりまとめるのは至難だろう。今は軍事政権が何とか手なづけようとしているが、簡単にはいかない。テイン・セイン政権下で北部のカチン州と同国政府が前提的に停戦合意したが11ある武装勢力の内唯一停戦に合意していないところがあるという。人口の7割を占めるビルマ族と少数民族の対立は、1948年の英国のからの独立から続く。憲法を変え、軍は中央政府しか持たないとしたが、少数民族の懐柔はなかなか進まない。国民民主連盟(NLD)のアウン・サン・スーチーもこのことに口を閉ざしてしまった、父親のアウン・サン将軍がかつて少数民族の自治を約束したのに、まだ解決を見ていない。最も今は、現軍事政権によって、アウン・サン・スーチーも身動きが取れないことになっているようだ。ミャンマーの明日はどうなっていくのだろうか。南米コロンビアは、左翼のテロに悩まされ続けている。組織の幹部を次々殺害してゲリラ組織は弱体化しているが治安安定までの道は遠い。現政府と、テロ手段の交渉は続けられているが、麻薬組織と社会主義政権を目指す組織は戦闘員を多数育成して、強大な勢力になっている。その数2万人になったとのことだ。政府はアメリカの助けを借りて、財政源であるコカ畑の破壊と精製工場の麻薬生成工場の破壊を行った。そこで、和平交渉が始まり、あちこちで協議を主なった結果、農地改革に合意し、犠牲者への保証などについても話し合われた。ただ、その後も和平担当の上院議員の拉致などがあり和平交渉は寸ありとは進んでいない、然し一般国民は平和を求めて100万人規模のデモを行って平和に繋がる国民投票を期待している。メキシコでも麻薬組織の暗躍が止まらない。トランプが言わんとするところにも一理ある。2012年にメキシコ政府は麻薬組織の元締めを逮捕し、不法移民に対する誘拐や殺人の命令、資金洗浄などが解明された。とはいえ1人の幹部が捕まることで組織が劇的に変わるわけでは無い。メキシコには他にもシナロア・カルテルや南大西洋カルテルと言った大規模な麻薬組織が控えている。仲間内の闘争に止まらず、一般人を誘拐したり殺したりする。死者数は2011年に2万7199人となり2005年の9921人から大幅に増加している。治安の悪化を止められなかったとして大統領は選挙で敗退した。隣国米国もこの状況を座視できない。麻薬組織は米国内の1000カ所以上の町で取引を行っているのだから。暴力と麻薬組織を撲滅すべきメキシコ大統領にして、汚職や腐敗の問題があり、どうしようも無い感じではある。
2024.11.02
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体力的に、また気分的に勤められるかなと言った懸念もしたが、いよいよ最終日になった。若い人や、いろいろな人と話すうちに段々と元気になっていったのかも知れない。如何に他人と話すことが重要なことかを身を以て感じたとも言える。尤も昔落ち込んだときにはそういったことすら出来ないときもあったわけで、自分の心ながら、なかなかコントロールできていないのかも知れない。今日は帰る予定にしていたので、ホテルはチェックアウトした。ホテルも交通費も皆姫が(婿殿)が準備していてくれたので、私はルームキーを返却するだけで良かった。15:00のクロージングセレモニーが始まる前には失礼しようかと思っていた。有り難いことに婿殿が、土産品やスーツのケースを持って帰ってくれるとのことで、私は連れ合いから借りたバッグ1つの軽快なスタイルで帰ることが出来る手はずになっている。8:30のミーティングはいつも通りだが、今日は片付けまでで、荷物は明日発送(返送)する手はずとなっている。私は片付けも失礼することになった。気も引けるが年齢的にも体力的にも無理だと了解して貰っている。朝数人が登録に来た、今日の総計は15名だった。オンラインでの参加を入れると577人で欠席通知などを入れると全部で633人程度では無いかと思われる。アワードの賞状がないと言った異例なこともあり、作り直していた。徳島大のアルバイト学生も帰っていった。新神戸まで出て、そこから徳島行きのバスに乗って2時間程度掛かるとのことだ。徳島大の先生とは雑談的に話したが、名誉とか特任とか教授を修飾する名前には、対外的に何の効果も無いのだと教えて貰った。現役でないと、どうにもならない部分があるようで、引退してしまうと、そこの大学に在籍したということは名乗って良いがその他はほとんど効能がないとのことだ。之には少々びっくりした。然し有名になった(実績のある)先生なら少しは違うのでは無いだろうか。今年のチェアを勤められた先生は修士を1年、博士を2年飛び級での出世らしく英語もネイティブのように話していた。頭の良い人は流石に群を抜いているのだなぁと唯々感心するばかりだ。各先生の年齢をそれとなく聞いて見ると、せいぜい50代半ばが最高で、姫等はまだ40代とのことだ。それに比して私はずいぶん歳を取ったなと思うばかりで、昨年まではさほどに感じなかった事も今年は少しおっくうになっているのは確かだ。15:00に諸先生に挨拶をして、帰宅することにした。アルバイト料を貰ったのはいつも通りだ。婿殿が小倉駅まで送ってくれた。アーケードなどのおかげで雨の影響はほとんど無かった。婿殿がネットで予約しておいた座席をスマートフォンをかざしていとも簡単に取ってくれた。いやはや今回は至れり尽くせりだ。16:31小倉発の東京行きで、くれぐれも寝過ごさないようにとのアドバイスを受けた。余裕を持って、駅で婿殿と別れ、連れ合いにお土産を買って、2本の列車を見送って予約ののぞみのシートに収まった。小倉を出て徳山、広島、岡山と過ぎる頃から少し眠気が来たが、車両の前のテロップを凝視しながら無事18:43新大阪に着いた。連れ合いが向えに来てくれていた。東海道線は乱れているようだったが弁当を買って、それでもなんとか座ることも出来て無事帰宅することが出来た。私のGCCE2024は終わった。
2024.11.01
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今日は学会の3日目だ。連れ合いによると家では昨今の強盗事件に鑑みベランダドアの補強のための下見の見積もりをして貰ったようだ。想像よりも高かった。その後連れ合いは元同僚さんと夕食会を持ったとのこと。3日目となると少し慣れてきた。昨日の参加者数は127人で、準備の前日をもめると累計は562人と初日に比べて参加者数が漸減しているしている。之が本来の姿なのだろう。初日から参加して各ブースに機器に入ることこそ本来の姿のはずだ。しかし専門でない分野は居てもしょうがないのかも知れない。参加登録しないで入場しようとした人は事前に注意して退席して貰ったが私が知るだけでも5人はいた。中には名札を忘れてきたという人見て、やむなく再発行することも何度かあった。2人で来た女性の1人は登録しているつもりが、落ちていたらしい。急遽現場にて登録の手続きを取って貰い何とか事なきを得た。現場での登録からの作業は結構時間が掛かった。それでも本日までの参加者は562人となり、今までに無く盛況だとのことだ。8:30の集合ミーティングは学生向けだ。最近は何処も禁煙というところが多いので、喫煙室が近くに無い、受付に行きに来た人で、私の知る限りは2人だけだった。今回は国際会議なので、ムスリムの人も結構来場する。階の隅にある喫煙室は多分プレイ(お祈り)ルームに変更されているのではないかと思った。昔彼が学生時代に一緒に受付をし、今はマレーシアに帰って研究をしている人もやってきた。親しく話をしたかったが、あまり時間は取れなかった。プレイルームは使ったのだろうか。学会ではお土産グッズを配るのが常だが、その中には、学会のアブストラクトブックが入っていたり、論文の詳細が入ったUSBメモリーが入っている。その他は簡易肩掛け袋やボールペン、ホッチキスなどといった粗品が入っている。USBが入っていなかったと言った人が2人ほどやってっきた。学会のエキスのようなものだから何の詮索も無く渡した。今日は比較的早く14:00にはお弁当を頂いた。15:00頃に働き者の先生が、明日会議があるとのことで、名古屋へ帰っていった。本当に働き者の先生なので、後は大丈夫かなと心配になるほどだ。16:00からはノーベル賞受賞者の講演があるというので隣の国際会議場へ移動した。間際になって受付に駆け込んできた人は5人ほどいた。私には考えられないことだが、やむなく受付を済ませた。田中先生はお父さんが大工の道具を作る人だとか、電気の道に進んだのに科学でノーベル賞を採ったとかの話だが、席は遠いし、マイクがあまり良くないのと、耳も遠いし、おまけに英語、更には専門語などが入っているためにほとんど理解することは出来なかった。姫は、私に聴きたいでしょうと言ってくれたが、雰囲気と遠くからの顔を見るだけに終わってしまった。学士で唯一ノーベル賞を受賞したとして有名であった。電気出身を自負しておられるので、化学での受賞に何か感じられているのか、今回の家電学会への講演は田中氏としてもうれしかったようだとのことだった。今でも血液一滴で病気の早期発見ができる技術の実用化に向けて活躍中とのことだ。その後のアワードバンケットはさらに場所を変えてリーガロイヤルホテルの広間で行われた。かって無い大勢の入場者で大盛況だったが楽器の演奏は混雑にかき消された感がある。私は終了少し前にホテルに引き上げた。
2024.10.31
