ユッコのお取り寄せ喜怒哀楽

明日まで主人が京都に出張なので週末もお一人様してますわ。

今日はちょっとお馬さんのお話をしますわね。

競走馬の毛色の種類がどれだけあるか知ってるかしら？
ＪＲＡ（日本中央競馬会）に登録している毛色は全部で ８種類なのよ。

鹿毛・・・１番多い毛色。鹿の毛のように茶褐色。
　　　　　足と尻尾は黒色

黒鹿毛・・黒みがかかった鹿毛で、胴体が褐色を帯びている
　　　　　足と尻尾は黒色

栗毛・・・全身が黄褐色。
　　　　　足と尻尾も同じ
　　　　　栗毛の両親からは栗毛しか生まれない法則がある

栃栗毛・・栗毛よりもやや暗く、暗い黄褐色から茶色の毛色。
　　　　　足と尻尾も同じ

青鹿毛 黒鹿毛より黒く全身ほとんど黒色。
　　　　　鼻先や目元、臀部など部分的にわずかに褐色が見られる

青毛・・・全身真っ黒で最も黒い毛色。

芦毛・・・灰色の毛色。
　　　　　生まれたときは灰色や黒だが年を重ねるにつれ白くなっていく
　　　　　両親のどちらかが芦毛じゃないと芦毛はうまれない法則がある。

ほとんどはこの７色の毛色の馬なんだけど、他に白毛という生まれたときから真っ白な毛色があるの。
サラブレットではとても珍しい毛色でこの１００年間で５０頭くらいしか登録されていないのよ。

親からの遺伝で白毛が生まれるけど、突然変異で生まれることも多いらしいわ。

日本でも十数年前にこの突然変異で生まれた競走馬がいるの。

その馬の名前は 「シラユキヒメ」
お母さんは鹿毛、お父さんは青鹿毛にもかかわらず生まれたころから真っ白だったのよ。

馬主さんも粋な命名をすると思わない？

この 「シラユキヒメ」 メンデルの法則によって大体 ５０パーセントの確率で白毛が生まれるですって。

実際、今まで生んだ子供たち８頭のうち７頭が白毛（残り１頭は芦毛）なのよ。

シロクン、ホワイトベッセル、ユキチャン、シロベエ、マシュマロ、ブラマンジェといずれも白色に関連してる名前なのよ。

このうち ユキチャン という馬は中央競馬ではいまいちだったけど地方競馬に移籍後は活躍してアイドルホースになっていたわ

で、今注目を浴びてるのが３歳になる マシュマロ （牝）なのよ。

生まれて初めてのレースで勝ったんだけど白毛馬の新馬戦勝利はＪＲＡ史上初なんですって
そのあとのレースも勝ったし期待されてるわ。

でもこの前は惨敗しちゃった・・・

今度はがんばってね～