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Uo・ェ・oUくりんだよぉ~ん。爺じぃだよぉ~ん。
201~最終回
どじ丸物語(其の201)みんな集まって納骨です。。。
お墓は出来あがりました。
あとは、みんなが来てくれるのを待つだけ・・・。
「こんにちわぁ~~。」
「ごくろうさま、、、みんなで来てくれたんだぁ~~。」
「そう、、○○も用事があったんだけど、納骨だけして帰るって・・。」
「悪いね、、予定狂わしちゃって・・。」
妻の妹夫婦そして子供たち5人全員で来てくれました。
「ちょっと待っててね。お骨持ってくるから・・。」
どじ丸の寝床からお骨を持ってきて、みんなに見せました。
「こんなにちいちゃくなっちゃったんだぁ~~」
「たぶん全部じゃないと思うよ。」
「そうだよね・・こんなじゃないもんね。。」
始めて見た子供たちはビックリしています。
「ここにお墓を造ったから、一つづつ入れてあげて・・。」
大きな骨から一つづつ穴に入れてもらいました。
「ありがと、、家に入って・・・。
お墓が出来あがったらお線香あげてもらうからさ。」
みんなを家に上がらせてから最後の一仕事のつもりが、
みんなを待たせたままの一仕事に変わってしまいました。
お骨をすべて埋めて丸石を置き、玉石で周りを綺麗に飾りました。
「お待たせ・・じゃぁ、、お線香あげて・・。」
グラスにちいさな石を詰め込んだお線香立てに、
次々にお線香が立てられて行きます。
カーネーションの花を飾り、
大好きだったドッグフードとカルシウム棒、
そして、お水を丸石の上に置いて最後のお別れをしました。
“居なくなっても、いつも一緒だからね!!”
“今まで通り外でお留守番。。変な人来たら教えるんだぞ!!”
“長い間一緒に居てくれて、あ・り・が・と・う・☆☆”
石を撫でながら話し掛けました。
どじ丸物語(其の202)妻がペットロスに・・??。
今頃どじさん何してるかなぁ~~?」
「うん、、??、、、天国で飛びまわってると思うよ。」
「今頃の時間、散歩だよね。」
「いつもならね、、。」
「歩いてきたら・・?」
「やだよ・・一人で歩いたって面白くないよ!!」
「安楽死させないほうが良かったのかなぁ~~?」
「なんで・・??」
「もう少し生きていられたかもしれないし・・。」
「また言うか、、それを・・。」
「でも・・・・・・」
「でもじゃない!!二人で決めてそうしたんだから、
今からそんなこと言ったらどじが可哀想すぎるよ。」
「判ってる、、、、判ってるけど悲しいんだもん。」
「泣けばいいじゃん、、。」
「泣くよ・・!」
毎日がこんな具合。
一日と変わることはありません。
丸いクッションを撫でてはメソメソ・・・。
お墓の前ではボソボソと何かを言ってはメソメソ・・・。
いままで私と何かあっても、
必ず側にどじ丸がいて気持ちが和らいでいた妻。
どじ丸がいなくなってしまった生活に、
気持ちがついて行けないのでしょう。
「ビィビィ泣いていたら、どじ丸が怒り出すよ!!」
「怒られてもいいもん・・。」
「勝手にしろ!!」
「勝手にするもん・・!!」
「・・・・・・・」
「ウェ~~~~~~ン、、、、、」
「泣くなってぇ~。」
「だって・・悲しいんだもん・・。」
「タオル持ってくるよ。。」
「いらないよぉ~~。持ってるも~~~ん、、ウェ~~ン・・」
私はどうすれば良いのか方法が見つかりません。
このままではいけないって分かってはいるのですが、
手におえる相手(妻)ではないんです。
“いつまで続くんだろう・・・・・・??”