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今日は学会の2日目だ。リストを持って居ないので、正確な人数は解らないが、少なめに見て630人が参加、オンラインなどを入れると650人の参加登録があったようだ。今日は早めの集合で「8:20には会場入りした。ホテルから会場までは歩いても近いので助かる。第1陣は九州大の学生達だった。この辺りはスムーズに行く。今日はエクスカーションとして2つのオプションがある。(約2時間~2時間半のバスツアーと約2時間のナイトクルーズ)之に関しても受付で確認を取りつつ行うために余分な作業が必要になってくる。事前に申し込んでいた人はまだやりやすいのだが、当日参加できないかなどといった問い合わせには結構混乱させられたようだ。ナイトクルーズは定員が決まっているために早めに占め切るなど比較的容易だったようだが、バスツアー(ナイト)の方は4台のバスが使われるようで、しかも10分程度の時間差を儲けていたようだから、思いの外混乱を来したようだ。結局何名が参加したのかといった正確な数は聞こえてこなかった。この学会への参加は事前に登録し、論文を投稿し(もちろん聴講のみもOK)参加費(ノンメンバーメンバ、更には階級によっても大きく異なる料金体系だ。)因みに最高額が8万5000円、最低でも4万5000円程度になっている。私のような素人が、聞いても解らないのだが、今回はAI絡みのロボティックス関係が多かったとか。たまたま私の隣りのバイト学生に聞くと、音声関係の伝達を上手くいくようにとの研究だそうだ。私のように年を取ると、音程も低く滑舌も悪い話をクリアに聴けるようにするとのことだ。吃音に対応する処理もあるようだ。様々な人がいろいろな方面の研究をしていることをなんとも頼もしく思えた。登録と参加費の問題に返ると。現地登録をしたいという人が出てくる。ないしは、昨日遅く登録したので、プリントした手持ちのリストには名前が無いという場合もある。パソコンで登録して入金してあることを確認すると(他の人が担当した)その人の参加賞を渡すという手順になる。ところが、現場(受付)で登録から始める人も居て支払いがクレジットカード支払いか現金かで異なった扱いになる。カードの場合は、領収書はオンラインで発行されることになっている。之は去年までは無い方法で、手書きの領収書をいちいち書くことになっていた。最後の現金支払いの場合は現金を受け取り、別制の領収書を発行することになるのだ。幸い今年は現金の対象者は2名だけに留まったので、面倒が少なかった。大方のエクスカーションが帰ってきた頃に受付業務は終了した。
2024.10.30
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GCCE 2024の初日だ。今回は13回目だとのことだ。小倉の会場はアジア太平洋インポートマート内の3階を借り切って行われた。西日本で開催されるのは初めてのことで、会議場の方からも支援金が出ているとのことだ。連れ合いは大学同期生のシャンソンコンサートに出掛けている。別々に行動するのはほぼ初めてのことだ。8:30に会場に到着し8:40には最初の来場者があった。特別に受け付けたが、受付の正式開始は9:00となっているので、次の人からはそれまで外で待機して貰うことにした。受付の準備が、少し遅れて結局正式に開始したのは10:30と大幅に遅れることになった。この間登録時に渡すサーティフィケイトの整理に大いに戸惑って、先生方を動員して整えた。今までと少し違えて、セッションチェア(コントリビューター)、一般、学生と名札の色を変えそのカテゴリー毎に姓のアルファベットに整理(順に並べる)するように変えたようで、返って混乱を招く場合があった。日本人でも今回は小林姓の人が多く名前を聞いて探すのには時間が掛かった。日本人はまだしも中国や台湾の人はHuangさんやLeeさん、Liさんと行った名前には手こずった。中には姓と思って探しているとそれは名前の方だったりすることもあり、時間が掛かることもあった。こんな所にも国際学会の特色が出ているように思われた。今回は私が受付を仕切るわけでは無かったので、アルバイトや受付を手伝ってくれる人の詳細はなかなか手に入らなかった。会計の先生も別にいて、時間管理も大雑把(日当制)のようで、ある意味私は楽だった。後に配られた学生名(アルバイト)のリストを見ると、19名の参加が記されていた。ほとんどが学会でのアルバイト経験はなく、大まかな指示と、見よう見まねでこなしていた。龍谷大学、徳島大学、名工大、筑波大、愛知工大湘南工科大からのエントリーとなっていた。学会の事務方を担う先生方が連れてきた学生達だ。今回も写真を撮らせて貰い名前を付記して覚えようとしたが、なかなか覚えられなかった。会場への入場は、基本1人(1登録)だけが許されるが、例えば夫人同伴で、入ろうとしたり友人の発表を聞くだけだからと、登録しない(参加費を払わない)で入ろうとする人達を阻止するのも我々受付の大きな任務となった。常勤で会議業務をしている先生は7人くらいであろうか、他にも顔見知りの先生数名が確認できた。私は発足当初から受付や会計などを仰せつかっていたが、その頃アルバイトできていて人は既に偉くなっているのは感慨深い。山口大に留学していて母国マレーシアに帰った人など何人か再開することが出来た。初日はあれよあれよとやっているうちに、ウエルカムレセプションが始まり、私は参加しなかったので、少しゆっくり出来た。それでも昨日の学生達と今日の来場者で354人とかつて無い大人数が受付していることが解った。帰りには皆ラーメンを食べに行こうとなったようだが、私は遠慮してホテルへ直帰した。
2024.10.29
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今日は家電学会の国際会議の準備のために小倉へ向かった。配食サービスの予定だったが都合が付か無いと、係の人に断って代行をお願いしていた。小倉の会議場へは午後集合とのことで、姫と婿殿も同行してくれることになった。新幹線に乗ったのは何時のことだったかと言うくらい忘れていた。連れ合いが見送ってくれて島本駅から新大阪に向かう。連れ合いは時間をずらして、友人と会うことになっているようだ。新大阪では、姫が依頼していたパンフレットの印刷を引取に一旦構外に出た。婿殿と私は新幹線の切符2枚を改札口に挿入し、その上で島本から新大阪までの料金をICOCAで支払うことになる。スマートな改札方法になっていた。9:00前に新大阪を出発した。さくらと言う列車も走っているようだが、人気でなかなか取れないらしい。幅方向に4席と、通常の5席に比べてゆったりしているとのことだ。しかも連結車両が6~7両と通常の半分以下だ。JR(西日本)としては全部を置き換えるのか、現状のような状態を続けるのか意味がよくわからない。新神戸、岡山と昔懐かしい駅を通るのだが、正直それほどの感慨は無かった。新幹線は効率的だが旅情はないと言うことだ。もちろんそれを期待している旅客もいないだろう。岡山駅は昔玉野に住んでいた関係で、懐かしかったが、駅前は再開発で大変な様子だった。宇野線は寂れた感じで、寂しさがいっそう募る感じだ。宇野線は、最近は宇野みなと線との愛称が付けられているとのことだ。四国に渡る人は瀬戸大橋線に乗るわけで、宇野線の茶屋町以降は本当のローカル線になってしまったようだ。山陽新幹線がなぜ退屈かと思えば、トンネルばかりだからだ。トンネルの切れ目に纔かに車窓からの風景を見るだけなので、新幹線は本当に移動手段だと言うことだ。リニアはもっと酷いのだろう。のぞみなので停まらない駅があるが、通過時にその駅が何というかは看板からは読み取れない。当たり前のことだ。岡山県の3大河川である吉井川、旭川そして高梁川を通過する。岡山から広島に入る頃だろうか、赤い屋根が目立った。弁柄の瓦だったか、この辺りより山の方に多く使われているようだ。広島の少し手前に市民球場が現れた。試合のあるのはカープファンが押し寄せることだろう。新幹線の車内の席下にはコンセントがつけられていて、パソコン等を自由に使えるようになっているのだろう。昔と比べれば、時代は変わったと思うが、そんなことを感じることこそ古い人間と言うことだろう。落ち着いてみるとレッグルーム(シート間)も昔より広くゆったりした感じだ。海の近く出光の工業地帯だろうか、なつかしい感じだ。新山口についたが実に閑散としている。萩へはこの辺りから列車が出ているようだ。またトンネルに入るが、そこは関門トンネルのようだ。然し旅客には単なるトンネルだ。11:04に小倉について姫と婿殿と3人で昼食を食べた。こんがり円形に焼き上がった餃子はとても熱かった。会場に着いたら、アルバイトの学生と共に幟などを作ったが、働き者の先生は私をいたわってくれてあまり動かなくて良かった。婿殿が、出席者名簿を作成してくれたので、明日の初日を迎える準備は私の場合終わった。
2024.10.28
