ゆーじんちゃんのお部屋

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鍼の原理



我が国に高速道路、国道、県道があるように、人の体にも気血の流れる道があります。その道の中で高速道路と同じく大きいものを経脈と言って、国道のように少し小さなものを絡脈、国道からすり抜けて来た県道のように絡脈からすり抜けて来たもっと小さなものを手絡と呼びます。

経脈には12靜経と気経8脈というものがあって、絡脈は15個があり、手絡は数を数え切れない位多い。
そして経脈と絡脈を合わせた経絡には道路で停車場、レストハウス、トールゲートがあって、満ちたり出入りすることができるもののように、気血が体表表面に集まってパスする経穴という鍼をおく点があります。だから経穴は気血の流れを調節できる一番よい治療点になります。

漢方で体が病気になったことは、経絡を通じた気血の流れが円滑ではないとか、詰まったことと見ます。経穴に鍼をおくことは、この詰まった気血を貫いてくれて、疎通がよくできるようにして疾病を治療するのです。


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