どじ丸物語(其の203)いっぱい写真を飾ろう☆
毎日メソメソしている妻に困り果てていました。
「そうだ・・!写真を飾ろうよ!!」
「デジカメの写真は倒れてからじゃん・・。」
「前に撮ったやつがあるだろうに・・。」
「あんな小さいのを飾るの・・?」
「ばぁ~~か、、頼んで大きくしてもらうんだよ。。」
「高いんでしょ・・!!」
こんな時ばかり主婦感覚。
「いいよ、、、俺が出すから。。」
小さい頃公園で撮った写真とTOPで紹介しているもの、
そしてもう一枚を大きく引き伸ばしてもらい、
額を買ってきて玄関と居間に飾ってあげました。
ちょうど姪が写真店の側で働いていたので、
すべて頼んでやってもらったのですが圧巻はカレンダー。
“サービスでやってくれる☆”の一言に甘えたまでは良かったのですが、
いざ来てみると大きすぎて飾る所がありません。
「どうしようかぁ~~・・・」
「どうしようかって言ったって、、あなたが頼んだんだから・・」
「ここで良いかなぁ??」
「好きにすれば、、」
二階への上り口、階段の横壁に張りつけました。
「睨まれてるみたいだね。。」
「いいよいいよ・・」
「これじゃハウスに居る時と同じじゃん。。」
「だから良いんだよ!!」
「ふぅ~~~ん・・」
暫らくはそれで落ち着いていました。
ところが或る日、、、、、
「こんな時があったんだね・・」
と、しみじみ言い始めました。
薮蛇にならなきゃいいんだけど・・・・・・・・。
「17年だよねぇ~~ずっとだもんねぇ~~。」
「そうだね、、。」
「居ないんだよね、、。」
「居ないよ。。でも、そこに居るじゃん・・!」
「ぺろぺろしてくれないよ・・。」
「仕方ないでしょ!!」
「お帰りって言ってくれないよ。」
「居ないんだもん、無理でしょ!!」
「そうなんだけど・・・・悲しいよぉ~~~。」
やっぱり薮蛇になってしまいました。
折角飾ったどじ丸の写真、外すわけにもいきません。
「今まで通り、挨拶したら・・?」
「うん・・・」
「ウェ~~~ン、、、この写真が可哀想だぁ~~。。」
また始まりました。
最後に撮った日向ぼっこの写真を、
A4サイズにプリントしたものが、
PCラックの横に飾ってあるんですが、
それを見た妻が、、、、。
それも、目の前に座りこんで・・・・・・。
「いつまでメソメソしてるの!!」
「だってぇ~~~」
「早く元に戻らないと、、、。」
「分かってるけどぉ~~~」
4月は目の前に来ています。
どじ丸を亡くして1ヶ月以上経っているのですが、
妻の気持ちは、今まで通りのどじ丸との生活が続いているようです。
どじ丸物語(其の204)買い物に行ったら、ペットショップが・・・。
【お断り】
今日の日記はペットショップでの会話が主となりますが、
そこで交わされる私達の会話は、わんこをペットショップで買われて、
共に生活している方々を誹謗中傷するものではありません。
その時の二人の気持ちを忠実に書いたものとご理解頂き、
お読みいただければ幸いです。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
久しぶりに買い物に出掛けました。
そこは車で30分ほどの所にあって、
一つの敷地に沢山のお店が建ち並んでいる、
とっても楽しい場所なんです。
とは言っても、何を買おうと決めて行ったわけでもなく、
ただ何となく“行ってみようか??”とブラッと出掛けただけ・・・。
店内をぶらぶらしていると、ドッグフードが目に止まりました。
「どじさんは、何食べてたっけ・・?」
「これじゃなぁい・・?」
「これも買って上げたよね。」
「そうそう・・。」
「わぁ~~~こんなに高かったっけ、、!?」
「そうだよ・・。」
こんな会話をしながら歩いて行くと・・・・・。
「可愛い犬と猫がいるよ!!」
妻が手を引っ張りました。
年を取っても買い物の時などは手をつないで歩く事が多い私達。
妻の力に否応無しに連れて行かれたそこは、
シングルの可愛い仔犬や仔猫が売られているペットショップでした。
「欲しいのか・・?」
「別に・・。」
「買ったら・・?」
「いらないよ・・。」
「なんで・・?」
「買ってまで欲しくないもん・・。」
「なら、、なんで連れて来たの・・?」
「可愛いからだよ・・。」
その時の私は、
妻の許可と何かのチャンスがあれば次を飼おうと思い始めていた頃でした。
「あなたが欲しいんじゃないの・・?」
「ばぁ~か、お前がメソメソしてるから言ってあげたんじゃん。」
「うそうそ・・・絶対欲しいんだ!!」
「じゃぁ買えば、、!」
「いらないよ・・。」
「なんでよぉ~~?」
「高いお金出して買ってもさ、、、」