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業者がベランドのドアを堅牢なものにする見積もりを持って来た。若干高い。擦れ合いと高槻阪急で食事と買物をした。姉を訪問しみかんを渡したら非常に喜んでいた。私は明日から小倉で拓かれる姫の学会の手伝いなのだが、姫と婿殿は私を1人で行かせるのを心配してくれてわざわざ来泊してくれた。明日は少し早い出発だ。***3週間にわたる特集なので、書き切れないだろうから、抜き書きをする。日本人が長寿であるイメージは「お酒が弱い」との点にある。日本人の死因の1位はがんだ。之は前にも聞いたことがある。縄文時代の遺骨からもがんの印紙は見つかっている。それ以来がんは様々な遺伝子変異が起こり今日に至っている。その変異を紐解けば、発症要因を推定できるという。胃がんは日本人などに多い。日本人のお酒の弱さに関わる遺伝子「ALDH2」が関係している。この遺伝子が飲酒によってがんを発症させていた。体内でアルコールを分解する過程で、「アセトアルデヒド」が出来る。之を無害化するのが「ALDH2」とのことだ。この遺伝子には2種類あり、通常型と変異型がある。両親から通常型のみを引き継いだ人は約5割、片方だけ変異型の人は約4割と言われる。変異型の人はほとんどお酒を飲めない。変異型は東アジアの人に多く、欧米人にはほとんど見られない。アセトアルデヒドが分解されにくいと食道がんや胃がんなどを発症する恐れがある。寿命を現代人全体で見ると、高血圧が最も寿命を縮める原因だ。黄色人種は肥満タイプが多い。日本人は太る前に腎臓が悪くなったり糖尿病になりやすい。インスリンを出す能力が欧米人に比べて少ない。国内の百寿者を調査した結果は認知症や循環器疾患になりにくいとのことだ。認知症に関わる因子は「APOE4」 百寿者に之は少なかった。百寿者になるためにはどうしたら良いかが知りたいのだが、既に遺伝子で決まっているのだろうか。私も気になる糖尿病だが、日本人は元々欧米人に比べてインスリンの出る量が少ないのだとか。元々寿命を決めるのは遺伝子より環境要因の方が大きい。寿命に遺伝的な要因が影響するのは10~25%だと言う。とはいうものの、日本の平均寿命は84.5歳で世界一だという。新型コロナで日本人が重症化しない「ファクターX」は何だったのかとの研究がなされている。遺伝子「DOCK2」の周辺に特定補変異があると重症化しやすい。65才未満では約2倍になる。若い人が重症化しやすいのかなぁ。この遺伝子は、新型コロナの変異によってあまり影響を持たなくなった。病原体とワクチン(免疫)は常に変化しているとのことだ・之を軍拡競争と例えてる。この間まで効いていたが、今回は効かないと言うことだろうか。レプリコンというワクチンが市場に出たことがある。何かと問題がありそうだが、珍しく日本で最初に承認されたとか。その後あまり話は聞かないが、射った人はいるのだろうか。読んでみたが、日本人の発祥や重症化に関わる遺伝的要因は見つからなかったとの見解もある。ネアンデルタール人から受け継いだ免疫に関する遺伝情報が人類を守ったとも書かれている。ますます混沌とする。
2024.10.27
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車の修理が完了し太郎君が乗って帰ってくれた。安く済んだとは言うが、これからさらに慎重に運転しなければならない。土曜日なので午前中に横井整形へリハビリにいった。思いの外患者でいっぱいだった。***来月には米国大統領選挙がある。お祭りのような1年掛けての選挙戦だが民主党は当初立候補していたバイデン大統領が退き、副大統領のハリスがたった。一方の共和党はトランプが気を吐いている。海の向こうの選挙だが、日本に最も影響する選挙だ。日本でも27日には選挙が行われる。こちらは裏金と統一教会(こちらの方はあまり争点になっていないのが不思議だが)の選挙だ。もちろんそれぞれ公約はあろうが、過去、公約通りに事が進んだことは無い。日本の選挙結果より、アメリカの大統領が誰になるかで、アメリカ追従の日本の政策が決まると言っても過言では無い。日本の金権政治をあざ笑うかのように、イーロン・マスクはアメリカの激戦州で、トランプに投票したものには毎日1億5000万円を配るという。流石に違法では無いかと思うが、そんな記事が出ている。アメリカの司法がどう判断するかは興味深い。方やマイクロソフトのビルゲイツは民主党の支援にと75.5億円を提供するという。もちろんハリスへの支援だ。桁違いな金の合戦のようにも思える。こうした行為が真にアメリカの民主主義をも守ることになるのだろうか。貧困層にしてみれば、いや中間層だってお金を積まれりゃ、そちらになびくだろう。主義主張を金で買う。全く富裕層の言いなりになる国になってしまうのでは無かろうか。既になっているのだろう。支持率も9月時点で2ポイントハリスが優勢だったが、今はその差が0.9ポイントに縮んでいる。激戦区では僅差ながらトランプがリードしているとのことだ。私などあの嘘つきトランプに何故支持が集まるのか解らない。支持率の推移を見ても、なぜ民主党が衰退していったのか疑問だ。アメリカ議会を攻撃させ、何度も訴追されているトランプを何故アメリカ人は指示するのだろうか。私には、その辺りの事が全く解らない。もしトラと言う言葉があったが、トランプが大統領に選出されれば、移民阻止の壁の建設は進められ、対日要求で防衛費のさらなる加算、地位協定の改定など何処吹く風になってしまうだろう。ガザ地区に関しては、完全に消滅させられてしまうだろう。ウクライナに関しては、もうこれ以上金は出せないと言い、今ロシアが占領している国はロシアに帰属することで、ウクライナ戦争を終わらせたと胸を張るだろう。ヨーロッパが主導的か知らないが、NATOに関しても消極的な行動を取ることだろう。こうした対外的なことの他には女性の中絶の権利など端から認めないと言うことになるだろう。若年層にとって、物価高による生活苦がどちらの方が有利なのかを問うだろう。日本も一部の人を除いて、自分が如何に得をするか、損をしないかで態度が決まるということか。それでも無関心な層は大勢居る。民主主義は二の次だ。対中国はどうするのだろう。共和党にはトランプが選挙で負けても大統領に就任すべしと言うのが19%もいるという。驚きだし、民主主義の枠を越えている。
2024.10.26
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今日のウォーキングは第2819日目で6926歩だった。歳を考え6000歩くらいが適当かなと思い始めた。今日は小川貴島診療所に出かけた。代車を借りているのでETCのありかが解らず、道すがらにある工場に教えて貰ってやっと解った。前回の血液検査結果の結果は何とかOKのようだ。医師の話では「あまり無理をしないように」とのことだ。受診が終わって友人夫妻と前回と同じラーメン屋で食事をし、阪急でお茶しながら話した。友人はまだまだまともで、時に羨ましく思う。別れて帰りも高速に乗って帰った。最後に横井整形でリハビリを受けた。連れ合いはいつも付き添ってくれる、本当に有り難いことだ。***私が長期海外出張をしたのはフィリピンが最初だった。マニラの繁華街へは何度か行ったが、残念ながら夕日に遭うことは無かった。然しそれに近い時刻で、西の空が赤く染まっているとき矢張り美しいと感じた。新聞ではインドネシアのバリ島、北海道の釧路と並んで「世界三大夕日」と言われているのだそうだ。マニラには近くに居たのに夕日に遭わせて出掛ければ良かったと思っている。ここには言及が無いが、サウジアラビアでの砂漠の夕日や紅海に沈む夕日もまた感動的であった事を思い出した。マニラは少し治安が問題なのか、日本人の出張者は隣接するマカティに済むことが多く、そこからマニラまでは車が必要だった。そんな夕日の綺麗なマニラ湾が、埋め立て工事などで、景観の危機に瀕しているという。海岸線が、埋め立てられ、高層ビル(ホテル)やショッピング・モールなどが建ち始めているとのことだ。埋め立てそのものは1970年代から始まったとされる。ビジネスに生きるか観光に生きるかだが、今はビジネスに重きを置いているようでもある。加えて日本の大阪万博のようなIRなどもオープンし、カジノなども行われているという。フィリピンという国はそうした感じが似合う国だとも思う。何しろ、主たる工業が無く、かといって観光に注力しているところは限られているからだ。セブ島やボラカイ島などは有数なリゾートだ。然し昔に比べて観光客の数も多くなり、ご多分に漏れず生活ゴミなどで一時大問題となっていた。日本からの観光地としてはセブ島が人気のようだが、現在の状況はよくわからない。これらの地ではもちろん泳ぐことが出来るが、マニラの海岸では大腸菌などの値が高く、すんなりとは泳げないようだ。フィリピンは日本同様に台風の影響を受けやすい。埋め立ては水の流れを遅くすると言う意見もあり、台風によるマニラ市街地の大洪水などが引き起こされているのも全く無関係ではなさそうだ。前大統領ドゥテルテが埋め立て推進をしていたが、その中に中国企業が入っていることが解りマルコス大統領はそれまで承認していた20件の埋め立て工事を凍結した。生態系との整合性を検証するとしている。マニラ湾の埋め立てと直接の関係は無いように思うが、新マニラ国際空港の開港がずれ込むことになるという。砂利の調達が難しいためと言うのは理由らしい。それで無くても新マニラ国際空港の開港は計画から1年遅い1928年になるとのことだ。
2024.10.25
