この体験で私が伝えたいこと


 私の場合は母親との 「言い争い」 というあまりよくない手段を通して脳に自分の目標を強く刻み付けました。一般的には 「ネガティブ思考の人には自分の目標は言わない方が良い」 といわれます。しかし 本当にモチベーションが高ければマイナスの反応をプラスに変えることも可能 だと思います。
 とは言え普通は周りからの暖かい励ましとかの方が望ましいと思います。自分は母親からはネガティブなリアクションがほとんどでしたが友人からは「頑張れよ!」という励ましの言葉はもらっていました。
 あと 「勝手に悲劇のヒーロー」作戦 は大成功でした(笑)。ほとんどの人が「自宅浪人で早、慶、上智に入れたらすげーよなー」って言ってくれました(^_^)。あとは高校のときに好きだった女の子にも「どこを受験するかは言わないけど受かったらあっと驚くような(大げさ!)ところを受ける」とか言ってモチベーションを高めてました。まあ子供だったから許してください(苦笑)。
 もう一つこれは声を大にして言いたいのですが 目標を達成すると自己イメージが高まります。 自分の場合はこれが顕著でした。自分は大学に入るまでは「自分は出来る」と思いたいけど自分の能力を信じ切れない人間でした。自分の考えを人に伝えることも苦手でした。他人の目がすごく気になったのもありますが自分に自信がなかったことが大きな原因だったと思います。
 それが大学に合格したことで大きく変わりました。それまでは3歳上の兄と比べられることを極度に嫌がっていたのが比較されても冷静に受け流せるようになったし、自分の考えも人に話せるようになっていきました。自分では気づいてなかったのですが大学4年の時に高校時代のクラスメートの1人が「お前ってそんなに自分の話とかしなかったのにな」と言って驚いていました。その時に初めて「あ、やっぱり変わったんだな」と実感しました。




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