「どじ君よりお利口さんじゃなかったら嫌だもん・・・。」
「それはそうだけど・・。」
「こんな高いお金出して買うなんて、、、どこかで貰えばいいよ。」
「あとは玄関の前に捨ててあったとか、道端に捨てられていたとかさ!!」
「ふぅ~~ん、、それなら飼うんだ??。」
見ると安いもので8万円、
高いものになると20万円の値段がついています。
今の妻は値段ではない様です。
どじ丸との17年間が思い出されて、
飼いたいのだけれど飼ってしまうのが、
どじ丸を裏切ることのように思ったのでしょう。
「何時でもいいよ・・・カードもあるし、、、。」
「いいよ高いから・・・。」
「本当にいいんだね・・!?」
「うん・・。」
「可愛いじゃん、、これ!!」
「そうだね・・。」
その場を離れてウィンドウショッピングです。
ぶらぶらしていると、またペットショップに来てしまいました。
いいえ・・・来たんです。
わんこ達には触れないんですが、
なんとなく気持ちが和んできて、
今すぐにでも買ってしまいそうな気持ちになってしまいます。
「行こう!!!」
何に納得したのか解かりませんが、妻が諦めたようです。
「また見に連れて来て・・。」
「いいよ・・☆」
こんな事を言っておきながら、
言葉とは裏腹にそのペットショップに足を運ぶ事はありませんでした。
理由は何もありませんでした。
飼うことを怖がっているわけでもなかったのですが・・・・・・。
どじ丸物語(其の205)雨が降ると思い出す。
毎朝、、、
「おはよぉ~~☆」
そして帰って来ると、、、
「ただいまぁ~~☆」
居なくなってからも今まで通りの挨拶が続いています。
或る日、パタパタパタパタと雨の音がしました。
どじ丸のハウスの屋根に落ちる音です。
「あっ、、、、雨だ!!」
「降って来たよぉ!!」
「また、どじ丸泣くんだろうねぇ~~」
「・・・・・・・・・」
「入れてやらないと・・・。」
「何言ってるの!?」
「うん・・???」
「どじって、、?居ないじゃん・・!!」
「あっ、、そうかぁ。。」
これは私の失敗談。
これとはまるで正反対の事もあったのです。
雨が降ると泣き出して家に入れろと訴える、
そんな思い出が強すぎて暫らくは雨降りの日が嫌になりました。
「どじ丸のハウスも壊さなくちゃね・・。」
「そうだね・・。」
「でも、大きいから大変じゃぁ・・?」
「頑張ってみるよ!!」
そんな事も暫らく言い合っていたのですが、
なかなか手を付ける気にもなりません。
どじ丸離れできるのは何時のことやら・・・・。
妻も私も思いやられる毎日が続いています。
どじ丸物語(其の206)どじ丸ハウスの取り壊し、、。
ハウスをこのまま取っておくか壊すかで妻ともめました。
勿体無いのと壊すに忍びないのとで私は反対。
“どじ丸が居ないのに取っておいても思い出すだけ”が妻の意見。
結局、取り壊す事になりました。
どじ丸が居た時はそんなに感じなかった大きさも、
居なくなってみると邪魔者に他ならないのも確かです。
「手伝わないよぉ~~。」
「いいよ、、、一人でやるから・・。」
言ったはいいけど、
さて・・・・どこから手を付けようか、、。
ボルト・ナットは殆どが赤錆び状態。
回らないものは叩いて壊すしかありません。
ガンッガンッガンッ
屋根、柵、壁、バラバラにしました。
資源ゴミに出すには余りにも大きすぎます。
折りたたんで、或る程度の大きさにしなくてはなりません。
グゥ~っと押して折りたたみ、
足で踏み潰して80センチ角まで小さくしました。
“ふぇ~~まだあるよぉ~~☆”
“ありゃりゃ、、、はじかれちゃったよぉ~~”
“この長い鉄骨はどうしよぉ~~??”
ブツブツブツブツ独り言を言いながら作業は進んで行きます。
「おぉ~~い・・・ちょっと来てくれぇ~~!!」
「一人でやるって言ったじゃない・・。」
「押さえておいてよぉ~~」
「判ったわよぉ~~」
「お前が壊したいって言ったんだから、少しぐらい・・・」
「はいはいはいはい、、、。」
折り曲げたスチール板を縛らなくては持って行くに不便。
長い鉄骨はどうにも曲げる事が出来ずに、取っておく事にしました。
「どじの毛がいっぱいだね☆」
「掃除してるのにね★」
「仕方ないか??」
「一人でやってね!!」
「あいよぉ~~♪」
「私、鼻炎になっちゃうからいいでしょ!!」
「判ってるよ・・。」
ブロック塀に小さくなって纏ったハウスを立て掛けて
最後の仕上げ、、、、
掃除に取り掛かりました。
「うわぁ~~きったねぇ~~!!」
「あらまぁ~~本当だ・・。」
「でも、ここってこんなに広かったんだ。」
「そうだね・・。」
お隣との境のブロック塀にはどじ丸の毛がビッシリ!!!