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今日のウォーキングは第2818日目で7313歩だった。昨今の強盗対策で、ドアを強固にしようとした見に来て貰った。連れ合いは髪のカットの出掛けたが、第2中の体育祭迄は、行かなかった。***最近は物騒な話や、難しげな話がちまたにあふれている。かと思えば大谷翔平の50本記念本塁打の値段が6億円という考えられない高値で扱われている。彼らの年俸から擦ればゴミのようなものかもしれないが、購入者は時を見てもっと高値になったら差額で儲けようとしているようだ。方や年金受給者の話(私もご多分に漏れず同様だが)月額7~10万円でぎりぎりの生活をしている人達のインタビュー放映を見た。この差はいったい何なのだろうか。選挙は近いが自民党は裏金問題で、問題になった議員(12人)をいったんは非公認にした。少しではあるがお灸が据えられたかと思っていたが何のことは無い。裏金に関わっていた人を全て非公認にすればそれだけで自民党は壊滅するかも知れない。更には裏金議員の重複立候補認めないという。逆を言えば、地元と密着している議員は当選を果たすだろうと思っているに違いない、それ故に当選のあかつきには何食わぬ顔で、自民党に復党することが決まっているようだ。なんとも国民は舐められたものだと思う。地方に行けば、こうした傾向が強いのかも知れない。地方の住民は、天下国家よりも先ず地元を便利に活気づけろと言うことになるからだ。ところが、事もあろうか、自民党は、非公認候補の支部に助成金(税金が原資))2000万円を 「活動費」名目で配布したとある。耳を疑うこのやり方は全く古い自民党の体質を表現している。党勢拡大のためとの理由だがそれは各党同じ事だ。「選挙にはお金が要るでしょ」非公認にはしたけれど復党して欲しい人達だから」といった裏の声が聞こえてきそうだ。一体選挙にはどれほどのお金が掛かるのか、広島の河井案里のようにお金をそのまま票のとりまとめに配った例も見てきた。配る方ももちろんだが、受け取る方も同じようなものだ。自分たちが良ければ、天下国家のことは適当にやってくれるだろうという感じが見え見えだ。概して選挙違反で捕まった罪人に対する刑罰は緩すぎるように思う。それ故に何とか簡単に手を染めてしまうのでは無いか。司法を絡めて、さらに厳しい処罰を考えるべきだ。選挙の結果がある意味楽しみだ。何処まで国民は舐め続けられるのか。各野党は一斉に異を唱えているが、何故、ある意味大同団結できないのだろうか。間違った行為に異を唱えるだけで心地よいのだろうか。考えてしまう。自民党が与党過半数なら日本は終わりだろう。野党が過半数なら、当面お怒りは治まるかも知れないが、どうなることやら気にはなる。
2024.10.24
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連れ合いはご近所ウォーキングに出かけた。昨日の予報では雨だとのことだったので、中止になるつもりで居たようだ。慌てて起きて、出掛けていった。その間に私は横井整形でリハビリを受けに行った。丁度1時間ほどなので、ウォーキングよりも早く終わる。腰の牽引は、人それぞれ担当の人に告げるのだが、今日は40kgの人が居た。私は35kgを38kgに上げた事で、何やら少し腰の調子は良くなったのでは無いかと感じている。思いようかも知れない。午後1番で、自動車保険の件でディーラーを訪問した。昔新人だった係員がてきぱきと説明してくれた。車は何時まで乗られるつもりですかには後2~3年かなぁと曖昧な答えか出来なかった。***中国の国防白書によると2050年頃までに世界一流の軍隊の建設を目指すとある。中国の当面の敵はもちろんアメリカだ。日本に関する言及が無いのは大きな障害と考えていないのだろう。中国は勝手に自らの領海を決めて、中国の主権や安全保障を侵すものは許さないと言っている。沖縄、台湾、フィリピンをつなぐ第1列島線は自らの海と考えているようだ。そして、小笠原諸島やグアムを結ぶ第2列島線を計画ではクリアしている予定だ。そして、2050年には世界的制海権を得るとの構想だ。もちろんアメリカが之を素直に受け入れるわけは無いが、習近平は強引に領海侵犯を繰り返しながらその対応を伺っている。中国はインド洋にも覇権を広げる意図を持っている。昨今のロシアによるウクライナ侵攻を見るにつけ、またガザ地区やレバノン南部のイスラエルによる攻撃を知るにつけ、中国の思惑が何時爆発的に起こるのか予断を許さない。中国の焦眉の急は台湾の独立阻止だ。中国本土と台湾は一体だとの主張は根強い。その台湾を承認している国は13カ国しかない。日本も台湾を正式には承認していない。こんな中途半端な状況で、民主主義の砦を守れるかどうかだ。香港の中国返還時に1国2制度なるものを約束しておきながら、じわじわと、共産主義国家に包含されているのを見ると、なにやら先が暗くなる。台湾と中国の国力の差は歴然だ。アメリカがどう出てくるのか、日本はどの程度関与するのか、もし核兵器を使われることになれば、どうなるのか、全く心許ない。中国は先ず橋頭堡を築くことに熱心だ。尖閣列島辺りはほぼ彼らの言いなりになりつつあるのでは無いか。日本の海上保安庁の手に負える代物では無く、自衛隊とて、まともに向き合うことは難しいのでは無いか。日本国の領海であるにもかかわらず中国は自国の領海パトロールとの表現をしている。中国機が領空を侵犯したと言って、日本は638回以上(今はもっと多いだろう)のスクランブルを掛けているようだが、之も行く末が心許ない。中国が勝手に主張する赤い舌と呼ばれる南シナ海の領海はほぼフィリピン、インドネシア、ベトナムに近接していて、どう見ても中国のごり押し状況になっている。特にこの領海は、日本も含めて石油などの重要な資源の通路になっている。中国の思いのままにさせることは命取りになる。中国とロシアが協定することも懸念の1つだ。さらに中国はカンボジアの海軍基地を使用する密約をしているとか。湯水のように軍事費を使う中国には何としても抗さねばならない。
2024.10.23
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午前中に横井整形でリハビリを受けた。背中(腰部)の引っ張りで38kgにしてから若干良くなったような気がする。腰部に何か重いものを貼り付けたようではあるが、出来るだけ背筋を伸ばし大股で歩く事を考えている。然し若い女性にすたすた追い抜かれているので、昔のようには行かない。来週から小倉に出張することになったので、着ていく服や持参するものなどなど、出してみた。その昔、出張があってもこれほど構えるとは無かったが、出掛ける事に遠ざかっていることや、慣れで済まないことから大がかりな気になってくる。昼食を何にするかだが、近場では之といったものも無い一寸遠出のファンファンで採ることにした。私は相変わらず大きなトマト入りの天津飯を食べた。連れ合いはラーメンセットのようなものを頼んで量が多いので困っていた。車はただ往復するだけだ。帰りにコープで買い物をして帰った。***7年前の中国だ。今は習近平を取り巻く中央委員は変化があるだろう。習近平は法を変えてまで指導者の位置にしがみつく。そうなると、取り巻きには、習を慕う者達が集まってくる。世の常だが、日本は民主主義国家でありながら、キングメーカーなるものが、政界を引退しても居ることになんとなく同様の違和感を覚える。まず、陳敏爾がいる。習近平から貧困家庭を回れと指示されて動いた。是は習近平の切迫した責務として捉えられている。独裁体制の良い側面なのかも知れない、日本だと、国会審議を経て云々となるのでは無いだろうか。陳は庶民の家に生まれた裕福ではない層だ。習はこの陳を取り立てて、地方の指導者とし、やがて頭角を現した。陳のこの地方視察を待って中央の会議が開かれた。「中南海」という所だ。ここで最高人事が決められる。陳はよほど習に気に入られていたようだ。最高人民法院長の周強は逆に後輩の胡春華に先を越されて政治局員に選ばれた。この辺りの経緯は誰も知りようが無い。以前に失脚した李国強は習近平と大いなる確執があったようだ。序列ナンバー2は習近平にとって自らを脅かす存在だったのだろう。之に代わるものとして李強が取って代わる体制になった。こうしてみると、中国も矢張り、自分(習近平)の思惑通りに事を運ぶものが重用されると言うことだ。胡春華同様重きをなしたのが、中立派の孫政才だ。この辺りで、習近平の側近を固めていくから、習近平が、もし間違ったことを言い出しても、黙るしかないということになる。中国における起業家も、面従するかさもなくば、離反し他国に亡命するかしかない。企業のトップは、こうした習近平の側近にべたべたと寄り添う以外に無い。金を持っていることと習近平に尽くすことは、政界に出てあわよくば中央委員になることも夢では無い。想像するに起業家で周に楯突くものは皆汚職の対象として2度と政界に顔を出せないことになる。日本のようにいくらお金をばらまこうが、顔で地方に入り込んでいるものは、選挙に勝ちさえすれば、みそぎを済ませたことになるのとは大きな違いだ。地方ほど日本ではそうした傾向がある。そんな日本の狭苦しい考えもいやだが、習近平が法を変えてまで自らが神のような存在になろうとしていることが恐ろしい。
2024.10.22
