The second step to 'the place'

The second step to 'the place'

Step12大人のバイオリン教室と秘密兵器到着




その時にとっておきの「秘密兵器」を持ってきてくれたのだ。


これさえあれば、100人リキ!!



その秘密兵器というのは、「チューナー」である。


日本にいたときにホントに遊び程度でギターをやっていたが

(Bコードと言う難しい押さえ方ができませんでした(^^;))


その時にチューニング用として初心者でも簡単に使える

デジタル表示のチューナーを買ったのだ。


これならギターに貼り付けて、スイッチを入れるだけで

今どのくらいの高さで、後どのくらいで正しい音になるのかが

一目瞭然にわかる。



そのチューナーがバイオリンでも実は大活躍なのだ!!


知っている人もいると思うが、バイオリンはギターのように

フレット(押さえる場所を決める金具の部分)

がついていない。


だから、この音はこの場所と覚えなければならない。


ここがバイオリンの大変なところでもあり、面白いところでもある。



絶対音感(英語ではパーフェクトピッチという)

を持っている人なら

ここを押さえると、この音。もう少し、向こう側かな、と

自分自身がチューナーとなり、自身でチューニングをすることができる。



しかし、残念ながら、私は絶対音感というものを持っていない。

そんな私にとって、正しい音、正しく押さえる位置を

目で見て知ることができる「チューナー」は

何よりも必要なものなのだ。


チューナーのおかげで、一人で練習しているときでも

どこを押さえればよいのか、正確に指の位置を知ることができるように

なったのだ!

\(^O^)/



火曜日、サビナ先生から紹介された素人の大人の集まりに

行ってみることにした。


我ながら度胸あるなと改めて思う。

実際、弾けるようになったとは言ってもわずか一ヶ月のひよっこである。

他の人たちに迷惑をかけるかもしれない。


しかし、サビナがこんな自分でも誘ってくれたのだ。

お世辞ではなく、本当に。


私はその親切心を素直に受け取った。

サビナが来てもいいと言ってくれたのだから行こう!

何よりも自分のやる気を認めてくれていたから

誘ってくれたのだろう。



会場の教会に到着。


サビナ、そしてマダムが二人と紳士が一人。


「こちらはユタ。Knoxで日本語の先生をしているの。

彼はまだ5回しかレッスンをしていないけれど、すごく練習しているの!

すごくいい生徒よ!!」


(*^-^*)照れます。

でもきちんとサビナが自分のことを評価してくれているのはすごくうれしい。

日本の指導者は、自分の生徒を他の人に紹介するときに

ほめて紹介することは珍しいような気がするのだが、そうではないだろうか?



サビナから紹介をしてもらい、他のメンバーと握手を交わす。

遅れてきたもう一人のマダムも合流し、練習開始。


「あの・・・、もし雑音出してしまったら、ごめんなさい。」

というと

「そんなの全然気にしなくてもいいよ!!」

と皆。

こういってもらえると、気が楽になる。

(^.^;)




オーケストラと言っていたから、もっと多くの人を想像していたが

チェロが1人、バイオリンが自分を含めて5人。

全6人の小さなオーケストラ。

(これをオーケストラと言っていいのかな?

「カルテット」は4人だと思うけれど、6人の場合は・・・うーむ。わからない。)



今の課題曲は「ドロウジー・マギー」と「キャンキャン」。

キャンキャンは一度やったことがある、前者の「ドロウジー・マギー」は

初めてだ。



私はサビナ、そして紳士と一緒にセカンドバイオリンというパートを

弾く。

初めてみる曲、そして初めて弾く曲。


難しい・・・速さについていけない。

それでも弾けるところだけはきちんと弾こうと心がけた。


みんなうまい!

聞くところによると、皆一年以上やっているのだそうだ。

使っているバイオリンも見るからに「高そう!」

というものである。



そこに学校のバイオリンを持った素人が一名。

私は初心者だが

素人も素人なりにうまくなろうと必死だ。



経験で言えば他の人たちの方が勝っており

一年以上とわずか一ヶ月満たないような初心者の私とは差は歴然である。

ただし練習量では圧倒的に私の方が多い。

と言ってくれるサビナ。

ここの方々は一人の時にあまり練習をしていないのだという。



練習次第でこれからいくらでも追いつけるはず!がんばるぞ!



以前やったことのある「キャンキャン」も、前のやつは入門用に

アレンジされた、もの。

今回は長く、そして前以上にトリッキーな指の動き。


二本の弦を一度に弾く「和音」も登場。

(ただ現段階ではまだ和音はやらず、上の音だけを弾く。)


あっという間に練習時間、終了。

(^O^;)ふぅ~。汗かいた~。


とにかく今は何回も練習して慣れるしかない。

難しいのは「スラー」。



♪⌒♪←こんな感じで♪がつながった記号である。

記号が示しているのは、「音をつなげて弾く」と言うことである。

この場所では弓を離さず、一息で弦をこすり

その間に指を変えて、音を変えなければならない。

(弓を放してしまうと音が切れてしまうので)

これは難しい。

要練習だ。




でも繰り返してやっていると、少しずつできるようになってくる。

この時は快感!!




家族が日本から持ってきてくれた楽譜で、今はジョンデンバーの

「カントリーロード」も先日のレッスンで練習した。


実は授業でこのカントリーロードを生徒と一緒に歌っている。

DVDを見てから子供達が日本語の歌詞に興味新進なので

歌詞をプリントして、イアン先生のギター(うまい)に合わせて

皆で合唱しているのだ。


「これにユタがバイオリン合わせれれば完璧だね!」


とおっしゃってくれましたが、さすがにまだまだの腕前なので現段階では無理でしょう。

(^^;)


でも将来的に、合唱に合わせれるぐらいの腕前になれたらと思います☆


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