独断と偏見のロ～～マンス

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2007/10/04

私という名の他人・・・マーゴット・ダルトン

テーマ：ロマンス小説　読書日記(461)

カテゴリ：読後感想

あらすじ
リーはわぴしく、孤独で、不安だった。
自分が何者かわからないというのが、
これほどやるせないものとは。
真夜中に、治安の悪い地区で
暴行を受けて倒れているのを発見されしばらく入院したあと、
夫だという男性の家に連れてこられた。
夫のボールは冷ややかな、ときには憎悪をこめた目で見る。
使用人たちにも嫌われているらしく、皆よそよそしい。

自分がどんな入間だったか知るにつれ、リーの心は痛んだ。
やがて、悲しい子供時代のことから順々に記憶が戻り始める。
自分はたしかに、今では心から愛しているポールを苦しめ続け、
離婚を迫られていた、残酷で派手好きなリー・テンプルなのだ。
そしてついにすべての記憶が戻った時、彼女は愕然とした。
私は夫に殺し屋を差し向けていたんだわ・・・！

独断と偏見
こ、こ、これは！！
ストーリーとしては大変面白かったです。
が、しっかぁっし！！
そんなに憎かったなら、そんなにイヤだったなら
記憶を失ってもそんなに愛したりはしないんじゃないかな？

まだ、実はヒロインはヒーローの妻とは
まったくの赤の他人で何ぞの間違いで取り違えられたんだ
とかの方がしっくり来るし
ヒーローも「今まさに追い出すはずだった」妻が帰ってきて
そんなにあっさり抱きたくなるなんて・・・

て、終始感じてしまいましたのよ・・・
ラストあたりでヒロインがヒーローの身代わりに
銃口の前に立つあたりはなかなかよろしかったですが・・・
まぁ、全ての矛盾は
面白いストーリー立てだったので目をつぶれるってもんですが

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