頑張るぞぉ~~~~☆★☆
どじ丸物語(其の207)どじ先生の忘れ物
ハウスを壊して、たまっていたどじ丸の毛の掃除です。
「わぁ~~~!!固まっちゃってるよぉ~~」
一人で叫んでしまいました。
小さなスコップとほうきを手に・・・・・・。
“おやっ、、、?!”
白い粒が見えます。
カルシウム棒も・・・。
やられました!!
元気な頃、吐き出してしまうので、
苦心して飲ませたフィラリアの薬が、
3っつも見つかりました。
“確か・・・前にも3っつ見付けたよなぁ~~?”
“全部で6っつかぁ~~。”
頑張って飲ませたのに、どうやって吐き出したのか??
薬に限っては、飲んだとごまかすのが上手かったどじ先生。
一人で呆れて笑ってしまいました。
あとはカルシウム棒。
一本あげると前足で押さえて上手に食べるのに、
時にパキンッと折れて床板の中へ潜りこんでしまいます。
気づいた時には拾ってあげるのですが、
長いもの短いものが合わせて5本も見つかりました。
蚊に刺されて、痒くて鼻の頭を掻いていたのかとばかり思っていたのですが、
横一文字に擦りむけていたのは、
床板の中に口を突っ込んでいたのが原因だったのかもしれません。
大好きな大好きなカル棒ですから、諦め切れなかったんでしょう。
「こんなに薬と棒が見つかったよ。。」
「あ~~あっ・・勿体無い!!」
「1っこ・2こ・3こ、、、6000円分だよ!!」
「あいつはぁ~~~☆」
「袋持ってきて!!」
「いいよ・・・。」
小さなスーパーのビニール袋に目いっぱい入りました。
綺麗に掃除したハウスの跡地。
どじ丸が倒れてから敷き詰めた人工芝を並べ替えて終わりました。
庭からはどじ丸の思い出になるものが消えました。
居間の窓を開けると、すぐ下にお墓。
“毎日はあげられないけど、カル棒が欲しくなったら言いなよ。”
“無くならない様に、半分づつあげるから・・・・。”
どじ丸物語(其の208)旅行にでも行こうか。。そしてHPの開設☆
妻の悲しみは頂点に達し始めました。
毎日毎日メソメソして、笑顔が1時間続いた事がありません。
どうにかしないと悲しみで潰されてしまうんじゃないかと思い、
旅行に行くことを提案しました。
「ねぇ~~、、久しぶりに旅行にでも行くか・・?」
「何処へ・・?」
「何処でも良いよ。どじ丸も居なくなっちゃったし・・。」
「どじ君が居なくなったから、旅行に行くの・・?」
またまた薮蛇になりそうな雰囲気。
「違うよ!!お前が悲しんでばかりいるから、
ちょっと気晴らしにでも・・・って思っただけだよ。」
「ふぅ~~~ん・・。」
「本当に久しぶりだから海外旅行にするか!?」
「いいよ・・。」
巷では5月の連休が終わった頃。
夏休みをもらって7月か8月に行こうと計画したのです。
旅行前は初めての海外旅行とあって毎日が忙しく、
どじ丸のことも少しは頭から離れてくれていたようです。
どじ丸と過ごした17年間は、一泊の旅行が1回だけ。
それも、朝の散歩を終えて少しの朝ご飯を上げてから出発。
翌日は夕方の散歩に間に合うよう帰宅。
夕飯と朝ご飯を水で我慢してもらったお詫びにと、
大好きなものばかり食べさせて次の日のご飯に苦労しました。
そんなことも気にしないで久々の旅行です。
「どじさん、、、ただいまぁ~~☆」
旅行から帰って来ての第一声、、、、。
「お留守番ありがとうねぇ~~♪」
「お水あげるからねぇ~~。」
庭のお墓にお水を持って行き、初の海外旅行の報告。
「どじさん、、、、楽しかったよぉ~~。」
「ごめんね・・二人で行っちゃって、、。」
「ちゃんとお留守番しててくれたんだぁ~~。」
私も少しロスっぽい・・。
そんな時に知ったのが楽天のHPでした。
「ねぇ~~HP作ろうと思うんだ??」
「何を書くの??」
「今回の旅行さっ☆」
「勝手にすれば・・。」
結局、このHP作りがペットロスを和らげてくれたようです。
日記を書いている時は、二人して思い出しながら・・・・。
そして読んで頂いたお仲間からのカキコには、
二人して笑ったり苦労したりのお返事書き。
“HP作って良かった♪♪”
つくづく、そう思いました。
どじ丸物語(最終回)どじ丸の日記を書こう。
シンガポール珍道中が書き終わった10月。
次は何にしようかと考えていました。
「旅行の話しも書き終わっちゃったし、次は何にしようか?」
