あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2009.05.02
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カテゴリ: 教育一般

【最近では、パソコンや携帯ゲーム機での学習ソフトも多く発売されるようになりました。ゲームについて頭を悩ませている保護者の思いについてはこれまでも紹介してきましたが、ゲームを利用した学習について保護者はどう考えているのでしょうか。(中略)全体的には37%が「使っている」という結果になりましたが、保護者のゲーム頻度によって大きく差が出ました。図2によれば、ゲームを「ときどきする」保護者と「まったくしない」保護者とでは、約20%の差があります。保護者がゲームをする家庭ほど、子どもも学習ソフトに親しんでいることがわかります。】 (【】内は記事から一部引用、Google ニュース/Benesse 教育情報サイト:2009年4月27日)

 調査対象が、この記事元のサイトであるので、ある程度割り引いて見る必要があるが、「ゲーム機またはゲーム的な要素がある学習ソフト」を使って学習している、こどもたちの多さに驚く。また、最近ゲーム機を授業に活用している学校や塾なども増えてきている。

 ゲーム機・パソコン・携帯電話の普及を考えれば、この様な状況はさして驚くべき事ではないかも知れないが、「ゲーム機またはゲーム的な要素がある学習ソフト(以下「ゲームを利用した学習」と記載)」に頼らなければならないような状況は、否定はしないが慎重に取り組む必要があるだろう。

 もし、「楽しく学習するため」とか「学習を好きになってもらうため」などの目的で、「ゲームを利用した学習」と言う方法を選択するのなら、その目的の裏に隠された側面に留意する必要がある。「楽しく学習できない」理由や「学習が好きになれない」理由を見極めずして、「ゲームを利用した学習」に取り組むのは、うわべだけの対策となりかねないのだ。

 このブログでも度々指摘している事だが、人間のみならず動物一般に、新しい事を知る事は生きていく上での大切な活動である。言い換えれば、知る事は本来動物たちにとって欠かせない根本的な生命活動の一つなのだ。だから、知る事が心地よく、知り得た時に喜びを感じる事が出来る方が、優位に生命活動を維持できる。それは、全ての動物のこどもたちが、好奇心旺盛である事でも理解できるだろう。
(続く)



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最終更新日  2009.05.02 17:23:37
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