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2007.04.02
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カテゴリ: 添加物
糖質の最後を締めくくる「非糖質系甘味料」の登場です。

非糖質系とは、原料が炭水化物=糖質から作られていない甘味料ということのようです。

共通した特徴は、ほぼ カロリーがゼロで甘味が強い ということです。

以下で簡単に整理していきたいと思います。


<非糖質系甘味料>

・ステビオサイド(ステビア)

パラグアイ原産のキク科の多年草ステビアの抽出物。

「南米原産でペルーの先住民は避妊に使用したとされるがその後の研究で避妊効果は否定された。
ブラジル及びパラグアイの先住民が単に甘味料として用いるだけでなく、医療用として、心臓病、高血圧、胸焼け、尿酸値を低くするなどの目的で使用してきた。」

「日本には1971年に導入された。ステビオサイドは砂糖の200~300倍の甘味度を持つが、4kal/g(砂糖と同等)という低カロリーであるため、ダイエット用食品や糖尿病患者用メニューなどに砂糖の代わりとして用いられている。」




「宮崎県のミカン栽培農家が堆肥として用い、有効であったことから、「 ステビア農法 」なる有機栽培農法も生まれている。」

「ステビアには、選択的殺菌作用(有用菌を殺さず、悪い菌を選択的に殺菌する作用)と有機リン系・有機塩素系殺虫剤を時間経過と共に分解する作用」があるためだそうです。

「ただし、ステビアの抽出物が食品添加物として認可されているのは日本、ブラジル、韓国などであり、アメリカやEU諸国、シンガポール、香港などでは認められていない。」

理由は、発ガン性や妊娠障害、生殖器への影響などの恐れがあるからだというのです。


日本ではさまざまな動物実験の結果、それらの影響は全く認められない安全な添加物として、すでに多くの食品、化粧品、医薬品、健康食品に使われています。


しかし、EUで許可にならないというのはひとつ気になるところです。
よって、現状ではなんとも判断の使用がないような気がします。

なぜなら過去の経緯から学ぶとすれば、同じ日本人として情けなくなりますが、日本のこうした判断基準、許可基準は全面的には信用できないところがあるからです。

そこには国民の健康よりも、企業の利益が優先されているようなところがみえるからです。


中南米で昔から薬としても使用されてきたとすれば、ある程度の安全性はあると考えられますが、逆に薬なのだとすれば何がしかの「副作用」もあるわけです。



あえて甘いものを「意識して頻繁に取る」必要はありません。


ステビア1.jpg


・グリチルリチン

マメ科の多年草の 甘草 の根に含まれる有効成分。

砂糖の140倍の甘味だが、特徴的な甘草の味があるため、砂糖の代用としてそのまま使用するには不適当。



「アメリカ合衆国においては安全性の認められた調味料ではあるが、甘味料としてではなくキャンディーや薬、タバコの味付けに用いられる。」

「日本では、1970年代に人工甘味料の安全性への懸念から、植物由来のグリチルリチンが代用甘味料として、同様に植物由来のステビアと共に一般的に使用されるようになった。」

「消化性潰瘍や炎症に効くという薬効もある反面、取りすぎるとステロイドホルモン代謝をかく乱する作用(具体的には高血圧や浮腫)があるため 1日の摂取量が200ミリグラムに制限されている 。」


甘草の根.jpg


グリチルリチン=甘草も漢方薬のような古来からの「薬」だということです。
取りすぎれば当然副作用がでるということです。

これももちろん、「意識して頻繁に取る」必要はありません。


次の2つが今日のメインです。
危険添加物としてはすでに有名になっています。


・サッカリン

「消防法による危険物(第四類 引火性液体、第一石油類)に指定されており、一定量以上の貯蔵には消防署への届出が必要である。」

「人体に対しては高濃度の存在下では麻酔作用がある他、毒性が強く、日本では毒劇法により医薬用外劇物に指定されている。」

という「 トルエン 」などから合成される。

「サッカリン含有の水溶液はショ糖の500~700倍という驚異的な甘味をもち、しびれるような刺激の後味を持つ。ただし高濃度では苦味を感じる。」

「サッカリン自体はほとんど水に溶けないためチューインガムにのみ使われ、通常は水溶性のナトリウム塩(サッカリンナトリウム)としていろいろな加工食品に用いられる。」

「1960年代に行われた動物実験で雄ラットに膀胱癌の発生が見られた(雌では見られず)ため、サッカリンには弱い発癌性があると考えられ、 一度は使用禁止 になった。」

