あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2016.03.13
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カテゴリ: 諸事一般

大震災後かなりたった今日(3月29日)の時点で、各ボランティア団体が、現地拠点の確保で困っているそうだ。やたらと参与や補佐官を欲しがる首相が、災害ボランティア担当の首相補佐官を任命し、さらにその後の3月16日に内閣官房長官直属の「震災ボランティア連携室」が設置されて、2週間前後も経過して、この有様だ。

 ネット社会の時代、各ボランティア団体の活動の実態を知るには、補佐官も連携室もいらない。活動拠点は政府が率先して確保すべきなのだが、結局、少なくないボランティア団体は、自らの努力で活動拠点を確保している。そんな一方で、当の「災害ボランティア担当の首相補佐官」は、3月28日付けの自身の個人ブログで、極めて傍観者的な記事を書いている。

 本当は、目立ちがり屋さんの補佐官なのだが、それもままならず、上記日付のブログには、こう結んでいる「引き続き、コツコツ、黒子に徹して仕事を積み重ねていく」。黒子を馬鹿にしてはいけない。黒子なくては歌舞伎や文楽は成り立たない。献身的なボランティアの皆さんの方に、本当に役に立つ「黒子」であって欲しいと思っているのは、私だけではないだろう。

 このような無能な補佐官を任命した当の首相は、それに気付かないばかりか、原子力関係の参与や補佐官をさらに増やしている。これでは、ますます原子力安全・保安院や原子力安全委員会に対する、国民の信頼は失墜させることにもなる。

 それだけ信用できない原子力安全・保安院や原子力安全委員会なら、政府としての原発事故に関する会見は、補佐官や参与がするか、首相自らが会見すればいい。それもしないで、原子力安全・保安院や原子力安全委員会に会見させ続けるのは、あらぬ「風評」を拡大させるだけだろう。

 もっとも、すでに多くの国民は、そのことを見抜いて対応しているので、首相は反面教師として、今後もあがくだけあがけばいい。それだけ国民は賢くなるだろう。この国の復興は、一人の無能な首相に頼るのではなく、全ての国民が一つになって成し遂げよう!
(このブログ記事は、3月29日に書き始め、本日時点で追加・改定を加えている。)


(以上は、2011年3月31日のブログ記事です。)



遊邑エッセイ


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最終更新日  2016.03.13 16:27:08
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