祈る爬虫類

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May 11, 2011

テーマ： B’zに一言(459)

カテゴリ： ☆OH！GＩＲＬ

生き延びてる、

君と僕とが交わりあえたのは、

運命なんでしょうか？

分岐点、合流点、出発点、

そして終点、

地雷のように埋められてる。

地雷、踏みましたか？

あたしは昨日、踏みました。

踏んでしまいました。

それは道端にある、

犬のうんこさんのように、

踏んではいけない、

決して踏んではいけないもの。

「夕方からオシッコ出ません」

その地雷はやってきた。

地雷がきたりて笛をふく。

「トイレに行っても出ません」

先週、退院したばかりの、

松木さん、８３才、男。

先生　「じゃ、導尿するか」

あたし　「せんせ、男の人はお願い」

男の人のナニを持って、

管を入れる。

そんな事、したくないわけ。

無理矢理、引き伸ばして、

ゼリーを管につけて、

入れるという行為が苦手。

ましてや、８３才ともなると、

前立腺肥大で、

尿道が狭いったらありゃしない。

「あああ、オシッコしたい」

あたし　「松木さん、口で息して、

管、入りにくいからね」

「あああ、オシッコ・・・・したい・・」

先生　「入らへん」

あたし　「松木さん、口でゆっくり息して」

「チョン切ったって！！」

「親父、また酒、飲んだんやっ！

飲んだら出にくなるって、

先生から言われてるのに、

もう使う事もないねんから、

チョン切ったって！！」

松木さんの息子も叫ぶわ、そら。

確かに、もう使う事は、ない！

絶対にない！

自分のナニに管を挿入される事はあっても、

自分が挿入する事は、

まず、ない！

あったら、ミラクル。

と、その時、

「うう、うっ、オシッコ、出た・・」

先生　「やっと入ったわ」

（せんせ、お疲れ）

あたし　「終わりましたよ。

５００cc出ましたわ、松木さん」

先生　「今度からは、前もって、

電話をしてから来て下さいよ」

電話をしてから来て下さいよ・・・。

この言葉が、

その後にわたる、

地雷、否、松木さんの、

３回の来院を誰が予測したであろう。

「先生が、電話したら来てええって、

言うてくれはったやん」

松木さんは、あの後、

夜の１１時、２時、４時と来ました・・・。

「チョン切ろか・・」