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ゆっきい0223

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aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事前に現メディ…
2006年07月24日
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カテゴリ: 歯科関係
これは7月4日の日記です。

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昨日の続きです。

良く私が仕事をしていたときも、私が担当だとわかると

あからさまに嫌な顔をする人や、男の担当に変えてくれると

言ってくる人がいました。(おじさんに多い)

みんな、若い先生だと不安だと思うんですよね。(私は

若く見えるみたいだし)

でも実は年を取っていたらベテランというわけではないんです。



一つは結構年取ってから歯学部に入る人が多い、という単純な

理由です。

うちの学年でも現役と一浪が確かに多いんですが、もしかしたら

それと同じくらい(?)一度大学を出た人や中退した人も

いました。

医局に入ってからは国家試験を何度も落ちたり、浪人を

繰り返したりして10年くらい回り道していた人も結構いました。

そうすると見た目は年なのに、一年目なんですね。

でも患者さんは私よりもそっちの方が安心みたいなのです。

そして二つ目の理由、こっちの方がずっと問題なのですが。。。

一昨日お話したように大学院や研修医はその間は治療は



でも大学院の4年が終わって帰ってくると何故か5年目として

扱われます。

口腔外科医は抜歯が基本、抜歯が出来なければ何も出来ないと

私達は考えているのですが、抜歯の患者さんを配当されるのは

基本的に一年目がほとんどです。



いきなり5年目として扱われて、外来手術や癌の患者さんなんかを

配当されてしまうのです。

つまり基本を全くやらずに行き当たりばったりで応用をやらされるのです。

それじゃあ出来るわけないですよね!

しかも一応5年目というプライドもあるから、一から頑張ろうという

努力もなかなかできずにいい加減に見よう見まねにやっておしまい

になってしまうのです。

でも出世していくのに腕はあまり関係なくて、論文の数で

評価されるので、そういう人たちが時期が来ると出世していきます。

これは全然大げさな話ではなくて、2,3年目だった私が

15分くらいで抜ける歯を、20年以上の一応ベテランと

呼ばれる先生達はみな1時間以上かかって汗をかきながら

抜くんです。

だから上のほうの人たちは臨床を出来るだけしたくないので

下に任せて研究室に入り浸り、専攻生は大忙しと言う不思議な

ことがおきてしまうのです。

そんなこんなで、ああ馬鹿らしいなあ。私の方がずっと上手に

抜けるのに見た目で判断されて。。。しかもお金ももらえないし。

少し子育てして老けてから仕事した方が患者さんにも信頼されて

いいかも、なあんて、傲慢なようですが思うようになってしまいました。





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Last updated  2006年07月24日 15時01分17秒
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