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今日のウォーキングは第2817日目で6500歩だった。今日は楠薫堂で通常検診を受けた。選挙で立憲民主党が勝てば、保険証は現状のままかも知れない。さらに今日から薬をジェネリックに変更した。前回、創薬を続けるならジェネリックとの差額分の幾ばくかが患者負担になると言われ、先が短い身、どうでもいいやという感じに襲われた。昨日順天堂外科医天野篤さんが講演でジェネリックは副作用の問題もあり暗に勧められないと聞いたばかりだ。そんなことを楠薫堂の医師に話すとAG(オーソライズドジェネリック)は原料も製造法も同じで問題ないと言う説明が返ってくる。天野氏は製造のジグに問題があるような話しぶりだ。製造中に異物が混入すれば、原料も同じ、製造方法も同じでも小林製薬の紅麹のようなことも十分に考えられるわけだ。一緒に講演を聴いていた友人は、薬に詳しく昔から創薬を続けているため、医師が、差額無しで創薬を処方してくれるという。私も医者に向かって論陣を張るほど知識は無いので、しかも前回ジェネリックで良いですと言った関係でジェネリックを処方して貰うことにし、(そうなると院内処方になって手間が省ける)もし何かがあれば、創薬に戻すと要った口約束で、決着が付いた。そうなってからでは遅いだろうが帰り際に処方箋を見せられ他所の薬局で薬を貰ってくださいと言われたので、私はジェネリックに変えたのですが、と言ったところ、再度診察し室に呼ばれ、ワクチンの話をしていたので、忘れていたとのことだ。病気や、薬に詳しくないものが、何故ここまで気になるのかは、矢張り、日医工やサワイなどでの問題紅麹の問題などが日々聞こえてきたからだ。医者と相対して、納得のいく方法を採ろうとするには続々詰めかける患者にも迷惑になるので、ついつい矛を収めざるを得ない。話は変わるが、楠薫堂ではいつでもインフルエンザのワクチンも新型コロナのワクチンも打てるという。どうしますかと問われ、一緒に行った連れ合いはインフルエンザのみを射ち、私は両方共を同時に射つことにした。左にインフル、右肩にコロナと言った具合だ。私は、コロナは8回目全てファイザーだとのことで、なんとなく安心していた。連れ合いの場合は少し前にコロナに掛かっていたので、今回のワクチンは遠慮した。然し、是もコロナの型がいろいろあるので、掛かったから抗体が出来ているとは言えないというのは医者の話だ。コロナワクチンの注射後15分程度待機していたが、何ともなかった。然し、創薬からジェネリックに変えたために事務方が(薬剤師)が手間取って、通常の何倍もの時間が掛かった。薬って飲み続けなければならないのだろうか。人間の身体と言うのは思うようにはいかないものなのだ医者を出て横井整形でリハビリを受けた。いろいろな医者に世話になる。トヨタの担当者がこの間のお詫びをかねて訪問してきた。約束の日が向こうの予定に反映されていなかったことをわびることと、なにやら1度来訪して、自動車保険のことでサインして欲しいとのことだ。わざわざ歩いてきたとは、と少しびっくりした。最近また増えだした、連続強盗事件の話になり、一体どうすれば防げるのか、頭の痛いことだ。
2024.10.21
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昨晩姉から電話があり、わかさ生活通販を取りたいので、申し込みのための印鑑が欲しいとのことだった。今更通販をとの思いもあって出掛けたが、結論は通販を解約することで納得した。解約には連れ合いが電話してくれた。先方も姉の年齢を知ってであろう、丁寧な応対をしてくれたと連れ合いが言っていた。午後から近所の将来老人ホームになるところで催し物があった。お隣のご主人が、サックスの演奏で出られるというので、見に行った。サックス演奏は3時半からだったのでずいぶん待たされた。その前に手品のコーナーがあったが、そこに昔学習ボランティアで一緒だった人が居て、ご自身も手品を楽しんでおられた。***がんが日本人の死因のトップだという。まだそんな位置に居るのかと改めてがんに対する恐れを感じる。口腔がん患者のあごで、がんが骨の近くにある患者の場合骨の外側の組織「骨膜」にコラーゲンが溜まり3~4倍の厚みになっていたという。骨膜が何らかの刺激を受けると暑くなることは280年以上前にフランスの科学者が報告している。動物の骨膜の下に銀のワイヤを移植すると、しばらくしてワイヤが新しく出来た骨に覆われていたという。話がそれるが、木の場合も、途中に支えの棒を添えていたところ、その支えの棒を取り込んで、大きくなっているのを発見したことがある。関係ないが、生物は恐ろしい生命力を持っていると言うことだ。骨膜にコラーゲンが溜まるのを骨膜反応と言うようだ。骨膜反応が起きにくいマウスを作ってがんを移植すると、ガンが骨に侵入しやすくなり早く死んだ。逆に言えば骨膜反応によってがんの侵入を防ぐことになる。がんに対抗する仕組みの第1は免疫だ。がん細胞は遺伝子変異が蓄積することで生じることになる。免疫は、正常細胞とがん細胞のわずかな違いを見つけて攻撃する。がんが生じる前段階ではDNAの複製ミスを見つけて修復することから始まる。骨膜反応もこうしたがんに対抗する仕組みに則っているのかも知れない。是を延長すれば、骨肉反応を起こす遺伝子から出来たタンパク質を投与すれば将来骨の近くに出来たがんの転移を抑える可能性もあるとのことだ。中世の平均寿命が20~30歳の頃にはがんの感染症などは問題にならなかった。是は高齢化することによって、いろんな因子ががんを誘発していると言うことなのだろう。長生きも考え物だが、正しく対応する医療技術が出来れば、今よりはうんと生きやすいことになるだろう。近年注目を集めているのが正常な細胞が異常な細胞を排除する「細胞競合」と言う仕組みがあるようだ。細胞競合はがんが生じる前段階で起こると見られている。変なたとえだが、村に異分子が入ってきたら、皆が阻害するようにして追い出すような感じなのかも知れない。しかし、細胞競合は正常な細胞ががんの元になる細胞に負けて細胞死するケースもある。こうした細胞競合が起こる因子となる物質はまで見つかっていないとのことだ、
2024.10.20
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朝の内に横井整形リハビリをうけた。今日は北摂文化大の講演会がトリシマホールであった。回を重ね7回目で講演者は順天堂大学特任教授で、心臓外科の権威である天野篤氏だった。太郎君が車で送ってくれた。その後後部バンパーの傷を治すべく彼の後輩の勤める車屋へ持ち込んでくれた。代車は軽四だが予想以上に綺麗だった。会場では連れ合いと一緒に座ったが、あまり前の方を好まないので、私には、講師の顔もプロジェクターの内容も見辛いところがあった。トリシマホールは1500席の大ホールだとのことだ。友人はいつも指定席があるのか、別のところで聞いているようで、終わってから合流した。前座と言っては失礼だが、オープニングタイムとしてクラリネットとピアノ奏者が5曲奏でてくれた。「フライ・トゥ・ザ・ムーン」だとか「イエスタディ・ワンス・モア」、「いい日旅立ち」さらに「情熱大陸」は聞き慣れていたので、楽しく聞けた。話の内容は心臓外科医故に「人生100年時代を生きる心臓の守り方」だった。人生100年の根拠は平成22年の男女の平均寿命に基づいているとのこと。女性は87歳、男性は81歳とのデータでもってその後寿命が延びていることを勘案してのことだろう。平均寿命と健康寿命の差は男で9年、女で12年とのことだ。元気で人生を終えないと意味が無いと私も常に思っている。両親のことを考えると、いつも胸が詰まる。メモを取っているつもりだが、めまぐるしく変わるスライドについて行けなかった。高脂血症の話だったか、コロナの蔓延期には体重が数kg増えた人が多かったようだ。救急で出動するのは主に心臓関係だとのことだ。従って心臓に気をつけることは必要だと言うことだろ。糖尿病が「1600万人高血圧が5100万人高脂血症は3000万人が掛かっているという。他人事では無いので慎重になるが、具体的に日々どうすれば良いのかについては、健康雑誌に書かれていることぐらいしか聞けなかった。糖尿病と高血圧は特に注意しておく必要があるとのことだ。血圧でも低い方の血圧が高いのは良くないと言われた。先天性(遺伝)とか、後天的とかどんな割合なのか、まるで自分が講師の患者になったような気がした。とはいえ、相手は心臓外科医だから、具体的な話は聞けなかった。睡眠が重要であること、特定健診は受けるべしと言った話もあった。更にはカロリーも重要だとのこと。採血ではBNPを計るとかの話だが、今までそのような値は聞いたことが無かった。過去何度も血液検査を受けたが、未だ聞いたことが無い。足のむくみが出る場合があるが、左足のむくみはまだ軽い方だが右足のむくみは心臓に問題があると言った話も合った。姉も足のむくみを訴えていたが、病院では特に悪いところは指摘されなかった。健康の話になると、歩行の重要性を話されるが、矢張り6000歩辺りが適当では無いかと感じられた。友人が言うには8000歩も歩くと老体には返って悪いのではと言うことだ。ジェネリックの否定的な話が出たので、友人はびっくりしたという。成分も配合も同じであっても作っている機械(環境)が問題なのだという。そして、副作用にも注意が要るといわれる。私は楠薫堂の医師の勧めるままジェネリックをOKしたが、もはや仕方ないと思っている。創薬は高額であるけれど、それには意味があると言うことだ。後は心臓弁膜症のカテーテルでの手術の動画を見せられたが、あまりよくわからなかった。心臓もこの段階になると優秀な先生に行き当たることが一番大事だろう。今日は雨が降っていたので、トリシマホール内で友人と今日の講演についてや、ゴルフの話などした。帰宅後連れ合いが町内抽選会に出かけて見事特賞をゲットした。
2024.10.19
