スペイン紀行 1





闘牛
スペインにやってきたのだ。↑到着したとたん、気の荒い闘牛に熱烈歓迎をうけた(ウソ)

出張であちこちの国に行くのとは、やっぱり全然違う。
帰りの飛行機に乗るまでの時間は、自由。
しょせん期限付きの自由ではあるが、それでもやっぱり自由!
さぁ、あっちウロウロ、こっちウロウロしてやるのだ。

最初に着いた街は「マドリード」。
う~ん、 良い!
ドイツに赴任して最初の長期休暇で、なぜスペイン行きを選んだかとゆーと、
あったかそうだから。
そんだけ。

なにしろ、冬のヨーロッパは寒いのである。
寒いだけでなく、日照時間が少ない。ホント、いつも曇っている。
そこいくと、スペインってなんとなく「カッ!」っと太陽が照りつけてるような
イメージありません??
そう、一足先の春、うまくいけば夏を味わいたかったのである。

で、スペインに降り立つと、狙い通り太陽は”ガツーン”と照りつけていたのである。
うむうむ。いいぞ、スペイン。


日中、とりあえず市内のあちこちに点在している有名な美術館を見てまわった。
すばらしい絵画たちがわんさかあった・・・ハズ。
・・・すみません。おいらにはその価値がよくわからなかったです。
一応、わかったような顔で「ふむふむ・・・・」とうなずきつつ1枚1枚見てましたけどね。
絵が好きで、「いつかスペインの○○美術館に行きたい!」と
夢見ている方からすれば、「もったいない!絵もわからんサルは漫画でも読んでろ!」と思われるかもしれませんが、でも・・・・。わかんないんだもん。
せいぜい「でかいなー」「きれいだなー」「あ、これ有名なやつだなー」くらいの感想・・。
ホント、すいません。

しかし、スペイン観光の本番は「夜」だ。しかも「深夜」。
ガイドブックに書いてあった通り、スペインの街が本当に盛り上がってくるのは
深夜0時を過ぎてからなのだ。

日中、太陽の照りつける中ウロウロ徘徊してバテバテになり
そこに魅力を感じて来たくせに「暑いよバーロー」などと悪態をついてホテルに逃げ戻り、
これもスペイン名物だもんね、と シエスタ をかます。
けっこう格好いいでしょ?Let’s シエスタ!


まぁ、日本語で言うとただの 昼寝 ですが。

で、夜も10時を過ぎてから再び出動。
異国でそんな時間にウロウロすることはあまりなかったのだが、そこはさすがスペイン。
街は「さあ、これからですよ~」って雰囲気に満ちていた。
レストランや映画館、カフェテリアからスーパーまでばりばり営業中。
そして街を歩く人、人、人。
小さな子供まで元気に走り回っている。

ガイドブックに載っていた「マヨール広場」に行ってみる。
ここは四方を建物に囲まれたでっかい中庭みたいな所なのだが、あちこちにカフェがあり、外で座ってビールが飲める。
そして、そこらじゅうでいろいろなストリートパフォーマンスが行われているのだ。
圧巻だったのが、二人のスペイン人の奏でるガットギターの演奏。
アンプもマイクも何も無い、本当の生演奏なのに、その迫力たるや鳥肌ものであった。
ビールでいい感じのほろ酔い加減となり、そんな演奏を聴けるなんて、
う~ん、スペイン最高!


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