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2023.03.04
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カテゴリ: 極右閣下の独り言
嵐の中、大地震発生 非常事態宣言―バヌアツ


南太平洋の島国バヌアツで、強力なサイクロンに見舞われている最中に大地震が発生し、政府は3日、国家非常事態を宣言した。
米地質調査所(USGS)によると、バヌアツ北部エスピリツサント島沖では3日早朝(日本時間同日未明)、マグニチュード(M)6.5の地震が発生。直後にM5.4の余震も起きた。
 バヌアツ赤十字の幹部は「揺れを感じたが、被害を確認しようにも強風で家の外に出られない」と語った。ただ、地震発生時「嵐のため住民はみんな眠れずに起きていた」と指摘。死傷者の情報は伝えられていないという。

 太平洋津波警報センター(米ハワイ)は「津波の恐れはない」と述べている。


バヌアツの法則は本当?地震発生時の対策も知ろう


バヌアツの法則とは、バヌアツという国でマグニチュード6以上の地震が起こると、日本でも2週間以内に同等以上の地震が発生するという法則です。

信ぴょう性については後述しますが、バヌアツでの地震が日本と連動する確率は60~70%ほどにもなるといわれています。

「バヌアツ」はどこにある?
バヌアツという国名は、聞き慣れない方も多いかもしれませんが、バヌアツはどこにある国なのでしょうか。

バヌアツは「バヌアツ共和国」といい、オーストラリアの近く、フィジーとニューカレドニアのあいだにある国です。800kmにわたって83の島があり、美しいサンゴ礁に囲まれています。

バヌアツ近海ではマグニチュード7を超えるような大きな地震が度々起きているのも、特徴の1つです。

バヌアツの法則は本当?
バヌアツの法則は当たるという意見がある反面、信ぴょう性が低い、この法則はうそだという意見もあります。バヌアツの法則の信ぴょう性について、プレート理論の観点や過去データから検証してみましょう。

プレート理論の観点
バヌアツも日本も、同じ太平洋プレートのなかに位置しているため、連動して地震が起こるといわれていますが、実はプレートが移動する方向は逆です。

バヌアツの太平洋プレートはオーストラリアプレートの方へもぐりこむのに対し、日本はフィリピン海プレートにもぐりこみます。反対方向へ働く力が、日本に影響するのは理論上ありえないため、プレート理論の観点から見てみると、バヌアツの法則の信ぴょう性は低いです。

過去のデータからの観点
2000年頃からの地震のデータを見てみると、バヌアツで地震が発生してから2か月以内に自信が起こったケースは少なくありません。

具体的には、日本で起きた以下の大きな地震とバヌアツでの地震も連動していました。

・2012年 三陸沖地震(5日後)
  バヌアツ)3月9日   → 日本)3月14日
・2016年 熊本地震(9日後)
  バヌアツ)4月7日   → 日本)4月16日
・2018年 北海道胆振東部地震(15日後)
  バヌアツ)8月22日 → 日本)9月6日
・2021年 福島沖地震(3日後)
  バヌアツ)2月10日 → 日本)2月13日

こうしたデータを見てみると、バヌアツの法則は本当のように思えます。冒頭でもご紹介した通り、バヌアツの法則の連動率は60~70%程度というのも、あながち間違いないのかもしれません。


東海地震とは


東海地震は、南海トラフ沿いで想定されている大規模地震(以下、「南海トラフ地震」という)のひとつで、駿河湾から静岡県の内陸部を想定震源域とするマグニチュード8クラスの地震です。この地域では、1854年の安政東海地震の発生から現在まで160年以上にわたり大規模地震が発生しておらず、さらに、駿河湾地域では御前崎の沈降や湾をはさんだ距離の縮みなど地殻のひずみの蓄積が認められていることから、「東海地震はいつ発生してもおかしくない」と考えられてきました。

 なお、南海トラフ地震は、概ね100~150年間隔で繰り返し発生しており、前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)、昭和南海地震(1946年))の発生から70年以上が経過した現在では、東海地震に限らず、南海トラフ全域で大規模地震発生の切迫性が高まっています。


南海トラフ地震について


 南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として概ね100~150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震です。前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)及び昭和南海地震(1946年))が発生してから70年以上が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきています。





東京防災
東京都総務局総合防災部防災管理課
東京都
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Last updated  2023.03.04 10:22:11
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