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今日のウォーキングは第2816日目で6386歩だった。コーナンでの買い物を済ませ、銀行に昼前に出向き用事を済ませた。担当した若い女性行員は若干頼りないと共に接客には慣れていないと言う感じだった。連れ合いはそのまま残って桃谷楼で昔の教え子さんと昼食に行った。彼女が先生になって初めての教え子さんのようで、向こうもおばあちゃんになっているようだ。今日も横井整形でリハビリを受けた。その帰りに町役場に行き不在者投票を済ませた。新庁舎が建設中だが、旧庁舎内は穴蔵のような感じがした。ついでにと言っては何だが町長に面会を求めたが接客中とのことで会えなかった。出てきた担当者に家の前の通りが他所に比べて暗く街灯を取り付けてもらえないかと陳情した。期待して待とう。最後はコープで買物して帰った。***学者の専門的な話は難解だ。もう少し平易に言ってくれないと、私などには解らない。それとも平易に書くと、論文としての威光が保てないのだろうか。南海トラフ地震は30年以内に70~80%、40年以内に90%起こるという。私などには関係ないが、孫達をそんなに悲惨な目に遭わせたくない。巨大地震が起こると、直接的被害および交通寸断など併せて114兆円近い被害が出ると見積もられている。見当も付かないが、当時の被害写真を見ると愕然とする。それが今も不定期な間隔で日本を襲い、能登地震についてはほとんど手をつけられていない感じだ。災害の度に、予備費の支出とか、国債を発行などと言っているが、もはやそれでは追いつかなくなってくるのでは無いか。災害時の経済債務を比較した表では阪神大震災(1995年)で前年比50兆円、東日本大震災(2011年)で66兆円、形態は異なるが新型コロナウイルス(2020年)で61兆円の債務増加となっている。これら増加額だけをみてもGDPの10%程度に達している。これから増える災害に対して、一体何時まで国が助けられるか解らない状態だ。それに国債が国内の富裕層の保持するものなら災害後の復旧による経済効果アップなどで何とか返済することが出来るかも知れないが、是を海外の富裕層が買い出すとすれば、国そのものが乗っ取られてしまうことになりかねないのでは無いか。具体的な方策は、なかなか見いだせ無いかも知れないが、政治家は本気で、災害対策に取り組まないと、偉いことになる恐れは否めない。国に任せておくと将来が無いとみたのか民力で防災ビジネスを育てよとの意見もある。過去の災害は、疫病などを含めて数え切れない。戦後の死者と行へ不明者の平均がグラフ化されているが、1945~59年の平均は2365人、1960~1989年はぐっと減って308人、1990~2021年まではまた増えて1051人となっている。1945~59年は三河地震や福井地震伊勢湾台風などの巨大な災害があった故だ。1960~1989年はそれほど大きな災害が無かったようだ。1990~2021年に増えたのは阪神大震災と東日本大震災が大きく関わっている。もしこの2つが無かったら、死者と行へ不明者は150人で済んだとのことだ。戦争の後遺症を引きずってか、国土のインフラが一斉に老朽化しているままだ。首都圏への一極集中は本気で取り組まないと、莫大な負債を抱え込むことになるだろう。少子化(人口減少)はやがてじわっと国力の劣化に繋がってくるような気がする。
2024.10.18
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今日のウォーキングは第2815日目で5763歩だった。少し少なめだ。連れ合いの友人宅で昼食会をかねて集まりがあった。運転手として私も参加させて貰っている。京都千本山手を入ったところで友人1人をピックアップして北山通りまで行くのはもはや慣れた感じになった。近くの白龍で弁当を調達し、友人宅で、とりとめなくしゃべリながらの食事だ。帰りも西側沿いの道を走ったが、こちらの方が、比較的空いているように思えた。皆それぞれに身体に不調を持って居るが、今日は北山の友人が腰が痛いとつらそうだった。帰宅後、遅くなって孫の友人1人がバッティングの練習に来た。孫は試験勉強のため同行はしなかった。連れ合いがいつも通り優しく応対するので、孫の友人も自分の祖母のよう感覚できたようだ。しっかり1時間半ほど打ち込んで帰って行った。***マイコンの首位はシェアを下げたものの27.9%を占めるルネサスだ。日本が首位というのはうれしいことだが、徐々に海外勢に追い込まれているという。三菱電機、日立製作所更にはNECが絡んだ国産企業故にこのまま首位を走って貰いたい。対象をマイコンに絞っていたので、EVの出現に販売が伸び悩んだという。英知を集めても、市場の将来は見通せないということなのか。この見込み違いを取り戻すには数年かかるだろうと見通されている。半導体自身の製品開発に5年程度の期間が掛かる故だ。在庫過剰となるのをおそれて顧客とも調整しながら生産してきたのでシェア低下に繋がった。2位はオランダのNXPセミコンダクターズで同様にシェアを少し下げた。26.9%。逆にシェアを伸ばしたのが3位でドイツのインフォニオンテクノロジーズだ。15.9%のシェアだ。以下は、スイスのSTマイクロエレクトロニクスが12.4%と続く。半導体製造装置でもオランダが首位を占めていたことを思うと、少し意外な気がする。半導体はファクトリーオートメーションに使われていて、顧客の在庫が減るとのことだ。EVはガソリン車に比べて1台当たりの半導体搭載数は約3倍とのことで、EVの動向は半導体の需要に大きなインパクトを与える。インフォニオンなどは半導体への強気の投資を続けている。思惑通りになるか規律の乱れを招くか微妙なところだ。画像センサーの首位はソニーGの52.5%と過半のシェアを握っている。流石ソニーと日本はまだまだやれる的に感じられる。追従するサムスンの15.5%を2年でシェア差を広げた。画像センサーはカメラに搭載するセンサーで、スマートフォンの買い換えサイクルの長期化で過去最低に落ち込んだ。サムスンの場合スマートフォンの出荷台数をアップルに逆転されたことも大きい。今後はAI搭載のスマートフォンがリードすることが予想される。カメラの性能が良くなることで、さらなる進展が予想されるが、米オムニビジョンは中国の意向でシェアを伸ばしている。アメリカの企業ながら中国・上海の傘下にあるとのことだ。この辺りのカラクリが解らない。日本もそうした企業があるのでは無いかと気になるところだ。
2024.10.17
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今日銀行から債権売却の電話があった。再建の途中解約に潜むとんでもない仕組みを知った。なるほど銀行は絶対に損はしない仕組みになっている。横井整形でリハビリを受けた。めざましい改良があれば良いのだが・・。帰宅後、明日のゴミ捨てに備えて庭の落ち葉や切った枝を集めた。日常の行動は大きな変化は無い。遅くなって友人から電話があった。腰が痛いと言っていたのがすっかり良くなっているようだ。明後日のゴルフコンペも気を吐くことだろう***日経5回にわたってシェアの調査が発表されていた。先ずパソコンの首位は中国・レノボで22.7%を占める。2位にHPが20.3%で続く。セキュリティ、AIなどの高性能を誇る。デル、アップルが続く。出荷台数は全部で2億6015万台だが前年比で13.7%減になっている。もはやパソコンの時代は過ぎたのだろうか。自分でもそんな感じを持って居る。今まではマイクロソフトのWindows10だったが、2025年にサポートが終わるための買い換えが出てくる。さらにAIを搭載したパソコンの時代になる。私には関係ない領域になりそうだ。リスク低減のため中国製の半導体を段階的に止めていく方向なので、中国市場の失速に繋がる可能性もある。船舶建造量首位は18.9%の中国船舶集団だ。残念ながら日本の今治造船は5位以内には入っていない(6位)。昔のことばかり言ってもせんないことだが、日本がトップを占めていた頃が懐かしい。国が主導的にリードしたことがこうして結果を生んだのだろう。日本は無策だった。2022年までトップだった現代重工は2位に転落、逆に韓国の大宇造船は3位に浮上し、全体シェアの半分以上は中国と韓国が占めるに至った。世界の造船建造量は拡大が見込まれている。何故日本が凋落していったのか、逆に今治が残っているのか、当事者だっただけに興味深いところだ。今は、地球環境を考えたCO2を排出しない燃料を使う船舶などに注意点が集まっている。半導体製造装置の首位はオランダのASMLだ。高性能露光装置が伸びたという。半導体については、素人だし、書かれるままに記録しておく。半導体装置名2022年から2023年にかけて48%も増加している。台湾のTSMCやサムスン、インテルなどは半導体そのものを供給する。かつては日本もニコンやキャノンが頑張って居たが何故か手を引いたとある。詳細は書いていない。半導体に関しては米国の規制(中国への輸出が規制される)によって斜面でも変化があったようだ。日本で現在気を吐いているのは4位の東京エレクトロンだけのようだ。全ての項目を見ても日本のじり貧を感じて寂しい。
2024.10.16
