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2008年09月30日
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カテゴリ: ゆきなねこの日記
先日、地元で救急救命の講習会があったので ダーリンと二人で参加をしてきました。

定員40名でおこなったのですが、メンバーはどちらかというと高年層の方ばかりで年齢層がちょっと違う二人は浮いておりました。

考えてみると、
「生命の危機のときどうしよう、対処を知っていた方がいいかも」
とおもって参加するのは、年齢を重ねたときの方が多いかもしれませんね。
それとも、ただ単に町内会の行事だったからかもですが。。。(^^;)

講習内容は
意識のない方と遭遇したときの救命の対処を学ぶもので、実際に人が傷病者になり、意識の確認や 119通報や今はやりのAED手配、呼吸の確認等を行いました。

傷病者発見のとき、意外に気をつけないといけない点は「周囲の安全確認」だそうです。


う~~む恐ろしい。。意外と傷病者発見に気をとられ忘れてしまいそうですが、とても大切だということを実感しました。

その後は、心肺停止状況の人形を使って 救急救命の一番のイメージである、人工呼吸と心臓マッサージの実習、そして今いろいろな所に設置されてきている、AEDの使用方法を行いました。

人工呼吸や心臓マッサージ。。映画などやドキュメンタリー番組でおこなっているのしかみた事がないゆきなにとって一番興味がありましたねぇ。

いざというときアレができたら。。どんなに心強いか、ゆきなねこだけでなく、そう思った事がある人は多いのではないでしょうか?

人工呼吸は上半身だけの心肺停止状態設定の人形の口に、各自配られた下のようなシートをあてておこないました。 

携帯式の人工呼吸用補助具です。救急箱・非常持出袋に。 人工呼吸用補助具「レサコS」

人工呼吸は感染症があると大変なのだそうで、こういうものがあるそうです。
救助をする立場の人も守られなければ助け合いになりません。
みるからに人工呼吸処置をしたくない傷病者も正直いるわけで、なのでシートがあっても、救命処置の中で実は省略してもいいそうです。もちろん罪には問われません。

うん。。道を歩いていたら、嘔吐や吐血していて得体のしれない病気かもしれない見知らぬ人が心肺停止で倒れていたら ましてそれが歯なんて磨いていない見るからに不潔な人だったら。。。。。悪いけど私は人工呼吸はできないかもです。。

でも知っていて悪いことはないこの呼吸、しっかり講習をうけました。

顎をあげ軌道を確保したあと、鼻をつまみ口を大きく包むように口で塞ぎ、お腹が上がるのがみてわかる程度の量を約1秒間かけて2回行うそうです。



が、ちょっと息切れをしていた自分が切なかったです。運動不足だなぁ。。

そのあと、たてつづけて心臓マッサージを30回行うのですが これが、思っていた以上に大変だった

1分間に100回のテンポで、胸が4~5cm沈むくらいの強さで圧迫するのですが、上手に体重をかけないと沈まないんです(><;)

肋骨がある部分ですものね。。当然といえば当然。。それを早いテンポで30回心臓マッサージ そして人工呼吸2回、そしてまた30回心臓マッサージ、そして人工呼吸。。救急車がくるまでおこなうそうです。

正直いって 一人では無理!!!!


疲れて休もうものなら2秒止めただけで 患者は影響が出てくるそうです。
疲れたからといって止めたら、今度はこっちが罪悪感。。。

参加していたおじ様おば様も 心臓マッサージがきつくて息切れ状態でぐったりとし どっちが救助される人?!状態でした。

これがもし、ゆきな一人でやっていたら、救急車が来る頃には一緒に連れていってもらわないといけないと思います

なので、119通報したときに、まわりの人をできるだけ沢山呼んでくださいね。と指導の先生はいっていましたが、ものすごく納得したと共に、命を助けるという大変さも実感しました。

その後、この実習にAEDの使用がプラスされたのですが、自動で機械が手順を指示し、患者の容態を調べてくれるけど 電気ショックをおこなったり他の人が感電しないように周りに指示をだしたりするのは処置をしている人ですから、自分が心臓マッサージでヘロヘロになっていたら処置は続かないなぁ。。と思ってしまいました。

ふとそんな中思い出したことが。。

実は、ダーリンと私、過去に偶然いろいろな事故現場に遭遇し何度か手助けを行ったことがあります。幸い、今まで心肺停止状態の方にはあいませんでしたが。。。

そういうとき、手助けをして協力している人はいますが、
何もせずに野次馬のような人達も大勢います。
写メを撮ったり、遠巻きで携帯で事故の実況中継を自慢げにしていたり。。。

手助けをした事が耳にはいると、口々に「かっこつけて馬鹿じゃない」「危ないじゃん。家族の事考えたことあるのかな?」「自分が何かあったらどうするんだ。考えて行動しないと」「素人のくせに、かかわった責任はどうするつもり?」という言葉を様々な方から沢山いただきます。

確かにその考えも間違えではありません。

でも、もし、家族がまきこまれていたら。。
目の前に大勢の人がいて、協力してもらえたら家族が助かるかもしれないとしたら。。
その考えはでてくるでしょうか。。

その人達も力を合わせれば、こういう心肺停止状態を目の前にしても、心臓マッサージのローテイションは楽になり、助かる率は高くなるだろうなぁ。。と深く思ってしまいました。

見知らぬ人への協力することの大切さを 改めて実感した救急救命の講習会

他にも誤飲で窒息しているときの処置法等、こまごまと面白い話と共に学ぶことができました

夢中で心臓マッサージの練習をおこなったので、講習を受け2日経った今も手の甲が痛くなっているけど、また機会があったら参加したいと思う充実した講習会でした。

ところで、AEDの機械 30万~70万するそうです。でも将来的には各家庭におけるくらいになるかも。。。といわれています。遅かれ早かれ身近になる機械ですから、ぜひ!皆さんも機会があったら救急救命の講習は参加をお勧めしちゃいまーす。(^^)





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最終更新日  2008年10月02日 02時45分14秒
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