昨日UPした making by em**
ソーイングpoche'e vol.9のロールアップ袖のシャツの襟ぐりを参考にさせていただきますね。
↑ は、襟ぐり出来上がり寸法です。
16cm+28cm+16cm+2cm(左右縫い代)のレシピどおりの4cm幅×62cmで縁取りバイアスを作ります。
フツウは、襟ぐりにギャザーを寄せて ↑の寸法に縮めてバイアスをつけますが、
ワタシは、バイアスの片側を開いて(コチラ側を先に身頃と縫い付けます)、
折ってあるほうのバイアスに出来寸の印をつけていきます。
↑の出来寸だと、バイアス端から1cm(縫い代)、16cm、28cm、16cm、1cmに所に印をつけます。
(参考画像)黒い線で引いてみました。わかりますか?
パイピングの方法には、裏からパイピングをつける方法と表から先につける方法がありますね。
ワタシはいつも裏から先にバイアスをつける方法でパイピングしています。
気のせい?かも知れないですが、裏から先のほうが仕上がりがキレイな気がします♪
1. はじめに両肩を縫い合わせ、ギャザー用の荒ミシンをかけた身頃に、
先ほど印をつけたバイアスの各印と合わさるところ(肩、後ろ中心、前端)に待ち針を打ちます。
2. 待ち針を打ち終わったら、ギャザーを寄せて出来寸に縮めて、縫い代部分に軽くアイロンをかけておきます。
(アイロンをかけることによってギャザーが落ち着いて片寄りが少なくなります)
このとき、縫い代よりはみ出してアイロンをかけると、せっかくのギャザーの山がつぶれてしまうので、
アイロンの先を使って、縫い代部分のギャザーを落ち着かせます。
3. 襟ぐり1周に待ち針が打ち終わりました。(待ち針の方向が本当ではありませんが気にしないでください(^▽^;)あは!)
4. 前端からバイアスの折り線に従って待ち針を抜きながらミシンをかけます。
5. 最初のミシンがけ終了。
6. 表に返して、アイロンの先を使ってバイアスを起こします。(ギャザーのしつけは取ってもOKです!)
7. 手前半分くらいアイロンをかけています。違いが分かりますか~? この一手間で仕上がりに差が出ます。
8. つぎは表からミシンをかけていきます。
9.10.12. バイアスを、先の縫い目が隠れるように待ち針を打ちます。
待ち針を打つ位置はバイアス端から1mmのところ
です。
11. その時裏の待ち針は、 縫い付けたバイアスの下
(上下逆になっていますが)を通っています。
13.14. 前端は目打ち(ワタシの必需品!)で縫い代を押し込みながら待ち針を打ちます。
15. 待ち針を打ち終わりました♪
パイピングには縫い目と針の落ちる場所が見えやすいファスナー付けなどに使う金具の【片押え金具】を使っています。
お使いのミシンによって針の落ちる位置が違いますので、試し縫いをして確認してくださいね!
16. 前端は縫いにくいので、送り歯が布に噛まないところや高さが合わないところに、ハギレで調整します。
目打ちを使いながら【超低速】で縫っていきます。
このときの縫い目は、パイピングの縫い目より【気持ち短め】にしたほうがキレイかも。
17. 9.~12.で待ち針を打った上を目打ちで押えながらミシンをかけていきます。
目打ちを使うと、布のブレが少なく安定して縫い進められます。
18. 表側の縫いあがり。 19. 裏側の縫いあがり。
裏側はバイアス下に縫い目が落ちています。
これで美しいパイピングの出来上がり~♪(自画自賛!爆)