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連れ合いはご近所ウォーキングに出かけた。上牧駅の方まで歩いたようで、いろいろな話をしたようだ。統一教会の話も身近なものとしてあるようで、他人事と看過できないようだ。銀行で所定のやるべき事を終えて、国債の解約を申し出た。何と、10年契約とか何とかで、途中解約は2回分の利子を返却しなければならないという。おそらく購入時にそのような話は無かっただろう。姉が2年前に契約している形だが、姉はそのとき89歳、如何に人生100年と雖も99歳まで生きるのは至難だろう。そんなことお構いなしに銀行(窓口)は勧めたに相違ない。煮えくりかえるような気分にさせられた。富裕層に属さない我々のことは彼らの眼中には無いようだ。***庭の剪定などしていると蚊や虫に悩まされる。長袖と、腰に蚊取り線香を巻き付けるが十分でない場合が多い。そこで、仕事を終えた後はかゆみ止めの「ムヒ」のお世話になる。ネットに「ムヒ」の話が出ていた。「ムヒ」は語源もシェアも無比とのことだ。なるほど言い得て妙だ。発祥は富山のようだ。製造元は「池田模範堂」1909年の創業で115年の歴史がある。なんと、2026年に発売から100年を迎える。凄いロングセラーだ。もともと富山は置き薬で知られる。「ムヒ」もそうした仲間かどうかは知らないが、今は薬局で簡単に買える。と言うかシーズンだと最前列に配置される。「ムヒ」は最初缶入りのワセリン軟膏だったようだが、翌1927年にはチューブ入りを発売した。いずれにせよ私が生まれるずっと前のことだ。1931年に売り出した白いクリーム状の「ムヒ」は爆発的なヒットとなった。是も昔の話だ。「ムヒ」に似た薬で、メントール系のスーッとする清涼感を押し出す薬はあったが、かゆみを抑える成分に乏しいタイプが珍しくなかった。「ムヒ」は早くからかゆみ止めの効き目持って居たのだ。シンガポールで似た薬に「タイガーバーム」を買ったことがあるが。「ムヒ」ほどの効能は感じられなかった。最も身近なのが「ムヒS」でそれ以外にもクリーム剤で「ムヒアルファSII」と「ムヒアルファEX」がある。「ムヒS」との大きな違いは「ステロイドを配合している点」だという。虫刺されへの効き目が強く、効果も長続きする。「ムヒS」にはステロイドは配合していない。私の場合は、何故か「ムヒS」が有効な気がしてならない。「ムヒアルファEX」はダニ、ノミ、毛虫、ムカデ、クラゲなどにも効くトコジラミ(南京虫)などにも有効という。クリーム剤から始まった「ムヒ」シリーズだが、ドラッグストアの売り場では液剤の「液体ムヒS2a」が目立つ。今やクリーム剤を抜いて、かゆみ止め市場の売れ筋No.1になったとか。しかし、液剤では後発だっただけに最初は苦戦を強いられたとのことだ。インバウンド消費が盛り上がった2015年以降、訪日客が競うように買い求めた、日本製の医薬品類は「神薬」と呼ばれた。「ムヒ」シリーズも名前が挙がった。現地での人気の高さを受けて、台湾には「ムヒ」シリーズが輸出されている。なにやらタイガーバームを逆に行くような感じだ。まだまだ由来が書いてあるが、「ムヒS」が優れたかゆみ止めだと認める私は、この記事が目がとまった。
2024.10.15
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今日のウォーキングは第2814日目で7092歩だった。配食のボランティア(運搬)をやっているのだが、弁当をいただける資格があるというので、そちらにも参加した。今日はその配食弁当を受け取った。車の12ヶ月点検と言うことでディーラーに持ち込んだ。私は歳でもあるし、新車を購入する気が無いとみて、かって応対してくれた人は、偉くなって、出てこなくなった。車は概ね良好で、エンジンオイルだけは先行して買っておいた分を交換して貰うことになった。ワイパーブレードも交換を勧められたが、次回にした。先払いしていたものやポイントなどで、処理してくれたようで、今日の持ち出しは無かった。帰宅後4回目の庭木剪定を行った。裏の木やり残しや、表垣根の手入れ、ひいらぎにも少しはさみを入れた。途中太郎君がやって来たが木を数本切って終了だ。***学習院大客員教授の石井文男氏が日本の国家戦略の不在を嘆いている。私もそう感じるのは、政治家(主に自民党のほぼ全ての)が裏金を手にして、その説明をしないばかりか、内容の公表まで拒んでいる。いつの間にこういった堕落が始まったのだろうか。10年後に公開するという党もあり馬鹿じゃないかと思う天下国家を論じている政治屋が裏で、こうしたことを平気でやっている神経が疑われる。そんなことで、世界のGDPランキングは1980年から2000年には日本はアメリカに次ぐ第2位だったのが、2022年に中国に抜かれ3位に、そして2023年にはドイツに抜かれててしまった。さらに2050年の予想は中国がトップになり日本はインドやインドネシアにも抜かれて6位に落ちるとされる。ここから先は信憑性がどれほどなのか知らないが、日本は12位まで凋落すると予想されている。表を見ると矢張りGDPは人口が大きく寄与しているのではないかと言うことが解る。中国やインドがトップクラスになることは自然の摂理だろう。ただ1人当たりのGDPとなると、この順は崩れるだろう。日本はかつて所得倍増計画なるものを国家戦略に据え、相応の成果を上げてきた。然し最近では、いったい何がやりたいのか、国家戦略と呼べるものは見当たらない。最低賃金を引き上げ1500円にするのだとかく党とも同じようなことを言っている。消費者を豊かにしなければ、経済は回らないとか言うが、こうした論議は個々の問題であり、国家が配分する予算が適切なのかどうかを俯瞰しなければ意味が無い。国防で、国は何とか守れたが、そこの国民は食うものさえ無いというのもおかしな話だし、逆に国民が裕福になったとして海外(北朝鮮や中国など)から攻め込まれて従属民になって良いのかという話だ。何故少子化が解決できないのか、国民に経済的余裕が無いのと、しかるべく人への投資を行わないからだ。これからはインドやインドネシアなどグローバルサウスと如何に上手くやっていくかがポイントになるだろう。アメリカは現在大きな力を有しているようだが、イスラエルを止められないし、ロシアを止められない、もしトラなら、アメリカは自国のことしか考えないローカルカントリーになる兆しは十分ある。昔耳に慣れた産官学による「護送船団方式」を再構築する必要があるという。
2024.10.14
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連れ合いが元同僚さんの所に行ったのは今日のことだった。時間遅れでブログを書いていると往々にして日にちを間違える。然しほとんど誰も見ていないのだからどういう言うことも無いのだが。従って昨日書いた残りも今日の間違いだ。***南米コロンビアと中米ニカラグアが領海を巡って紛争している。カリブ海の領域を巡るもので、私などアメリカの地に足を入れたことのない身には地図と空想の世界になる。国際司法裁判所(ICJ)ではニカラグアに有利な判決が出たようだが、コロンビアは是に異を唱えている。なんだか、東シナ海や、南シナ海における中国のごり押しを思い起こさせる。概して武力を背景にした国には、ICJの威光もあったものでは無いという感じだ。ICJはコロンビアが実効支配していたサンアンドレス島など7島のニカララグアに認めるとの内容だ。地理的な位置から見ても妥当な判決に思える。要はコロンビアの領海が削り取られニカラグアに返還されたという辺りが正解のようだ。なにやらこの辺りはコカインの流通ルートに当たっており、複雑な問題があるようだ。スペインは国の成り立ちが結構複雑だ。北部の大西洋に面したバスク州は独特な文化を持って居るという。スペイン語でもフランス語でも無い独自の言語を有している。我々はスペインに旅行したがこの辺りは観光ルートになっていない。そのバスク州がスペインからの独立をしようとしている。こんな小さな国が果たして独立してやっていけるのだろうかなどと思う。然し、モナコの例もあるし、一概には言えないのかも知れない。過去フランコ政権の時にバスクは弾圧され押さえ込まれた。民主化なった今自由の声を上げようとしてるのだ。私たちも通ったバルセロナは、カタルーニア州にあり、ここも独立を望んでいるとか。こうしてみるとスペインは、1つの国家であるものの完全に中央政府がまとめているわけでは無いことが解る。欧州債務危機の際に1人当たりのGDPはバスク州がスペイン全17州のトップクラスだったという。面積の大小が豊かさに繋がるとは限らないようだ。インドと欧米がもめている。と言っても政治的な問題とは少しずれているようだ。薬の特許に関して紛争が勃発しているという。争点はスイスの製薬会社ノバルティスが開発した抗がん剤「グリペック」の特許を却下したのだ。理由はグリペックに使用されている物質は既知のものだからと言う理由だ。インドはこの判決で「グリペック」の後発薬(ジェネリック)を生産続けられることになるのだ。この闘争は7年越しに行われてきた。判決の根拠にはこうある。(インド側の特許法)「既存成分が同じで形態が異なるだけの新製品に対しては既存の製品を上回る有効性が認められない限り特許を認めない」とのことだ。根底には1日の収入が1ドル以下の貧困層が総人口の3分の1を占めているインドで、高額な薬品は使えなくなると言う理由だ。ジェネリックが10分の1以下(インドは世界の4割のジェネリックを生産している)で手に入ることはインド人にとっては必須ということにもなる。1企業の利益のために多くの命が犠牲になってはいけない。と言う言葉に考えさせられた。
2024.10.13
