たくみっちの日常

たくみっちの日常

4泊目~☆(7/28)


すっかり観光化されたこの場所は、すぐ横にゴルフ場とかあって、ちょっと興ざめ。でも本に出てくる恋人の小道やお化けの森を散策する事が出来る。
実は私はここに移住する迄赤毛のアンを読んだ事がなかった。2年前母が来て、そして今回叔母が来てPEIに行きたいと言ってなかったら、きっと今でも行く事のなかった土地。でもこの島はアンちゃんが無くても十分魅力的な島。風が気持ち良く、自然が優しい。来れて良かった。

アヴォンリーに行く。http://www.avonleavillage.com/index.php(写真のアンちゃんより今のアンちゃんの方が可愛かった!)
アンの村がそのまま現実化された場所。
勿論物語に出てくる皆が勢ぞろいなのだ。
本に出てくる色んな場面もお芝居で見せてくれる。
ここでの役者さんは朝から晩迄ずっと、その人物になっていなければならない。
凄いな~と思ったのは、暫くしてから30分位、大雨+雷と言う天気になった時でも、各家から、色んな人(役者)が入口に傘をとりに来て、お客さんの為に持って行ったんだけど、『ハイ○○元気かい?大変な雨だね~』等と、矢張り、物語の中の人物で、そのキャラクターその間々で演技をして暮らしているのだ。うーん、プロだな、と。

雨が小降りになってきたので、その後ロブスターを食べに行く。
22$(2500円位)でフルコース。お腹一杯!
PEIではロブスター+レモンメレンゲパイというのがセットらしい。
私はレモンメレンゲパイが苦手なので、島でとれたブルーベリーを使ったブルーベリーパイを注文する。美味しかった~!

夜は早めに帰る事に。
実は母の手足に湿疹が出ていて、かなり痒そう。
数日ずっと『大丈夫』と我慢していた母。でも顔はすぐれないし、気分も悪そうだし、病院へ連れて行く事に。
金曜日だからか、普通の病院が早くしまっていて、大病院の救急へ行く事に。
ビジターなので4万円位とられて(後で保険で払い戻しされるけど)、夜8時に到着して病院を出たのは夜中3時半頃。
救急にドクターが1人しかいなかったらしく、救急車で運ばれてくる命に関わる人は勿論先回しだし、子供も勿論先回し。
湿疹と言うマイナーエマージェンシーな母は見事に7時間半待ちました。

カナダの医療事情。
イマージェンシーに行っても6時間は待つ覚悟でなければならない。
友人が足の骨を折った。14歳の彼女は矢張り6時間待った。
母が5月初めに此方で交通事故にあった。
救急車で運ばれドクターに会う迄数時間。その後レントゲンとって又数時間。矢張り6~7時間は待った。(肩の骨にひびが入っていた)
全て命に別条が無いから。
分かってるけど、もうちょっとどうにかならないのか救急病院。

母は同日家へ帰され、外科のドクターのアポがとれたのは10日後。
そしてその時、リハビリを始めてくださいと言われた。その次のアポは6週間後。

専門医に会うのも1か月以上先でないとアポがとれない。それも紹介状があって、である。なかったら、もっとドクターに会うのがかかるんだって。
こんなだから手遅れになる人もいる。


朝4時頃、宿に到着して軽く体を洗い、あっと言う間に眠りに落ちてしまった。


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