のんびりゆりりの日記帳!(≧▽≦)☆

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愛してる


ふと、好きと愛しているはどう違うか考えてみる
漠然とは、「好き」より「愛している」の方が重いとわかる
好きという言葉は、相手が人・物に関係なく言える言葉
当然、人の性別も関係ない
たとえば、「私は、この小説が好き」
当たり前のように言える
好きとは、その対象に好意を抱いているだけの言葉
自分から見て、好きか嫌いかを区別するだけの言葉

好きと愛しているは似ている
感情を表現するときに用いるという上では似ている
先の例に当てはめてみると
「私は、この小説を愛している」
なぜか、そこまでは言えない
好きは好きだが、愛しているまではなぜか言えない
いくらその本が大好きだったとしても
そこまで愛情をそそぐほどのものではない
愛情をそそげるもの・・・
確かに、自分で愛情をそそいで書いた作品なら
そこまで言えるかもしれない
けれども、凄く共感したりその作者が好きでも
愛しているまでは到底思えない

好きと愛しているはなにが違うのか
相手が本や小説に例えても分かりにくい
そこで、私の今の感情に照らし合わせてみる
「私は、○○が好き」
好きなのは好きだけれども、
自分の今の気持ちを言葉に表すには凄く物足りない気がする
「私は、○○が大好き」
多少は、変わったような気がするが
やはり物足りない
「私は、○○を愛している」
今、比較して思った。
愛しているという言葉を言うには、
自分に凄く覚悟がいるように感じた
好きという言葉は、簡単に発することが出来るが
愛しているという言葉の裏には
自分に凄く覚悟が必要な気がした

「照れてしまうから、愛している」と言えない
誰もが、よくそう言う
確かに、この言葉を発するには照れてしまい言いにくいものがある
その裏を返せば、実はそれなりの覚悟が必要だから
簡単には言い出せないのではないだろうか
それだけ重い言葉だから、なかなか口に出せないのではないだろうか
心ではそう思っているが、相手に言うのは恥ずかしい
では、なぜ恥ずかしいのか
それは、自分の内面を曝け出してしまうような気がするから
自分の心の内を全て相手に見せてしまうような気がするから
人はみな、自分の心を見られたくない
「愛している」という言葉を発することは
自分の心を相手に見せてしまうことになる気がする
先に言った「それなりの覚悟」とは、そう言った覚悟ではないだろうか
自分の心を見せてしまってもいい・・と思う相手にしか言えない言葉
だから、なかなか言うことが出来ない
愛しているとはそれだけ重い言葉

好きだけど愛してはいない
矛盾しているような気がするが、なぜか言っている意味はわかる
相手を好きというのは好意を抱いているだけ
愛しているとは、人として見られたくない心の中を
見せてしまってもいいと思う相手にしか言えない言葉
それぐらい覚悟のいる言葉
私はその人を本当に愛しているのだろうか・・・
という考えは、
その人に本来、見られたくない心の内を見せてまで
愛情をそそぐことが出来るのだろうか・・・
そこまでする相手なのだろうか・・・
そこまで尽くせる人なのだろうか・・・
そういった複雑な考えが絡み合って、
「好きだけど愛しているとは言えない」といった矛盾した考えになる
それほど「愛している」とは覚悟のいる言葉

しかし、言葉というものは嘘でも言えることができる
本心を捻じ曲げて口に出すことができる
愛していると発した本人は相当の覚悟を持って言ったとしても
聞き手が疑心暗鬼ならその言葉は軽いものになってしまう
それは、相手も本当は信じたいけど、
今まで裏切られつづけてしまったから
その人のなかで、その言葉に重みが薄れてしまったから
だから、言葉で伝えるだけでは相手には伝わらない
気持ちを伝えるには言葉では足りない

好きと愛しているの違い
「私は○○を愛している」
実はこれでも自分の胸のうちを伝えるには足らない気がした
なにが足らないのか、
それは、ただの言葉にしか過ぎないからかもしれない
けれども、私はやはり相応の覚悟を持って言っている

「好き」という言葉は単なる感情でしかないけど、
「愛している」という言葉は自分の心に繋がる言葉
心の中を相手に伝える言葉
だから、私は○○を心から愛していると言える
心の中を見せても構わない
それだけ愛しているから

あなたを愛する覚悟・・・
自分が傷つくかもしれない
あなたを傷つけるかもしれない
それでも傍にいたい
それでも傍にいて欲しい
もう、辛いことから逃げ出すことはできない
必ずそれを乗り越えなければいけない
私はあなたを守りつづけたい
あなたは私に守られていて欲しい
それだけの覚悟を持って言える

私は○○○を心から愛している




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