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連れ合いは退職して、今も活躍中の元同僚さんのところに顔出しした。しばらく掛かるかと思っていたら意外と短時間で切り上げてきた。その後コーナンに行き、紐類を買ったり、スクラッチを買ったりしていた。帰りにはクリーニングを出して外回りの用事は終わった。この間の庭木剪定の出来が少し心残りだったので、引き続く残りの剪定と新たにオリーブ、モチそれに裏の木も続けて進めていった。2時間の予定が終わったら4時間半もかかって外は暗くなっていた。葉や枝の袋は6袋にもなった。明日のゴミ出しは生活ゴミを含めて8袋だ。***日本のITは世界でも屈指のIT後進国担ってしまった。何故なんだろう。日本は、こうした技術は世界に比して優れているものと思っていたが、全く逆の経過をたどっている。日本の半導体産業のシェアは1988年をピークにして一貫して下降曲線を描いてきた。一方、韓国、台湾、中国はシェアを高めており、米国は圧倒的に大きなシェアを維持している。それに対して現在、日本は9%まで落ちている。何故このような道をたどったのか。「国のITの遅れ」は即ち「半導体の遅れ」だとのことだ。それではなぜ日本の半導体産業は世界で存在感を失ったのか。エヌビディア(米国)の定常的な発展に比して日本の半導体は凋落の一途をたどっている。韓国はそれでも頑張って居る方だ。米国の半導体シェアは50%をキープしている。半導体の市場は、着実に成長していることが手にとるようにわかる図が掲げられている。そんな中で日本は成長はゼロに近い状態で横ばいだ。これは、世界に比した国内GDPのありようと極似しているのは、何らかの関連があるのだろうか。こうした半導体の低迷に最も責を負うべきは総合電機メーカーの経営者たちだという。一口に言って、認識不足(理解不足)だとのことだ。当時は、気付かず無視してきたが後になって経営の舵取りを誤ったと正直に述べているのだ。理由に国頼みとか、適切に投資しなかったとか、横並び経営など上げているが、日本の経営者もまた自ら考えて行動することが無かったようだ。造船の凋落もまた、何かしら通じるものがあるような気がする。日本における半導体は、専業メーカーはほとんどなく、そのほとんどが大手総合電機メーカーの半導体部門と言う位置づけだった。そして、その半導体部門は、総合電機メーカーにとっては一部門にすぎなかったのだ。他に目が行っていたと言うことだろう。韓国がそれなりに世界シェアを有するのはサムスンを除いて、半導体専業メーカーがほとんどだったのだ。日本の経営者は総合電機メーカーの流れは半導体をけん引する市場になっていることで、電機からITにシフトしていったことにまったく気がついていなかったことだという。大手電機企業は、半導体は購入するものだとしていた。これ以外も様々あるようだが、市場の流れをつかめなかった。日本の総合電機メーカーのデジタル化への致命的な遅れが、半導体のシェアを逃がし、未だに他のコンピューターやDX化の流れを阻害していることになるようだ。
2024.10.12
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今日は友人夫妻とゴルフの真似事だ。共に参加していた摂津会コンペだったが、私が肩腱板断裂と言う事故に遭ってしまった故に私は参加を止めてきた。即ちゴルフから足を洗う体制で居た。そんな時、たまに緑の中を歩くのも身体に良いと、ゴルフ2の次で行こうと言うことになった。友人は何度かベスグロで上がったり、エージシュートも余裕でやってのけたりする実力者だ。返って足手まといになるのではと断ったが、夫人の方も4人で回るのが楽しいと重ねて誘われた。夫人も優勝3回と言った経歴の持ち主だ。ゴルフが面白くてしょうが無いと言った風情だ。私は肩腱板断裂前でもドライ-バーなどでは時折置いて行かれるし、スコアも負けることがあった。この間、断裂を承知で、ラウンドしてみたが、なんともスコアにならない。スコアもまともにつけたら話にならないので、随処に打ち直しを許して貰ったりいしながらのプレーになった。今回も、おそらくそんなことでは無かろうかと思っていたが、案の定ゴルフでは無く、散歩になってしまった。場所は亀岡GCで比較的平坦で楽だと言われるコースだ。行きは時間が確実なルートで、新名神を走った。とどろみから北上するのが一寸遠回りな感じだが1番走りやすい。駐車場に着いたら、既に多くの車が止まっておりハウスからずいぶん離れた場所に止めることを余儀なくされた。スタートが10:52と襲いので、やむを得ない。本来ならコースバイコースで書きたいところだが、チョロやダフリばかりでは数字が増えるばかりだ。思い出すところだけ書いておく。着替えてパットの練習をしても腰が定まらない。パットで之かと思いつつ、アウト1番のTGに着いた。1番は、軽い気持ちで打ったので、あろう事かミスもなく。(敢えて欲張れば2オンしなかった)ボギーで上がれた。そこまで、と言うかそれから少し力が入り出したのか、2番はチョロを繰り返した。何しろDRがフェースに当たらず、ボールの頭をかすめて左側にチョロになる始末だ。1番Hの打ち方が思い出せない。短い距離のアプローチも突っ込みきれず、振り抜けずでゴルフにならない。3番のショートは、軽く当たるかと思ったが、打ち直してもだめだった。ロングはチョロばかり。5番のショートは幸運な形でボギー。このホール連れ合い1人がパーとした。8番では何と左に2回もOB。それからプレ4で打たせても貰って知らないうちに11打になっていた。友人はもちろんパー、夫人もダボだが、私のちょろちょろによく我慢して付いてきてくれた。つれあいのほうはあたりもよく、なんどかみすはあるものの今日は楽しめたのでは無かろうか。食事の間中コロナの話や先発薬とジェネリックの差額について、とてつもなく大きな差が出るなど、友人は昔取った杵柄か、よく調べて薬局の係員をうならせたという。私は正直後半はあまりやりたくなかった。然し支払いは同じだからまぁやることにした。今まで、他人のゴルフにアドバイスすることは無かった友人だが、今回は何かとアドバイスをくれた。それを正しく守られれば、距離は別として、まっすぐ飛んでいくのだ。10番のロングは良いショットが連続し、1回ミスをしたがボギーで上がれたのはうれしかった。しかしその後後半に入ってもスイングは変わらなかったのだろう。相変わらずのミスが連発したショートホールのパーが救いくらいでロングではおおまけしてもらっての8打だった。打ち下ろしのショートも矢張りTSが当たらず。運良く2オンしてのボギーは良い方だ。最終Hでは、何とか前に進み、アプローチのアイアンが上手く飛んでオンしたのはせめての救いだった。本当は(昔なら)ちゃんと出来るのにと思いつついくら気をつけても当たらない。長くやっていないからだと友人は慰めてくれるが、それも然りだがゴルフを忘れてしまったようだ。最後に4Wのゴルフカバーを落としていることに気づき、係員に届けたが、連絡があるかどうか疑問だ。プレー後しばし歓談して。友人達と別れた。我々は高槻CCの前を通る道を選んだが。私自身は釈然としないものの連れ合いはまぁまぁの感じだったのは良かった。
2024.10.11
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標題に沿うように今日のウォーキングは第2813日目で、最近で豆津らしく8000歩を越えた。夕方横井整形でリハビリを受け、連れ合いは車で待っていてくれた。彩菜の弁当をテイクアウトし、セブンイレブンにも立ち寄った。***私は歩く度に腰の部分が気になる。脊椎間狭窄(実際医者にそう言われたのか自信が無い)だと思っている。そのために腰を牽引するリハビリ似も通っている。結果は良くなったのかどうか、釈然としない。学生時代に腰椎分離症と宣言され、バスケットボールを断念する羽目になった。ところが卒業する頃には痛さを感じなくなり、勤めてからバスケットボールを再開し何の不都合も無かったことを覚えている。医学の知識は無いから、腰の関節部分に上手く軟骨がはまり込んだくらいに考えていた。7~8年前くらいから腰に違和感を感じ時に痛くて歩けない時もあった。4年前に整形外科の門を叩いたら、矢張り脊椎間狭窄のような診断だった。しばらく通って中断、担当の医師が転勤したので変わりの医師の門戸を叩いた。このときはむしろ右肩腱板断絶という、診断を受けた。腰はなんとなく動かしていたのだろう。そんなとき、歩くことが腰痛を予防できるという記事に出会った。既に腰痛になっている身ではその後の再発率を下げる効果があることに期待した。腰痛で悩んでいる人は世界で6億1900万人にもいると推定されている。仲間が多いと言うことと自分の場合は異なるが、如何に多くの人が悩んでいるかだ。治ったと思っても、実に70%近くの人は1年以内に再発するという。之では一生つきあわざるを得ないが、定期的なウオーキングには、腰痛を和らげるだけでなく、再発防止の効果もあるというのだ。私は過去毎日歩いていたが、今は時々歩くのに変わった。然しこの記事によって、無理の無い限り歩こうと再び思った。研究では1日30分以上、週5日のウオーキングができるようになることを示唆していた。オーストラリアの研究チームが発表したもので、実験(腰痛の被験者が歩くのを調査して)で歩行が周期的な腰痛を抑えられることを見いだしたのだ。被験者のうち、定期的なウオーキングを始めた人は、1年以内およびそれ以降に腰痛が再発する確率が低かった。また、腰痛が再発した人でも、定期的にウオーキングをしていた人は、再発までの平均間隔が長かった。之が私に当てはまっているのかどうか。歩行中も痛いと感じるときと比較的気にせず歩くことが出来る場合もあるので歩く事はなにがしかの良好な結果をもたらしてくれると思っている。歩く事とは関係ないが庭で木の剪定や掃除をしていると、腰が痛くなり伸ばしたり縮めたりを繰り返すことになるので後の痛さが軽減される事を何度か経験している。なぜウオーキングが腰痛の予防にいいのかについてはウオーキングにより軽い有酸素運動が行われるので、そのことが脊椎への血流を活発にし、運ばれる酸素や栄養を増やして、回復を促す効果があると言うことだ。他のことも書かれているがとりあえず無理をせずウオーキングをしていきたいと思う。
2024.10.10
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