幾つかの祝詞が緩やかな風に流されていき
地鎮祭はつつがなく終わった
これが終わるとなぜか地の神様とお近づきになれたような気がする
フツフツとこの土地を愛する気持ちが沸いてくる
なんだか地面にキスでもできそうだ (←しないけど)
********
夕方公園で子猫を見つけた
薄茶色の手の平サイズ
やせ細っているけど人なつっこい
可愛かったので懐に抱いて少し遊んだ
息子はとても喜んだけど、娘は怖がった
帰るときに家までついて来た
ミルクを与えるとものすごい速さでピチャピチャ飲む
相当お腹が空いてたんだろう
でも可哀想だけどうちでは飼う事ができない
夜もう一度公園に連れ出して
元々居た場所の辺りにミルクと一緒に置いて来た
野良猫になるのもその子の運命
可愛い子だから誰かに拾われるのもまた運命だ
「あした、公園でまた猫見たい」
しきりに息子が言っていた
PR
New!
ken_wettonさんComments