ほんとの日々

ほんとの日々

2006年05月17日
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テーマ: カフェ話。(2100)
今年も  「二十歳の原点」 をやらせていただけることになりました。


「 もしも6月、悦子の命日月に日にちが空いていたら今年も二十歳の原点を 」

そう思って、4月の末に訪れた 阿佐ヶ谷の  名曲喫茶ウ゛ィオロン

で、今年もウ゛ィオロンは空いていたのです。

しかも、一度埋まっていた日付にぽっかりキャンセルが出たんだと。


ずうずうしいかもしれませんが、

「悦子はやっぱりまた生きたかったのだ」 と思ってしまいました。


今年の公演日は、悦子の命日と、悦子の敬愛していた太宰治の桜桃忌を挟んだ、

6月16日と25日です。




私には 「しんから生きるために自分と世間と、戦い続けた人」 に見えてなりません。


懸命に生きようとする人は、時に道化師です。

真剣過ぎて図らずも 道化 になってしまうこともあれば、

生き抜くために自ら 「お道化」 になることもある。


しかし、その滑稽さが哀しくて、愛しくて仕方がないのです。


悦子と太宰。

6月に散った道化の華が、たまゆらそっと、咲き誇りますように。





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最終更新日  2006年06月08日 20時10分01秒
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