ゆうあい工房

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蜃気楼さんと歌垣


       酒も飲まぬに 老いたしるしか  蜃気楼

 千鳥足 互いに支える 夫婦(めおと)かな
       老いは共に 歴史の中に    ゆう


この歳で パソコン片手の 奮闘記
       子等に語りし 自慢話しを  蜃気楼

 パソコンは 高齢社会の 必需品
       世界に広がる 楽しきほどに  ゆう


来る金も 出る金あれば 又来る
       金は天下の 回りものとも  蜃気楼

 まわる金 戻る日待てど 財布なし
       税金だけが 目の前に来る  ゆう

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恋や来い 歳はいらずと 何故に来る
        愛の手土産 熱き心で   蜃気楼

 恋は来る 年経しほどに 数多く
        手みやげ愛に 炎の如く  ゆう


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涙あり 笑いもありて この人生
        いずれも劣らぬ 波乱万   蜃気楼

 人生に 劇場開く 扉あり
        観客多く スポットをあび  ゆう


我もまた 忍ぶ術さえ 知らぬ恋
        想う心は 色に出にけり   蜃気楼

 しのぶ草 恋のつれづれ 花咲く日
        心の中に 秘めしときめき  ゆう

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こんなによくとってありましたのね。

懐かしいですね。

 想い出の歌垣懐かし散歩道
   月の明かりで歌詠みし日々
                ゆう

携帯でのやりとり、本当に月明かりで詠んでましたよ。
蜃気楼さんは犬の散歩でしたね。
東京へのバスから書き送ったこともありました。
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体力に 自信はあれど この我が身
       やはり老いたか 眠るが幸せ 
蜃気楼

 スポーツに 鍛えし身体 老いの身に
       疲れも暫し 睡眠のなか     ゆう


幼き日 下着と下駄の 新しさ
       枕元での 香り豊かな       蜃気楼

 枕辺で 台所より いい匂い
       おせち作りし 母の思いで     ゆう

遠き日に 歌詠む心 数あれど
       歌詠む術を 知らぬ若き日     蜃気楼

 歌を知る 中学時代 恩師有り
       点取り虫が 歌詠み人に      ゆう

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人は皆 恋する事を 望むのか
     恋と言う名に 憧れるのか   蜃気楼

 古の 歌垣集う 恋歌に
      憧れ抱く 吾もありとて    ゆう


ささやけど 愛の歌さえ しぶき声
      さえずりわたるは 遠い昔か   蜃気楼

 今もあり 愛の歌ほど 若返る
      年の差こえし ピンクレディーに  ゆう


妻となり 夫を操る 術を知る
       裏で舌出す 賢き夫      蜃気楼

 手綱とる 妻のあやつり 木偶うごく
       功名が辻 出世の陰に     ゆう

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細けれど 愛と言う名は 強きもの
        婚姻届け 薄きものなり  蜃気楼

 婚姻の 妻強くなり 守る法
        夫は寂しく 働きバチに   ゆう


もてあます 正月三日 身体萎え
        仕事に出るは 貧乏性なり  蜃気楼

 正月は 家族に奉仕 旅疲れ
        勤務に行きたし 会社の机  ゆう


風情なき プラスティックの 松飾り
        パックに包む 鏡餅かな  蜃気楼

 パックもち ゴキブリ防ぎ 鏡割り
        汁粉も旨し 日本の正月  ゆう

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恋をする乙女とますらお垣根越し
  歌に託して想いを告げる

それが歌垣です。
恋人だけでなく、家族友人でもありましたね。
貴族だけでなく、一般庶民も歌を読んだ日々があったのですね

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篭の鳥 一度は広き 大空に
        羽根を広げて 飛べる勇気も  蜃気楼

 籠あけて 大空かける 夢を見て
        襲う大鳥 うなされる宵   ゆう



通いあう 気持ちの管に 流るるは
        愛と言う名の 熱き心か   蜃気楼

 運命の 繋がる糸は 出雲かな
        管より細き 愛という名は  ゆう


華麗なる 時の流れに 篭の鳥
       恐れを知らぬ ふくよかなりし  蜃気楼

 籠の鳥 愛をささやく 歌声に
       テレビ報道 ギャラふところへ  ゆう

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歳行けば 顔を合わせて 言えずとも
        歌の深さに 我が身酔いしれ  蜃気楼

 通じ合う あうんの呼吸 年の功
        友の歌詠み 返す言葉に   ゆう


手を休め 遊び心に 歌を詠む
        急いた心に しばしの余裕   蜃気楼

  きらめきの 歌詠み返す 波のごと
        時を忘れて しばしのゆとり  ゆう  

さまざまな 痛みや傷も 今はただ
      良き想い出と 変わりぬるかな   蜃気楼

 恋模様 経し方思う 想いでは
      懐かしき時 歴史の彼方に   ゆう

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忙しさ 忘れてしばし 歌を詠む
      時の経つのが 恨めしくもあり 蜃気楼

師走には ゆとりを感ず 詩を詠み
      時の日めくり 明日は元旦   ゆう


しめ飾り 姿見せぬか 軒下に
      電飾流行りの 変な日本    蜃気楼  

高知では 紙の門松 玄関に
      新たな年を 共に迎える    ゆう

せつなさと 想い出だけに 浸るには    蜃気楼
      あまりに侘びし 恋模様

恋や恋 恋のあやなす 恋模様
      思いで治す アルバムのなか  ゆう 
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携帯電話での歌のやりとりです。

蘇る 青春の日々 今も尚
     出会いと別れ 悲喜こもごもか 蜃気楼


青春の 光輝く 学生を
     今も現役 キャンパスの中   ゆう


傷を負う ロマンの心 去りし今
     遥か昔の 悪戯な日々     蜃気楼

 傷いえし 年月たちて 思いでの
      遥か昔の 悪戯な日々    ゆう


鳴かぬなら 鳴かせてみせよう 愛の歌
      言うは安く 行い難し    蜃気楼

カナリヤは 歌を忘れて 籠の鳥
      愛の賛歌を ピーと鳴きつつ ゆう

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>歌を詠み まだ見ぬ人と 語らえば
        夜更けの暗さ いつしかロマンに 蜃気楼

ロマン有り 歌垣集う 古の
        男女の恋は あけぼののなか  ゆう
・・・・…

>夜も更けて 華やかなりし 町の灯も 
        行き交う人も 去る頃帰路に  蜃気楼

帰宅路に ネオンの光 暖かく
        暖簾をくぐる 歳末の宵   ゆう

・・・・…

永遠の 青春胸に 美しく
       老いて増々 恋に燃ゆるか  蜃気楼

熟年の 恋は静かに 燃え上がる
      消せぬ思いは 森林火災   ゆう
・・・・・・


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