飛行機は大嫌い






前回の日記で書いた通り、やたら飛行機に乗りまくっていたオイラ。
すっかり飛行機が嫌いになってしまった。
嫌い、つうか、怖い。

何が怖いかといいますとですね・・・・。

あの「余裕のなさ」が嫌。
例えば電車や船なんかを見てごらんなさいな。
出発!ってとき、一応ブザーなり汽笛なりを鳴らすものの、
まぁ、余裕で「ぼちぼち行きますか・・。どっこらしょ」くらいなもんですよ。
乗ってる方も、気が付いたら出発してた!ってくらい余裕がある。

ところが飛行機ってやつはイカン。
やれシートベルトを締めろだ、シートを倒すなだ、テーブルは倒すな、だ言って
皆に緊張感を与えたのち、
「さあ行くぞ! 行くぞ! 行くぞ! 行くぞ!
みたいな感じでジェットエンジンの音が急激に大きくなり、
突然、 どぉりゃぁああああああああ!
と滑走路を突進し始める。
で、突進が始まっちゃうと、もう止まれないんだな、これが。
滑走路の終わりが来るまでに離陸しないとドッカーン。
「あ、忘れ物!」とか言ってもダメ。止まれない。
で、飛び立ったが最後、目的地に着陸するまでは「止まれない」。
余裕無さすぎ。
もっとふわっと浮き上がって、すいすい飛べないもんかね。

だいたい、乗ったとたんに非常口だの、救命胴衣の着用方法など説明しますけど、
なんか「トラブルが起きること」を前提としてるみたいで嫌。
嘘でもいい。
「落ちる可能性?だはははは!あるわけないじゃない!」
と言ってくれ。

ある時、BA(英国航空)でデュッセルドルフに帰る際、悪天候でかなり揺れた。
突然ぐあーんと落ちたかと思うと、下から突き上げられるように急上昇したり。
さすがにこれはヤバイんじゃないの?と肘掛を壊れるんじゃないかってくらい
握り締めて恐怖に耐えていた。
そんな中、スチュワーデスのお姉さま達は、一応着席してシートベルトはしている
ものの、にこやかに談笑していた。
「ああ、彼女達にとってはこんなの日常茶飯事なんだ・・・。大丈夫なんだ・・。」と思って安心していた。
そうして、ぐわんぐわん蛇行しながらも、なんとか滑走路に着陸した瞬間、
おいらは見てしまった。
スチュワーデス同士が顔を見合わせて、心から安堵した表情で
拍手してるのを!
やっぱり危なかったんぢゃん!!!

できれば飛行機に乗るときは、自分だけでもパラシュートを着用したい


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