激ウマビール




デュッセルドルフの地ビールは「 アルトビール 」と呼ばれる黒ビールであった。

これがなにしろ うまいっ!!!!!

街にはあちこちに、作りたてのビールを飲ませる店がある。
店の中も、外も、立ち飲みでビールをぐいぐい飲むドイツ人たちで一杯だ。

そこではグラスに注いである冷えたビールを、ウェイターがお盆に載せて
まわってくるんで、好きなだけもらって飲めばいいのだ。
飲んだ数は、コースターにボールペンでぴっ!って線を引いていくんで、
それで清算するわけだ。

日本のビールと違って、炭酸が少なく、ぐびぐび飲んでもあまり腹にたまらない。
香りが強く、ビールの味を堪能できる。
おいらはすっかりアルトビールの虜になった。

ドイツでウマイものと言えば「ソーセージ」も外せない。
各土地ごとに「地ビール」があるように、「地ソーセージ」もある。
茹でたもの、焼いたもの、揚げたもの。
パリッと弾ける皮と、中のジューシーな味わい。
これまたたまらなくウマイ!!!

で、ここから先は全ドイツ人には正座して聞いてもらいたいのだが、

なんで激ウマビールのおつまみに激ウマソーセージを食わないんだ!

ソーセージを食えばビールが飲みたくなり、
ビールを飲めばソーセージが食いたくなる。
あたりまえじゃない?

もうコレ、本当に不思議であったのだが、作りたてビールを飲ませる店には
「ビール」しかなかった。
そこではひたすらビール!ビール!ビール!なのである。
で、しこたま飲んでから小料理屋に行って、「ソーセージ」を一皿食って帰る。
どう?よく考えてくれ、ドイツ人達よ。
違うだろ?

ソーセージをパクッ!
ビールをぐびぐび~!
ぷはーーーーー!最高!
こうあるべきだろ?違うか?先生なにか間違った事言ってるか?なぁ!!!

はぁはぁ・・・・。


いや、最初からどっかのレストランに入って、ソーセージ盛り合わせとビールを
注文すりゃあ、簡単に実現するこたぁわかってんですけど、
やっぱあのビアガーデンみたいなとこで、作りたてのを飲みながら!食いたいの!

はぁはぁ・・・。

もし日本語が堪能なドイツ人の方、反論ありましたら
かかってこいや! (ウソ)


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: