独断と偏見のロ～～マンス

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2008/01/28

悦楽の島・・・イーディス・セントジョージ

テーマ：ロマンス小説　読書日記(461)

カテゴリ：読後感想

あらすじ
ロビン・スチュアートは上司のウィレスローが
出張から帰ってくるのを心待ちにしていた。
二人の関係を仕事から一歩進め、もっと親密にしようと提案されていたからだ。
彼女も彼を気に入っていた。
ところが、ウィレスローの持ち帰った一枚の絵がロビンを変えてしまった。
その絵は画壇から姿を消して久しい
フィリップ・ホルトのものだったからだ。
フィージーの孤島で原住民と暮らしているフィリップに会うため

思いがけない事故のため孤島でフィリップと
二週間の生活を余儀なくされたロビンは
彼の腕の中で深い悦楽にとらえられていた。

独断と偏見
う～～ん、う～～ん、
視力がどんどん低下していき
芸術家生命が危うくなってしまったヒーロー
頂点に立っていたヒーローが
視力の低下とともに隠遁生活に引きこもった経緯はよくわかるけど
もう少しそのあたりの苦悩と言うか
葛藤と言うかが欲しかったかも・・・
で、それがあるからさらにヒロインを一度手放すと言うあたり

まぁ、初期のディザイアなのでそれを望むのは無理かと思いますが・・・
それよりも気になったのはヒロインの男関係
（そんな大げさなものではありませんが）
上司の男性は物語の展開上良しとしましょう。
しかし途中で若い芸術家が出てくるんですよ

この彼は一体何のために出てきたんじゃ？
ってかヒロイン、その対応は蛇の生殺しですぜ？
いや～～ちょっとワタクシの読み方がまずかったのか
もっと何か深い展開があったのを読み落としたのかも知れませんが
この彼がすごくかわいそうで
「え？なに？それだけで彼は退場しちゃうの？」
と、つぶやいてしまいましたことよ～～

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