“飲食店の勉強代行業”大久保一彦の勉強録

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2024.11.28

天婦羅登良屋　＠横浜市　～岩井胡麻油香る老舗の味

テーマ：ジェームズオオクボの名物料理研究(209)

カテゴリ：外食調査録

天婦羅登良屋　＠横浜市　～岩井胡麻油香る老舗の味

　店は伊勢佐木町のそばの吉田町にあります。
この前に立ち寄った『横濱文明堂』から歩いても数分のところにあります。

　がらりと扉を開けると胡麻の香りが。これは、胸焼けするパターンかななんて思いましたが、結論を先に言うと杞憂に終わりました。

　割烹着の仲居さんに奥のテーブル席に案内されました。
それにしても歴史ある建物ですね。

　まずずはメニューをチェックしましょう。
一応、刺身は売り切れになることがあるので予約時に2人盛りの注文入れてあります。

お昼はご飯と味噌汁がついてくるようです。
いずれにせよデフォルトで車海老は入っていないので天ぷらと1本（500円らしい）を追加します。
それと小柱のぬた、胡瓜の古漬け、大根の葉のぬか漬け、ほうれん草のお浸し、里芋を注文します。
3人にしては量が多いようにも思います。

　まずは、ぬたが到着。

葱のシャキシャキ感がよく、小柱は粒が大きく、うまい！ですね。

続いて刺身が到着！！
鰹が山のように尖っています。

鮃、間八、鰹、鰤、障泥烏賊が盛り込まれています。
切りつけが大きく、ダイナミックですね。そして切りつけが綺麗。
さすが、職人の刺身ですね。

鰤も間八も勢いを感じます。
さすがですね。

続いて、小鉢がどんどんどん、と。

ほうれん草のお浸しはしゃきっとな。

最近は葉付きの大根があまり流通していないです。

胡瓜の古漬けは昔ながらで、衣かつぎの里芋はボリューム満点です。

さあ、メインの天ぷらが来ました。
油は岩井胡麻油でグレードが高い油を使っているようです。
岩井胡麻油は色は濃いですが、香りがよく軽い仕上がりが特徴のようです。

まずは車海老から。
独特なテクスチャと香りのころもに車海老があいますね。
天つゆとおろしがついていますが、別に塩をつけるわけでもなく味がありまして、そのままでいけます。そして、意外と軽いです。
頭も食べやすい固さでおいいしい。

白鱚は濃い味わいです。
蓮根はほくほく。

穴子はカリッとな。
思っていたより軽い天ぷらで、素材の味わいも深く、さすが老舗という感じですね。

男性のトイレに行く道すがら、何やら樽がありました。
満足して樽を知るという感じですね。

天婦羅登良屋
〒231-0041 神奈川県横浜市中区吉田町２−３
電話　045-251-2271
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