目からウロコ

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食いモン道楽1

食い道楽のページ1~01年10月日記より


モンブラン11/15

モンブラン(弟の作品)



10月12日(金)
梅田高架下
明日仕事ではあるが、完全週休2日の友と一緒に
梅田のDDハウス前、高架下のお店で飲んだ。
お店の名前はsaladなんちゃら~という。
この「なんちゃら~」部分は単に覚えてないので省略しているが
英語表記だったと記憶している。
カラダのことを考えたメニューで、お店のおねいちゃんは
とってもべっぴんさんだった。ビールもよく冷えておいしかった
あー、素敵。これを読んだ方、ぜひ行ってみてください。


10月15日(月)
京都の夜
今日は学生時代の友と、懐かしの京都で食事をした。
木屋町をずっと三条~御池と上がってゆき、
御池をもうちょい北上したところにある
「京風中華 巴里亭」
というお店に入った。
四条~三条のお店には学生時代に随分飲ませていただいたのだが、
三条以北、ましてや御池なんて足を踏み入れたことがなかった。
ワタシたちも大人になったもんだ。
そのお店では、
鴨川からの風を静かに感じつつ、食事を楽しむ事ができた。
秋にぴったりのしっとりとした雰囲気でした。
「鳥とカシューナッツの炒めもの」がおいしかった。
ナッツがホント香ばしくって、なのに味はあっさり。
このへんが「京風」なのかも...
いや、待てよー...
「ゆば」やら「生麩」なんかもサラダに入ってたので、
素材が「京風」ってことなのかも。
そもそも京風って何さ。
京風ラーメンとか京風うどんとか京風カレーなんてのも
ジャンルとして存在するのかしら?
「京風」なんていうと何だかお上品であっさりすっきりした感じがするけど、
「大阪風」って付いてるととってもコテコテギトギトな感じがする。
大阪風中華なんて店に入ったら、
ギョウザにもソースと青のりを付けて食べなアカンような気がする。


10月19日(金)
ポッキー
今日は会社の同僚と帰りに飲みに行った。
その友と話していて盛り上がったのだが、
そもそもポッキーというお菓子は
ワタシ達の時代には滅多に食べれない高級おやつだった。
(どんな世代かは読んでピンと来た人にしか分からない)
お正月だとか、よそのお家にお邪魔した時にしか食することができなかった。
そういう時におもてなしの、しかも大人のお菓子であって、
菓子皿の上に一掴みほどのポッキーが乗ってたりするともう興奮状態。
でもやはりそこは「おもてなし」の場。
子供とはいえ、
あからさまにそれをムシャムシャポキポキ食べることは許されなかった。
目の前に鎮座ましますポッキー様は、
いつもそういう緊張感を持った場所でしか
お目にかかることができなかったと思う。
ほんとならチョコだけ舐めちゃって
最後はプリッツだけにしてムシャムシャ食べようか、
それとも先に持ち手のチョコ無しの部分だけを
ポキっと食べてしまってから
ゆっくりとチョコ&プリッツ部分を楽しむべきか、
いろいろな食し方を考えることができるのだ。
それはまさに「ポッキー道」という言葉があっても、大げさではないと思う。
その後遺症が、
会社のデスクの引き出しに隠し持っている
「ムースポッキー」だとか「フラン」である。
キャンディーなどは部署共通のお菓子缶に入れているのに、
みんなポッキー類だけはちゃんと各自密かに持っていて、
大事に仕事の合間に食べている。
ワタシはそれを知っているし、
もちろんみんなお互いそれを知ってるんだけども
「わけてくれ」などという人間もいない。
なんだか哀しい人間模様...あぁ罪な奴、ポッキー。


10月23日(火)
金沢のお菓子「麦笛」
ご近所さんにお土産をいただいた。
「麦笛」という和菓子で、金沢のお菓子である。
これがもうホントにおいしい。
外はメレンゲのようなシュワッサクッという感じのベージュ色の生地に被われ、
粉砂糖が薄く満遍なくかかっている。
その中にはこしあんにつつまれた栗がコロンと丸ごと入っていた。
この「栗が丸ごと」ってのは、とっても嬉しかった。
地味な外見と菓子の名前からは想像もしていなかったので
(作者の方、ゴメンなさい)
喜びもひとしおである。
例えるなら、衣替えの時に出したコートのポケットから
100円玉が見つかったような喜び。(ち、小せぇ...)
あぁ、人生って素晴らしい。


10月24日(水)
マカロニ惣菜
惣菜屋さんにお勤めしてる知り合いに、
マカロニサラダをおすそ分けしていただいた。(またモノもらってるし)
しかし、そのマカロニサラダたるや、
ゆでたマカロニを油で和えて、それに青のりをふりかけただけの代物...
味がしない。(もらったクセになんちゅー言い種)
そこでワタシは、
それにマヨネーズと刻んだネギと、
同じく刻んだ高菜のお漬け物を加えてみた。
よく和えて食べてみると...
不思議な味。(なんじゃ、それ)
初めて食べる味なのでおいしいのかおいしくないのか、よく分からない。
それでもどんどん食が進むので、きっとオイシイものなんだろうと思う。
それにしても家族の誰もそれを食べようとしてくれないのは、
とっても哀しいことだ。


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