「HP止めちゃったら・・!」
「なんでぇ~~、、折角始めたのに・・。」
「やり始めると話ししてくれないんだもん、、。」
「してるじゃん。。」
「何をさぁ~~?」
「何処へ行ったのかとか、何をしたのかとかさ!!」
「それはお話じゃないの・・!」
「それじゃぁ~どじ丸の話しを書こうか??」
「いいけど、、覚えてるの??」
「お前に聞きながら書くさっ、、」
どじ丸を思い出しながら、二人の会話は弾みます。
「あの時はこうだったっけ・・?」
「違うよ、、こうだよ!!」
「あれがあったのは、いつだったかなぁ~~?」
「忘れちゃったよ!!」
「ちょっと待って・・手帳見るよ!!」
小さい頃の思いでは事あるごとに、
大きくなってからは季節ごとに書き綴り、
倒れてからは手帳に記したメモを見ながら日記を進めていきました。
日記を書き始めてからというもの、
思い出す事がペットロスから抜け出す最良の治療だと考え始めたのです。
これは私達二人の意見かもしれません。
HPの日記を書くことでもう一度昔に戻りたい。
そう、小さい頃から一緒に居る感覚を思い出す事で、
気持ちが落ち着いてきたのも事実でした。
克服したかは終わった今日の日を境に解かる事だと思います。
わんっわんっ
今にも、どじ丸の声が聞こえてきそうです。
どじ丸物語(番外編)☆御礼☆
01年11月8日から書き込み始めた【どじ丸物語】も、
02年7月30日の最終回をもって、
約9ヶ月209話の長い日記に終止符を打つことが出来ました。
長い間、本当にありがとうございました☆
最終回でも紹介しましたように、
【どじ丸物語】を書くにあたっては妻の慰めの意味合いが強く、
楽しかった時だけを書き綴るつもりが、
突然の病気・介護・安楽死
そして、ペットロスまで皆様に紹介するまでに
なってしまいました。
100話で終わるつもりだった日記が150・200と続いて、
ここまで書いて良いものか悩み、
お仲間に相談したり励まされたり慰められたりの日々が、
何日も続いたこともありました。
その節は、本当にお世話になり申し訳なく思っております。
32歳で夢のマイホーム(中古)を購入したのを機に、
“どじ丸”との3人の生活が始まりました。
2人して勝手気ままな生活をしていた12年間にアクセントを付けるかのように、
“どじ丸”が来て、そして17年間の3人の生活が、
ごくごく普通のお宅と同じ時間で流れて、また2人に戻ってしまったのです。
“どじ丸”は犬ですから、人間と同じ寿命を生きることはできません。
赤ん坊で来て、少年になって青年になって、、、、
そして私達と同じ年齢に達し知らぬ間に追い抜いて行ったのです。
2人だけの生活には考えられなかった安らぎを覚え、
どちらかが居なくても“どじ丸”がいることで心が落ち着きました。
悩んでも“どじ丸”。
泣いても“どじ丸”。
喧嘩しても“どじ丸”。
嬉しくても“どじ丸”。
何でもかんでも、“どじ丸”を中心に回っていたのです。
【どじ丸物語】を書き終えて、ふぅ~~っと力が抜けてしまったようです。
昨日の午前様も多分そのせいかもしれません。
まだまだ書きたいことはあったのですが、
文字に変える事の出来ない思いってあるんですね・・・・。
どう表して良いのか解からなくなる時があるんですよ。
幾ら書いても、「違う」「違う」って書き直して、
結局やめてしまった事もしばしば・・・。
飽きずに読み続けていただいて、本当にありがとうございました。
どじ丸物語(最終回)にお寄せ頂いた皆様のカキコは、
勝手ながらページ一覧で全て載せさせて頂きます。
HPのお仲間は私の宝物ですし、
閉じるまで忘れる事の出来ないお仲間で有りたいのです。
一つだけ我侭をお許し下さい。
【どじ丸物語】が終わってしまってペットのジャンルには居座れませんので、
ジャンル変えを考えております。
雑多な私のHP。
何にでも属さない〈その他〉のジャンルに引越しをと・・・・・。
今後とも宜しくお願いいたします。
取り止めの無い日記になってしまいましたが、
私の気持ちを読み取っていただければ幸いに思います。
★どうもありがとうございました。★
★わんっわんっ★
与太郎爺&どじ丸
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