「しかし、その後サルも含めて様々な動物で試験が行われ、他の動物では発癌性は示されなかったため、 現在では発癌性物質リストから削除されている 。」

「ただし、安全性維持のため、食品衛生法により各食品への 使用量が制限されており 、外装にその旨と使用量が記載されている。」

「世界100カ国で使用され、特にアメリカなどでは、現在も大量に使用されている。」


タール色素と同じように、サッカリンも石油から合成されているわけです。
何も好き好んで、数ある甘味料の中から、サッカリンを選択しなければならない必然的理由はありません。
「しびれるような甘さ」が好きなら別ですが。

疑いが事実かどうかの決着を待つまでもなく、 摂取するのはやめます


・アスパルテーム

天然アミノ酸の一種の「フェニルアラニン」と「アスパラギン酸」とが結合したもの。

とうもろこしから合成される。

砂糖の200倍という甘さを示すが、カロリーはゼロ。

フェニルケトン症(遺伝的な酵素欠陥のため,フェニルアラニンが分解できず、放っておくと脳の成長が阻害されて知恵遅れになる病気)の人のために、フェニルアラニンを含むことを示すため、「アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物」とも表記される。


天然成分由来にもかかわらず、安全性議論は依然として続いています。

一方は、自然のアミノ酸から作られている化合物であり、フェニルアラニンにしてもアスパラギン酸にしても、他の食物からも摂取しているわけだから、アスパルテームだけを危険物質ということは理屈に合わない、といった内容のことをいい、動物実験で裏付けられた「安全性を示すデータ」を持ち出します。

一方では、過激なまでに(少しでも摂取したら病気になってしまう的なイメージで)、「危険物質」であることを「さまざまなデータや学者の見解」から主張しています。

指摘されている危険性についての詳細は割愛します(ネット検索ですぐわかるので)。

ひとついえるのは、指摘されていることにいくらかでも真実があるのではと思ってしまったら、もうアスパルテームを使っている食品を食べることや、飲むことはできなくなるはずだということです(幸いなことにアスパルテームを使っている食品にはほぼ全て、他にも食品添加物が使われているので、迷うことなく摂取しませんが)。


人はどうしてこんなにも甘いものが好きなのか、不思議です。

カロリーゼロで、血糖値も上がらず、体にいっさい悪い影響を与えない(できれば体にいい作用がある)、そして安くておいしい、そういう甘味料があれば一番いいのでしょうが、そう甘い話はないというところでしょうか。

「カロリーゼロ」、「ダイエット飲料」などの名称の甘い食品にも釣られないことです。
カロリー以上にダメージを受けることになるかもしれません。


甘味料は全般に「酸性食品」のようです。
酸性食品 」はからだに負担をかけるといわれています。

よって、どんな甘味料にしても「 基本として甘いものは極力取らない 」、「 常習はしない 」ということ、これを結論にしたいと思います。



最後に、 食することはほとんどないはずですが 、追加で2つの新甘味料を上げておきます。


・アセスルファムカリウム(アセサルフェーム)

アスパルテームに次ぐ、第4の新甘味料。

砂糖の約200倍の甘さがあり、甘味質が柔らかで後に残らないという甘味料に適した性質を持つ(当然カロリーゼロ)。

安全性にも「特に問題なし」とのこと。


・スクラロース(スプレンダ)

正式名はトリクロロガラクトスクロース。
サッカリンやアスパルテームなどと違い、天然の糖をベースとしているのが特徴。

砂糖の約600倍と、甘味度ではアスパルテームを凌ぐ。やや後を引くものの砂糖に近い味質が特徴で、ダイエットコーラから焼き菓子まで使える汎用性の高さがウリ。

FDAやEU食品化学委員会などで安全性が確認されている。現在59カ国で認可されており、日本でも1999年に認可が下りている。

ただし、140℃以上で長時間処理すると塩化水素ガスが発生するとの報告がある。

米国ではアメリカではスプレンダ(Splenda)という商標で、卓上用のダイエット用甘味料として販売されている。
国内では、現在一般消費者向け販売は行っていない。












































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Last updated  2007.04.04 11:16:49
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